ELFじ~さんのほっつきある記(キャンピングカー アラモのたび)

アラモで走る無計画のたびと車中泊。たび先で温泉を楽しみ、ちょっと山登りと自転車。あとは快適化、ときどきじ~さんの日常。

ニセコ大湯沼、神仙沼を散策の後、ニセコ野営場に(7月31日)

2014年07月31日 | 2014/7-8 北海道のたび
 今朝の道の駅「ニセコビュープラザ」。


 朝からたくさんの車が入ってくる。ここは産直野菜の売り場が元気だ。

 ここの特徴は生産者ごとに売り場の小間を決めていること。そのためトマトも店全体を回ってからでないと、どれがいいか決めかねる。生産者にとっては便利な仕掛けだが、買うほうはちょっと面倒だ。朝の開店を待ってとまと、ジャガイモ、ししとう、なすなどを買った。

 大湯沼まではすぐに到着する。


あちこちの○○地獄と同様に地下から熱湯が湧き出して池になっている。池のあちこちから湧き出しているのが見える。池の表面に黄色の硫黄の粒が漂っている。


 次は神仙沼。こちらは大湯沼とは違い高原の湿原と沼。駐車場、レストハウスからずっと木道が整備されている。
 









次の写真の木道の先が神仙沼。






 ここは本当に静かで落ち着く場所だ。帰りも高層湿原の中の木道を歩く。ところどころ池塘があって、それぞれに表情が違う。








ここからは来た道を引き返してニセコ野営場に向かう。ニセコ野営場は有料だが一人300円。駐車場のひとつ上の段に草地のテントサイトがある。今回はテントサイトに5月に買ったカーサイドテントを張って、その陰になるようにテーブルと昨日買ったばかりのカセットガスの網焼きコンロをセットして夕食にする。


その前に、今日の温泉。すぐ隣にある「ニセコ山の家」。


浴室に入る前から硫黄くさい、いかにも温泉というにおいがする。浴室に入るとさらに強くにおう。お湯は薄い青白色のにごり湯。お湯の中を細かい白い湯の花が漂っている。そして浴槽の底には砂のように溜まっている。足でかき混ぜるとお湯が白くにごる。
泉質は酸性・含硫黄 - マグネシウム・ナトリウム 硫酸塩・塩化物泉だそうだ。内風呂はちょっと熱め、露天風呂はちょっとぬるめで露天風呂で外の冷たい風にあたると気持ちいい。










 
 
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積丹からニセコに(7月30日)

2014年07月30日 | 2014/7-8 北海道のたび
 今朝は昨夜の洗い物をキャンプ場の洗い場で済ませてから、クルマの横にいすを出してのんびりと海を見ていた。小さな波が砂浜に打ち寄せる音を聞きながら、体の力を抜いていると気持ちが落ち着く。


 野塚野営場を10時ころ出発して、最初に積丹半島のハイライト、神威岬から。
  



  

 これほどのところにこれまでどうして来なかったのかと思う。

 神威岬を後にして積丹半島西岸を南下してニセコ方面に向かう。倶知安駅前に日本一の名水があるとのこと。駅のすぐ北側の小さな公園に水のみ場がある。これが日本一の名水で水道の蛇口がついている。


冷たくて美味しい。飲料水用のPETボトルに数本、頂いた。次はホームセンターのホーマック。昔は石黒ホーマーという名前で札幌の店をよく利用していたが、企業グループの再編で名称が変更になったようだ。ここで買ったのはイワタニの「炉ばた大将」。カセットガスの網焼きコンロだ。
 ちょうど隣にマックスバリューがあるので、今日の夕食と明日の材料、今日の昼の弁当を買った。
 明日の準備まで整ったので、ちょっと寄り道。高橋牧場ニセコミルク工房。


