toboketaG の春夏秋冬 

雑文、雑感、懐古話そして少しだけ自己主張。
土曜日をベースに週1~2回の更新が続けられればと思っています。

156-260222カメラのレンズと人間の目

2014年02月22日 | もろもろ

 

 

 

P2185573 2月15日の記録的な大雪の翌日。 この時期、本来なら春めいた日差しをきらめかしながら水の流れる農業用水路は雪の捨て場と化した。

 

 

前にも書いたような気がするが、少しばかりカメラに興味が出始めた。

 

今まで殆どどうでも良かったのだが、ブログをはじめるについて多少はまともな写真

を撮りたいと思い、3年前に「ORYMPUS XZ-1」なる初級者用と中級者用の中間に

位置するカメラを購入した。

当初はオートに設定し、シャッターを押せばそれなりのものが撮れるだけで満足して

いた。最近は多少知識が増えてきたせいか、もっぱらマニュアルモードで撮影してい

る。 露出やシャッタースピードの不適切で失敗作も多い。 そこはデジタルカメラ、

フィルム代を心配する必要がない。 バシバシとシャッターを押して、中でまともな

を取り込んでおく。

最近知ったのだが、レンズの深度というカメラ用語がある。 人の目でも遠・中・近の

全てを同時にピントを合わせることは出来ない。 カメラも同様でどこに焦点を合わせ

て撮影するかが重要になる。

005 欅の盆栽の下で一休み

一昨年夏に撮影した写真です。 カエルの目に焦点を合わせたので、近景や背景は

ボケる。 これが皆鮮明に映るということはあり得ない。 背景がきれいにボケる 

ラは良いレンズが使われているのだそうだ。

一方雄大な景色を撮影する。 例えば富士山にかかる笠雲を撮影する機会があっ

たとする。

今までの私なら富士山を画面いっぱいに撮ったことだろう。 そうではなく画面の中に

近景を取り込むことで奥行きのある写真になると知った。

さてこの場合、近景もはっきりとかつ目的とする笠雲も鮮明に撮りたい。 両方にピ

ントを合わせる。 そんなことは出来ないのでは? ここにレンズの深度という表現

出る。 すなわち絞りを出来るだけ絞り、当然画面は暗くなる。 そこをシャッタース

ピードを落として暗さを補正する。ピントは近景に合わせる。こうすると近景も遠景も

共にはっきりと写せるのだと教わり試してみる。なるほど。 腕が一段上がった気が

る。

 

Pa303688 安曇野の集落と鹿島槍と五竜岳 24.10

 

もっとも今の技術は素晴らしいので、そんなことはカメラが自動的にやってくれる。 

「下手な考え休むに似たりだよ」と中学校のクラスメート、プロカメラマンY君に言われ

た・・・

 

 

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155-260215「ご近所力」健在なり(70cmの積雪を追加)

2014年02月15日 | 最近さわがれること

 

 

 

 

P2095534_2 45年ぶりという記録的な積雪を見た2月8日の大雪。 30cmは優に越えただろう。

P2155549_2 2月15日の70cm越えの積雪

天気予報がピシャリと当たり記録的な積雪を見た。 

我が家は東西に伸びる行き止まりの道に面する。 奥の皆さんは車を出し入れする

のに苦労するだろうなと思っていた。 これほどの雪ではなかったが10年ほど前に

かきを放置して、奥の皆さんが苦労したことがあった。

 

 

P2095535_2

雪が止んだ朝の様子。 このまま奥の皆さんが車で通行すると当然雪は固まり、翌

朝は夜間の冷え込みで固まって雪かきどころではなくなる。 東西に伸びる道なので

右側の家並みの影になり、雪が消えるのに3週間ほどかかる。屋根に雪止めのない

家の屋根の雪は気温の上昇に伴い雪崩のように落ちてきて更に道幅を狭める。

P2095544_2

 雪が止んだ翌朝、日曜日だったので誰と言うこともなく各家から雪かき作業が始

まった。 総勢15名位、70代から小学生までみんなで雪かきを行う。 一番奥は雪

を向こうの畑に捨て、手前の皆さんは用水路に捨てる。 中ほどの家は日の当たる

左側に寄せて車が通れる幅を確保。右の家の屋根からの落雪は日陰に溜まったま

まになり、解けるまで相当な日数が必要となろう。

みんなでやったので2時間ほどでここまで除雪できた。 普段は頻繁な交流があるわ

けではないがこんな非常時に発揮される「ご近所力」は健在なりと実感する。

2時間余の力作業はいいストレス解消に役立った。 こんなのんきなことを言うと雪国

方に怒られそうな気もする。

そして昨日からまた雪が降り始める。 前回ほどの積雪にはならない予報だが、金曜

日午後8時現在、雪は深々と降り続いている。 結構積もりそうだ。 今日土曜日は

仕事があり、前回のように我が家から男手は出せない。 太平洋側に降雪あるのは

春近しの兆しだが・・・

 

P2155553 予報は外れ、百歳のお年寄りも見たこともない 積雪量、 2月15日午前8時現在。 

これでは奥の皆さんは出るに出られず。 仕事も休まざるを得ず。 「ご近所力」の発揮は明日

になるだろう。 この後、奥の皆さんの通路を確保すべく、雪かきショベル幅だけの除雪をした。 

これだけの大雪を目の当たりすると、前週なみの作業は2時間では終わりそうもない予感がす

る。

 

