toboketaG の春夏秋冬 

雑文、雑感、懐古話そして少しだけ自己主張。
土曜日をベースに週1~2回の更新が続けられればと思っています。

624-050107体力確認の1日

2023年01月07日 | スポーツや趣味

お正月がめぐってきたまた新しい年を体感できることができることにお許しが出た。誰もが新し

い年を安定した穏やかな一年としたいと思っているが、現実は厳しいのが通例であり、今年も同

じような推移を見せそうだ。

 ウクライナに平和は来るだろうか?

 アメリカと肩を並べる大国になった中国の台湾への武力侵攻はほんとにあるのだろうか?

 北朝鮮は暴発しないだろうか?

 コロナは今年も世界を翻弄するのだろうか?

国内に目を向ければ

 日本の構造を根本から変えてしまいそうな少子化の進行はとめられるのだろうか?

 円安は更に進み、物価の高騰は今年もつづくのだろうか?

 賃金はほんとにあがってくれるのだろうか?

 ますます解離してしまう自衛隊の軍備増強と憲法の齟齬はどうなってしまうのだろうか?

などなど・・

80才越え爺にはどれもこれも手の届かない心配事だ。

 

自分の集合が国であり、国の集合が世界だ。まずは自分のことから。

今の体力現状を確認してみよう。その体力に合った生活を一年続けようと思い、趣味のスキー

をすべく本シーズン最初のスキー場に行ってみた。

浅間山の雄姿を右に見ながら、いつもの湯ノ丸スキー場に急ぐ。今日は嬉しいシニアデイ。

野口英世1枚でリフト乗り放題。と言ってもそんなに乗るほどの体力はもうないし、ガツガツ

滑るのはみっともない。

上田市から嬬恋村に抜ける県道は完璧に除雪され、私のFFのスイフトでも不安なく登れる。峠の

左右にこじんまりしたゲレンデが拡がる。標高が1700mほどあるので抜群の雪質。

シーズン第一走のリフトに乗ると、毎回不安感と期待感が混じり、滑りの体験ができる満足感に

満たされる。まずは緩斜面でそろりとスキーが動き出す。

 

すぐに前のシーズン最後の感覚が戻ってきて左右に優雅(?)にターンを繰返しながら短いゲレ

ンデを下まで降りられた!

左の写真がそのゲレンデ。最上部からは結構長いので数回は途中までのリフトで足慣らし。

右の写真のゲレンデは私の腕ではもう歯が立たない。 それでいいんだと自分に言い聞かす。

その昔湯沢町のかぐらスキー場で見た光景。80才のご老人が家族のサポートを受けながらおぼ

つかない格好で滑る姿。ご老人はすでに鬼籍に入っているだろう。あの時のご老人をもう越えて

いる。一人で運転してきて誰の支援も受けずに滑れているのだと思うと素朴に嬉しい。

 

このゲレンデは私の年齢を越える経験豊富な綺麗な姿で滑る老人は珍しくもない。何の分野でも

上には上がいるものだと思いながら2時間後には車は峠を降りはじめている。

 

追記  長らく週一回の更新を続けて10年余。最近はそれが果たせなくなることが多くなって

います。このペースでは大台1000回に達するには90才まで頑張らないといけない。そんな

ことできるかな? と疑問が湧きます。頑張るつもりではあるけどそうはいかないだろ。気付い

たら途中で途絶えていたとなる可能性が高い。改めて断筆宣言などせずに静かに消えていきます。

 

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586-040227もうなのか、まだなのか?

2022年02月27日 | スポーツや趣味

昨年来の体調不良が大分改善してきた感じなので、金曜日に封印を解いてスキーに行ってきた。

浅間山の西に連なる2000m前後の連山の鞍部南斜面の湯ノ丸スキー場はお年寄を大事にしてく

れる。

この日週に一度のシニアデイで、1000円で終日滑り放題。と言ってもそんな長時間は無理なの

で、お昼までの2時間で切り上げる。

 

体力の低下は予想以上で往時の滑りはどこかに消えてしまった。一番緩斜面でのんびりと5回、何

とか昔を思いだしながら滑ってみたが、なかなか思うようにはいかない。もう無理なのかな、と弱

気になる。

 

そんな滑りの中にも何回か、そうだこの感覚よ! という場面のなかったわけではない。そうする

まだ頑張ればいけるかな? なんて欲が出てくる。妙な心理的葛藤の中で、それでも転ぶことも

なく終了した。

 

カラマツ林の奥に見える山は西籠の登山。スノーシューを履いて登るに手頃な山。数人の中年の男女が

楽しそうに登って行った。

 

緩斜面ならもうしばらくはスキーできそうだ、が今日の総括。しかしゲレンデに近いとはいえ片道2時

間かけて運転していくほどの価値があるか、と問われればかなり疑問。

1月中旬から3月中旬までの金曜日に天気が良ければ、行って見る程度がこれからは妥当か。曜日と天

候がうまく合うのはシーズンで3回程度か?

