toboketaG の春夏秋冬 

雑文、雑感、懐古話そして少しだけ自己主張。
土曜日をベースに週1~2回の更新が続けられればと思っています。

452-010727いままで感じてきた泳ぎの進歩がなくなった

2019年07月26日 | もろもろ

4年前から始めたスイミング。進歩が停まった。年のせいだとは思いたくないが、その

気持ちと裏はらに現実はその通りなんだろう。私らの世代は小中学校にプールはなく、

その辺の川で適当に泳いだ経験しかない。半世紀の空白の後、4年前に始めたとき25

mくらいは何とかなるんだろうと舐めていた。どっこいそう甘くはない。10mもいか

ずに沈没。周りの少し下の年代のおばさまがたの達者な泳ぎに打ちのめされた。

以来、練習を重ねて100mは何とか泳げるようにはなった。コナミスイミングスクー

ルあたりになるとレベルの高いシニアが多い。まだまだ皆さんの技術談議に加わるのに

はためらいがある。目指す泳ぎはゆっくりと長くなのだが、どうしても力を抜くいう感

覚が本当には身に付いていない。

 

本ブログでも何度か取り上げた八ッ場ダムが大詰めを迎えている。以下の写真はダムの

上流側だが、貯水が始まればその姿を2度と見られない。

 

一番上の放水ゲートは判るが、その下に見える3つの穴は何のためのものだろう?

貯まった砂の排出用のものか。 その時は下流の名勝の姿は変わってしまうだろう。

左が旧川原湯温泉街ががあった所に続く。高い橋脚に圧倒される二つの橋は、雰囲気の

ある温泉街から吾妻川を渡り草津方面に向かう道と鉄路。

新しい橋の左側が移転した川原湯温泉。今は工事関係車両の往来で温泉地の雰囲気には

ほど遠いが、来年には刈られた山腹あたりまでダム湖になるはずだ。名勝吾妻渓谷の核

心部はダムのすぐ下流から始まるのが救いだ。

 

日本を代表するほどの規模の重力式ダムではないが、着工前の状態から少しずつ出来上

がっていく様子をカメラに収められてのは良かった。

 

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451-010725これだから飽きっぽい奴だと言われる

2019年07月25日 | もろもろ

 先週の更新記事で、弱気なことを書いてしまった。少し間を開ける、と言ったものだ。

果たして1週間も続かない。「飽きっぽい奴だ・・」と言われても仕方ない。

 

群馬中之条町の奥、草津温泉の北にあるちゃつぼみごけ公園に遊ぶ。渓谷の開けた場所

に一面の緑のじゅうたんが拡がる。強酸性の水際でないと育たないとか。この渓谷には

魚や水中昆虫は住めない、太い釘も1年もすれば溶けてなくなるらしい。

 

今年の梅雨は晴れ間が異常に少なかった。陽の光に当たらない日々が続いたせいか、体

内時計が狂ってしまい、睡眠不良はじめ体調不良に見舞われた。

良いこともあった。

新しくwindows10の機能の一つを習得した。Snipping Tool というもの。

今までディスプレイの表示画面を取り込む方法を知らなかったので、カメラで撮影し

て写真として記事に取り込むしかなかった。

こんど知ったのは、表示画面を指定した範囲で自由に切り取り、いくつかの作業を経

ればそのまま記事に取り込める。ブログ掲載写真の自由度が格段に上がった。

 

 

これがそれ。

電子本Kindleで司馬遼太郎著「街道をいく」画面左に表示し、作中で司馬氏が歩いた場

所をgoogle mapのstreet view で探し出し、これは右側に表示させ確かめながら読み

進む。氏の眼に映った景色を模擬体験している。

street view画面下には国土地理院の1/50000地形図が隠れており、クイックアクセス

キーで切り替わる。白河関所跡や境の明神なぞ、ほとんどリアル体験に近い。


昨今流行の在宅勤務に倣って言えばさしずめ在宅旅行か。

何年か前にもっと幼稚な方法だったが、隠岐を舞台にした本を読んだ。リアルな旅行並

みに土地の風景を記憶している。

 

