ELFじ~さんのほっつきある記(キャンピングカー アラモのたび)

アラモで走る無計画のたびと車中泊。たび先で温泉を楽しみ、ちょっと山登りと自転車。あとは快適化、ときどきじ~さんの日常。

2016年を振り返って (2016/12/31)

2016年12月31日 | 日記


 早いものでもう年の瀬だ。今年を振り返ってみると、ずっと電気、電気で振り回されていた。

4月20日にバッテリーの放電試験を行ったところ、ほとんど劣化していないという結果が出たところまでは良かった。ところが7月4日に車載AC充電器で充電していたら、またバッテリーの一組が爆発寸前。要するに過充電によってバッテリー内部の電気分解ガスが大量に発生し、同時に発熱したので密閉されたバッテリーを膨張させたようだ。



 ちょうど北海道に出かける前の週だったので、あまり検討する時間もなく、すぐに調達できて電装BOXに収まるという条件で次のバッテリーを選んだ。それが G&Yu SMF27MS-730 だ。

 ところがこのバッテリーが大外れというか、自分のキャンカーの行動スタイルに全く合わないバッテリーだった。基本的な問題は走行充電ではあまり充電できないということだ。23.8V程度まで放電したバッテリーを走行充電で充電しようとすると、最初は30A以上でぐんぐん充電していくが、2時間もすると10A程度になる。(24V210AH相当)走行充電ではクルマのオルタネータが電圧を制限して、充電が進むと27.6V程度しか出なくなるので相当長時間走っていても75%程度までしか充電できないようだ。

 キャンピングカーのサブバッテリーは低い充電電圧でもぐんぐん充電してくれるバッテリーでなければ長期たびには使えない。ただそういうバッテリーは高価だ。それは今後考えることにしよう。

 そしていよいよソーラー充電を始めようということにした。ちょうどメール会員になって、ソーラーについて勉強していた「蓄電システム」さんが割引セールで60歳台は6%引きというのをやっていた。それに飛びついて150Wのパネル3枚に30Aのチャージコントローラーのセットを購入して、1か月くらい時間をかけて取り付けた。今は太陽高度が低い時期なのでパネルの能力の半分くらいの230Wの発電だが、春から夏にかけては15Aくらい充電できるかな。真夏は温度が上がるので効率が落ちるそうだ。そうはいってもお日様さえ出ていれば、長時間高い電圧で充電できるので、長期たびになる北海道ではかなり期待できそうだ。



 次に今年のアラモの走行距離は約18,500キロだ。そして142泊、151日が旅の全行程だ。ブログで振り返ってみると、同じコースを何度も走っているので、観光で見て回るということよりも、行って何かをするか何もしないでのんびりしているかというパターンになってきた。その中で行って良かったところは大雪山旭岳、雨竜沼湿原だなあ。







やり始めたことはパークゴルフですっかりはまってしまった。ただ帰ってきたらテンションが急降下なのは、北海道だからいいのかな。

 今年も恒例になった年2回の四国のうどん食べまくりも、有名店はほぼ回って今年は自分の口に合う店に2回目3回目のチャレンジということになっている。



 来年は電気の悩みから解放されてどんなたびになるだろうか?
いやいやまだまだ電気の話題は奥が深いのかもしれないよ。


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順調に帰宅  (2016/12/17)

2016年12月17日 | 1016/12 九州...
 道の駅「きららあじす」から「周南ソレーネ」に立ちよって、しばし休憩。
穏やかな天候の中を順調に帰宅した。

 通常の土曜日なら宮島口付近はかなりの渋滞があるところだが、あっけなく通過して帰ってきた。ただ、自宅の駐車スペースに暗くなってからバックで入っていくのは、まだ慣れていないのでちょっと不安なところがある。なにしろ真っ暗なところをバックランプに照らされたバックカメラを見ながら、後退するのだ。

 これは明るいLEDバックアップランプに交換した方がよさそうだ。




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山口県まで戻ってきたがサンサンとした日差しでもなかったようだ (2016/12/16-2)

2016年12月16日 | 1016/12 九州...
 道の駅「豊前おこしかけ」から頑張って走って山口県まで戻ってきた。今日は道の駅「きららあじす」泊まりだ。



 山口県に戻ってきたら空は青く夕日があたると暖かくなるくらい差し込んでいる。道の駅の売店でそう言ったら、午前中は雪が降ったりして寒かったそうだ。そうか別府から周防灘の沿岸は同じような天候だったのか。

 別府から約200キロの道のりを走って、時間にすると5時間以上走行充電していたわけだ。でもSUB1にはあまり充電されていない。消費電流はわずかなのに25.5Vしかない。もっと入りのいいバッテリーを物色する必要がある。



 今夜は幸いにもSUB2が25.3Vあるので、SUB1の電圧が下がってきたら程々のところで直結にしよう。





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大風の別府湾SAから退散、そして道の駅「豊前おこしかけ」からも退散 (2016/12/16)

2016年12月16日 | 1016/12 九州...
 別府湾SAでの昨夜の風は強烈だった。一晩中ビュービューとうなりをあげて、クルマがゆさゆさゆれる。横風なのでソーラーパネルの張り出したところがちょうど風を受ける形になってしまった。おまけに雪まで降ってきて右サイドの窓枠に白く張り付いている。積もることはないと思うが、凍結したらちょっと面倒だ。そうなれば昼までSAにいて、暖かくなってから走ればいいと覚悟を決めた。

