toboketaG の春夏秋冬 

雑文、雑感、懐古話そして少しだけ自己主張。
土曜日をベースに週1~2回の更新が続けられればと思っています。

391-300630ガンの心配が当面遠のいた

2018年06月30日 | 介護・医療・健康

  広大なこんにゃく畑  29.7    安中市中野谷地区にて

 

今月初めに前立腺の生検を受けるための検査入院をした。半年ごとの

PSA値が判定レベルを3倍から4倍も超える状況が10年以上続いて

た。特に自覚症状があるというわけでもなかった。

1月の検査でまたまたその上限に近い数値が出る。この10年一貫して

診察を受けているDr.に相談し、むしろこちらから生検を頼み込んだ。

MRI画像の疑わしい箇所を22ヵ所も針刺して組織を採り、専門医が検

した。これだけ採れば、年齢的に3つや4つのガン細胞が見つかるこ

を覚悟してたが、がん細胞は見つかりませんとの診断。少し拍子抜け

る。前立腺がんのことは生涯気にすまいと思った。Dr. 曰く、「他の

気で深刻な状況になる確率の方が高いだろうと思いますよ。」だって。

言われてみると、ここまで大過なく過ごせてきた。これからの人生は

率が支配する世界を進んでいくということなのか・・

もしがんを宣告されたら、どんな治療方法をとるにしろ、患者の側から

の思いをブログに綴ってみようかな、と思っていたが、幸いにもその

会はするりと去っていった。

 

土曜日に公開する本原稿を木曜日の午前中に書いている。今夜サッカー

本代表はポーランドと決勝ラウンドをかけて対戦する。勝利したら翌

のテレビや新聞は凄いことになるのだろうな。同時に行われる他の試

合の結果次第では負けても決勝進出の可性があるらしい。

私はモリカケ問題に絡んではいないと主張する安倍総理の強気な姿勢と

野党の不揃いな足並みで混乱す国会、たいした動機もない刹那な殺

人事件(相手は誰でも良かっだと? ふけんじゃねえ・・)、お前

らに子供を作る資格なんかねえ、と言いたくなるい夫婦の我が子虐待

等の報道が続いてウンザリているので、ここはって国民をさせ

て欲しいと期待する。この騒に嫌気がさしてい向きもあろうが・・

セネガル戦で同点ゴールを決めた本田選手の右手での愛嬌ある敬礼の姿

が印象的。のドングリまなこがほんとに嬉しそうだった。今度は誰が

ヒーローにるか? 

本原稿の公開までに、まだ1日あるので果を踏まて追記してみよう。

八ヶ岳連峰、白駒池の静寂 29.7    今年もこんな旅をしたいが・・

 

私の文才では週に一度の更新が妥当なところ。愛読する皆さんのブログ

には毎日更新を欠かさないすごい方々が何人もおられる。ほぼ無限にあ

中から私なりに選びだした珠玉のブログ。特にK.G氏のものは素晴ら

しい。私が仮にそれにチャレンジしたら1日の大半を原稿作りに割かざ

るを得ない、そもそも話題がない。それでは本末転倒。改めてそれらの

御方々に敬意を表する。

 

そして追記、

サッカーWCの対ポーランド戦の結果が出た。意外な展開になった。

から振り返れば、こういう選択肢があったんだ、と思う。監督の決断は

日本サッカー史に間違いなく残る。ドーハの悲劇のように。賛否両論で

騰しているので今更触れない。勝っての熱狂ではなく、いかにも玄人

みの、試合に負けて決勝トーナメント進出となる。新たなヒーローは

出ず、今一つ盛り上がらない。次のベルギー戦で真価問われるのは衆

目の一致するところ。

 

 

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390-300623ここにきて車を変えざるを得なくなりそうだ