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450-010720記録は破られるためにある・・

2019年07月18日 | もろもろ

        

          山の湖                            長野県小海町松原湖  2017.7.16

 

 

土曜日更新を70才から続け、余裕で更新する時も苦しみながらの時もあった6年余でし

た。 

最近なかなか気力が湧いてこないので一旦中断します。定期的に訪問していただく方々が

おられるとすれば、電上にて厚く御礼申し上げます。

表題はもちろん自分だけの記録ですし、比べては恐れ多いが伊調馨さんのようなアスリー

トの引退時の心境ってこういうことなのかな? 続けることは原動力にもなる反面、その

ことに強制されるような感じ、率直に言えば負担感が出てきました。

2カ月ほど間を置いて考え直してみたいと思います。そのまま遠ざかってしまう可能性が

高いかな、もし幸い気をとりなおせたら toboketaG のニックネームで再開したいと思

います。

 

                                                      2019.7.18     toboketaG

 

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449-010713黒、闇、暗黒そしてブラック

2019年07月13日 | 小説・映画・など

若い頃の進路希望の一つに気象台の職員があった。今でも天気図をみることが好きだ。

当時気象予報士の制度があったら、かなりの確率でその道の進んだと思う。きっかけ

は中学生時代の病気療養中に夕方になると聞いていたNHK第2放送の午後4時からの

船舶向けの気象通報だった。全国の観測地点のある陸上や海上船舶のその日正午時点

の観測地点のデータを放送していた。これを聞きながら天気図を書く技術が有ること

を知ったこと。今は天気図を見たい時間にいつでも気軽に見られる環境にある。

7月8日(月曜日)の天気図に注目した。過去こんな天気図あっただろうか?

 

 

北海道東方海上の高気圧を除き日本列島を取り囲むように9個の低気圧が描かれている。

中国大陸の奥から日付変更線あたりまで延々と伸びる梅雨前線。前線上を低気圧が東進

する。仔細に見れば西から小笠原諸島辺りまでは閉塞前線、そこから寒冷前線となり顕

著な低気圧からは温暖前線に変わる。この天気図は典型的は梅雨のもの。当分太陽は姿

を見せまい。当地は先月26日以降太陽を見ていない日が続く。最近の睡眠不良はその

せいではないかと思ってしまう。前線の南側は真夏の光が溢れているのに・・ と睡眠

不良の私は恨めしくなる。

 

「深夜航路」という本に出逢う。単なる紀行文ではない。私も3年前の北海道旅行の際、

新潟から苫小牧までの船旅を楽しんだ。著者が拘る午前0時を過ぎての出航ではないが、

雰囲気は同じ。その時の体験を思い出しながら楽しく読んだ。

 

 

黒とか闇は地味とか怖いとかマイナスイメージで語られることが多い。ブラック企業な

ぞという言葉もある。著者は闇夜をもっとプラスに受け止め、それを求めて全国にある

13,4の航路を旅する。

 

 

物質の大半は自ら光を放たない。色があるのはその反射を人はその物質の色と感じてい

るだけ。黒と認識するのは反射する光がないからそう感じるだけ。  なるほど!

夜の闇は全てを吸収してくれる。その対象は喜びや悲しみ時には悩みにまで広がる。思

うに悟りの境地に浸るのは並大抵の努力では無理だが、闇に向かえばおのずと近い感覚

を感じる。深夜航路は偉大なる闇に包まれる数時間を体験できる。

凡人私は北海道旅行の際、そんなことには無頓着でその時間帯にはベッドで寝ていた。

もっと早くこの本に出逢っていたら、甲板に上がり深い闇と星降る空と対面できたのだ、

残念なことをした。

なかなか気づかない視点から観察する人がいるんだ、と感銘した。特に最後に触れてい

た奄美大島からトカラ列島の島々に寄りながら鹿児島までの航路は素晴らしい。所要時

間から闇に包まれた時間の描写以外に南国の明るい時間帯の事も書き留めている。

 