 

P2165556 今回の積雪に比べれば、先週のそれはちょろい感じ。

 

 

 

 

 

 

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154-260208アスリートの笑顔

2014年02月08日 | スポーツや趣味

 

 

P2065511 温暖化云々と言われるが、この冬も結構寒い。 2/7朝こんな氷柱が我が家の庭にも出現した。

間もなくソチ冬季オリンピックが開催される。 このブログが出たときは既に開催中で

金メダルをいくつか獲得しているかしれません・・・・

 

フィギュアーの浅田真央選手の華やかな笑顔

  webより

卓球の福原愛選手のはじけるような笑顔 

 webより

ジャンプの高梨沙羅選手の嬉しさを抑えたようなどこか遠慮がちの笑顔

 webより

みんな孫の世代だが3人の笑顔を並べてみると、トップアスリートともなると、それぞ

れが素晴らしい笑顔を持っている。 女子レスリングの吉田さおり選手のような男勝り

の笑顔もあるが、それはそれでまた頼もしい。

競技の世界ではビジネスの世界よりも一足二足早く、女子の活躍が目立つ。 今回

のオリンピックも彼女達の活躍が見ものだ。 各競技のトップレベルともなるとみんな

美人ですね。 ゴルフの世界でも女子プロのほうが視聴率が高いという。

彼女達の記者会見における一問一答の受け応えが実に堂々としている。 これがま

だ20歳前後の娘さんたちか? といつも思いながら見ている。 頂点を極めるため

の普段の努力が彼女達に自信を植え付けているのだろうか?

先日は生物化学の常識を破ってとんでもない発見をして世界をアッと言わせた「おぼ

ちゃん」こと小保方晴子さん。 男子に互しての素晴らしい研究成果。 さぞやと思い

きや、どこにでも見かける普通の女性。 彼女によれば女性であることはハンディに

ならず、に女性らしさを日頃から心掛けていると言う。 こんな生き方を『女子力を

磨く』 と言のだそうだ。 なるほど・・・・・

 

 

 

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153-260201遅れた初滑り

2014年02月01日 | スポーツや趣味

 

 

P1295482_2  カラマツの林と一点の雲もない青空。 冷えた空気を胸いっぱいに吸い込む。

 

身内にいろいろな事が起こり、例年なら12月に初滑りに行くのを恒例としていた

が、今シーズンは1月末になってしまった。 一番相性の良いパルコールスキー場

に出かける。 月が替われば、スキー仲間のU氏やW氏と滑る予定がある。 今シ

ーズンいきなりでは自信がない。今回は自分のレベルを確認するためといったとこ

ろ。

 

 

P1295480_2

 

 

 

 

 

リフトに乗っている間に昔のスキー仲間のことが思い浮かぶ。 中学の同級生だっ

MT君とNT君。 共に日本スキー連盟公認のれっきとした指導員だった。

MT君少し板を開き気味に確実に滑る技量、山スキーもやっていた登山家(県内で

は知人ぞ知る存在だった)。 残念だが還暦を目前にして病没してしまった。

 

NT君は姿勢を低く保ち麗に流れるように滑る。 深雪を得意としていた。あのころ

はオーストリアスキー術が主流で技術用語もドイツ語が多かった。スキー板の長さは

2m前後あり、技術の習得も難しかった。 そのNT君も病魔におかされて再起は不

能な状態。 理論に裏打ちされたあの流れるようなスキーはもう見られない。 

残った私が一人元気で滑れることは二人に申し訳ない思いがする。

指導者がいなくなってしまった私のスキーはその後殆ど進歩がない。 純白のゲレン

デでとにかく滑れるだけで幸せなんだと思うことにしよう。

 

MT君には世話になった。 病気で一学期遅れて中学校に入学した私は学校の雰囲

気を彼に教えてもらった。 無謀にも2回目のスキーで草津の振り子沢を降りる際に

捻挫した私を草津の街で2時間も待っていてくれた。 また岩登りの基礎を教えてくれ

たのも彼だった。 本格的な岩登りは谷川岳マチガ沢の東尾根(マチガ沢と一ノ倉沢

を分ける尾根)をただの1回経験しただけだが。

 

NT君にはこんなことを教えてもらった。「シーズンが終了して、来シーズン当初は腕

が落ちると思うだろう。 実は違うんだ。シーズン最後に納得のいく滑りができると、

のポイントを頭と体が覚えていて次のシーズンに繋がるんだ。だからシーズン最後

の滑りは重要だぞ。」 指導員の言葉だけに説得力があった。

 

 

 

 

P1295458 P1295454

2050mのトップから標高差650m、距離約4.5kmを一気に滑る脚力がなくなって

しまった。 腿の筋肉の痛みに途中で1回か2回休まざるを得ない。 年齢を考えれ

無理もないのだが。  何度来ても青空を背景にした雄大な景色を見ながら緩斜

面主体のゲレンデをゆったりと滑り降りる快感は何事にも替えがたい。

 

 

 

 

 

 

 

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