不適切な表現に該当する恐れがある内容を一部非表示にしています

toboketaG の春夏秋冬 

雑文、雑感、懐古話そして少しだけ自己主張。
土曜日をベースに週1~2回の更新が続けられればと思っています。

438-310430(番外編)今年もこの時期、赤城自然園

2019年04月30日 | もろもろ

平成最後の日なので番外編で更新してみました。

代替わりを挟んだ両日は天候に恵まれないらしい。予報通り平成最後の

日は雨。そして令和初日も荒れ模様のようだ。新しい年号初日くらいは

雨は降らないで欲しいが・・  令和が何年続くか判らないが、私の没

年は間違いなく令和XX年ということになるのだろう。

 

28日が上天気だったので、赤城自然園を歩いてくる。山歩きをする私

はかなり楽な道だが、自然との調和を念頭に置いた植物管理、トイレ

の清潔さや親しみやすい係員の対応等、非常に好感の持てる場所。さす

がに西武だ。今年もライオンズ応援しています。

先ずはシラネアオイの群落。

 

新緑の小径。

 

清楚な森。

 

ここには生存競争の現場がある。どちらも負けていない。今年も雌雄を決

する戦いが続く。

 

自然園から少し下った溝呂木の樹齢800年のケヤキの古木は今年も成

長を諦めない1年をスタートする。

 

何事も始まるときは期待感に溢れるものだ。令和も例外ではない。しか

し平成以上に日本の置かれた環境が大きく変わるような気がする。お祝

いに水を差すわけではないが、破滅的ともいえる災害地変、各国間の力

係の激変、すでにその領域に踏み込んでいるがすぐには解決できない

子化に伴う国力の低下などなど。

が、歴史とはそういうものだと思いなおし、人生の最後の方で迎えるこ

とが出来た改元を前向きに捉えていきましょう。

                          4/30  記

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント

437-310427年寄りマークを初めて付けた

2019年04月27日 | 車・自転車・機械

桜を追いかけて今週は沼田から片品へと入った。

また東京東池袋で人の暴走運転で若い母親と娘が犠牲になるというい

痛ましい悲惨な事故が起きてしまった。

事件が他人事でない年代に入ってきた。この事件や最近やってしまった

軽微な違反を契機に車に年寄りマーク装着するようにした。それは周

囲を走る車に特別の留意を期待するのではなく、自分はすでにそうした

運転の危なさを内包している年代だということを強く意識するのが目的。

種々の事情で車を手放せない多くのご同輩! やってしまってからでは

遅い。慎重安全第一をモットーにしてボケを予防しましょう。

 

さて

昔から言い古された言葉だが、近くの名勝を意外に知らない。そして金

をかけて遠くまで出かける。私もそのひとりだ。天下の名瀑吹割りの滝。

私の好きな片品高原スキー場への行き返りに何度も通過した。滝まで降

りた最後からもう20年は経っているだろう。桜探訪で近くまできたの

滝まで降りてみた。この時期、雪代(雪溶け水)が大量に落下して

らしい景観が目前に拡がる。これが夏の渇水期だとこれが同じ滝かと

うくらいの惨めの滝と変わり果てる。

見晴らし台から真下に見る。落差は10mくらいで大したことはないが。

 

 

滝の落ち口。

 

全体像1

 

全体像2

 

甌穴。取り込まれた石が同じ個所に留まり、長い年月をかけて窪みを作

る。ここまで穴が深くなると石は自力では出ることができない。

 

人面岩。前に見ていたはずだが記憶にない。当時写真に興味がなかった

せいかもしれない。憤怒の表情を見せる顔と癒される優しい顔つきの2枚。

 

ところで

 

喜寿を通過し、運転には一層注意するようになった。にも拘わらず先月末

東京世田谷の住宅地の交差点で一時停止をしなかったと秘かに網を張って

いた警察官に停められ反則切符を切られてしまった。減点2、反則金7千

円。帰宅して直ちに支払いを済ませて落着と思っていた。

ところが10日ほど経ってから一通の手紙が届く。高齢ドライバーなので

臨時の認知機能検査を受けなさいという内容。受けないと免許証が失効す

る、とある。

仕方なしに試験場に出向いて検査を受ける。私を含め7人の高齢者が一緒

だった。口々に不満を言っている。検査内容は我々世代の運転者はみんな

知っている例の16種の絵を覚えていられるかだ。

必死に覚えようとするのだが、さあ何があったと言われると思い出せない。

今回7つだった。その後ヒントを手掛かりに思い出す設問では15まで思

せた。

そして数日後認知程度の判定書が届いた。

 

 

 

 

 

ご覧のように危惧される状況にはない、ということになった。

しかし

 