2018年06月23日 | 車・自転車・機械

長野県佐久穂町の奥村土牛博物館の庭園にて  29.7 

一度手に入れた道具類は比較的長く使う方だと思っている。今乗り回してい

る車、平成16年製三菱エアトレック車、この当時三菱自動車は最初のリコ

ール事態を隠蔽したり、小説の題材ともなったトラックの車輪が走行中に外

れてしまう事故で世論の袋叩きにあっていた。株価は上場廃止寸前まで落ち

込む。当然製造する車の買い手不在で地方デーラーはあえいでいた。セダン

型ではなくこの頃からはやり始めた四輪駆動のSUV車。こんな時に買ってく

れるお客さんは神様に見えます、などと持ち上げられた。そんならその気持

ちを反映した価格を提示してくれと交渉し、破格の値段で手に入れた。

イノシシ面なぞと揶揄され人気のない車だったが、15年経って改めて見る

と精悍で男っぽくて悪くないなと思う。給油所のお兄ちゃんには外車?なん

言われることもある。写真のようなダート道を走ると三菱ご自慢の本格的

なフルタイム四駆が躍動する。

以来乗りまわし、9月には15年目に入る。車検とオイル交換以外の出費は

最低限に抑えられて、大きな故障もなく今に至った。しかし半年前から車庫

入れ等で前進後退を繰り返す際に、ミッションがガツンという衝撃音を発す

るようになった。その原因は判っている。走り始めれば問題ないのだが、不

具合には違いない。整備工場に相談するとミッション自体の交換が必要です

と言われれる。その費用は最低でも25万円ほどかかるという。

こういうことがなければ生涯乗り続ける予定だったが、そうもいかなそうに

なってきた。さてどうする??

 

食わず嫌いなのだろうが、電気モーター駆動の車のフィーリングに抵抗感が

あった。しかしこの15年間の自動車技術の進歩を体験したくなり、日産ノ

ートe-powerなる車をレンタルで借り1日乗り回してみた。 

雨模様の天気だったが、軽井沢から浅間山山麓を回って新鹿沢温泉まで約20

0kmを走る。高速道路、上り坂下り坂、未舗装路いろんな条件で走ってみた。

なかなか素晴らしい車との印象を持ちながら返した。以下その詳細を書いて見

たい。

ガソリンエンジンは発電機を回すことのみに作動し、車輪を回す動力は全て電

気モーターというコンセプトに興味を持った。トヨタお得意にハイブリッドと

は一線を画す。近い将来水素と空中の酸素で電気を作りモーターを回すのが究

極の電気自動車。その過程の車だ。60年近くガソリンエンジン車の感覚を当

たり前と思っていたが、殆ど違和感なかった。

今迄乗り継いできた車の燃費はアクセルの踏み加減でかなり上下する。しかし

試乗車はいろいろな走り方を試しても21km/ℓ台をを示したまま動かない。

この数値は今乗っている車の3倍近い良燃費、素晴らしい。

アクセルを踏み込む、ガソリンエンジン搭載車ならエンジン音がスピードに連

れて高まる。これが試乗車は電気モーターが唸るような低い音でぐいぐい加速

する。理論上電気モーターの低速トルクは大きく、車の発進時からの加速性能

は優れていると知っていたが、実際に体験すると興奮する。エンジンは走行状

態に関係なく、電池の電気量が減れば発電のために回りだす。車のスピードと

無関係。ただエンジン音を感じさせないために、ある程度車速が上がりタイヤ

ノイズが発生し始めるとそれに紛れて回り始めるらしい。うまいことを考えた

ものだ。その回転数は車速には関係なく、発電に最適な回転数にセットされる

という。最適回転数を維持するだけだから、ツインカムエンジンのような高度

の機構は必要なくなってくるだろう。部品メーカーにとり死活問題となり得る。

次期候補に有力な選択肢を手にした。1年以内に決めればよいので、他の車も

試乗し、人生最後の車に悔いのない選択をしたいと思う。

年寄りの運転操作ミスが社会問題になっている。また車は価格も維持費も高い。

手放せばあちこち旅行する選択肢もグッと拡がる。それは判っているが、車を

操り好きな時、好きな所に出かけられる楽しみはまだまだ持っていたい。この

舎だ。車を手放すと生じる不便は都会の皆さんとは比較にならない。免許証

返納はまだ10年先に考えれば十分だろう。なお一層慎重な運転を心がけるの

は当然のこと。

帰途八ッ場ダムの工事現場を上流から眺める。スキーシーズンの半年前に比べ

てダムの形がかなり見えてきた。あらかた撤去された名湯旧川原湯温泉が水面

に没するのも2年後くらいか。近くの高台に移転した旅館街はまだ寂しいが、

道のはえらい人気だ。

 

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389-300616郷土が生んだ宰相の資料館

2018年06月16日 | もろもろ

この葉を持つ樹は何でしょうか? スマホで撮影しましたが、葉がダブっ

ているように見えました。私は知りませんのでどなたか教えていただけれ

ば嬉しいです。

 

幸いにもスマホを自由に操作できると思っていた。昨夜何をしようとした

のか記憶にないが電源を入れた時に現れる画面が変わってしまった。

アプリのアイコンが自分で設定した並び方と違う。天気予報が、LINEが、

googleニュースはどこ? どこをタップしたらよいのか判らない。今朝

からいじくり回したがどうにもならない。近くのドコモ店の孫のような女

の子に応援を頼んだ。チョチョイのチョイであっという間に元の状態に戻

る。偉そうなこと言っても時代に付いていけてないな、と嘆息。

 

