ELFじ~さんのほっつきある記(キャンピングカー アラモのたび)

アラモで走る無計画のたびと車中泊。たび先で温泉を楽しみ、ちょっと山登りと自転車。あとは快適化、ときどきじ~さんの日常。

湖畔の宿みどり荘のお湯につかって、道の駅「樋脇」に着いた(2015/2/28)写真追加と修整

2015年02月28日 | 2015/2 鹿児島に行ってみよう
朝、道の駅の周りを散歩していたら川べりにある桜の木が花をつけている。特に早咲きの品種という感じでもないが、もうすぐ春かな。





 今日は鹿児島県立吹上浜海浜公園に行ってみた。





 広いひろい! 芝生張りのサッカーグランドがいくつあるのだろう、他にもやはり芝生のおおきな広場もあるし、プール、ローラースケート場、キャンプ場そしてサイクルコースがある。このサイクルコースは長くて変化に富んでいる。レンタサイクルもある。自分の自転車を下ろしてこのコースをたっぷり2時間走り回った。ちょっと寒かったが十分楽しめた。

 




自転車歩行者用の立派な斜張橋まである。



 

 海岸と平行に走っている松林の道から海岸に出て行く通路があるので、海に出てみた。かなり遠浅の砂浜だ。ゴールデンウィークごろにはこの浜で砂の祭典という催しが開催されるそうだ。札幌雪祭りの雪像のような砂像をたくさん作るようだ。

今日の温泉は近くの吹上温泉 湖畔の宿みどり荘のお湯に入る。ここも実は「まっとうな温泉」の温泉手形がある。行ってみると趣のある素晴らしい宿。広い敷地の中に建物が点在し、その間の小道を歩いてお風呂に行く。先日の霧島のおりはし旅館をさらに高級にした感じ。






 

露天風呂はみどり池のすぐそばにあり、2×5メートル位の四角の石の浴槽。無色透明なのだが見た感じは青みがかって見える。ちょっと硫黄臭、少しはだがツルツルして、ゆったり入っている気持ちのいいお湯だ。湯口に柄杓が置いてあるので飲んでみると、よく茹でたゆで卵の味がした。この露天のお湯はここの源泉掛け流し100%で、内湯は源泉と共同配湯のお湯のミックスだそうだ。源泉は炭酸水素イオンが主なもので100mg程度だ。それでもこのお湯は良かった。ついでだがかかり湯は白濁した濁り湯だった。これがミックスした方だったのかな?

ここから今日の宿泊地である道の駅「樋脇」まで40キロ弱だが、雨が降ってきた。今夜もずっと雨かな。

 山を上って下がって樋脇についた。静かな道の駅だ。
本日は走行距離が86.8キロ、燃費は10.9Km/L。


 3月25日に道の駅「喜入」で立派な大根を買ったので、何とか消費しようと思って今夜はぶりの切り身を買って「ぶり大根」を作ってみた。みりんがないのでてりが今一つだが、芋焼酎のあてにはこれでは上品過ぎた。あらを使うと生ごみが出るので全部食べきれる食材でないとたびの半ばには使いにくい。

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開聞岳をぐるっとサイクリング、枕崎から道の駅「きんぽう木花館」(2015/2/27)

2015年02月27日 | 2015/2 鹿児島に行ってみよう
今日はまずまずの天気。長崎鼻に行くつもりで走っていたら、山川地熱発電所展示室 左折という看板があったので、迷わず左に入った、しばらく走ると畑の中に蒸気を上げているプラントが見えてきた。



建物に入ると見学者は当然のことだが自分一人。最初にシアターで映像を見せてくれるが、これが幼稚園児向けのようなアニメーションで呆れてしまった。来場者に合わせて何種類かあってもいいのではないかと思う。その後実際の発電設備を案内してもらった。



こちらの設備で地下2000メートルから高温の蒸気を取り出し、利用後の水を注入している。

自分としては日本の地熱発電をもっと増やしていくべきだと思っているが、色々な規制があるので九州電力はこれ以上積極的な投資は考えていないようだ。


 地熱発電所から見える特徴的な山、竹山。

次は長崎鼻。長崎鼻パーキングガーデンの駐車場にクルマを停めて歩いていく。

 



こちらは豊玉姫を祀る龍宮神社。

長崎鼻まで遊歩道が整備されている。海岸の岩場に降りることもできる。





ここから見る開聞岳が美しい。





ほどほどの天気で佐田岬や開聞岳はきれいに見えたが、沖の三島は見えず残念。


いよいよ開聞岳一周サイクリングに出かける。出発点はかいもん山麓ふれあい公園。



ここから右回りに開聞岳の周囲を回る。
開聞山麓自然公園の入り口ゲートの手前から左に入って、九州自然歩道に入っていく。







すぐに幅が2.5メートル位のトンネルに入る。このトンネルは照明がなく、天井に天窓を開けて明かり取りにしているという変なトンネルだ。山を開削できないから掘ったトンネルとも思えない。最初のは1キロ位あるだろうか、路面は荒れているしトンネル自体のアップダウンがあって走りにくい。すぐに2つ目のトンネルだ。こちらは短い。



