toboketaG の春夏秋冬 

雑文、雑感、懐古話そして少しだけ自己主張。
土曜日をベースに週1~2回の更新が続けられればと思っています。

590-040326NHK-BS3CHの平日午後1時からは要チェック

2022年03月26日 | もろもろ

本市足門町二の沢病院前のモクレンは今年も見事な花をつけただろう。この家の方に聞くとこれでも樹齢100年

を越えていないという。3年前のこの時期に撮った一枚。

 

帰らざる河 [Blu-ray]

映画 帰らざる河 (1954)について 映画データベース - allcinema 

から写真をお借りしました。

 

昨日朝から体調不良で終日家で過ごす。朝刊でNHK衛星3CHでこの映画の放映があることを知ったので

これが見たいことも理由。おそらく20年ぶりだろうか? 今考えると筋書きは単純なのだが、改めて

アメリカ社会が現代にいたるも銃規制ができないその理由が良く分かった。自分の身は自分で守るしか

ない荒野の生活では銃は必需品だった。その染み込んだ体質を変えるのは容易でない。

この作品の数年後に40歳に達しないで死んでしまったマリリンモンロー。 更に「眼下の敵」で駆逐艦

艦長を演じたロバートミッチャム。我々世代にはとても懐かしい俳優。楽しい2時間だった。

 

モンローの死因はパルビツール系睡眠薬の多量服用とされる。有名人であるが故のストレスもあり、常用

者だったらしい。

現代の不眠症には安全と言われる薬がいくつもある。私もその傾向にあるのでいくつかの薬を服用してき

た。こうした薬なしでは良眠が得られないので終生お付合いが続くと思う。試行錯誤の結果殆ど副作用も

なく安心して服用できるものに到達した。

しかし彼女の時代は飲み過ぎれば悲劇が起こってしまう薬しかなかったようだ。会社の先輩の一人に妻子

ある相手との恋の清算のためにアドルム睡眠薬を許容量を超えて服毒して死亡した女性がいた。

今睡眠薬で自死しようとするなら100錠単位で飲まなければ目的を達しないという。

 

0対10でウクライナ側に全く非がないわけではあるまいと、ウクライナ紛争を見ていた。

しかし完全包囲されたらしいマリウポリの市民がロシアに連れていかれ、更に東部シベリアに送られるとい

う報道が事実なら、何という時代錯誤、プーチンさん。いくら何でもそれはないよ? 

プーチンさん、ロシアをあの暗黒の時代、ロシア革命やスターリン時代に戻そうってんかい・・

 

 

コメント

589-040319寂しき別れ

2022年03月19日 | 介護・医療・健康

          利根川岩本発電所の一風景

 

その設立に深くかかわり、その後現在に至るまで監事として関わった沼田の特養が来月から別法人の傘

下に入る。関係者にお別れの言葉をかけるために現地に向かった。直接運営に携わっていたわけではな

いが当時からの職員もいるのでこれも筋だろう。

 

関越道が開通する前はスキー場通いに頻繁に利用していた国道17号線。その頃から上越線岩本駅と利

根川を挟んだ対岸の発電所が気になっていた。特に絵画鑑賞趣味があるわけではないが、洋画家岡鹿之

助の画風が好きだった。発電所を描いた一枚とここの雰囲気が似ている。そんなこともあり通りすがり

に気に留めていた。

岡鹿之助 に対する画像結果 

岡鹿之助の作品写真はwikipediaからお借りした。

背景が河原と雪景色の違いはあるが似ていないでしょうか?

先日通りかかったときに、見慣れぬ滝が現れている(冒頭の写真)。発電設備の定期点検か何かで

水を落とせないので、脇から利根川に直接落としているのかと思う。それにしてもいきなり落差の

ある立派な滝が現れたので河原まで降りて撮った。

 

20年間余通い続けた沼田だが、今後は特に用事もなく行く機会は殆どないだろう。日本を代表

する河岸段丘の上と下に街が拡がる感じのいい城下町、一抹の寂しさに襲われている。

 

コメント

588-040312盆栽の再生

2022年03月12日 | 花・樹木

       

         かいどうの鉢植えが花をつけ始めた。

 

あまり本ブログの題材として取り上げたことがないが、40歳ころから盆栽を続けている。お隣さん

のサツキ盆栽があまりに見事だったので始めたのがキッカケ。以来40年が経つ。

例によりすぐ熱くなり、やがて冷めてしまう私の性格だが何とか続けることができた。

 