過去山登りの際、3回ほどやむを得ず山中で野宿をし闇夜を経験した。一度は谷筋を吹

き上げる風にざわつく森の木々に恐怖を感じ、一度は谷川岳北面の沢で素晴らしい天の

川とペルセウス流星群に遭遇した。でも闇の言い知れぬ魔力は怖い。

 

 

 

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448-010706ガビチョウ? 画眉鳥という鳥

2019年07月06日 | バードウォッチング

肺に影ありと診断され一学期遅れて入学した中学校。学業での後れを挽回させようと、家でこれ

も病気療養中の亡父が英単語を教えてくれた。この光景を見るといつも思い出す。下室田町にて

 

田に苗をWednesday  ちなみに他の曜日は

桂冠をのMonday

焔が空にTuesday

刀腰にThursday

産片手にごぶSaturday

金曜日と日曜日は忘れてしまった。

NHK基礎ラジオ講座から流れてくる松本亨先生の声が懐かしい。確か4月最初の講座のフレーズ

が I am a boy.   だったと思う。 先生は私の出た高校の大先輩だった。

 

 

梅雨の季節の僅かな晴れ間に車で15分程度の我峰神社という鎮守の森でその鳥に出逢った。 

バーウォッチングに興味はあるが、例により奥に入ろうとしないから、一般的な野鳥しか知らない。

それでも最低限の双眼鏡や図鑑は持っているので、気が向けば出かけることも。

森のてっぺんあたりから興味ある鳴き声が降ってくる。オオルリかホウジロに似た転がすような美

声。それにしては鳴き声が大きい。鳴き声の辺りを注視していると姿が見えた。ヒヨドリより大き

くハトくらいあるか。下から見た感じでは体色は薄い褐色で尾の部分が黒く見えた。夕方近くで薄

暗くはっきりとしないが写真に収め、鳴き声を録音しておく。帰宅して日本の野鳥図鑑見たが該当

する鳥はいない。

鳴き声の入った動画をYoutubeに投稿する方法を知らない。写真だけでも。

何という鳥なんだろう?

 

家の近くにある日本野鳥の会T支部に電話を入れる。来てくれれば写真を見ますという。翌日訪ねて

みた。支部長がおられ写真と鳴き声を聞き、即座に応えてくれた。

「ガビチョウです。」

「ガビチョウ?・・・」 

「4~50年前に入ってきた外来種の鳥なので日本固有の野鳥図鑑には載ってません。」

 

帰宅してネットで調べた。

中国では人気ある鳴き声を楽しむ鳥、とある。多くの外来種と同様に愛玩用とし持ち込まれたものが

飼いきれなくて野に放たれて繁殖したとある。

ガビチョウ 画像 に対する画像結果  bing.com/images   より拝借

 

最近平野部のちょっとした森や山際の森でよく耳にする鳴き声の正体はこれだったのだ。ホウジロの

鳴き声に感覚的には似ていたが、とにかく大きな声なのだ。外来種でもあり、野鳥としてはかなり大

き身体なので当面天敵はいないのだろう。これからも増えていき、固有種の野鳥の住処を奪う迷惑な

鳥という位置づけになりそうだ。

 

久しぶりにサイクリング出かける。朝方火野正平のこころ旅をテレビで見ていたのがキッカケか?

走り切れるか不安だったが特に問題なく42kmを走り終えた。殆どが平坦部なのでさほどの負荷は

ない。ヒルクライムでなければもうしばらく楽しめそうだ。無風で湿度が高いが、それなりに高速な

ので風を切る快感。彼のヒラヒラした気負いのないウェアは格好いいな! と思う。凡々たる老人が

真似したらただただ貧相に見えるだけなので、サイクリスト定番のウェアにヘルメットとサングラス

の年齢不詳の恰好で出かける。老化した体形は隠しようもないが、気分だけは若返る。

 

 

 

 

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