スタートから30分も走るとセンターラインのある道路になって走りやすくなってくる。それでもここは九州自然歩道だ。





この道は海岸線よりも100メートル位上を通っているようだ。最初は木立に囲まれた山の中を走っている感じだが、スタートから40分位の所から海が見えるようになってくる。








ふれあい公園に戻っていく最後の坂は自転車を押して登らなければならなかったが、楽しめるコースだった。ちょっと距離的には20キロ程度で物足りないかな。

汗を流すために枕崎方面に走って枕崎なぎさ温泉にいく。この温泉は温泉プールの脇を少し奥には行ったところにある小さな建物なので、ナビがあってもすこし迷って行き過ぎてしまった。




 内湯はちょっと熱め。この内湯は公衆浴場の雰囲気だが、ドアを開けて露天風呂に出るとワーッと開放的だ。ここは海から50メートル位の崖の上、この海を一望できるように横に長い露天風呂の前面には何もない。露天のお湯はちょっとぬるめでゆっくり海を見ながら入るにはちょうどいい。
お湯そのものはほんの少し青みがかっているようだ。カルシウム・ナトリウム・硫酸塩・塩化物泉と書いてあったが、成分量が1.75gというかなり濃い温泉だ。

枕崎で魚を買おうと思って枕崎お魚センターに行ってみたが、鰹節のカチンカチンのやつはいろいろあったが、今食べたい刺身という感じのものはなかった。





 仕方なしに近所のスーパーに寄ってカツオのたたきなどを買ってから、小一時間走って今夜は道の駅「きんぽう木花館」で車中泊。




本日の走行距離は88.0キロ、燃費は10.4Km/L。
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知覧 特攻平和会館に行って、今夜は道の駅「山川港活お海道」(2015/2/26) 写真追加と修整

2015年02月26日 | 2015/2 鹿児島に行ってみよう
心配していた雨も明け方には小雨になってきた。道の駅「喜入」で野菜を買ってから知覧に向かう。知覧では特攻平和会館に行ってきた。太平洋戦争末期に若者がここから沖縄近海の米軍艦船に特攻攻撃に飛び立った場所だ。


  内部の展示は当時の陸軍関係の機材や軍服、資料もあるが、ほとんどは特攻で散った若者の写真と、彼らが記した遺書、遺言、絶筆、手紙、辞世、日記などで埋め尽くされている。ここ以外の基地から出撃した人の分もある。洗脳されて熱狂的になっているわけではない。覚悟を決めて冷静に心の内を表現した彼らの文字に涙腺が緩む。

知覧を発って指宿に向かう。今日の温泉は二月田温泉 殿様湯。といっても豪華なお風呂ではなく、極めてシンプルな共同温泉といったところ。ここも「まっとうな温泉」の温泉手形を使った。浴室に入ってすぐ目の前に小さな湯をためたお湯だまりがあったので、掛かり湯だと思って肩に掛けたらひどく熱かった。浴槽に入っている人たちが、「ダメだ、だめだ、それは熱いから」と言ってくれたがもう遅い。見た目でなく確かめないと危険があると改めて感じた。もっともそこに溜まっている源泉が加水もなくパイプを通って浴槽に流れ込んでいるのだから、浴槽のお湯も熱い。お湯はぼんやりとした濁り湯に見える。浴槽は4畳くらいで小さく縁に析出物が層になっているのは成分が多いということだ。ナトリウム塩化物泉だが硫酸イオンも多い。4箇所ほどカランもあるが、地元の人達は浴槽からお湯を汲んで身体を洗っていた。
建物を出たところに飲泉場があるので飲んでみたら、軽い塩気と昆布茶のような味がした。

今夜は道の駅「山川港活お海道」で車中泊だが、途中のスーパーマーケットで今日も鶏のたたきを買った。宮崎から鹿児島にかけて鶏のたたきや鶏刺しがうまい。



道の駅には海産物がいろいろあるはずなので、買い物を少なめにしたら何と海産物の店は17時頃にはほとんど閉まっていた。唯一あったのは、ブリのしゃぶしゃぶ。まあ、これでなんとか凌ぐことにする。



あれ、ぶりしゃぶの写真がない

今日の走行は64.4キロ、燃費は9.7Km/L。

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とりあえず携帯機器の電源確保(2015/2/25)