こんな選択の自由があるというのが、我々世代の特権だな! 金はないけど・・・

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492-020229長く親しんできたスキーを諦める年齢となったか

2020年02月29日 | スポーツや趣味

           湯ノ丸スキー場から穂高連峰を望む

 

前日の天気予報で高気圧が日本の真上に移動し好天が約束されていたので、今シーズン最後になるかもしれないスキーへ行ってきた。老人に優しい湯ノ丸スキー場。

小諸から見上げたスキー場辺りは雲に覆われていて心配したが、峠に近づくに連れて雲がなくなり、標高1700mのゲレンデに着いた時は真っ青な空が輝いていた。雲の上に出たか? もう3月がそこまで来ているのに気温が低く、未明に降ったパウダースノーが数センチ積もり、ワクワクしながらスキーを履く。こんな好条件のゲレンデは今シーズンはもうないだろう。

            ゲレンデから湯ノ丸山を望む

 

ああ、それなのに・・

最初の滑走は納得のいくものだったのに、回を重ねるごとにおかしな滑りになってしまう。今シーズンのスキーはいつもこんな感じ。いろいろ考え込んでしまった。行きついたのはやはり加齢によるバランス感覚の低下と2,3本滑るとすぐに足へ来てしまう軟弱な脚力なんだろう。シーズン入りの頃運動から遠ざかっていたつけがここにきて出てきた。左ターンなら右板に、右ターンなら左板にキチンと乗れていないといけない。頭では理解していても、体が付いていかない。ブランクはあったが20才から半世紀も滑っているのになんだ、このザマは・・・

往復それぞれ2時間余、ゲレンデの上で1時間。シニア優待日で1日券1000円。勿体なかったが、滑るほどおかしなものになりそうなので滑走中止。80才までは滑ろうと思っていたが、赤信号が点滅した。来シーズンは無理か。不満足の気持ちを抱えたまま今シーズンは今回でおしまい。

 

冒頭の写真を一部拡大してみたら、少し霞がかかったが穂高連峰や槍ヶ岳が輝いていた。そして帰途立ち寄った御代田の真楽寺に面白い巨木があった。真言宗智山派の古刹だが立派な寺だ。

杉の巨木だが、右半分は枯れて人ひとり立ったまま入れる空洞の中に石の祠が祭ってある。左側には100年は経つかと思われる元気な太い枝、さらにその根元には数年しか経ってない新しいのが育っている。まさに3代杉だ。

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369-300203活火山に向き合う

2018年02月03日 | スポーツや趣味

年が改まって初めてのスキーをパルコ―ルスキー場で楽しむ。年末に湯ノ丸で今シ

ーズンも滑れる体力に問題ないことは確認済み。前日の榛名山麓の藪山徘徊の疲れ

が残っていたが、この好天を逃すとまた冬型が続く予報が出ていたので思い切って

出かけた。

藪くぐりの疲労はかなり残っていた。イメージ通りに滑れない。長年のキャリアで

ごまかしスキーで滑ることはできるが自分はごまかせない。スキー板と足を通して

の身体の重心位置関係が微妙にずれている。その分普段なら緊張しない筋肉に負担

がかかっているようだ。大腿四頭筋あたりに痛みを感じて一気に下まで滑走できな

い。前日の疲労か、いやこれが年相応ということか。10時に滑り始めて納得できな

いまま12時で終わりにした。前のシーズン最後に、あと5年は滑れる体力を維持す

ることを目標とした。その1年目は不満ながらも普通には滑れることが確認できた。

でも本来スキーが持つワクワク感があまり感じなくなっているのが気がかりだ。

 

いつもより足の疲労がきついので、スキー板を外して浅間山としばし対峙する。往

時のゲレンデの賑わいを知っている世代としては、いくら平日とはいえこのゲレン

デの状況では貸し切り状態で申し訳ない気持ち。リフトの鉄塔に設置されたスピー

カーから流れる喧しい若向きの音楽もここまでは届かない。レンズの視界に人影は

ない。山頂から湧き上がる小さな白い噴煙の形の変化を見つめる。先日噴火した本

白根山が反対側にくっきりと見えている。早くも終息したのか青空をバックに我関

せずと鎮座する。静かだ。鼻腔を拡げ冷えた空気胸いっぱいに吸い込む 。気のせい

か酸素が街中よりも余計に含まれているようだ。

 

某大学の学生グループとゴンドラで一緒になる。頂上に着くまで彼らのお喋りが勝

手に耳に入ってくる。3人の学生が若者の代表だとは思わないが、私たちがこの年

代で抱いていたスキーに対するワクワク感や幸福感が感じられない。上手になろう

という気持ちは殆どないようだ。偶々ゼミのスキー旅行があったから来たという感

じ。彼等にとっては面白いことは他にあるんだ。

 

昭和35年から40年頃までの青春の楽しみはスキーの他に何だったろうかと思いだ

してみる。訳もわからないのに安保反対のデモに加わってエネルギーを発散した、

歌声喫茶があった、横長の大きなキスリングを背負って今考えると随分いい加減な

服装装備で山に登った、タバコはどこでも心ゆくまで吸えた、運転免許取っても自

由に運転する車を持つ余裕はなかったが、「いつかはクラウン」のキャチコピーの

ように先に希望があった。楽しみは有り余るほどにはなくそれに飢えていた。

戦争に負けて国家存亡の危機レベルがスタートで、食べ物探しから始まった。日本

人の勤勉さや良質な労働力も合わせて考えれば当然なのだが、なによりも生活が年

ごとに向上していく実感をみんなと共有できた時代だった。その意味では面白い時

代に生まれ合わせたことと感謝している。

 

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299-281015スイミング、もう気おくれしないですむ

2016年10月15日 | スポーツや趣味

 前の家の柿の木、一つだけが残った

 