最近付けるようになった年寄りマークを外そうとは思はない。繰り返し

になるが、自分自身がもはや年寄りドライバーになったんだ、という意

識を持ち続けたい。時間に追われる生活はしていない。ちょっとした交

差点のでの青信号でも、左右に眼玉を振って確認し、ハンドル添えた

両ひとさし指でハンドルを軽くポンと叩いて通過する。

バックするときも、バックモニターで 後ろヨシ! と口の中つぶやき

性確認にならないように一呼吸置くようにしている。この一呼吸置く

守ることがうっかりミスを起こさないコツであり、喜寿を過ぎた老人

が切実な事情があるにあせよ、車を運転することを許可される条件の一

つであると素直に受け入れられるようになった。

 

初回の検査時には侮っていたが、3年間で意識がえらく変わった。 

コメント

436-310420陸上自衛隊相馬が原演習場を真横から眺める

2019年04月20日 | 山登りというより山歩き

まだまだ春は真ん中。少し山に入れば桜の他にも春の花々は咲き乱れて

る。          4月16日  高崎市箕郷町松之沢にて。

 

何度かこのブログでも書いたことがある私の性格 "熱しやすく冷めやす

い” こんども繰り返してしまった。来し方を振り返れば各所でこの性格

で人生が変わってしまった。良かった面半分、悪い結果が半分か。しかし

これは私の内面の問題であり、今は誰にも迷惑かけていわけではないの

で今更変えようとも思わないが・・

 

前回書いた陸上自衛隊相馬が原演習場の見事な桜。この演習場の全貌を

見たくなってしまった。富士山麓の東富士演習場は規模では一番大きい

と思われる。他にも各地にある。記憶に残っているのは、迫撃砲が撃ち

だした砲弾が演習場外に落ちてしまって問題になった滋賀県饗庭野演習

場や幼い子が父親が目を離したちょっとの時間に知らずに演習場内に入

りこみ、その資材置き場のような建屋で水だけで数日過ごして無事救出

された事件のあった北海道駒ケ岳の演習場等々。通常の演習などはニュ

ースにならない。

戦車のキャタピラーや砲弾の炸裂で荒らされている部分もあるが、広

な敷地なので植生は手つかずのままなのではないか? そんな興味が湧

いてきた。例により2,3度角度を変えて接すればそこで満足して、次

の興味に移ってしまうのは目に見えているが。

 

演習場に谷を挟んで接した場所に琴平山という小突起がある。

三等三角点が置かれている。車を下の県道に置いて歩き始めた。この季

節だから耐えられるが完璧な藪山。地図上の点線表示の道はここでもあ

てにならない。GPSでの現在位置を確認しながら1時間弱、三角点が置

かれたこんな感じの眺望のきかない頂上に着く。

そこにはこんな高さの錆ついた鉄塔が立っていた。高さは目測15m位

か。

鉄塔の基部に防衛と明確に読み取れる標柱があったので、何か演習場に

関係するものらしい。事前にネットで検索して、過去ここに登った人の記

録を見ると1995年当時すでに真っ赤に錆ていたとあり、省でなく庁と

あるので使われなくなって随分経つと見える。GPS機能が世に出る以前

三角測量で位置を割りだす方法が一般的だった。とすればこの鉄塔は迫

砲や戦車砲の発射角度の調整等の目標に使われていたものかも知れない。

あるはここに監視の隊員がいて、着弾の様子を無線でやり取りしていた

かもれない。

踊り場の鉄板は穴が開いて踏み抜く危険もありそうだ。鉄骨や梯子部分の

錆もひどいが、まだ私の体重くらいは充分に支えられそう

背負ったリュックはそこに置いて身軽になり、グラつく箇所はないか慎

重に確認しながら、3点確保で最上階まで登ってみた。最上階から登っ

てきた梯子を振り返る。そこではできるだけ鉄骨近くに足を置く。

地上では成長した雑木に阻まれて判らなかったが、そこからは演習場の

全部が姿を見せてくれた。先日の桜の並木や飛行場そしてはるかに小さ

く群馬県庁が見える。

芽吹きはじめたばかりなので、すさんだ風景だが、5月に入ればこれが

て緑に変わる。海に縁のないこの県では宏大闊達な風景はここしかな

いだろう。緑に変わった風景を次回は演習場を挟んだ向うに見える山か

ら眺めてみよう。

ひとしきり眺望を楽しみ、登りよりさらに慎重に塔を降りる。そこには

地理院標識と三角点の石柱が埋まっていた。ここの標高は553m。

 

3月初旬にここより100mも低い山中でひどい藪道に苦労したのにま

たこんなところにきてしまった。でも少しばかりのささやかなアドヴェ

ンチャーができ妙に満足した日となった。

 