2015年02月25日 | アラモの快適化と車中泊・キャンプの快適化
インバータが死んだのでAC100Vのアダプターで充電していた携帯機器の充電ができなくなった。USB電源があれば充電できるが、DC24/12Vから5VのUSBソケットに出力するものは持っていない。
車内を見渡してみるとナビゲーションシステムがシガーライタソケットからminiUSBで給電しているのに気がついた。そして手持ちのモバイルバッテリーはminiUSBで充電して、USBソケットから1Aと2.1Aで給電できる。
そういうことでサブバッテリー側のシガーライタソケットにナビの電源アダプタを差し込んでモバイルバッテリーを充電し、モバイルバッテリーで携帯機器を充電することができるようになった。iPadも充電できたので、とりあえずはブログは継続できそうだ。 でも写真は家に帰ってからにしよう。
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霧島「おりはし旅館」の露天風呂でのんびり。ここは道の駅「喜入」(2015/2/25)写真追加と修整

2015年02月25日 | 2015/2 鹿児島に行ってみよう
道の駅「霧島」で少し水を補充してからバードラインを西に進み、丸尾の滝を見てきた。この滝はバードラインのすぐ側にあるのにこれまで通った時には気が付かなかった。東に向かって行く時には目に入りにくいのかも。今現在はこの滝のある所をバイパスする橋を作っているので、これからますます目立たなくなりそうだ。



駐車場はないが、滝のすぐそばで道路の路側が広くなっているので4台くらいは停められる。滝には温泉水が流れ込んでいるので、滝壺の水が青白色に見えている。

この先から霧島市街地に向かって下って行く。今日の温泉はかなり下ったところにある妙見温泉「おりはし旅館」。国道223号から橋を渡ってすぐの右手に入り口がある素朴な木造家屋で、このクルマではとても入って行けるとは思えない。諦めかけて少し進んでいくと「おりはし旅館 別館 山水荘駐車場」とあった。ここに停めて本館の受付に行った。じつはここも「まっとうな温泉」の無料入浴温泉手形があるのだ。受付の女将さんは快く承知して「露天風呂がいいですか?内湯がいいですか?」というので、迷わず「露天風呂をお願いします」。



ここは敷地の中に幾つかの建物があって、それぞれ浴槽があるようだ。教えてもらったのは「えのきの湯」で、着替えの小屋の奥に広い露天の岩風呂、誰もいないので独り占めだ。お湯は薄い緑白色のかすかな濁り湯で掛け流し、適温。湯口のお湯を舐めるとちょっと酸味と苦味を感じた。浴槽の岩には温泉の析出物が褐色になって厚いところでは3センチにもなっている。さらにこの析出層の表面にはサンゴのようなツノがビッシリと高さ5ミリくらいに成長したものが幅5センチくらいついている。こんなすごいお湯は初めてだ。相当に成分量が多いものと思われるが、分析した表示がなかった。
このお湯に出たり入ったりしながら、90分くらいのんびりしていた。困ったのは、先のサンゴのようなツノが背中に当たるので、浴槽の岩に背中を預けることができないことだ。でも気持ちのいい時間だった。今日はこれで十分だ。

霧島市街地に入っていくと、右に進むと「鹿児島神宮」という看板が目についた。大隅の国一之宮というのだから相当のものだ。迷わず右折した。
なかなかの規模の神社だ。主祭神は天津日高彦穂穂出見尊。え、どなたでしたか?いわゆる山幸彦さん。そして豊玉毘売命。



建物は彩飾されているタイプだが、霧島神宮よりもさらに落ち着いた朱色で、漆の色のように見える。さらに拝殿の前に舞台のような感じの勅使殿というのがあって、その横を通って拝殿の前に進むと、拝殿と本殿がつながっていて、本殿が開けっぴろげになっている。なかなかに興味深い神社だった。






お昼は隼人の慶で鹿児島ラーメン。麺は細いにもかかわらず最後までしっかりしているし、豚骨のスープがとにかく美味しい。チャーシューはとろとろ。平日はおにぎりがサービスということで、おにぎりを少し齧ってそれからスープを口に含んで口の中で混ぜて食べたら絶品。(親が生きていたら行儀が悪いと怒られそう)





近くにあった安い軽油\103を入れて、鹿児島市内に入る。広島市内でも市電の通っている道路は苦手なのでできるだけ避けて走っているが、ここではナビの指示するとおりに行くしかない。軌道を横切って右折するときに気を使う。



 混雑は嫌いなので何もなしに鹿児島市街を通過、イオンで今夜の夕食を買ってから道の駅「喜入」に。



 ここの車中泊は2回目だ、温泉もあるが、お昼前のおりはし旅館で十分だ。夕食はまたしても鶏のたたき。本当においしい。ここのところ毎日食べている。



 明日はかなり激しい雨が降るようだ。一時鹿児島のイオンに避難しようかな。明日の朝の天気予報を見て考えよう。

本日の走行は102.2キロ、燃費は12.0Km/L、山から降りてきたからだな。



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