長年スイミングにあこがれていた。しかし若いころに患った

中耳炎で左耳の鼓膜に大きな穴が開いていて実現できなかっ

た。昨年自分の皮膚の下の筋膜を採取して欠損箇所に貼り付

け鼓膜の再生を促す手術を受けた。期待したほどには聴力は

回復しなかったが、穴はふさがり、執刀医からスイミングOK

の許可が出たのが1年半前。それでも用心して半年は様子を

ていた。再度診察を受けて保証されたのが1月のこと。用

具を揃えて月に半世紀ぶりに水に入った。

 

用具といってもスイミングパンツ、キャップ、ゴーグルそれ

耳栓締めて7000円ほどの出費、スキーやゴルフに比べ

ればなんと安く済むことか。利用者登録すれば一回200円

で懐には大変優しい。時間無制限だが現実には2時間が精一

杯。 子供の頃そこそこには泳げた記憶があるので、抱いたイ

メーでは25mくらいは問題ないと思っていた。どっこい

問屋は卸さなかった。壁を蹴って数メートルで沈没。そんな

ことを15回ほど繰り返したか。

利用者の8割は女性。一般認識で言えばおばさまとお見受け

女性が見事なクロールで泳ぐのを横目で見ながら、恥を忍

んでプール通いを続けた。いい年をした初心者風情がと思わ

れるのもシャクなので教室も入らなかった。当時のお手本

はインターネットで見た動画。それなりに悲壮な気持ちで頑

張り、5月には25mを泳ぐことが出来るまでになった。 

 

 

庭のカエルは意外なところで人待ち顔。

 

そして夏がやってきた。屋外の50mプールがオープン。や

とこさではあったが50m完泳できるまで更に進歩した。

ところが夢中になりすぎて右肩を痛めてしまう。20日間プ

ールから遠ざかり痛みの引くの待つ。そして再開。暫く休ん

だせいか力みが消え25mプールを往復余裕で泳げる。しか

し今はさらに折り返すだけの力はない。それでも2時間弱の

間に休み休みだがトータルで4~500mを泳ぐことができ

るようになった。今後は教室に入って基本を会得する必要を

感じる。恥じ入る必要はもうないだろう。一時はやはりだめ

か、プールを歩くだけで良しとしなければいけないのかと悲

観的になったことを考えると長足の進歩。

 

利用者の大半が女性と書いた。50代から70代とお見受け

る初老の女性が圧倒的に多い。時に高校生と思われる若い

女性を見受ける。無駄な脂肪はなく、かつ若い女性らしい柔

らかさを持って競技用水着からすらりと伸びた手足や胸のふ

くらみがまぶしい。こんな光景は身の回りには存在しないの

でわが身の幸運に感謝する。強いとは思っていたが改めて女

性の元気の良さ、したたかさい知らされている。

 そして、

25m以上泳げることが条件の中級下教室に参加した。その

日に言われたこと。「25m4回休まないで・・」 悔し

いがその力はない。自分のペースでは何とかなるが、皆さ

んと調を合わそうとすれば明らかに体力の限界を超える。

早々落を宣言し教室を外れる。沈没時期には見えなかっ

たレルがここにもある。いずれの世界も同じだなと思い知

る。

 

 

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258-280130ようやく初滑り

2016年01月30日 | スポーツや趣味

  ゲレンデの途中の一息いれる地点。ここの標高1700m

 

今シーズンはなかなかまとまった積雪がなく、いままで初滑りがのび

のびになってしまった。例年ならばこの時期までには少なくとも2回

は滑っている。先日の大雪でゲレンデ状態が改善されたので、ひいき

の嬬恋村のパルコールスキー場で初滑りを楽しんだ。

後期高齢者入りを1年後にした老体を考えれば満足すべき滑りだった

と納得でき、満たされた気分で帰途についた。

このスキー場が好きな理由は

 ① ゲレンデが長く(約4km)かつ急斜面が少ない。それでも標

   高差は600mほどある。

 ② 眺望に優れており、踏むとキュキュ鳴る抜群の雪質。

 ③ 東に開けたゲレンデで追い風になることが多い。

 ④ 老体には苦手のコブ斜面がほとんどない。

 ⑤ 高速道路の必要がなく、道路の渋滞がない。

 

ゲレンデ下部の駅舎

 

こんなことで一人の時はここで滑ることにしている。

関東甲信越のスキー場では最長のゴンドラでスキー場最上部立つと、

そこは2000mを少し超える世界、前日までの吹雪でシラビソの天

然林が雪をまとう。標高が高く湿気の少ない粉雪なので、八甲田山や

蔵王のようなモンスターにはならないが非日常の世界。百名山の一つ

四阿山へはそこから2時間みれば山頂に立てる。

ゴンドラ頂上駅近くで(この写真は3年前のもの)。今シーズンはま

だここまで成長していなかった。 

 

10年前には4kmのロングコースを一気に滑り下ることができたが、

さすがにもうそうはいかない。途中で2、3回休みを入れて降りる。

途中の景色が素晴らしい。眼下に嬬恋村の高原キャベツ畑が雪をまと

って拡がる。その先に湯の丸山から浅間山、浅間隠山、本白根山、草

津白根山が濃紺の空を背景に競り上がり、志賀高原の山々に連なる。

見通しが良ければさらにその奥に赤城山から日光白根山が望める。

富士山、奥秩父連山や八ヶ岳は浅間山から西に続く山塊がさえぎるの

で見えない、しかしもう充分。

嬬恋村のキャベツ畑と浅間山遠望。ゲレンデには人影が見えず。

浅間山をズームアップする

 

