ELFじ~さんのほっつきある記(キャンピングカー アラモのたび)

アラモで走る無計画のたびと車中泊。たび先で温泉を楽しみ、ちょっと山登りと自転車。あとは快適化、ときどきじ~さんの日常。

白樺のジンギスカンを食べた(8月26日 追加版)

2014年08月26日 | 2014/7-8 北海道のたび
 道の駅「しかおい」を出て国道274号線を美蔓パノラマパークに向かう。十勝平野を一望するパノラマが広がっていると期待していたが、あまり高いところでもなく方向的には日高山脈を望むところのようだ。少し晴れ間もあるが、残念ながら山の上の方ははガスで隠れている。


 のんびり走って昼食は帯広の南はずれ、ジンギスカン(成吉思汗)の「白樺」だ。ここは30年くらい前の最初の札幌勤務の時に来たことがある。その時はもっともっと小さな食堂だったという気がするが、おいしい店が繁盛するのはいいことだ。
  
 これでビールが飲めれば軽く3人前はいけるが、ノンアルコールビールで我慢して一人前ずつ食べた。
でもとても美味しかった。

 次に向かった先は「花畑牧場」。そこいら中、牛がいるかと思っていたが、売店とカフェ、見せるためのポニーと羊、アルパカくらいで拍子抜けした。ここはチーズが有名なようだ。が、ソフトクリームを食べた。これがかなりハードなソフトクリームで濃厚だ。こんなソフトクリームはなかなか食べられない。
  

 今夜は道の駅「忠類」の奥にある「ナウマン公園キャンプ場」。なんと無料だ。広々とした草地にクルマを乗り入れて、今回初めてカーサイドテントを張ってみた。




 今夜はこのテントの下でほっけとイカ、ホタテ、シシャモを焼いて夕食だ。
だが、夕食の前に温泉。ここから歩いて3分のナウマン温泉。無色透明のお湯は肌がつるつるする。しかし湯温が少し高めなので長く入っているわけにもいかない。露天風呂で入って出てを繰り返した。



 
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池田 ワイン城しか行けなかった(8月25日)

2014年08月25日 | 2014/7-8 北海道のたび
 道の駅「おとふけ」の特産品販売所の開店を待っていたが、10時になっても締め切ったまま。休業の張り紙もないし、どうなっているのかと思いつつ池田町のワイン城に向かう。

 今日は工場は休業のようだが、ワインの貯蔵庫とショップは開いている。ショップの片隅でワインの試飲ができるようになっている。自分はちょっとなめただけで味もわからない。奥は飲んでみて美味しかったといっている。結構なことだ。

 今度は再び西に走って帯広市内の温泉に入る。

「ローマノ福の湯」。温泉の銭湯だがいいお湯だ。北海道でいうところの「番茶」(ほうじ茶)の色で、適温かちょっとぬるめくらい。しばらく入っていると体に気泡がついてくる。成分の表示が見当たらなかったが、たぶん炭酸水素塩系なのだろうが、昨日の丸美ヶ丘温泉ホテルほど多くない感じだ。それでも良く温まるお湯で、浴槽から上半身を出してすわっていると汗の粒が浮いてくる。

 帯広市内で買い物の後、早々と今夜の泊地に向かう。
昨夜のおとふけは落ち着かなかったので、今夜は道の駅「しかおい」で車中泊をする。どうも街の中というより自然が多いところがいい。ここも田舎の街の中ではあるけれど。




 それにしてもここは涼しいというより肌寒い。17時半ごろ周辺を散歩したが半袖のポロシャツでは寒いくらいだった。鹿追町の18時は15.5度、広島市西区は27.9度だ。

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上士幌のナイタイ高原牧場のスケールに驚き、大草原の小さな家で腹十二分目(8月24日)

2014年08月24日 | 2014/7-8 北海道のたび
 今日も曇り空の下を出発。ナイタイ高原牧場に行ってみる。


 途中、道の駅「足寄湖」に立ち寄った。道路の脇に駐車場とトイレがあり、その上の段にメルヘンチックな建物が2棟建っていたので、ちょっと期待して上までクルマで上がってみた。

