昨年来の体調不良が大分改善してきた感じなので、金曜日に封印を解いてスキーに行ってきた。
浅間山の西に連なる2000m前後の連山の鞍部南斜面の湯ノ丸スキー場はお年寄を大事にしてく
れる。
この日週に一度のシニアデイで、1000円で終日滑り放題。と言ってもそんな長時間は無理なの
で、お昼までの2時間で切り上げる。
体力の低下は予想以上で往時の滑りはどこかに消えてしまった。一番緩斜面でのんびりと5回、何
とか昔を思いだしながら滑ってみたが、なかなか思うようにはいかない。もう無理なのかな、と弱
気になる。
そんな滑りの中にも何回か、そうだこの感覚よ! という場面のなかったわけではない。そうする
とまだ頑張ればいけるかな? なんて欲が出てくる。妙な心理的葛藤の中で、それでも転ぶことも
なく終了した。
カラマツ林の奥に見える山は西籠の登山。スノーシューを履いて登るに手頃な山。数人の中年の男女が
楽しそうに登って行った。
緩斜面ならもうしばらくはスキーできそうだ、が今日の総括。しかしゲレンデに近いとはいえ片道2時
間かけて運転していくほどの価値があるか、と問われればかなり疑問。
1月中旬から3月中旬までの金曜日に天気が良ければ、行って見る程度がこれからは妥当か。曜日と天
候がうまく合うのはシーズンで3回程度か?
こんな選択の自由があるというのが、我々世代の特権だな! 金はないけど・・・