頂上駅から20分ほど深雪をかき分けて上信国境に登る体力のある壮

年のスキーヤーならば、さらに南北100kmにも連なる北アルプス

の白く輝く峰々の姿にしばし感嘆の言葉を吐くだろう。

国内航空路にあたるのか遥か上空を飛行機雲を引きながら旅客機が東

西に行き交う。

帰路百名山四阿山を望む

 

平日には数えるほどのスキーヤーやボーダーの若者しかいないゲレン

デ。この日は最初からスキー板にきちんと乗ることができた。乗れさ

さえすれば足への負担も軽微なものになる。大回りと小回りターンを

組み合わせ、スピードよりも滑りの姿勢を意識しながらゆったりと滑

る。外側スキー板から伝わる雪面の反発力を気持ちよく感じて次のタ

ーンに入る。雪面を刻んでいく板から雪煙が吹き上げていれば理論と

おりに滑れている証拠だが、自撮りができないので想像するしかない。

足が疲れたら無理せずに休み周囲の山々を視界に入れながら混じり気

のない冷気を深呼吸する。

今の健康状態が崩れなければあと5年は滑れるかなと思う。至福のひ

と時でした。

 

 

 

 

 

 

 

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238-270919世界文化遺産「高山社」を横目に見ながら走る

2015年09月19日 | スポーツや趣味

  日光東照宮の陽明門前にある徳川忠長の銘のある石灯籠。忠長は三代将軍家光の

弟。長子相続原則に従って将軍にはなれなかったが、才能は兄を上回ったという。結

局駿府城主を外されて高崎城に幽閉されて30歳を前に自刃した。その墓は高崎大信寺

に苔むして、自刃した部屋はこれも市内の長松寺に移築されて今に至る。

 

 秋の長雨の季節が過ぎたので、ようやく山登りやサイクリングができる陽気になりま

した。今年の長雨は鬼怒川の決壊という大きな災害を引き起こしてしまいました。サイ

クリング道路と銘打ってある所の多くは河川の堤防上に作られています。今日も久しぶ

りに楽しむサイクリングは往路の大半は烏川、神流川、鮎川や鏑川の堤防上を走ります。

一見立派な堤防ですが堤防を乗り越える水量の流れに見舞われるとなんともろいものな

のかと痛感しました。

さて、今日の行く先は富岡製糸場とともに世界文化遺産に登録された藤岡市の山あいに

ある高山社です。神流川の堤防を離れていくつかの集落を経て、山中に入っていきます。

気持ちの良い軽い上り坂が続きます。家から1時間半で到着。 

 

老サイクリストもジャージーを決め込み、ヘルメットとサングラスをかけると年齢不詳と

なりますが体型だけは隠しようがありません。背景の石垣の上の家が明治中期に蚕の飼育

方法に革命をもたらした高山社です。150年は経過している農家です。登録前からよく走

っていたところで、以前から知っていました。登録後駐車場やトイレがあっという間に完

備され観光客も頻繁に訪れます。

ここまでは道の両側に家並が続きますが、ここを過ぎると急に渓谷に沿った山道になり傾

斜も急になってきます。新緑の頃は素晴らしい道です。曲がりくねりながら高度を上げま

すが車の往来が殆どないので安心してペダルを踏めます。 

 

今はかなりの山道でも舗装がされているので、自転車も快適に走ることができます。三名

川という小渓流を渡る橋を過ぎると勾配がさらに急になり、ギヤを一番落とすと時速10

km以下になってしまいますが、まだ何とか登れます。この先には椚山という小集落があ

るのですが、そこに到達するには私の脚力では無理です。したがって適当なところで引き

返します。折返し点で暫く水を補給し汗をぬぐい一息入れます。 さあ苦労して登ってき

たご褒美が待っています。約6kmのダウンヒルです。この距離をペダルを踏むことなく

地球の重力で勝手に走ってくれます。汗をかいた体は風を切るので急速に気化熱を奪われ

て真夏といえどもその爽快さはやったものでないと味わえません。ブレーキをかけなけれ

ば時速50kmは出てしまいますが、安全第一で35km以下に抑えながら下ります。

昔下ったことのある草津白根の山岳ロードに比べれば距離は大したことはありませんが、

気軽に行けるので愛着のあるサイクリングコースです。

椚山  三名川渓谷を登りつめたところにある小集落。4月中旬の頃に訪ねるといろいろ

花が咲き乱れ、桃源郷とはこういうところを言うのかと思うほどのどかで優雅な光景が

見られます。近くに三千本階段があり、家族向けには絶好のハイキングコース。

    ブログタイトルの背景を変えてみました。昨年秋の四万温泉での雨に煙る紅葉です。 

 

 

 

  

  

 

   

 

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200-261227今年も初滑りができた・・ 

2014年12月27日 | スポーツや趣味

 一口に榛名山といっても、いくつものピークで構成されている。70年間見続けた山の姿

だが、なかなか奥深いところがある。 危険な箇所もあるがどのコースも潅木が沢山生えており、

木が受け止めてくれるので、大きく滑落する心配はない。念のため20mの補助ザイルをザックに

入れて登る

 

