toboketaG の春夏秋冬 

雑文、雑感、懐古話そして少しだけ自己主張。
土曜日をベースに週1~2回の更新が続けられればと思っています。

596-040507唯々緑のトンネルを抜ける

2022年05月07日 | 季節の変化

根古屋城址への山道

 

昨夜の計画では榛名山群雌岳に登る予定だった。しかしいまいち登ろうという気力が湧かない。天気快晴と

いうのに・・

過去一週間大して歩いていない。これではいかんと昼食後車で15分の根古屋城址登り口から山道に入る。

駐車場は金井沢古碑が大切に管理されている公園の脇、何度も見たが改めて見学に立ち寄る。

 

 

左が立派な建物内に保管されて居る古碑。川を渡るといきなりの急登が待っている。おおよそ300段ほどか?

まだ準備の出来ていないからだが悲鳴を上げる。ゆっくりと登り15分後には大分楽になる。登りきると鮮

やかな新緑の森の中を歩くようになる(冒頭の一枚)。急登のご褒美か。癒される新緑。こんな中を午後の

ひと時をのんびり歩ける贅沢に感謝。

 

200m足らずの標高の丘陵だが、派生する微かな道が縦横に走る。今日は始めての道に踏み込んでみる。

地図上明らかな破線はあるのだが、途中で藪の中に消えてしまった。時間があればそこを突破するのも楽し

いものだが、今日は止めて引き返す。

 

途中でわらび採りのご老人と出会い30分も話す。娘さんが知床の根元に嫁いでいるので、観光船沈没事故に

深い関心がある。あの船かどうかは覚えていないが同じコースで半島の先端まで行ったと話していた・・

 

帰途、更に別のご老人と会う。ご老人はこの丘陵の生き字引のような方。私が疑問に思っていたことを明快

に解説してくれた。この方とも30分の会話。

 

金井沢碑の解説版。

碑文の内容は解らないが、この地に置かれたのは神護3年とある。帰宅後歴史年表で調べると西暦726年。

法隆寺建立から120年後、大仏開眼の50年前からこの場所にあったわけだ。

 

ここでボランティアの案内人の方と今度は40分も話し込んでしまった。私より一回り下の方か?

夕方だったので見学者も絶え、手持無沙汰だったようだ。話は多岐にわたった。男としてはお喋り好きの私

は一人でどこかに行ってもその先々でお喋り相手を見つけては楽しんでいる。

 

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