縁がありて私の体調を管理してもらっている病院。この時期ケヤキの新緑と鮮やかに咲くツツジに囲まれて
輝いている。病院としての機能とは直接の関係はないが、この環境の良さは素晴らしい。
回復しつつある入院患者がリハビリを兼ねて周囲を散歩する。季節の移り変わりを実感できるこの散歩道は
彼らに大きな望みを与えてくれるだろう。
数年前までは院内の指定場所ならばタバコを一服できた。時代は変わり院内喫煙が禁止になった。その当時
はこの東屋で喫煙が許されていて、愛煙家の社交場になっていた。そして今病院敷地内全域が例外なく禁煙
となった。その途端この建物は静けさが戻ってきた。ちょっと気分を変えて考え事をしたい時なんか、思索
の場として相応しい。
半世紀もの長い間喫煙習慣が続いていたが数年前のようやくそこから脱出できた者としてはここまで変わった
か! と感慨無量。たった数年ではこの悪しき習慣と完璧に縁を切ったとはいえない。現にこの瞬間も吸いた
い誘惑が沸き上がってくる。
最近のベストセラー本「80歳の壁」の一説に書かれていた。ここまで無事にこられたら、この後無理に我慢
することはない。我慢することからくるストレスの方が危ない。罹るものなら既にもう肺気腫や肺がんになっ
ているでしょう・・・
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