サツキは盆栽として松や柏にも劣らぬ樹格を有し、年に一度5、6月ころ見事な花をつける。関東

地方で愛好者が多い。一つの樹に多彩な花が咲くので女性にも人気。

庭木と違い狭い鉢の中での栽培なので、1、2日家を空けるのは問題ないが、それ以上となると誰

かに水遣りを頼めないと枯らしてしまう。それなりの苦労がある。

最近は少し熱が冷めてきている。10年余の残りの人生かなと思っているので、は大したものは期待

できない。日頃の手入れもおざなりになっていた。愛好歴の長さのわりに腕は大してあがらない。

 

今日はそんな荒れてしまって庭の隅のほうに辛うじて生き抜いてきた楡ケヤキとケヤキの盆栽を思い

切って枝を剪定して再生を試みた。無駄に太くなってしまった枝を切り落とし、樹々の生命力が溢れ

出るこれからの季節に、新しい枝の再生を期待した訳。

 

右のケヤキ盆栽は10年前の姿はこんなにまとまった形だったのだが・・

 

そんな大改造をしたサツキの盆栽を持っている。思い切って枝を落とした栄冠という品種にサツキ。

その2年目の春の状態。

花付はあまりよろしくないが、10年でここまで復活する。

 

盆栽の王道である松は知る限り切った枝から新しく芽が吹き出ることはないが、サツキを含めたいわ

ゆる雑木盆栽の場合は、樹勢が良く条件が整えばそこから新しい芽が生じる。その新芽を大事に育て

て樹全体の形を再生する。10年はかかるだろうから、完全復活した姿を見られるかは甚だ疑問。

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント

587-040305こんなところにもウクライナ支援

2022年03月05日 | 最近さわがれること

金曜日で好天となると、家の中でくすぶっているわけにはいかない。

金曜日はスキー場はシニアデイ。いつでも飛び出せるように準備してある道具を積み込んで

出発する。2時間ちょっとで絶好のコンディションのゲレンデに立つ。

 

ゲレンデの上から見下ろしたら、食堂の屋根に黄土色と青の何やら布のようなものが垂れてい

る。人工雪用水のホースを乾燥させている光景なのだが、この時期ウクライナ支援の意思表示

かと思ってしまった。

なかなか味なことをやるわいと感心した。遠く離れた国のさして世の中のお役にもなっていな

老人ができることは何もないが、心情としてはプーチンを非難し、対抗する国の民を応

援している。

 

この光景に感動したのか、今日は上手に滑ることができた。緩斜面なら数年前の私に戻っている。

先週と何かが変わった? ちょっとしたことに注意したら、出だしからいい感じが戻ってきた。

半分あきらめかけていたが、まだいけるかな!!

 

 

2時間楽しんでお昼にして、そのあと山を降り、上田の街を抜け、千曲川を渡り、12kmほ

ど西に向かう。

10歳ころ祖母や母に連れられて、数日の自炊宿泊をした田沢温泉。泊まったのは富士屋だっ

たが、自炊機能はもはやなくなっていた。

70年の時を経てここに再訪できたことは嬉しい。お隣のたまりや旅館は廃業していたが、こ

の赤松と板塀それに看板には記憶がある。

 

更に狭い道の反対の升屋の木造3階建は現役だった。小諸時代の島崎藤村が執筆活動をしたの

も、この宿。ここまで古くなった旅館に泊まるという趣味はない。でもお好きな方々にはたまら

ない魅力らしい。

 

有乳湯とある比較的新しい建物は温泉組合が管理運営している共同浴場、早速200円払って

中に入る。無色だがほんのりとかおる硫黄の臭いが温泉情緒を掻き立てる。ぬるめのPH9.6と

表示されているかなり強いアルカリ温泉だ。もちろん源泉かけ流し。

 

ここまで楽しめれば今日はもう充分。帰りは上田菅平から上信越道を使って、2時間弱で家ま

で戻る。老人マーク装着車は追い抜いていく車を横目に走行車線を85km/hにセットすればア

クセルを踏み続ける必要もない。前車との距離も自動的に保ってくれる。慣れたらこれが一番

楽です。 なんたって時間だけはたっぷりとあるので。

コメント