toboketaG の春夏秋冬 

雑文、雑感、懐古話そして少しだけ自己主張。
土曜日をベースに週1~2回の更新が続けられればと思っています。

503-020425コロナの過ぎ去った後の経済はどうなってしまうのか

2020年04月25日 | 最近さわがれること

今はコロナウィルスに感染しないさせないことを集中することは当然だが、こんな

に自粛ムードが高まると、この騒ぎが収まったのちの経済活動がどうなってしまう

のか? かって経験のない事態だけに参考にすべき先例がない。75年前にあれほ

どの廃墟から立ち直って日本人だから大丈夫とは思うが、相当な受難の道を歩む覚

悟がいる。我々世代ができることはすでにほとんどないが、この負債を背負って再

び歩き出す日本の姿を目に焼き付け、冥土への土産話として持っていきたい。そし

て先に現地に行った友たちに、「我々の息子、娘更に孫たちはこうして日本を再建

させたぞ!」と話してやりたい。

 

郊外の鼻高展望花の丘付近を車から降りずにひと周りしてくる。この時期は一面の

菜の花と清楚なブルーの花メモフィラが満開。市街地より100mほどの高台なの

でなかなか見晴らしが良い。遠方の山は赤城山。

 

一帯とは少し離れるが、見事な牡丹園。須賀川の牡丹園に魅せられてしまった人が

故郷にも同じものをとゼロから夫婦で作り上げたもの。

 

可能な限り家に閉じこもってはいるが、今日のような天気に良い日には表に出た

い。どこも普段の数分の1の人出だが、更に人込みを避けて里山の森や林を歩いて

いる。

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502-020418総理苦渋の表情

2020年04月18日 | もろもろ

緊急事態宣言を全国に発令するについての昨夜の総理の記者会見。過去に見たこと

もない総理の苦渋の表情に驚く。後半の質疑応答の場面だったが、眉を八の字に寄

せての表情に一強を誇った以前の自信に満ちた、傲慢にも思えた雰囲気は欠けてい

た。

 

一方夜も更けてからの石破茂氏の単独インタビューの画面では、彼独特の好き嫌い

の割れるいつもの表情で語っていた。政策論争はさておき、政治的な信念、それぞ

れが持つ知性をベースした語り口では石破氏優位と受け止めた。一語一語かみしめ

ながらの話し方は好感が持てる。

しかしこの緊急事態にはどんなに辛かろうとは現役総理に頑張ってもらう

しかない。それに応えるのが総指揮官の役割。

 

 

 

一昨日までは緊急事態地域でないので、少し表の空気を吸ってきた。箕郷の芝桜か

ら水沢寺の桜まで。芝桜は花付きが非常に悪い、満開なのに・・ 

土手に見かけたヒナゲシ

 

衛星通信会社の巨大なパラポラアンテナが榛名山中腹から西南の空を睨む

 

船尾滝、暫く土砂崩れの復旧工事で近くまで行けなかったが、この春は遊歩道が

整備されていた。形は日光華厳の滝に似る。ただ水量が寂しい。今日のような大

雨の後だと堂々たる滝と姿を変えるのだが。右は土石流で上部が破壊されてしま

った砂防堰堤。

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501-0020414大桁山、鍬柄岳

2020年04月14日 | 山登りというより山歩き

外出自粛を守ろうとすれば、運動不足で筋力の衰えが心配、これは年金生活者が注意しないといけないこと。人に会わなければ構わないだろう、と日帰りの山登りに精を出す。この山歩きで出会ったひとは3人だけ。挨拶を交わすだけですれ違う。

場所は下仁田町と妙義山塊の中間に位置する大桁山と鍬柄岳。

aから歩き始めを経てcへ。折り返してdを登ってaに戻るコース。

 

途中で出会った光景、中野谷の広大な畑からの妙義と浅間山

 

登山道入り口のヤシオツツジと思われる花の群落に魅了される。

 

