真夏の寝苦しい夜が明け、今日もまた睡眠不足気味の目覚め。 シャワーでも浴びて頭をスッキリしようと風
呂場に駆け込む。 2ヶ月前まではそれから朝食となりあわただしく仕事に行かねばなりませんでた。 昨日
の仕事の続きを今日はどういう順番で手をつけるか、職員同士や客先とのトラブル、資金繰りは? こんなこ
とも考える必要が無くなって2ヶ月が経過しました。 まだ初めて体験する環境への新鮮さが頭に残っています。
現役時代は懸命に仕事をしたんだと考えていましたが、振り返ってみると大したことはやっていなかったような
気がします。 猛烈には仕事に没頭しておらず頭の中が100%そのことばかりでなかったがゆえに、対極的な
環境への軟着陸ができたのかなとも思います。
人生を3つに分ければ、勉学の時代、仕事を通じての社会への貢献時代そしてそのごほうびとも言えなくもない
これからの時間を有意義なものであったら・・・
さて、先週月曜日のNHKテレビで埼玉県加須市の休耕田を利用したホテイアオイの花の群落が紹介されてい
ました。 布袋さまのお腹のように茎の部分が大きく膨れた水草です。 金魚屋さんで入手することができ、水
槽に浮かべて楽しんだあの植物です。
今は予定に束縛されないので、翌日現地に行って見てきました。 途中行田市の古代はすの公園に立ち寄りま
したが、残念ながら盛期を過ぎていていました。 最後に咲いていた花が冒頭の写真です。 古代ハスと銘打つ
からには有名な大賀ハスでしょうか。 花オンチには今回初めてハスと睡蓮の区別ができました。
テレビの画面ではこの3倍の花があったような気がします。 隣接する道の駅の売店で聞いたら、朝に花をつけ
夕方にはしぼんでしまう。 明日どれだけ咲くかは夜が明けてみないとわからないのだそうです。 ただ九月まで
次々と咲いてはしぼむので花の期間は長いようです。 お客さん、運が悪かったねと慰められました。
上部に写っている土手は利根川の堤防です。 このあたりがカスリーン台風で決壊し、埼玉県や東京都が水に
浸かったようです。今はどう考えても決壊しそうにないほどのスーパー堤防になっており、付近は記念公園になっ
ています。