ドコモショップからの帰りに先月100才を迎えた中曽根康弘元総理大臣の

資料館青雲塾に立ち寄る。氏が誕生した町で私も生まれた。小学校の25年

ど後輩にあたる。氏が衆議院議員選挙に立候補したころのことを覚えて

る。自転車に乗った氏が我が家のすぐ近くの四つ角で演説した光景、当

はあった元旦を祝う学校の行事での氏の講話などなど。

政治家である以上毀誉褒貶はつきものだし、存在感が際立っていただけに

いろいろと言われた。若い頃の私も批判する立場だったこともあった。そ

の氏が政治の世界から退かれて30年近くになる。その存在感は今の政治

家諸氏にはない。

近くにあり、いつでも見学できると思っていて今まで入館したことはな

った。資料室の前室に初めて立候補した時の支援者の寄せ書きがあっ

た。子どもの時悪さをしてこっぴどく叱られた近所のおじさんの名前も

あり、何とも懐かしかった。さらに氏の自信作であり、他からの評価も

高い一句    暮れてなお 命のかぎり せみ時雨    の色紙。

前室から入るといきなり旧首相官総理執務室が再現されている。手

際よく陳列された資料やゆかりの品を2時間ほどかかって一通り見て

回った。戦後の歴史そのものといった示品の撮影は原則禁止されてい

るので、細かにお伝えはできない。そのわりに公開されている資料館

のHPのURLを紹介します。

http://www.seiunjyuku.com/04_museum.html

先ほど車イスに腰かけた氏がテレビに登場し、今回の米朝首脳会談につ

て右往左往することなく筋を通して外交が展開されることを期待する

と述べておられた。

立居振舞に年齢は隠せなくなられたが、今もなおその政治信条をこうし

発信する姿勢に今は改めて尊敬の気持ちを持って見いる。

第2次世界大戦後の世界や日本の歴史の生き証人という評価が定着して

る。東西冷戦が続いた時代の世界の指導者で今も存命されておられる

のはソビエト連邦崩壊時のゴルバチョフ氏とブッシュ(父)位ではない

か。中国の毛沢東や鄧小平等の指導者は鬼籍に入った。ケネディ、ニク

ソン、サッチャー、ミッテランやコール氏等も故人となった。競いあっ

た同世代の政治家もすでにいない。郷土の大政治家がお元気で身近にお

られるのは嬉しい限り。104才まで行動的だった日野原重明氏の例もあ

る。大丈夫ではないだろうか。

当地は他に福田赳夫、小渕恵三そして福田康夫の3人の総理大臣を生ん

だ。いずれも清廉な政治家であるが、中曽根氏が総理まで登りつめる過

程で見せたしたたかさには少し欠けていたように見える。両福田氏の引

き際に見た淡泊さ、小渕氏は自分の選挙区の状況をビルの谷間のラー

メン屋と称た庶民性が今となっては懐かしい。3氏はこの種の資料館

を設けていない。これもそれぞれのご性格なんだろうな。各氏とも子、

孫がその地盤を引き継ぎ盤石の選挙地盤を築いていて新人が付け入るス

キがない。

 

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388-300609五頭連峰での親子の遭難事件

2018年06月09日 | 山登りというより山歩き

5月の連休の時期、新潟県五頭連峰で父子の遭難事件があった。

先週この父子の遺体が沢筋で発見された。父親が息子を庇うような体勢で

死亡していたと報じられた。無事に救出されることを祈っていたが・・

若くして亡くなった父子に合掌。改めてこの山域の地図を見てみる。

新潟市の中心からさほど離れた場所ではない。近くに白鳥の飛来で有名な

瓢湖がある。地図の表示範囲からは外れるが、東側(地図の右側)は豪雪

で有名な飯豊連峰に繋がる。したがって冬であれば3mの積雪がある山域

だ。それにしても街に近く、残雪が残るとはいえこの低山でと思わざるを

得ない。

ところが

この山域を25000分の1の地形図で見てみると、ここは容易ならざる山

域だと知らされる。魚止滝から入山して山葵山までの登山道はかなりの急傾

斜。そこから松平山までは尾根を辿るコースだがはっきりした尾根ではなさ

そうだ。標高が低いので深い藪に付けられた踏み跡程度の道の登りが想像さ

れる。特徴のない尾根を登るのは何とかなっても地図に不慣れだったかもし

れない親子が帰途この尾根を戻るのは危険だ。

特徴のない似かよった小さな尾根が登山道から南北にいくつも派生している。

少しでも踏み跡を間違えても気付いたころはもう遅い。恐ろしい山域だ。

私の経験、体力ではGPS機能の付いたスマホを携帯しないで入山することは

とてもできないところだ。

改めて私が普段歩き回る榛名山の地形図を見てみる。五頭連峰よりも少し標

高が高いが、顕著な尾根と小さな尾根が組み合わさっている。ご多分に漏れ

ずこの山域も道なき道といった登山道が主だが、それでもはっきりとした尾

根があるので自分の位置が特定しやすい。GPSスマホはここでも必需品。

NHKで放送されたが、低山は人気がないので登山者も少ない。はっきりした

道がない。遭難の危険は高山よりも多いといわれるのがよく理解できる。

 

