折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

早朝散歩の「功徳」は、3つの清々しさ

2010-06-22 | 日常生活
受難の季節

今年も梅雨入り宣言が出たと言うものの、今のところ散歩に影響するような雨の日がほとんどないのは、愛犬のパールにとってラッキーと言うべきだろう。

しかし、梅雨の本番はこれから。

雨に降りこめられ、楽しみにしている朝、夕の散歩に行けない梅雨の季節、そして、梅雨が終われば、散歩に酷な暑い夏と、しばらくの間、愛犬のパールにとっては受難の季節が続くことになる。


サマータイム

その暑さ対策の一つとして例年行っているのが、朝の散歩の時間を繰り上げる『サマータイム』制。

いつもは梅雨明け後におこなっているこのサマータイム、今年は梅雨に入っても雨がふらず、蒸し暑い日が続いているので前倒し、今は5時半に起床している。(夏本番になれば5時起床)


3つの清々しさ

その1 朝の大気

蒸し暑くて、寝苦しくて、明け方近くやっと熟睡というパターンで、とかく睡眠不足になりがちなこの時期、そんな時もう一寝入りしたいという矢先に起きなければならないのは、本当にしんどい話である。

勇気を奮い起して、寝ぼけまなこをこすりこすり階下に降りて行くと愛犬のパールが跳ねまわり、駆け回り、歓迎の意を表している。

早々に準備をして、外に出る。

早朝の大気の何と清々しいことか。

冷たい水で顔を洗っても醒めない眠気が一気に覚醒してくるようだ。





その2 朝の挨拶

いつもの黒目川の散歩コース。

もうこの時間帯は、多くの人たちが散歩を楽しんでいる。

これまでより2時間も散歩の時間が繰り上がったので、出合う人たちの顔ぶれも違ってくる。

そんな人たちの中には、自分の方から朝の挨拶をしてくれる人もいるが、無言ですれ違うことが多い。

そんな時は、勇気を出して、こちらから『おはようございます』と声をかけるようにしている。そして、それを2,3日続けると、相手の方も『おはようございます』と挨拶を返してくれるようになる。

『おはようございます』のたった一言だけど、お互いが挨拶を交わした後の何と気持ちが清々しいことか。


その3 散歩の後のお楽しみ

1時間弱の散歩を終え、汗みどろ(犬は汗をかかないので、発汗機能として舌を長く出してハァ、ハァ荒い呼吸をしながら)になって帰宅する。

パールは、真っ先に水をがぶがぶと飲み、小生はバスルームに直行、熱いシャワーを浴びる。

その後、パールは朝食をがつがつと食べ、小生は冷たい牛乳でのどを潤す。

良く冷えた牛乳が細胞の隅々までしみわたり、生き返ったような気分である。

この爽快さ、清々しさが何ともたまらない。


かくして、早起きは三文の得という格言をかみしめ、散歩の余韻を楽しんでいると、かみさんが起きて来て、朝食の準備が始まる。

いつもの日常生活のスタートである。