 別府の天気予報では3~4メートルの風ということだが、このSAは吹き曝しの高いところにあって、風をもろに受けているようだ。風に向かって歩いていくのが困難なくらいだったので、風速15メートルくらいなのだろう。

 さて昨日は道の駅「くにさき」で西の関の本醸造の生酒を買ってきた。



ちょっと甘めだがすっきりしたお酒だ。実は初めて西の関を飲んだのは40年ほど前で、秘蔵酒というちょっと特殊なお酒だった。醸造してから3年、5年と熟成させていた。これがそれまで飲んだことのないようなすっきりとして香りのいいお酒だった。値段が高いのでそうそう飲むことはなかった。今も西の関の純米酒を買うことがあるが、こちらはちょっと重めのようだ。

 その西の関の生酒に合わせて、別府のスーパーでしめさばを買った。地元産でかなり身も厚い。締め具合もちょうどいいのだが、脂の乗りが今一つなのは残念。



 それはそれとして、別府湾SAの朝は少し晴れてきたが時々雪が舞っている。





 SAの建物まで歩いてみたが路面が凍結している様子はなかった。下の方の別府市内を見ると明るくなっている。



ただしここは風がますます強くなってきた。早めに退散しよう。

 東九州道の下り線で隣にある別府ICまですぐそこだ。50キロ規制だったが乗用車はガンガン走っていく。自分としては横風が怖いので本当に50キロ以下でゆっくり走っていたが、橋の上では横風に翻弄された。従来から横風には弱いクルマだが、パネルを付けたのでさらに不安定になった。

 別府の市街地まで降りてくると風は嘘のように収まった。ここからは国道10号線に出てとりあえず道の駅「豊前おこしかけ」まで行ってお昼だ。そして柿が1箱1,000円だったのでそいつを買って奥へのお土産ということにしよう。

 豊前おこしかけに着いたら柿は売り切れ、弁当の売り場では作業員風の人が防寒上着の襟元で口を隠してコホンコホンとやりながら、あれこれ物色していた。いやいや勘弁してほしい。こんなところで風邪はもらいたくないと、あとも見ずに退散して店から出た。

 外の売店の小屋の横を通ると、ちょっと値段は高いが柿があった。何も買わないのも引っかかるのでここでひと箱買っていこう。



 

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重ねて訪ねて日本の美を再認識した杵築城下 (2016/12/15-2)

2016年12月15日 | 1016/12 九州...
 「くにさき」の天候は今一つのところだが、南下していけば天気が良いようだ。ここまで来たので別府温泉に入ろうかと進んでいった。

 その途中の杵築城下は江戸時代の街並みがしっかりと残っている中でも、自分としては美しい町として記憶に残る街だ。何度も訪れたい街でもある。

 ということで再びこの街にやってきた。ここでは観光客用の駐車場をあちこち渡り歩くよりも、一か所に停めて歩く方が街の雰囲気が味わえるのでいいと思う。

 3年前に来たときもそうだったが杵築小学校の入り口の駐車場にクルマを停めて、ここから城下を歩き回る。杵築の城下は城に向かって東西に延びる山筋(尾根)が二本。北側の山筋が北台、南側が南台でともに武士の住まい。その間の谷筋が商人の店・住まいという住みわけで、尾根の上の上級武士の住居はよく保存されている。

 クルマを停めたところから出ると、北台から商人町に降りる酢屋の坂。なかなか雰囲気のある道だ。





左に行くと杵築城に向かう道で北台の武家屋敷が並んでいる。





このあたりは家老級の武家屋敷ということで立派な屋敷だ。



そのうちの能見邸が公開(無料)されている。おばあちゃんが頑張って暮らしておられたそうだが、維持できないので市に寄付されたそうだ。





 能見家は5代目藩主の9男が立家したそうで、家老職の家柄だそうだ。これを見ると杵築藩というのはなかなか裕福な藩だったようだ。



 このまま杵築城に向かう。天守台の手前にある石造物の公園は見ごたえがある。市内各地から管理できない古の石造物を移設したそうだ。





 尾根の先端にある天守閣は小さい。



日本で一番小さい天守閣だそうだ。まあ、もともとこれを作った頃には天守閣なぞいらない時代だったはずだ。城の象徴として殿様が欲しがったのだろうか。

  さて今度は南台の塩屋の坂から北台の酢屋の坂を望む風景だ。



 そして南台の西の端から杵築城を見るとこんな風になる。



 さて、ここから別府市内に走って温泉だが、駐車場が広くて露天があって安いところで探すと、堀田温泉、@210。



 温泉から出て、今夜はどうするかなんだが、別府市内は車中泊のできる場所がない。せっかくここまで上がってきた(堀田温泉はかなり高台に上がったところにある)ので、高速道路の別府湾SAに入って車中泊しよう。別府湾SAにはスマートICがあるのでそこから入って、明日は一区間走って別府ICで出ようか。

 ということで夕食を買って別府湾SAに来たが、凄い風でクルマがゆさゆさ。まさかソーラーパネルが吹っ飛ぶことはないと思う。がっちり補強も入れて負荷が分散できるようにしてFRPの屋根に固定したという自信はあるが不安になる。予報では今日の風は3メートルくらいのはずなんだけど、これまでの経験からすると10メートル以上吹いているような気がする。





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