toboketaG の春夏秋冬 

雑文、雑感、懐古話そして少しだけ自己主張。
土曜日をベースに週1~2回の更新が続けられればと思っています。

271-280430走れなくなる日を1日でも先送りしようと思いながら・・・

2016年04月30日 | 車・自転車・機械

 趣味の種類は無限。こんなバイクで走ったらさぞかし

面白いだろうなと思いながら追い抜いていく。

 

 

はやりの表現を使えばアラセブン(ティー)とでも言おうか、こ

のメンバーで自転車を走り始めて10年が経過する。決まった曜

日の決まった時間に集まり、10年1日のごとく同じコースを走

る。変わるのは季節と年齢だけ。

 秋間川に沿い緩やかな登りが続くがいつも最後尾となる。

 

今の時期は走るには一番の季節。コースが変わらずともそれぞれの

年齢は加わっていく。最近気が付くのは平均スピードが5年前に比

べて明らかに低下している。タイムを競うわけではないので低下し

ても苦にすることはない。冬を除く四季折々の花をめでながら走る。

普段必ずしも健康に良いことばかりしているわけではないが、この

定例秋間走行が体の状態を見つめるのに役立っている。

 休憩所で近況報告会

走り始めて1時間弱で途中休憩の交差点に到着。走りながらの会話は

危険が伴うので、この休憩地点がお互いの近況を語り合う絶好の場所。

競輪の選手だろう、プロの集団が軽快に通過していくのを見かける時

もある。速い、一陣の風のように走り抜けていく。 

自分で撮影したのでここに私はいないが、このメンバーの中では私の

走力が一番劣る。年齢はメンバーの中の真ん中なのだが、他の仲間よ

り自転車一台分体重があるので仕方がないと諦めている。

向こうの橋を通過して一頑張りで峠に到着。

 

この場所から秋間梅林のある峠を越えていく。峠の頂上までに相当離

されるが、峠からはご褒美が待っている。車の通りも少ない快適なダ

ウンヒルが汗ばんだ体に気持ちが良い。体重過多は下りには威力を発

揮する。ペダルを軽く踏めば勝手にスピードが乗り、先頭に立つこと

もしばしば。後は緩やかな下り坂が続くのでありがたい。このコース

を選定してくれたのは写真では黄色で決めたA氏。一歳年上だが脚力

はいつまでたっても追いつかない。

 

 

先日の夜、しばらくぶりに市内の酒場で飲み語る。最高年齢のB氏の

怪気炎(?)を聞く。乗鞍の自転車レースに参加するというB氏の心

意気を絵の達者なC氏が画帳に書き記してくれた。女性像は自転車に

は関係ない。C氏は画帳を持ち歩きちょっとした時間にさらさらと書

き上げてしまう。羨ましい才能。

仲間には先に旅立ってしまったD氏がいた。息子が自転車店を引継ぎ

活気ある店に発展させた。店を任せて自由な立場で一緒に走れるはず

だった。気配り豊かなお人柄だった。この仲間を紹介してくれたのも

D氏。まもなく没後6年か・・・

人生の晩年でこんな友人を持てたことに感謝、感謝。

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270-280423赤城自然園散策

2016年04月23日 | 季節の変化

 カタクリの群落の中で少し珍しい色。

 

他に興味のあることがあったのでしばらく歩いていない。これか

ら山登りの季節になるのでその準備を兼ねて少し歩きたかった。

赤城山の西麓に「赤城自然園」というところがある。家から車で

40分ほど走ると到着する。セゾングループがその管理運営にあた

っていて、標高600mほどの地で赤城山の広いすそ野の一部を

自然園として解放している。

誰もが散策できる程度に整備されてはいるが、大きな建屋があるわ

けでもなく、雑木主体の自然林をできるだけ生かそうとする管理に

好感を覚える。園内を彩る花々が咲き始め、樹々の新芽と調和して

絶好の被写体がここそこに展開する。

 

ここの素晴らしさは花々の美しさだけではない。係員の挨拶が気持

ち良い。そしていくつかあるトイレの清潔さが感動もの。観光スポ

ットでかほどのトイレを過去体験したことはない。お賑やかな中国

からの観光客の一団もいない。中国にこんなトイレある?

ベンチで休んでお話に夢中の80代半ばの二人の老女の会話に加わ

り、いかに健康に心がけているかの自慢話のお相手をする。仕事柄

お年寄りとの会話は得意とするところ。

散策路は細かに砕いた間伐材が厚く敷かれ、ふかふかした感触は足

への負担が少ない。1万を超える歩数で少し大股で2時間半。なまっ

た体に快い疲労感を感じて帰路につく。

このたびの熊本大地震の状況は荒ぶる地球のエネルギーに抗する術

もなく戸惑う被災地の皆様に何ができるのか、見守るしかない自分

がいます。前回ここを訪れたのは御岳山の噴火の翌日だったことを

思い出す。一刻も早く揺れが鎮まることを祈るばかりです。

4月19日記

 

 

 

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269-280416大相撲巡業高崎場所

2016年04月16日 | もろもろ

 はなみずきの季節到来す。

 