 ここで二人してニセコの山を見ながらアイスクリームを食べた。


 さて、温泉ということでニセコ駅前温泉綺羅乃湯に行ったら本日は団体貸切とのこと。ここまでの道をニセコ比羅夫まで戻って「新天然温泉ゆころ」でやっと湯ったり。ここのお湯は炭酸水素塩泉、塩化物泉で源泉掛け流しということだが、成分が濃いと見えて露天の岩風呂の浴槽の縁には析出した成分が2~3センチもサルノコシカケのようになっている。お湯は薄い緑褐色ににごっている。

 今夜は道の駅「ニセコビュープラザ」なんだかホテルの名前のようだ。ここからはニセコの眺めよりも羊蹄山のほうが迫力ある。
すでにキャンピングカーも数台来ていた。


 今日は133キロ走って燃費は10.4Km/L。サブバッテリーは26.1Vになったので、これでほぼ100%充電できたと思われる。
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運転席シートの背当てクッション(7月29日)

2014年07月29日 | 2014/7-8 北海道のたび
 かなり前の話になるのでいまさらだが、今回の北海道のたびから運転席シートに背当てクッションを装着した。みちのくのたびの時に腰が痛くなって、タオルを丸めて腰の上の辺りに背当てをあててしのいでいた。先達のブログではレカロのシートに交換したなどというのもあるが、そこまでの投資はできない。そこでカーショップでみて良さそうだった「BONFORM(ボンフォーム)ゼータジェル サポートクッション」というのを買った。


 今回、自宅から舞鶴フェリーターミナルまで時々休憩しながら10時間以上走ったが、腰は痛くならなかったので、5000円以下の価格としては上等だ。これは2つのピースに分かれており、下のピースはシートがくの字に曲がっている角の隙間とお尻との間を埋めて、お尻の後ろ側の2割のところでも上半身の重さを支える機能。上のピースは背中のアーチに合わせて上体をまっすぐに保つ機能を果たすようだ。
 ただし問題点もある。エルフのシートは座面が長くないので下のピースを入れると下半身が若干前に押し出されるようになって、さらに座面が小さくなってしまうこと。さらに体をちょっと動かすと、お尻が少し前に出るような感じなること。もうひとつ、後ろポケットに財布などを入れると邪魔になること。
 腰痛に比べると小さな問題かな。
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島武意海岸、野塚野営場(7月29日)

2014年07月29日 | 2014/7-8 北海道のたび
 余市で食料品を買って、10時ころ積丹に出発。今日は天気がいい。最初に見えてくるのはローソク岩。


 少し行って美国漁港の入り口に広い駐車場、後ろの砂の広場でたくさんのテントを展開しているのが目に留まった。


 このトイレの後ろ側には足洗い場と手洗い場もあって、キャンプに必要な最低限のものはそろっている。ここもいいが積丹の先まで足を延ばすことにする。
 向かった先は島無意海岸。


 駐車場から人道トンネルをくぐって山の反対側に出ると海岸を望む展望台に出る。このトンネル、狭くて中は真っ暗。前の人に追突しそうになった。この展望台から海岸まで降りることができる。




海の色のブルーがきれいだ。底まできれいに見える。下まで降りて見ると海水浴に来ている人たちもいる。


こういうきれいな海で泳ぐのは気持ちいいだろう。もっとも深いところまで行っている人はいなかった。

 お昼はうに丼を食べようと思って、ガイド誌で紹介されていた「食事処 みさき」に立ち寄る。30台くらいの駐車場が一杯になっている。しかし入り口の張り紙に「しばらくしけで漁ができなかったので、取り置きのうにしかない」とある。それでは仕方ないのであきらめて、野塚野営場まできた。ここでクルマのなかでカップヌードルの昼食。計画と現実のすごい落差。しかし今夜は外で肉を焼いてビールを飲むのでこれで我慢だ。


 ここは国道229号線のすぐ脇に駐車場。その一段下に砂と草地のテントサイトがある。その先の砂浜にテントを張っている人たちもいる。海水浴客が多い。
泳いでいる人はいいが、日差しが強いので外にいると暑い。スクリーンテントを張って中で休んでいるグループも多い。
 15時のクルマの中は気温28.5度湿度50%で風が強いのでなかなか涼しくて快適だ。
 今日は下の段の草地のテントエリアにテーブルを出して、肉を焼いて食べることにしている。夕刻まで少しまどろんで、急いで準備。テーブルと椅子はなかなかいい具合だが(写真は次回)カセットこんろとフライパンではうまく焼けない。炭は後始末に困るので、近いうちにホームセンターでカセットガスの網焼きを買おう。
 29日の走行メータ(30日の出発前)


