ELFじ~さんのほっつきある記(キャンピングカー アラモのたび)

アラモで走る無計画のたびと車中泊。たび先で温泉を楽しみ、ちょっと山登りと自転車。あとは快適化、ときどきじ~さんの日常。

洗濯の後に再び道の駅「さるふつ公園」に(2015/7/31)

2015年07月31日 | 2015/7-8 北海道のたび 2
 今朝の稚内森林公園キャンプ場は霧の中。朝のうちに散歩に出たが、視界が200メートルくらいだ。

 

 当然100年記念塔も見えないし、視界のない中を登っていくのも意味がない。結局、氷雪の門まで行ってきた。


 ここでも前方は真っ白で、朝早いこともあって観光客の姿もない。

クルマに戻って朝食の後にコインランドリーに行く。



この店はクリーニングの取次店の併設になっていて、店の方に色々と世話を焼いていただけるので有難かった。

 相変わらす降りそうで降らないどんよりした天候だ。買い物のつもりで最北の百貨店 西条百貨店に行ったが、ついでにお昼を摂ってしばらく買い物をしてから、充電を兼ねて29日に走った道道1077号線を走って最北の森のドライブを楽しんだ。というよりも低速ギアで高回転を保ちながら気を使って走ったので、それ程楽しいわけでもない。



 オホーツク海に出てからは右は海岸段丘、左はオホーツク海という景色が続く。







この段丘の後ろは草原や熊笹の茂る丘かと思っていたが、結構起伏のある森だったというのが、自分としては改めての発見だな。今日のオホーツク海は静かだ。

さあ、今夜は道の駅「さるふつ公園」で車中泊だ。温泉はさるふつ温泉\300。無色透明のナトリウム塩化物泉であまり温泉らしさは感じられなかったが、さっぱりした。



本日の走行は57.6キロ、燃費は7.8Km/Lだが洗濯中に80分アイドリングで充電したりしたので、走行の燃費とはかけ離れている。
コメント

稚内港北防波堤ドームを訪れて副港市場のかき揚げ天丼Wに挑戦(2015/7/30)

2015年07月30日 | 2015/7-8 北海道のたび 2
 今朝は少し薄日が射しているが風が強い。

  

昨日張ったスクリーンテントは改造タープをフライのように屋根全面を覆うバージョンにして、テントも合わせてしっかりと大型ペグで固定しているが、吹き飛ばされそう。何も昨日展開することもなかったと反省。

 まず100年記念塔に行く。下の土産物店に入場する段階で料金がかかると、奥が憤慨していた。結局入場しなかったが・・・。


記念塔の下にきれいに花が咲き乱れている。花越しに稚内港を望む。



 次は昨年と同じく氷雪の門と九人の乙女の碑に行く。





 ここから丘を降りて道の駅「稚内」に。ここはJR稚内駅に間借りしている。





 JRの駅前広場に「日本最北端の線路」と表示のある黄色の車止めがある。昔はここまで稚内駅のホームが伸びていて、そのエンドが記念に残されているのかなと思ったが、さらにその先に線路があったという表示のような線が延びている。これはどういうことだろう。

 それはともかく港に出てみると丁度利尻・礼文航路のフェリーが到着したところだった。



そのまま港の中を歩いていくと巡視船が停泊中。



そのまま進むと芝生広場の中に屋外ステージがある。
 

このステージの裏もステージの高さ分高くなっているのだが、バックヤードにトラックから機材を搬入しやすくするためにトラックヤードのようなプラットホームになっているのに感心した。

 そして樺太航路の記念碑。後方にC55の動輪が残されている。




この稚内港北防波堤ドームはいつ訪れても素晴らしいものだ。北からの風波を避けるために建設された戦前樺太への連絡船が運行されていた頃は、ドームの内側に稚内桟橋駅の乗客用ホームがあったそうだ。つまり昔の鉄道最北端はこの稚内港桟橋駅のエンドということになるのか、はたまた当時は南樺太は日本領だったので樺太の鉄道線路の北の終点なのかわからなくなってきた。(稚内駅前の最北端というのは使われていなくても一番北にある鉄道線路ということかな)

 稚内駅のすぐそばの北市場を覗いてみたが、今ひとつ気分が乗らない。

 

 そこで昨年と同様副港市場に来てみた。

  

ここの海産物は基本的には土産品で、ほとんどは干物、乾き物、冷凍品。ものはいいかもしれないが高い。奥はふらふらと小物を売る店に行ってしまったので、市場の反対側の温泉への階段があるホールに行ってみた。ここにはかつての樺太の偲ぶものや昭和30年代のレトロな町並みを再現したものなどがあって、楽しめた。

  

