富士の西側白糸の滝あたりからの秀峰。いまさら珍しくもないが、実物と対面するとなんとも感動的なものです。 4.15
介護の仕事の一端を担っていると、痛切に感じるのが、買い物をどうするかということ。 いわゆる買い物弱者対策についてです。 どうすれば良いか? 移動するお店というのは、過去にもあった。 古くは豆腐や納豆売り、移動八百屋なんてのもありました。 牛乳も配達が当たり前だった。 お大尽の門柱には庶民の手の届かない1リットル壜が置かれており、すげーな!と思った。
今、物が溢れている。 目的のものを買うためにお店に行くという買い物パターンから、スーパーで溢れる商品と値段や賞味期限を見てから買うものを決めるというパターンに変わってしまった。
F社さんが一つの解決策を具体化してくれ、小型バスの新車を専用移動販売車に改造して移動販売が始まった。
一般店舗と同じ価格。 助手席の後ろにはお店と同じレジが備わっている。
お年よりは買い物に行く足がない。 母親がお世話になっている施設では週に一度「お買い物ツアー」なるものを実施している。 これも一つの解決策。 生協を使うのも良いでしょう。
介護の専門家としてのわが社の意見も取り入れていただき、F社さんは当面採算度外視で考えてくれました。 とはいっても我々も採算が合うように協力する方法を考えています。
狭い車内でも車イスが通れるスペースは確保してある。 毎日デイサービスに車を横付けしてくれる。 希望の品がなければ注文すれば次回届けてくれる。 夏場のことも考えて業務用保冷庫も準備した。 女性の利用者さんは自分で手に取って物を選べる楽しさがたまらないらしい。
この試みを何とか成功させるために、我が社もミーティングを何度も開いて、知恵を出し合っている。
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