今年も無事に初滑りができた。 5年前、自分の不注意での自転車事故で40日入院し、車いすで

移動する要介護3と認定された者としてはよくここまで回復したと関係者に感謝、感謝。

   この時期これだけの積雪は初めてでした。

玉原スキー場の積雪が1mを越えたら、初滑りにでかけることを毎年の恒例としている。

今シーズンは12月中旬の爆弾低気圧で雪はたっぷり、当日の積雪は150cmでゲレンデの状態

は申し分ない。

年々急斜面は腰が引けるなんとも情けない格好になってしまうが、常識的な斜面ではまずますの

滑りができた。 自分で自分の滑る姿を見られないので確信はないが、まあ何とかなっているので

はないかと納得させる。先日は1回だけ転んだ。転んだままの姿勢で真っ青な空を暫く眺めていた。

千歳発大阪行きとその逆か上空で2機の旅客機が、きれいな飛行機雲の平行線を引いて音もなく

すれ違っていった。 あの小さな点のそれぞれに200人を越える乗客が乗っているかと思うと不思

議な気がする。 いくつかの滑走コースのいちばん外れ、騒音としか思えないスピーカーからの若

者向け音楽もここまでは聞こえてこない。 静寂。 空中のチリは雪の核となって地上に落ち、空気

が実に冷たく清浄。 普段肺にとり良くない習慣のある身にはこの時間だけは箱を車に置いて、この

空気を肺一杯に吸い込む。

 

  北を見れば谷川岳、南に目を転じれば子持山、榛名山

私の一番気に入っていて、自分なりに100%納得の滑りができる嬬恋村のパルコールスキー場が

経営不振で閉鎖されてしまった。 嬬恋村の雪をかぶった広~いキャベツ畑の向こうに噴煙を上げ

る浅間山、草津白根山から白砂山まで一望できる雄大な景観がもう見られないと思うと本当に残念。

スキー友とよく出かける湯の丸スキー場もシニアスキーヤーには適した穏やかなスキー場で好まし

い。 多少豪快なスキーを楽しめるのは近くでは片品高原スキー場か。 隣接する岩鞍スキー場は

多彩なゲレンデがあって面白いが、年配スキーヤーにとっては少々敷居が高い。

 パルコールスキー場の最上部から、正面の浅間隠山を見ながらの滑降が始まる。

時間が自由になる年代なので、晴れていなければ行かない。 故に毎回好天気恵まれ、群青色の空

と玉原や片品では雪をまとったぶな林、標高の高いパルコールでは白樺やシラビソの樹氷。滑るのを

忘れて写真を取りまくる。

 

平成26年最後の更新が偶然にも200回というきりの良いものになりました。 パソコンがあれば誰で

もが見ることのできるのがブログですが、読者がさほど多い訳ではありません。 またどこのどなたに

見られているかも解りません。

そこがまた良いんですが・・・ 見ていただく方がおられるかぎり、また私の気力が続くまでやれたらな

と思っています。 

 

安倍政権が長期政権になりそうです。 いろいろな見方は当然ありますが比較的ぶれない政治姿勢は

評価して良いのではと私は受け止めています。 靖国神社の参拝だけは反対ですが。 周囲の国に不

快感を与えてまでも自分のこだわりを通すことで国民を道連れにしないで欲しい。 総理たる自分が参拝

しなけらばとの思いは封印して欲しい。封印するだけの過去の歴史があります。英霊が真に参拝して欲

しいのは遺族、生き残った戦友であり、また昭和天皇でありその子である現天皇ではないでしょうか。

日本が自信を取り戻し、近隣諸国から侮られないためにやることは他にいくつもあると思います。 その

主たるものが経済を軌道に乗せて国の借金を減らすことでしょう。 国力相応の軍事力も必要でしょう。

そちらで総理の力を見せて欲しい。 

来る年が良い年であることを祈って本年を締めます。1年間ありがとうございました。

 

 

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180-260809ケンダイ高崎高校の活躍を期待する

2014年08月09日 | スポーツや趣味

 

 

 

 

P8056586 暮れかかる赤城山と雷雲。 仕事を終え赤城山を方面を見やると発達途上の雷雲。日高遺跡から撮影。

 

 

 

 

健康福祉大学付属高崎高校が夏の甲子園大会の群馬県代表を射止めた。 サイク

 

 

 