 奥も戦利品を袋に入れて戻ってきたので2階の「底引き船」で昼食。奥は鮭親子丼、自分はかき揚げ丼ダブル\1,080に挑戦。






写真では一枚しか見えないが、大きなかき揚げが2枚乗っている。一枚を取り敢えず手前の小皿の上に乗せてから食べ始める。かき揚げはエビ、イカ、貝柱、あさり、玉ねぎが入っていて、全体的にサクサク、玉ねぎもバラバラにしてカリッと揚がった所とまとまったままでとろりと甘い所が使い分けられている。これ1枚だけあれば中生2杯はいけそうだ。ビールなしでこれだけの重量級は厳しい。最後にご飯を一口残した。

このあと市場内のスーパー「みなとストア」で夕食の材料を買う。今夜は外で魚を焼くので魚屋を物色していたら、「青鱒」ドーンと\1,500。こんな大きい魚をまるごと買うことはないから面白い。2枚おろしにしてさらに半分に切ってもらった。
 

半身は冷凍しておけば思い出して食べることもあるだろう。

それから温泉。副港市場内の「港の湯」もあるが、充電を兼ねて昨年に続き稚内温泉「童夢」に行く。


ノシャップを回って日本海側に出ると風が強い。温泉は建物の2階にあるのだが、露天風呂も風がピューピュー吹いてすぐに体が冷える。

 戻ってきたらいよい青鱒を焼く。1/4身だが身が厚いのでなかなか火が通らない。


 この他にソーセージや人参を焼き、大根のサラダも食べたので満腹した。昼もヘビー級だったし、太るかな。

 本日の走行は24.8キロ、燃費の5.1Km/Lは約1時間の充電運転込み。



コメント

宗谷丘陵フットパスは大失敗、森林公園キャンプ場に来た(2105/7/29)

2015年07月29日 | 2015/7-8 北海道のたび 2


 道の駅「さるふつ公園」の片隅でアイドリング充電を2時間行った。このため出発が遅れたが快調に走って宗谷岬に着いた。
 ここは昨年8月15日に続いての訪問、3回目かな。




日本最北端の碑の後ろの防波堤の上で最北端に立った足跡を写した。右側が北だ。


岬の後背部の宗谷岬公園にクルマを停めて、稚内フットパス・宗谷丘陵フットパスを歩いてみることにした。
  

 すぐ先にある回らない風車のあるみやげ物店のアルメリアまでは道路を歩くことは覚悟していたが、その先もどこまで行っても立派な舗装道路で、横を乗用車やバイクがビュンビュン走って行く。



 防疫制限の厳しい日本の牧場の中を歩かせろというつもりはないが(実はフットパスというので牧場の柵を開けて入って行ける小道を期待していた)、この舗装道路と牧柵の間の草むらに”それなりの”フットパスを作ってくれよと思いながら歩いて行った。本当に景色は雄大ですばらしい。







よく見れば道路の傍らにかわいらしい花もある。

  

 

しかしどこまで行ってもタイヤで走る道しか続いていない。40分位歩いてあきらめて引き返した。

 クルマに戻って改めてこの道を走ってみると、キャンピングカーで走れる快適な丘陵道路ですばらしいルートだ。





どこまでがフットパス分からないが、道道889号線を走り突き当たりを右に道道1072号線を稚内市街地に向かう道路は車も少なく、楽しく走ることができた。ところが空港脇の国道238号に出てくると広いが単調な道で面白くない。


 市内に入って食料品を買って昨年同様に森林公園キャンプ場に来た。とりあえず上の段にスクリーンテントを張ったが、今夜はスーパーマーケットの惣菜なのでわざわざ外で食べるほどのこともないとの奥の主張で、クルマの中で飲みつつブログを書いている。

 本日の走行は88.0キロだが、燃費の表示は7.6Km/L、宗谷岬公園の駐車場で1時間半位充電運転をしたので実走行は程遠い。





コメント (4)

道の駅「さるふつ公園」はさらに涼しい(2015/7/28)

2015年07月28日 | 2015/7-8 北海道のたび 2
 今朝のクッチャロ湖は曇り空の合間に薄日が差す天気。


少し気温も上がってくるし湿度が高いようで肌がべたべたする。ここのキャンプ場はチェックアウトの時間が決まっていないので、昼食を食べてから温泉に入り、猿払に行くことにした。

 街のスーパーマーケットで音威子府そばを売っていたのはリサーチ済み。今日は散歩を兼ねて歩いて買いに行く。片道2.5キロくらいだがちょっと汗ばむ。
確かに畠山製麺のそばで、ポリエチレンの包装になっている。再びこいつをざるそばにして食べる。うまい。


 温泉はもちろん「はまとんべつ温泉ウィング」。すっきりさっぱりした。

 町外れのベニヤ原生花園に立ち寄った。ところが2日前にクマが出たとのことで、奥のほうに行かないほうがいいと勧告された。命を懸けて花を見るほどのこともない。入り口付近を少しウロウロしただけだ。

  

  

  

  

はまなすはほとんど終期で大体は赤い実をつけていた。
展望台から原生花園全体を見渡すと単なる原野だが、その中に分け入っていけばいろいろと花が咲いていることだろう。


命には代えられないのであっさり退散。

 猿払に向かって窓をあけて走って行くと、どんどん外気の温度が下がって行った。クルマの外気温度計では26℃が猿払に来たら21℃だ。一体これはどういうことなの?