私が何もなければ週2回通う室内プールのある市営の運動公園でし

ばらく見た記憶のない光景に接した。

当地でも20年に一度くらいは大相撲の巡業場所が回ってくる。

たった1日だけの場所であるが。

数年前に陰りを見せた大相撲もこのところ人気が回復している。

巡業場所は稽古が主体ではあるが、テレビでしか接することのでき

ない力士の生の息使いを本格的な土俵の上で見られる地方に住む者

には絶好のチャンス。

大相撲巡業といえば、はるか60年前に当地で開催されたのを授業

の一環で見たことが思い出される。当日雨の中先生に引率されて今

は郵便局や中学校の敷地になっている旧陸軍第15連隊の跡地の会

場に向かった。

ぐちゃぐちゃにぬかるんだ観客席を通って裸足の大きな体が目の前

を土俵に向かう光景が記憶に残る。当時はラジオを通してしか知ら

なかったメンコの英雄が目の前にいる。かなり興奮しただろう。

あの頃活躍していたのは羽黒山、照国、千代の山、東富士、吉葉山、

鏡里らの横綱大関。その後活躍した栃錦や若乃花はまだ小結か平幕

だったと思う。そうそう長身でアントニオ猪木のような顔つきの大

内山もいた。大相撲の人気を維持するためには地方巡業は欠かせな

い。こうして地方の相撲好きを引き付ける努力が今後も必要なので

しょう。理事長選に敗れた貴ノ花が巡業部長と聞く。

251020先代大関貴ノ花と幼かった貴ノ花親方

(30年以上前のヤクルトの広告)

 

最近スポーツ選手の賭博問題がまたまたうごめいている。選手間で

少額を掛けてのささやかな賭け事が問題化する。少々彼らに気の毒

な気もしないではない。最近の例は少額とはいえないが。

巷間庶民の楽しむ麻雀やゴルフで純粋に勝負だけでは終わらない場

面が多いと聞く。にぎりと称して現金がやり取りされているのは半

ば常識かもしれない。

賭けの対象になる試合を対象に第三者が自己責任で行う賭けや本人

が行う個人競技の結果を本人が賭けをした場合まで違法とするのは

現実とのギャップがあると思う。賭けの対象になる競技のプレイヤ

ーが胴元からの誘惑で八百長をするのは論外だが・・・

 

日々そのふくらみが感じられるが、艶やかな満開の時期は短く、春の雨

と風でアッという間に散ってしまう。

 

 

 

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268-280409デフォルト???

2016年04月09日 | パソコン・IT

 来年も見ることができるかしら・・・

 

ウィンドウズが米国マイクロソフト社が開発し、世界標準になって

しまったので、英語の用語が中心になるのはやむを得ない。

それらの難解な英語単語の中で、辞書に記載された意味合いと違う

使われ方をされているので戸惑うことがある。

普段何気なしに使用しているものに、デフォルトやログイン、アウ

トなどなど。

デフォルト(default)を辞書で引くと債務不履行、不参加、欠乏な

どと日本語の意味が出てくる。一般的には否定的な意味で約束した

ことができないといった意味合いと受け止めていた。銀行がデフォ

ルトに陥ったなど代表的な使われ方。しかしPC上ではこの意味にこ

だわるとわからなくなる。どうも 初期設定状態とか標準設定を表

わすようだ。

ログイン(log in)は一番つかわれる用語だろう。私の脳はlog=丸

太と記憶していた。丸太に入るとは何なんだ? log house に入る

意味か?あるいは高校で習ったlog(対数)と関係あるのか? 習う

より慣れろを実践して今日がある。

頻繁に出てくる英単語を辞書で確認しながら覚えようとしたのは受

験英語の影響か、途中であきらめた。

また和訳になじめないのがある。その代表が拡張子、いまだよく理

解できず出てきても避けてしまう。秀逸なのは「壁紙」、背景とせ

ずに泥臭い日本語が使われていることにユーモアを感じる。

 

記事作成日の産経新聞に freedom や liberty に「自由」と日本語

当てたのは福沢諭吉と書いてあった。諭吉以前には「自由」とはも

っとマイナスイメージが強い意味合いだったようだ。この言葉の持

つ明るさはなかったという。bace ball → 野球 正岡子規が訳した

と聞く。翻訳にはセンスが必要ですね。

 

 

 

 

 

 

 

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267-280402「博士の愛した数式」穏やかな気分にひたれる小説

2016年04月02日 | 小説・映画・など

  ご近所の庭にも花の春が到来した。

   

 何かの記事で目に触れたので、Kindleから電子図書をダウン

ロードして読む。交通事故の後遺症で8時間しか記憶が保持できない

数学博士と彼がルート(数学のルート記号)とあだ名をつけた家政婦

の一人息子との物語。1日で読んでしまったが印象に残る内容だった。

乱読を続けていると、前回の本の内容をすぐに忘れてしまうことが多

い。こうして記憶にとどまる本は何かが優れているのだと思う。数年

前に本屋大賞を受賞して話題になったのもうなずける。

私の知らない数学の公式が沢山出てくるが、門外漢にも全く目障りで

はない。読み終わった後味の清々しい小説でした。

映画にもなった。名優宇野重吉の息子寺尾聡が博士を演じていた。寺

尾は父親の雰囲気を継承している。

 

*****

 

 

先日、廃品回収の集積場に不要の図書が出されていた。近所の受験生

が大学に進学し不要となった数学1の参考書が目に入った。懐かしい

チャート式参考書、私の受験時代もお世話になった。

小説を読んだ直後だったせいもあり、また昔の受験勉強が不完全燃焼

だった悔いもあり、かつまた時間がたっぷりあるので、数学の問題に

立ち向かうのもおもしろいか、と思い家に持ち帰った。

一円の得にもならないが脳トレにはなるか、なれば一円どころか百万

円の得にはなるわよ! と連れ合いにからかわれたりしている。

挑戦するかどうか決めかね机上に置いた本を毎日眺めている。

目新しいものにすぐ手を出したくなり、そして続かない私。今回ばか

りは改めて廃棄物として処分することになるでしょう。そろそろ手を

出す対象を絞らないといけない年齢だ。

閑なんですね。

 

桜の写真2枚。全体像はピンとに不満がありいまいちですが・・・

  小さな方を2度クリックで拡大

東京は満開、当地は4月1日と3日で8分咲き。(八千代町の烏川右岸の土手下にて)

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