toboketaG の春夏秋冬 

雑文、雑感、懐古話そして少しだけ自己主張。
土曜日をベースに週1~2回の更新が続けられればと思っています。

595-040430新緑とツツジに囲まれた病院

2022年04月30日 | もろもろ

縁がありて私の体調を管理してもらっている病院。この時期ケヤキの新緑と鮮やかに咲くツツジに囲まれて

輝いている。病院としての機能とは直接の関係はないが、この環境の良さは素晴らしい。

 

回復しつつある入院患者がリハビリを兼ねて周囲を散歩する。季節の移り変わりを実感できるこの散歩道は

彼らに大きな望みを与えてくれるだろう。

 

数年前までは院内の指定場所ならばタバコを一服できた。時代は変わり院内喫煙が禁止になった。その当時

はこの東屋で喫煙が許されていて、愛煙家の社交場になっていた。そして今病院敷地内全域が例外なく禁煙

となった。その途端この建物は静けさが戻ってきた。ちょっと気分を変えて考え事をしたい時なんか、思索

の場として相応しい。

 

半世紀もの長い間喫煙習慣が続いていたが数年前のようやくそこから脱出できた者としてはここまで変わった

か! と感慨無量。たった数年ではこの悪しき習慣と完璧に縁を切ったとはいえない。現にこの瞬間も吸いた

い誘惑が沸き上がってくる。

 

最近のベストセラー本「80歳の壁」の一説に書かれていた。ここまで無事にこられたら、この後無理に我慢

することはない。我慢することからくるストレスの方が危ない。罹るものなら既にもう肺気腫や肺がんになっ

ているでしょう・・・

 

 

 

 

 

 

 

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594-0423里山の野鳥が駆逐されつつある

2022年04月23日 | もろもろ

日本初の小型FF乗用車でスバル初の水平対向エンジンを搭載した「スバル1000」

50年前ころ発売さたスバルの傑作車、恰好いいな! (画像はくるまのニュースからお借りした)

 

偶々ネットニュースを見ていたらスバルFF1という排気量1000ccの乗用車の画像に引き込まれる。懐か

しくて暫く眺めていた。現代にも通用するスタイルだなと思う。私が最初に新車で手にした車(50万円くら

いだった記憶あり)。惚れ込んで12万km程走った。軽さが売りの今の乗っているスズキスイフトの車重が

910kg、それより200kg軽い700kg。前輪駆動車の先駆けになった。半世紀前にこんな車を世に

出したスバルに乾杯。

 

新緑を求めて郊外の観音山丘陵を歩いた。新鮮な緑が出そろった林の中からいい声の鳥の囀りが聞こえてくる。

音量たっぷり素晴らしい鳴き声で、ここ数年しばしば耳にすることの多い。ガビチョウだ。

林の中で野鳥を写すのはなかなか難しい。連写で声のするほうに向けて数枚撮った中に何とか姿が映った1枚

があった。

以前近くの日本野鳥の会の事務所でこの鳥の特性を聞いていた。本来国内にはいなかったのが、中国から持ち

込まれ外来鳥。鳴き声の良さがその理由だった。

身体が大きく(ヒヨドリくらいの大きさ)小柄なシジュウカラやホウジロといった固有の野鳥と生息域を奪い

合っている。体が圧倒的に大きいので優位に立っているという。ホウジロやオオルリの鳴き声に近いかもしれ

ない。しかし鳴き声の大きさが半端でない。日本人が好む繊細さに欠ける。

 

里山に入ってあちこちで鳴き交わすボリューム感のある美声が聞こえたらこの鳥と思って間違いない。標題に

掲げた所以。在来種に影響がないことを祈る。

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593-040416芽吹き

2022年04月16日 | 花・樹木

二日雨模様が続いた翌日、ケヤキ盆栽の新しい息吹が盛ん。

 

切りすぎて新しい芽吹きが危ぶまれたが半月後、心配していた芽吹きが始まる。

 

こんなに思い切って整枝して大丈夫? と心配していた時期もあったのだが・・・

5月になれば、今回の改造が成功し、新緑で覆われた雑木盆栽をご披露できるでしょう。

 