リングで頻繁に利用する井野川の自転車専用道路のすぐ脇に彼らの野球練習場が

ある。 自転車を止めしばし練習試合を見ることも度々ある。 またおそらく一年生部

員だろう。 柵越えのボールを回収する彼らと話をする機会もある。 高校1年生だと

近くで見ると体は大きいが、まだまだあどけない顔をした生徒のことが多い。ところ

がユニフォーム姿に身を固めテレビに映る彼らの顔は堂々たるもの。その違いにた

まげることもしばしば。 今回活躍した選手諸君ともそんな機会に話を交わしたかもし

れない。

P5282223 野球部員の汗がしみこんだ練習場。部員諸君はみな甲子園へ。一般生徒が野球をやっていた。 野球部の練習がかもし出すあの熱気はない。

ところで私は県立高崎高校のOB。 母校は過去に総理大臣を2人輩出し、OBには

役の文部科学大臣もいる創立110年を越える今は少なくなった男子高校。 野球

部は選抜高校野球大会にも2度出場した強豪校である。 今回の出場校は高崎

の前に県立でなく、健福祉大学付属(略してケンダイ)と付くが高崎高校で

ことには違いない。

3年前ケンダイ高崎が甲子園初出場した際、同期の同窓生の一人が憤慨してNHK

に抗議したという話を聞いた。 いわく 『高崎に高崎高校は一つしかない。 ケンダ

イ高崎高校と言っても、県外の人はケンリツ高崎高校と区別がつかないではない

か。呼び方を変えろ』 と。 抗議が通ったのか最近は「ケンダイタカサキ」と呼ばれて

いる。

地元では 「高高(タカタカ)」 と呼ばれる母校を愛する気持ちは同じだが私にはそん

こだわりはない。 まして練習を頻繁に見、かつかれらと直に言葉を交わしている

で応援する気持ちは人一倍強い。 近年群馬県代表の活躍が続いているので、本

大会でも活躍を祈る。(大会3日目、初戦の相手は山口県代表岩国高校と決まる)

 

 

 

 

 

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163-260412太閤秀吉が天下統一を成し遂げたきっかけの城

2014年04月12日 | スポーツや趣味

 

 

P4075805 月に入る。 スキー日和の日には、春めいた大気を通して高崎のメインストリートからも堂々たる谷川連峰の主峰が望める。( 4/7 あら町交差点から北を望み、3倍ズーム+簡易望遠レンズで)

3月24日、シーズン最後のスキーを楽しむ。 晴れていなければ行かない自由が

あるというのはなんとも贅沢な境遇。 3日ほど前から天気図に注意する。 西高

東低の気圧配置が緩み、高気圧の中心が日本の南を通過するタイミングを狙う。

100%安定した晴れが期待できる。高気圧が北に偏ると、期待した晴れが訪れ

ず、曇天になるケースが多い。 この日高気圧の中心が列島の南にある。定石と

おりに絶好の晴れ。

20140324180000large1 tenki.jpより拝借

 

 

しかし暦は既に彼岸を過ぎた。 気温が高く快適に滑れたのは10時半まで。その

後は雪が緩み期待した滑りにはならなかった。 

元気だといっても古希を過ぎた。 急斜面でのターンはもう駄目。 無理に挑んでも

フォームが崩れて始末に負えない。さすがに転倒する事はないが、腰が引けて板

をコントロールできない。スキー場の2/3以上を占める緩斜面では、一応理論ど

おり優雅に滑れるのだが・・・ このあたりで妥協することも長く滑るためには必

な心構えだろう。

スピードに体の感覚ががついていかない。 車の運転もしかり、高速道で100km

を越えるスピードは緊張を強いられくたびれる。 90km~100km/h 程度がもっ

とも快適スピード。 

 

P3245689 急斜面のブナ林とその樹影。

P3245684 スキー場の最高地点から眺める谷川連峰。右端が平標山、左端が谷川岳、 中央が万太郎山辺りか? 前景の樹林はシラビソ。

P3245696 東京電力奥清津揚水発電所。 原発が停止した今、こうした水力発電所が電力需要の一端を担っている。

帰途、旧月夜野町にある名胡桃城址を見学する。 太閤秀吉が小田原城攻めの

理由にした真田と北条との城の争奪戦が展開され、歴史の転換点になった城。

当時の城は後の時代に建設された天守閣があったわけではない。 利根川が侵

食した崖の上に堀と土塁をめぐらし、簡単な住居があっただけのようだ。城という

より砦といったほうが正確かも知れない。

P3245701 名胡桃城の本丸前の空堀。 空堀が非常に良好に保存されている。

P3245708 同じく本丸があった場所。 本丸といっても天守閣ではない。 城主真田氏の六文銭の旗印。

P3245713 名胡桃城址の記念碑

P3245727 城址より月夜野盆地を俯瞰する。

P3245736 ご興味のある方はクリックしてお読みください。

P3245737 そして利根川が作った河岸段丘を上手に利用して築城された城。北、東および西は急峻な崖で攻め入るのは困難か?

P3245743 敷地の一部に記念館があり、そこに陳列されていた城の復元模型。

 

 

 

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154-260208アスリートの笑顔

2014年02月08日 | スポーツや趣味

 

 

P2065511 温暖化云々と言われるが、この冬も結構寒い。 2/7朝こんな氷柱が我が家の庭にも出現した。

間もなくソチ冬季オリンピックが開催される。 このブログが出たときは既に開催中で

金メダルをいくつか獲得しているかしれません・・・・

 

フィギュアーの浅田真央選手の華やかな笑顔

  webより

卓球の福原愛選手のはじけるような笑顔 

 webより

ジャンプの高梨沙羅選手の嬉しさを抑えたようなどこか遠慮がちの笑顔

 webより

みんな孫の世代だが3人の笑顔を並べてみると、トップアスリートともなると、それぞ

れが素晴らしい笑顔を持っている。 女子レスリングの吉田さおり選手のような男勝り

の笑顔もあるが、それはそれでまた頼もしい。

競技の世界ではビジネスの世界よりも一足二足早く、女子の活躍が目立つ。 今回

のオリンピックも彼女達の活躍が見ものだ。 各競技のトップレベルともなるとみんな

美人ですね。 ゴルフの世界でも女子プロのほうが視聴率が高いという。

彼女達の記者会見における一問一答の受け応えが実に堂々としている。 これがま

だ20歳前後の娘さんたちか? といつも思いながら見ている。 頂点を極めるため

の普段の努力が彼女達に自信を植え付けているのだろうか?