男性特有の病気の検査入院で2晩を病院で過ごした。検査後24時間ベッド

から動けなかったら、健康だと思っていたのが本物の病人になってしまった。

体調がすぐれないので入院前に準備しておいたこの原稿だけで今回はおしま

いとします。

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387-300602今年のサツキ盆栽は

2018年06月02日 | 花・樹木

 

この時期サツキが花盛りとなる。このサツキという花木は盆栽として一定

の評価があり、昭和初期にブームがあった。戦後は40年ほど前に第二の

ブームがあって、私はこのころ30代半ばだったがブームに巻き込まれて

しまった。

盆栽やるには若すぎるのではないの・・ と言われながらもその盆栽とし

ての美しさに惹かれて夢中になった。一時は狭い庭一杯に50鉢くらいの

サツキが占領していた。出来上がったものを数万円出せば完成したサツキ

盆栽が手に入る。しかしそんな金はないとなると、自分で育てなければな

らない。幼木や素性の良い木の枝をいただいてさし芽をして育て始めた。

盆栽としての形が整うまでには10年、20年という歳月が必要。若すぎ

るということはあるまい、これが当時の私のスタンスだった。

以来40年が経過した。だんだん育ってくると50鉢の管理にはとても手

が回らない。枯らしたものや、人にあげたもの、地植えにしてしまったも

の減らしに減らし、サツキは3鉢、岳父から受け継いだ五葉松が2鉢、自

分の好みで若木や実生で育てたブナ、ケヤキや藤が数鉢が残った全てにな

った。もう増やすつもりは全くない。時期時期の最小限の管理を怠らなけ

れば、それなりの年月に磨かれておのずと風格が出はじめている。手許に

残った管理可能な数の鉢を見回って満足している。

そのサツキが花時を迎えている。新芽が出はじめたころ、今年は花付が悪

いなと心配したが、そこそこには咲いてくれた。

  

花付がいまいちだが、お気に入りの一品。

 

いくつもの園芸品種をもっていたが、残ったのは最初のブーム時に作られ

た華宝や栄冠と名付けられたものだけになってしまった。丈夫な樹で花も

大輪で艶やか。好みは日光東照宮で見つかったと言われる晃山とその枝替

わりの日光という品種。4本ほど持っていたが、ある年の植替えで根を詰

め過ぎたのが原因か枯れてしまった。若木はかなり強い剪定をしても良い

ようだが、30年を超えてくると木への負担が強すぎるようだ。

 

平昌オリンピックまでは傍若無人の独裁者のイメージが強かった金正恩に

このところ、まだ若いんだよなと思わせるしぐさ感じる。韓国文在寅大統

領との2回目の会談で見せる様子が、なにか兄貴に甘えるかのようにも見

えた。ああいう立場になって数年、まだ30代だ。どんな強い人間でもど

こかに弱さを併せ持つ。それをさらけ出せる相手がいてこそ、精神のバラ

ンスが取れるというものだ。彼が望んでそうしたのか、望んではいないが

そうでもしなければ国を統治できないのかは知らないが、常に肩を怒らせ

ての日常はストレスが貯まる一方と思える。通訳なしで会話できる相手と

対等に話せる機会、救いのひと時かもしれないなと思いながらニュースを

見ていた。そんな見方は甘いよ、と笑われないように事態が進展すること

を祈る。

 

明日、6年生になった東京に住む孫娘の運動会を見に行く予定。暫く乗る

機会がない湘南新宿ラインを使うことになった。普段必要ないのでスイカ

なんというのはもっていない。当日切符売り場でおろおろしてはいけない

ので、キップを買いに駅まで行った。お昼時だったのでヤマダ電機本社ビ

ルの中にある食堂街で現役の皆さんに混じってトンカツ定食を食べる。

この境遇になって4年目に。家では余りもの主体の昼食が続く。久しぶり

に現役時代に戻った満点のランチ。 おまけに一杯の生ビール。平日にこん

なわがまま昼食が許される、なんと幸せなことか・・

夕飯は質素にいこうということで一致。そうしないとカロリー過多になる。

 

 

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