小さい手前側の建物が道の駅。中はレストランと小さなみやげ物のお店。
隣の大きな建物はチーズ工場なんだとか。この写真では手前の道の駅がずいぶん大きく写っているが、チーズ工場は奥に隠れていて道の駅の10倍くらいの規模。それにしても道の駅の特徴がないのが残念。何も買うものがなくて出てきた。もうひとつ、この上の段の駐車場まで車は一方通行の狭い坂を上下することになるが、下りの道は上から街路樹の枝葉が垂れ下がっていて、明らかにクルマの屋根をこすってしまった。ちょっと後悔した。

 さてナイタイ高原牧場の入り口まではナビが連れて行ってくれたが、そこから先がナビにも載っていない牧場内の道を10キロ以上も登って行って展望台。
途中で300度のパノラマを撮ってみた。

道路の線がいびつになっているが、それはともかく、言葉にして表現しにくい圧倒的なスケール感。上の展望台は下を見下ろす感じになるので、ぐるり見回すところで見てみたかった。

 ここは上士幌町営の牧場。広さが1,700ha展望台からの眺望もまたよかった。乳牛があちこちで群れを作って草を食べている。上士幌町観光協会のWEBページによると、乳牛の6ヶ月以上の低月齢牛を飼い主より預かり育成し、授精させ妊娠牛として分娩間近くなってから飼い主に戻すという、育成牛預託専門の牧場なのだそうだ。




 そろそろお昼時なのでちょっと遠いが「大草原の小さな家」に行って田舎料理バイキングを食べる。
  
建物の感じもカントリー調でなかなかいい。中は別棟が2つ集合していて案外広い。
 
料理は和食系の煮物が多く、なかなか美味しかった。特にひじきの煮物にほたての小さいのがごろっと入っていた。このランチプレートを2回お代わりして、カレーを食べ、さらにデザートは多すぎた。腹十二分目くらいになって苦しい。もう若くはないとつくづく思う。食後に裏手の牧場の方を散歩していたら、馬が一心に草を食べていた。じっと見ていたら馬も居心地悪いのかな。少し離れたところにとっとと行ってしまった。

 腹いっぱいのおなかを抱えて温泉に行こう。
今日は音更の丸美ヶ丘温泉ホテル。内湯だけしかないし、大浴槽のお湯が熱すぎる。手を入れて大丈夫と思ったが、ひざまで入ったところで飛び出てしまった。慎重に何回がお湯をかけてやっと肩まで入ったが3分ぐらいが限度。このお湯は旭温泉の「富士見の湯」のような黒いお湯。そうかイメージとしてはコーラのような色だ。そして成分もナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩・塩化物。
 もうひとつ小さな浴槽があって、こちらはほとんど色のないコーラ色?ぬるめで入っていて気持ちがいい。入ってすぐに体の体毛に気泡がまとわりつく。手のひらでおさえると泡の粒を押さえたような不思議な感覚がする。成分はナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩。こちらの小さな浴槽にたくさんの人が入り、大浴槽には人はまばらという面白い状況はホテル側でも承知しているだろうが、どうして??と思ってしまう。お湯はすごくいいんだけど、使い勝手が悪いのが残念。

 さて、今夜は道の駅「おとふけ」で車中泊。残念ながら駐車場も狭くちょっと落ち着かない。おまけに国道241号線に面していて遅くまで車の走行音が気になる。今は21時だがまだ食欲がない。
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弟子屈で洗濯して阿寒湖、オンネトーに行く(8月23日)

2014年08月23日 | 2014/7-8 北海道のたび
 昨夜半から結構激しい雨が屋根をたたいていた。朝には小降りになったが、今日は一日雨のようだ。昨日の朝の散歩の時に、道の駅の近くにコインランドリーを見つけておいた。ペンション「Birao」の横にコインランドリーの控えめな看板がある。今日はそこで洗濯。
 
家庭用の縦型の洗濯機だけかと思ったら、12Kg用を始めとして洗濯乾燥機が5台並んでいる。北海道はコインランドリーがなかなかない中で、ここでこれだけの所があってよかった。
 
 道の駅「摩周温泉」駐車場は、昨夜からの車中泊の車で8割方埋まっている。道路を挟んだ第二駐車場も半分くらい。いつまでもここにいては営業妨害になりそうなので、朝食を済ませて8時半ころに洗濯に向かった。