 余市から野塚まで53.9キロを2時間強走った。少しアイドリングで充電もしたので燃費が8.6Km/Lと悪いのは仕方ない。

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小樽市内から余市へ(7月28日)

2014年07月28日 | 2014/7-8 北海道のたび
 クルマを色内埠頭公園の駐車場に停めたまま午前中は小樽市内を観光した。まずは小樽運河に。昼間は観光客が多いだけで、どうにも色気がない。


 運河の観光案内所の前の温度計は10時過ぎに23.5度。気持ちのいい空気だ。
 

 運河から堺町通りを東に進んで北一硝子に向かう。途中にいろいろと風情のある歴史的建築物が並んでいる。
      



  

多くは硝子工芸品もどきの土産物屋で奥は喜んで店に入って見ている。自分としてはどうしてここまでガラス関係なのと食傷気味。
 そうした中でも北一硝子はきちんとしたものがあるという気がする。
  

 北一硝子から歩いて小樽駅に向かう。目的地は小樽駅横の三角市場で、おいしい魚料理があるようだ。
    

 小樽駅に向かっての上り坂の左側にかにを含めた鮮魚、干物屋が並び、右側には食事の店が並んでいる。その中のさんかく亭で、自分はつぼだい半身の塩焼き+ご飯セット。奥は親子丼を食べた。このつぼだいが脂が乗っていてすこぶる美味しかった。これで750円なので十分すぎる満足だ。

 ここからクルマに戻る途中でちょっと雰囲気のいい建物があった。


 海猫屋と書いてあるがレストランのようだ。元は磯野商店倉庫(明治39年築)だと解説板にあった。それにしても昔の倉庫が今はレストランとは、昔の人が見たら馬鹿といわれそうだ。

 クルマに戻り余市に向かう。余市のイオンで「サッポロクラッシック」を買ったので、これから最初の一杯はこいつでいこう。20年以上前に札幌に住んでいたときにはこれが好きだった。引越しのときに瓶ビールを一箱引っ越しトラックに積み込んだ思い出がある。今は広島でもたまに売っているのを飲んだこともあるが、久しぶりだ。

 
 道の駅「スペース・アップルよいち」にクルマを停めて、ニッカウヰスキーの工場見学に向かう。ガイド付きのコースをお願いして案内してもらった。


   

 ポットスチル(単式蒸留釜)は昔ながらの石炭加熱ということで、職人の技が生きている。その他、たる作りにしてもなんにしてもすごい職人技が伝承されていることに感銘を受けた。
 

 最後に「試飲」。シングルモルト10年「余市」、ブレンディッド17年「鶴」、アップルワイン(これはブランディー混和で22度くらいある)を飲み方の指導を受けてから頂く。いつもウイスキーは適当に飲んでいるが、こうして飲むと美味しい。
 本日は道の駅「スペース・アップルよいち」で車中泊。


 今日の温泉は300メートル先にある「余市川温泉」。ナトリウム・塩化物・炭酸水素、硫酸塩の無色透明のお湯だ。塩辛いこともなくぬるぬる感も温泉臭もないあっさりしたお湯だ。

 今日は22.6キロ、時間にして1時間弱しか走っていない。今夜一晩電気が持てばいいが。22時の電圧は24.4Vだ。冷凍庫がちょっと心配。
 
 29日朝の道の駅「スペース・アップルよいち」の第二駐車場。


たくさんの車中泊の車がいるが、まだまだ余裕がある。道の駅正面よりもこちらがくつろげる。こちらは「余市宇宙記念館」。


宇宙飛行士 毛利衛さんの出身地が余市。道の駅の休憩所、観光案内所などはこちらにある。
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