先日は生物化学の常識を破ってとんでもない発見をして世界をアッと言わせた「おぼ

ちゃん」こと小保方晴子さん。 男子に互しての素晴らしい研究成果。 さぞやと思い

きや、どこにでも見かける普通の女性。 彼女によれば女性であることはハンディに

ならず、に女性らしさを日頃から心掛けていると言う。 こんな生き方を『女子力を

磨く』 と言のだそうだ。 なるほど・・・・・

 

 

 

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153-260201遅れた初滑り

2014年02月01日 | スポーツや趣味

 

 

P1295482_2  カラマツの林と一点の雲もない青空。 冷えた空気を胸いっぱいに吸い込む。

 

身内にいろいろな事が起こり、例年なら12月に初滑りに行くのを恒例としていた

が、今シーズンは1月末になってしまった。 一番相性の良いパルコールスキー場

に出かける。 月が替われば、スキー仲間のU氏やW氏と滑る予定がある。 今シ

ーズンいきなりでは自信がない。今回は自分のレベルを確認するためといったとこ

ろ。

 

 

P1295480_2

 

 

 

 

 

リフトに乗っている間に昔のスキー仲間のことが思い浮かぶ。 中学の同級生だっ

MT君とNT君。 共に日本スキー連盟公認のれっきとした指導員だった。

MT君少し板を開き気味に確実に滑る技量、山スキーもやっていた登山家(県内で

は知人ぞ知る存在だった)。 残念だが還暦を目前にして病没してしまった。

 

NT君は姿勢を低く保ち麗に流れるように滑る。 深雪を得意としていた。あのころ

はオーストリアスキー術が主流で技術用語もドイツ語が多かった。スキー板の長さは

2m前後あり、技術の習得も難しかった。 そのNT君も病魔におかされて再起は不

能な状態。 理論に裏打ちされたあの流れるようなスキーはもう見られない。 

残った私が一人元気で滑れることは二人に申し訳ない思いがする。

指導者がいなくなってしまった私のスキーはその後殆ど進歩がない。 純白のゲレン

デでとにかく滑れるだけで幸せなんだと思うことにしよう。

 

MT君には世話になった。 病気で一学期遅れて中学校に入学した私は学校の雰囲

気を彼に教えてもらった。 無謀にも2回目のスキーで草津の振り子沢を降りる際に

捻挫した私を草津の街で2時間も待っていてくれた。 また岩登りの基礎を教えてくれ

たのも彼だった。 本格的な岩登りは谷川岳マチガ沢の東尾根(マチガ沢と一ノ倉沢

を分ける尾根)をただの1回経験しただけだが。

 

NT君にはこんなことを教えてもらった。「シーズンが終了して、来シーズン当初は腕

が落ちると思うだろう。 実は違うんだ。シーズン最後に納得のいく滑りができると、

のポイントを頭と体が覚えていて次のシーズンに繋がるんだ。だからシーズン最後

の滑りは重要だぞ。」 指導員の言葉だけに説得力があった。

 

 

 

 

P1295458 P1295454

2050mのトップから標高差650m、距離約4.5kmを一気に滑る脚力がなくなって

しまった。 腿の筋肉の痛みに途中で1回か2回休まざるを得ない。 年齢を考えれ

無理もないのだが。  何度来ても青空を背景にした雄大な景色を見ながら緩斜

面主体のゲレンデをゆったりと滑り降りる快感は何事にも替えがたい。

 

 

 

 

 

 

 

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152-260125登山靴

2014年01月25日 | スポーツや趣味

 

 

 

Img_0957 Img_0954 安中市細野のろうばいの里と木材を一切使わずに竹だけで組み上げた休憩所

登山靴を新調した。 久しぶりで山登りをしたくなったのです。 年齢を考えれば無

は出来ない。でも行きたい気持ちを抑えられない。

 さてどうしようかといろいろ考える。 もともと山登りは好きだった。写真左が40代

ら保革油を塗りたくりながら使用していた登山靴。 この靴を履いて谷川岳西黒

尾根、吾新道や連峰の縦走もやった。その他、尾瀬、妙義山、巻機山、八ヶ岳と

歩いてきた。

総革製で重量は両足で1880g、結構重い。全くクッションがないので帰り道にアス

ファルト道があると疲れた足への衝撃が強く大変。新調した登山靴は革は一部分

しか使われていない。クッションも適度にあり重は1040g。 随分と軽くなったも

のだ。

P1205443 P1205445

 

 

 

登山再開については、以下の諸点を厳守しようと思っている。

① 時期は晩秋から新緑の時期まで、月に2回を限度とする。 その時期を過ぎる

自転車仲間との定例走行会が待っている。

② 携帯電話の通話可能な範囲とする。

③ 日帰りを原則とするが、食料は3食分用意する。 10mほどの補助ザイルを携

する。 岩場には近づかないつもりだが、低山といえども手入れがなされず荒れ

る。時には尾根から潅木を頼りに下る場合もあろう。ロープがあれば懸垂下降

を繰り返しながら安全に脱出できる。

④ タブレット端末を携行する。 往路を戻る場合に備えて赤テープ

⑤ 使い捨てかいろ、簡易アイゼン、LEKIの登山用杖。万一に備えてツエルト。

⑥ 登山口に駐車する車には、予定コース、予定帰着時間、連絡先を記した紙

外から見えるところに置いておこう。

全て安全のための配慮だが、一回でも怪我やその日に帰れなくなると2度と登る

ことを妻が許さないだろう。

 