鍬柄岳は地図の岩壁表示通りの基部から100m近くはあろうかと思われる岩峰。自分の年齢を考えて挑戦するのは止めて置く。

 

鍬柄山から大桁山へのcからbへの尾根道の前半は、踏み跡と枝に残された赤テープを頼りに歩く。地図表示よりもずっと斜度を感じ、岩峰の基部をfに至る道は左側が深い谷。慎重進む。bからdは登山道が整備されていて、安全に歩けるがそれまでの急登の上り返しで体力を消費してしまったので、足を引きづるように登る。大桁山頂は西を除いて展望が開ける。

 

管理されて感じの良い杉の人工林の林道を辿る帰路の途中でメタセコイアの林があった。そのスッキリと並んだ様が印象的だった。78才の身体には少々キツイ里山歩きでした。

2020.4.11

 

 

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500-020407私にしてはよく続いている

2020年04月10日 | もろもろ

コロナウィルス感染者の拡大が止まらない。不要不急の老後を送っている私も気軽に外出ができない状況になっている。里山徘徊ならば感染してしまうことも、させてしまうこともないとは思うが、社会の雰囲気が許してくれそうもない。ここ4,5年ハマっているスイミングも施設が休業となってしまった。

 

先週桜見物であちこち回った際の私には珍しい光景があったので掲載します。

そのつもりで構えてもなかなか向こうがその気になってくれないのが孔雀。

 

今まで見たこともないすごい枝ぶりのモミジ。丹精込めて手入れをすればここまで感動させる樹となるのだと暫く見惚れていた。場所は世界産業遺産の藤岡市高山社の近く。

中心部を拡大するとこの迫力

 

藤岡市白石古墳は前方後円墳の典型。本格的な調査はなされていないとか、相当なものが出てくるかも。でも埋葬者はそれを望んでいまい。

 

家に引きこもることが唯一の防御策とは・・  老若男女みんなコロナの感染は免れても、別の深刻な不具合が出てくるのが心配。できる範囲で身体を動かしましょう。

 

本ブログが区切りの500回となりました。上州人特有の熱しやすく冷めやすい典型の私にしてはよく続いている。9年目になりますか・・  次の節目1000回は87才は絶対無理。

 

 

 

 

 

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499-020404重なり合う西上州の山々

2020年04月04日 | 山登りというより山歩き

                  

 

桜を愛でに低山を歩く。安中市の崇台山と後閑城址。共に300m足らずの低山だがなかなか見事な桜を見ることができた。春おぼろの雲の多い天気だったが、崇台山山頂から下仁田の街の向こうに拡がる西上州の山々。このカメラは使い慣れてはいるが、機能を全部理解できているわけではない。私の腕前ではこの程度が限界。それでも一番奥の長野県の御座山までの間にいくつもの山並みが重なりあう光景は何とか見られる一枚になった。中央のピークは小沢岳。小さな画像をクリックすると拡大表示されます。

 

山の南面に花に埋もれた曹洞宗長学寺。加賀前田藩の一族で富岡七日市藩の殿様の菩提寺。6月を迎えればアジサイも見事な寺だ。知る限り歴史に登場したのは、水戸天狗党が西上した際に、その通行を阻止すべく形だけの一戦を仕掛けたことくらい。

 

崇台山山頂から東南方面を見下ろすと、尾根に沿って桜が咲き誇る。数年前に見た吉野山の光景を思い出す。

 

世上騒然とした事態になっているが、花は我関せずと季節が来れば今こそ出番とばかりに咲き乱れる。

コロナ騒ぎで日本がそして諸外国が異常な緊張状態にあるだけに、変わらない季節の移ろいが今年も展開していることに安堵する。

死ぬか生きるかの瀬戸際まで追い詰められた昭和20年の4月の山々にもこんな光景が拡がっていたのだろうと思うと、今回の危機も乗り越えられるだろうと確信している。

 

(追記)

どこのどなたの作品か? この見事さに感動し、勝手に拝借しました。

 

 

 

 

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