昨年10月に立て続けに東日本を襲って二つの台風は各地に大きな爪痕を残した。当地も大きな災害こそなかったが、河原の様相が一変した。
普段土手上を走る国道17号から見る河原は、ススキやヨシの蔓延る踏み込み不可の一帯だった。大水はそれらを流し去り、すっきりとリセットしてくれたので、容易に歩ける場所となった。尤も夏が来れば旺盛な生命力の植物の支配下になってしまうが。
奔流に揉まれて木肌がすっかりなくなった流木。
少し強調して撮影すれば砂丘に見えなくもない。風紋らしきものまである。丘の向こうに浅間山が顔を覗かせる。
砂丘の一画に残されていた鳥の足跡。この大きさを残す鳥は何だろう?
カラスにしては大きすぎる。
キジなら妥当だが、河原の中州に住み着いているのか?
最近その数を増やしているカワウか? でも水かきがない。
シラサギだと納得できる。
さあ!
桜が満開になってきた。いい季節だ。
冬の間遊び相手になってくれたパソコンをしまい、カメラをもって表に出よう。
戸外なら新型コロナに感染する危険もなかろう。