P1205447  P1225449

 

 

 

地形図と磁石は必携だったが、現在はタブレット端末を携行すれば、GPS機能で

らの位置を赤い点でリアルタイムに表示してくれる(試すと誤差10m程度)から

安心だ。 大した荷物にはならないので電池切れを想定して地図と磁石は持って

いったほうが良いだろう。

さてこんな準備をして安全第一かつ多少の冒険心を満足できる山は近くでは吉井

富岡の南に横たわる標高500~900mの山々。殆ど人が入らず、低いが地形

雑で面白そう。登山道と言えるほど整備された道はない。 多くは獣道や落

葉に埋もれた林業関係者が使う道を見つけながら歩く。 この季節に限定するの

寒いが天候に恵まれること、バードウォッチングや静寂の中落ち葉が奏でるザク

ザク音が楽しい。

どんな山登りになるか、無事に降りてきたらブログで紹介しましょう。

80歳になっても現役の岳人Y氏の全くの後追いだが、氏の山行ブログは非常に参考

になる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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142-251116先代貴ノ花がもっとも輝いていた時代

2013年11月16日 | スポーツや趣味

Pa175217 また雲の写真で恐縮です。夕刻の雲にはいろいろな表情があって引き付けられる。

 

家の中を片付けていたら、こんな写真が出てきた、35年ほど前に撮影されたものだ

ろう。 説明の要はないが、 身体には恵まれなかった分ひたむきな取り口で観衆を

わかせる相撲で名大関と称された父である初代貴ノ花と前で万歳するのはやんちゃ

な時代の次男光司くん。 後の横綱二代目貴ノ花。 現在の貴ノ花親方。 

251020

初代は美男力士、いま風でいえばイケメン力士、実力に裏付けられ、女性には大

変な人気があった。メリハリの利いた取り口で大向こうを唸らせた。 息子の貴ノ花が

初対戦で勝利した横綱千代の富士に似ている。 この負けで千代の富士は引退を決

意したと聞く。 

妻との離婚、二人の息子が横綱まで張ったにも関わらず兄弟仲が悪く、50歳前後か

らの体調不良等、55歳の若さで亡くなる人生。 晩年は不幸の連続だっただけに、こ

の写真に見られる幸せ一杯の光景は心に響くものがある。 一番充実していた頃だ

ろう。

 

二代目は現役時代150kgあった体重を引退後は80kg近くまで減量させ、惚れ惚れ

するほどの男前、派手なしゃべり方ではないが、丁寧な口調は誠実さを感じさせる。

今大相撲の改革のために奮闘している。 まだ41歳, 相撲協会幹部としてしい時

代に合った改革を期待したい。

 

下は初代が亡くなった際の日経新聞の追想録(2005年7月)

 

170703

今NHKで放送している九州場所の観客の入りが心配。観客席を見ると空席が目立

つ。 千秋楽までに満員御礼の垂れ幕は現れるのだろうか?

 

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115-250518部品を変えて坂道に挑戦

2013年05月18日 | スポーツや趣味

P5084765 東北大震災復興支援の「花」という歌がTVに流れる。 非常にいい歌だと思う。 こんなに歌詞とメロディに琴線が震えたのは小椋桂の「愛燦燦」以来。 後者は歌えるようになったが、「花」は演歌に慣れた我々には難しい。

自転車の乗り始めてはや10年。 人並みに還暦を過ぎてから自分の体力維持の必要性を痛感し、運動を始めた。

その前40代から日曜日には早起きをして自宅から観音山まで往復8kmの歩行をしていたが、そろそろ飽きてきていた。 ジョギングは当時あまり膝の状態が良くなかったので考えなかった。

ロードレーサーの知識は二人とも若くして故人にってしまったが、弟は前橋工業の選手と一緒に前橋競輪場で練習していたし、従兄弟には東京オリンピックの自転車競技の候補選手がいて、競技用自転車の知識は一応あった。

そんな経緯で膝にも負担の少ない自転車ののめりこんでいったわけだが、5月は走るには最適な季節。

Sクラブに入っているが、若い人たちが加わってくるともう全く太刀打ちできない(当たり前ですが)。 今は同年代の仲間と毎週1回走る。 他に独りで走ることも多いので、概ね週2回それぞれ4~50kmを走って体力の維持を心掛けている。

仲間4人の中ではヒルクライムとなると、最下位に甘んじていた。最近は草津、赤城や榛名ヒルクライムが大変な人気で、自転車の楽しさが広まっている。 私はというと坂のぼりが一番苦手で参加できず。

当初から世話になっている専門店に相談し、リヤギヤを交換して、ヒルクライムに挑戦。今まで息も絶え絶えに峠越えをしていたのがウソみたいに楽になる。 早く交換しなかったのが悔やまれる。

 

P5084769 P5084770

上の写真は今までのリヤギヤ。 9枚の歯の組みあわせ。 大きいほうから25-23-21-19-17-15-14-13-12の歯数となっている。 これを30-26-23-20-18-16-14-13-12の組み合わせに変えた。 25から30への変更は威力抜群。

フロントギヤが2枚なので、18段変速ということになる。 こんなに多数の変速数は役に立つの? とよく質問されるが、この微妙な変速が長距離をまた坂のぼりを達成できる秘訣。

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