 乾燥に手間取ってかなり時間を消費したが、お昼を食べに行く。弟子屈ラーメン本店。注文はしょうゆラーメン。

かなり待ってからようやくラーメンが目の前に。麺にすばらしく腰があってスープも最高。
 
 これから阿寒横断道路を西に走る。双湖台までずっと上りが続く。このころから天候が回復し、時折太陽も出てくる。双湖台からは、パンケトー、ペンケトーもきれいに見えた。


 阿寒湖まで降りていくと雄阿寒岳の山頂まで見えるようになってきた。

阿寒湖からのパノラマ。


 オンネトーに行く。静かな湖だ。雌阿寒岳もきれいだがここから見る阿寒富士がいい。
 

 今日の温泉は雌阿寒温泉。阿寒湖ととは打って変わってひっそりとしている。しかし近づくと硫黄の温泉臭ががつんとくる。今日の入浴はオンネトー温泉 景福。

内湯は無色透明すぎて青く見える。丁度適温だが湯船の底に敷いた玉砂利の下から源泉が沸きあがってくる。露天はさらにぬるめのお湯。こちらは黄白色の析出物が岩風呂の底といわず縁といわずびっしり着いている。お湯は無色透明だが湯の花の白い粒がほんの少しある。含硫黄-マグネシウム・カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉だそうだが、源泉をなめてみるとちょっとすっぱい。しばらく入っていると肌がちょっとぴりぴりしてくる。温泉らしいお湯で昨日の川湯温泉に続けて満足した。

 この後は足寄に向かう。車中泊は道の駅「あしょろ銀河ホール21」。旧国鉄の足寄駅の跡に建てられている。旧駅舎やホームなども一部残されているようだ。
  
鉄道が廃止された後をどうしていくかというひとつの答えだろう。国鉄の駅が町の中心だっただけに、何かないと納まりが着かないのだろうなあ。
 中湧別もそうだが、中湧別は駅だけでなく保線区もあっただけに、喪失感は大きかったと思う。

 さて、この道の駅「あしょろ銀河ホール21」、まだ中に入ってはいないが駐車場が駅の両側に別れていて、真ん中のトイレまでが遠い。また21時を過ぎても前の国道241号をトラックがガンガン走る。




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屈斜路湖で温泉(8月22日 その2)

2014年08月22日 | 2014/7-8 北海道のたび
 弟子屈から周囲の山はまったく見えない。これでは摩周湖に行っても仕方ないし、美幌峠に上がっても何も見えないだろう。そこで屈斜路湖に行って温泉を楽しむことにした。
 最初は無料の露天風呂「古丹温泉」。残念ながら管理している人が清掃中。
 
清掃が終わって、お湯を入れても熱くてすぐには入れないそうだ。自然に冷めるのを待つので15時ころかなということだった。

 それなら先に進んで「砂湯」。ここは湖岸の砂を掘れば温泉がわいてくる。

足のくるぶしの上くらいになるまで砂を掘り、熱かったので湖の水が入るようにする。ベンチがおいてあるのを使わせてもらう。気持ちいい。だが足を砂の中にもぐらせると、あっちっち、砂に入れたところが赤くなった。

 ここの駐車場は道路の反対側にあって、広い。トイレもきれいだ。ここで車中泊でもいいのではないかと思うが、今日は食べるものがない。


 もうひとつ、川湯温泉で今度は入浴だ。川湯温泉の街に入っていくと、ぷ~んと硫黄の温泉臭さが漂ってくる。行ったところは川湯温泉公衆浴場。

内湯のみだが、窓を少し開けてあるので外の気持ちいい風が入ってくる。長四畳くらいの浴槽はどうやら源泉で少し熱め、その横の三畳くらいの浴槽は水ではないが微温湯。両方の浴槽共に深い。特に微温湯の方はお尻を底につけると鼻までお湯がくる。
ここのお湯はかなりの酸性で、硫黄臭さに加えてすっぱい匂いまで感じる。湯口のお湯をちょっとなめたらすっぱい。色は無色透明だが源泉湯の方はお湯の中に細かな湯の花の粒がぱらぱら泳いでいる。泉質は酸性・含鉄(Ⅱ)・硫黄-ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉(硫化水素型)、pHは1.6とのこと。すっぱいはずだ。ともかくとてもいい湯だった。

 帰りがけにもう一度「古丹温泉」に立ち寄ったが、入浴不可と書いてあったので、あきらめた。

 今夜は再び道の駅「摩周温泉」で泊る。
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