 道の駅「さるふつ公園」に着いた。


 建物が分散しているがこの「さるふつまるごと館」で冷凍のホタテの貝柱を売っている。


その中でフレーク1キロ\2,800を買った。冷凍なので冷凍庫に放り込んでおけばいつでも解凍して食べることができる。
フレークというのは玉の大きさが不ぞろいで欠けていたりする規格外品なので安くなっているとのこと。戻すときは塩水にそのままドボンと入れるといいとのこと。


キャンプ場の向こうに牧場が広がり、乳牛が草を食べている。本当にまっ平らで広い。


国道の向かいにモニュメントがあるので見に行った。
ソビエト連邦のインデギルカ号の遭難慰霊碑。インデギルカ号はカムチャッカでの秋漁を終えて帰国する漁師と家族1,064名を乗せていたが、昭和14年12月にここの沖で遭難し700名以上が亡くなったとのこと。稚内始めこの地の住民が救助活動に尽力したことにより多くの人が救助されたわけだが、ただこれだけのことがあったのに、かの国の扱いは極めてあっさりとしたものだ。思い出すのは紀州樫野埼のトルコ軍艦「エルトゥールル号」遭難(明治23年)の後のトルコでの扱いであり、今年は125周年行事としてトルコから軍艦が派遣されて記念行事が行われた。国民性の違いか政治体制の違いか軍艦と民間船の違いか、親しめるのはどちらだろう。



 この慰霊碑のすぐ下に遊歩道がある。そこに少しながら可憐な花がある。

  

 

この遊歩道からオホーツク海と南の浜頓別に続く海岸を望む。



本日の走行は36.1キロ、燃費は8.8Km/Lだが、途中で充電運転をしたりで実際の走行燃費は不明。ほかに1時間程度充電運転をしたので明日の午後までの電気は大丈夫だろう。


コメント

クッチャロ湖畔キャンプ場にもう一泊(2015/7/27)

2015年07月27日 | 2015/7-8 北海道のたび 2
 今日のクッチャロ湖は曇り空だがもう雨は降らないようだ。クルマの窓を開けておいたら7時に22度だった。このくらいが気持ちいい。少し風があるようだ。


 朝食前に1時間ばかり歩いてみることにした。
湖畔の道路を歩いていくと白鳥の観察小屋があった。

 

今は白鳥はおろかカモもいない。観察小屋の屋根にウミネコがとまっている程度、ここは海に近いからなあ。

 さらに進むと道路はどんどん湖から離れていく。この先にある程度湖岸を周る道があることを期待していたが、小さな散歩道すらなかった。


途中の道の脇に花が咲いている。

  

  

  

  

今頃菜の花の咲いている畑がある。ただ細い背丈の低い菜の花で、菜種を取るために育てているとはとても思えない。こぼれ種からまた芽を出したのかな?

 ぐるっと周って温泉のところまでくると、足湯がある。まだ誰もいない。


温泉を回りこんでキャンプ場の進入路にある花壇の花に蜂がきていた。


湖の桟橋からキャンプ場を見る。100キロマラソンが終わったらお客がずいぶん減った。


天候も回復してきたのでもう一日ここですごすことにした。そこで昼食と夕食を買いに市街地のスーパーマーケットに行く。昼食用にはささやかな「うに丼」\498。


午後になると空もかなり明るくなってきた。


時折のぞく日差しをさけて樹木の間にタープを張りなおした。


今日の夕食はこのタープの下で豪華に行こう。



もう何十年ぶりの毛がにです。地元のスーパーで冷凍ではあるが地元産(雄武沖産で小ぶりの2杯が\1,598)。小さいとはいえ久しぶりに毛がにを堪能しました。さらにイカの一夜干し、さらにスペアリブ。


大満足なんだけど今夜は単なるタープの下なので、蚊がどんどん集まってくる。かにを食べているときに蚊が寄ってくると困る、手がべちゃべちゃなのですぐに電撃ラケット(ナイス蚊ッチミニ)が振るえない。20匹以上撃退したが5,6箇所さされてしまった。

 十分満足満腹して片付けてクルマに戻る。16時ごろの管理センターからのお知らせでは今日浜頓別市街地で熊が目撃されたとのこと。こちらとは違う山に入っていったとのことだが、やはり怖いものがある。そんなこととは露知らず今朝はのんきに散歩していた。今夜は車の中だから身体的に被害を受ける可能性はないと思うが、テントキャンパーは相当心配なことだろう。






コメント