このケヤキの元気さに老爺もエネルギーをもらい、昨年来続いていた身体の不調に終止符を打ち

例年通りに自転車に乗りだせた。

 

長く続いているとはいいながら、5人のメンバーのうち4人が80歳を超えた。皆さん元気。

その老人仲間が隊列を組んで秋間梅林までの定例走行コースを走ることができた。峠越えは諦め

穏やかな坂のみの完走だったが途中脱落しないで走れた。

10年以上続いている毎週水曜日の定例走行なのだが今年も無理をしなければ継続できそうだ。

人生の最終盤でこんな友人たちと愉快な時間を共にすることができるとは思わなかった。

気分爽快。

 

 

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592-040409♬花は花は花は咲く

2022年04月09日 | 花・樹木

 

後閑城跡から満開の桜と妙義山

 

季節は急激に春に移ってきた。当地の花々も一斉に咲きだす。有名どころの桜から離れて釣りや里山歩き

で通ったことのある山間の集落の様子を見て回る。

 

同じく後閑集落と浅間山。

後閑城は山の尾根の先端に築かれた戦国時代の山城。その遺構が非常に良く整備されて城好きにはたまらない。

後閑川を更に上流に進む。

 

小規模な河岸段丘に散らばる民家の庭には1,2本の桜が普通に植わっている。対岸から見るとこれがま

ことに好ましい光景を作ってくれる。

 

この時期以外では特に目を引く光景ではないが・・

 

九十九川上流の集落の民家の庭は切り取れば絵になる光景がいたるところに。

やはり枝垂れ桜は風情があり、かつ個に咲くところが良い。

 

 

九十九川の最上流部の仙ケ滝。もう少し高さがあり、水量があると申しぶんないが、形の整った滝。

昨年の大河ドラマ渋沢栄一の冒頭のシーンに毎回登場していた。

 

安中に向かって緩い下り紅梅に県道を下ってゆくと見つけた岡の先端の阿弥陀堂と桜

 

同じくその境内。

 

家に帰りついてみると

思いきって改造したケヤキ盆栽にも無事新芽が出てきたので一安心。

 

天候に恵まれ集団で咲き誇る桜ではなく、個に咲くのや山間に散らばって咲く桜の見て歩きでした。

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591-040402各国首脳の演説力という武器

2022年04月02日 | 花・樹木

    

成長しすぎて思い切って枝を落とされて2年目の桜。今年は花が咲いた。

 

名所の桜花は素晴らしいが、近所にもこんな桜の木があった。そしてこの樹に名所の花

以上に感じるものがある。

「まだまだ死ねんぞ! もうひと花咲かすんだ!」 と言っているようだ。

一見老木だが、桜は成長が早い、これでせいぜい50年か?

なら、この心意気は当然でしょう。

 

ウクライナがニュースの中心になってはや一ヶ月半がたつ。関係国の首脳の発言を耳にす

る事が度々。その一人に我が岸田首相も含まれる。

ゼレンスキー大統領が西側各国の議会で行ったオンライン演説を聞いて、話の説得力は有

力な武器、それも最新鋭の兵器と言われれるものよりも優れたものであるなと感心する。

これと武力行使ではない情報戦が今後の戦争の有力な戦力になってくるということを実感

する。

 

以前からなのだが、日本の政治家はもっと顔を上げないのか? 議会での一般教書演説を

除きバイデン大統領が原稿に顔を向けたまま喋るのを見たことがない。プーチン大統領、

ゼレンスキー大統領も然り、英仏独の首脳も下を向かない。ひとり岸田氏のみ半分は原稿

を読む。この差は何だ? 日本語は演説に向いていないのか?

 

岸田総理が昨年9月に自民党総裁選挙に一番乗りしたとき、自分の言葉で滔々と抱負を述べ

ていた。総理になったので失言をとらえられ追及されるのを恐れているのか? 国の代表た

るもの、もっと迫力を持って発言してもらいたいものだ。

 

言葉の力で国民を引っ張れる政治家が現れないものか。

 

 

 

 

 

 

 

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