コメント

435-310416(番外編)自衛隊演習場の桜

2019年04月15日 | 花・樹木

 

毎回桜の話題で、それしかないの? と言われそうですが・・

 

先週土曜日に陸上自衛隊第12旅団の相馬ケ原演習場及び飛行場が満開の桜

観賞のために開放された。混雑を予想してかなり早めに家を出たが、演習

場の2km程手前から延々の大渋滞が発生していた。大した人気だ。

渋滞から脱すること1時間余り。ようやく会場に到着する。運転訓練場や 

射場が広大な臨時駐車場として用意されていたので、思ったより待たな

いで駐車できた。群馬の桜の名所の一つだが中を走る県道の両脇しか見て

いなかった。今年は記念行事もあったので飛行場(ヘリ専用)の脇まで入

ることが許された。全国各地の同種施設の桜が満開時に開放されるといい

のだが・・

演習場の入口。

おおぜいの人で賑わう。屋台もたくさん出ていた。一番下の露店で自衛隊

ご用達の望遠鏡を売っていたので、前から欲しかった7倍程度の単眼で手

のひらサイズのものを買ってしまった。

里山歩きの最中に珍しい小鳥や悠揚と大空を飛翔するタカ類を見かけるこ

とがよくある。そんな時手軽な望遠鏡があればと思う。双眼鏡は重いので

山歩きには持っていかない。この種の単眼鏡は安い中国製が出回っている

が、それらに比べてこの日本製は単眼にしては視野が広くかつレンズが明

るい。手振れが少ない7倍率も適当だ。迷彩模様も丈夫さを感じさせる。

これなら首にかけておけば瞬時に対象物に向けられる。

 

見事な桜を楽しみながら、上の飛行場に入る。途中物々しい検問で人の流

れが膨らんでしまった。軍事施設なので仕方なかろう。

隊員や特殊車両の隊列行進が始まっていた。観閲式というのはテレビ画像

しか知らない。金正恩の北朝鮮軍の一糸乱れぬ行進がイメージとして頭に

ある。

我が自衛隊によるそれは何とも緩い。高校野球地方予選の入場行進だって

っと揃っている。隊員諸君! やるならもう少し気合をいれてくれや!

大観衆の前での年一度のお披露目なんだから・・ 

極めつけは、パレードの最後尾を走るこのトラック。ここも人手不足な

だ。30年続いた平成の御代は戦争や紛争に巻き込まれることのなかっ

平和が時代だった。終わるにあたり天皇陛下もそのことを強調されてお

れた。別の山積する諸課題は令和の時代に先送りされるが・・

我が軍は北朝鮮とは違う。隊員各自の戦闘能力は明らかに劣る感じ。しか

しかの国と較べ格段に豊かで穏やかな平和国家日本はこれで良いのだ。戦

闘行は最後の一線。今国民が求めているのは災害時に頼りになる組織だ。

能力はあるに越したことはないが、予算全体に占める国防予算との兼

いだ。平和ボケ❓ という言葉が頭をよぎる。

模擬戦闘訓練があったが、戦闘経験こそないが戦争の悲惨さを食料不足を

通して体験した世代にとってこれは 「~ごっこ」だなと思ってしまた。

戦闘隊員、特殊車両、戦車や機動ヘリの空中演技等々こうしたもの適当

に見て、演習場内の桜見物に切り替える。関東平野に吸収される丘の斜

はこんな感じに波打つ桜です。

残雪の武尊山を桜越しに見る。

上毛かるたに曰く「すそ野はながし赤城山」

屈託のない子供達

 

帰路、渋川市に降りたので、先年亡くなったシャンソン歌手芦野宏ミュー

ジアムに立ち寄る、故人の奥様の実家らしい。パリの家並を移築したよう

な雰囲気。  

パリといえばマロニエの並木道、和名は栃の樹か? 手入れに行き届い

数本が真っ青を空に向かって伸びていた。周囲は典型的な地方都市の

雰囲気だが、この一角にはパリが移築されていた。

コメント

434-310413満開の桜と榛名山

2019年04月13日 | 花・樹木

先日、上野国国分寺跡で拾ったプラタナス(和名すずかけ)の実。暫く机の上に置いて

おいたが、どうしても中を見てみたくなった。

ピンポン球の大きさだが非常に固そう。台所のまな板の上で包丁で切ったらあっけなく

割れた。想像もしていなかった中身が現れた。色がつけば打ち上げ花火だ。表面の硬い

突起には中にふんわりした毛がたくさんついていた。タンポポの種が風に乗ってふんわ

りとどこかに飛んでいく様と同じか。大木のイメージと全く異なる繊細な種にロマンを

感じた。

 

中学校の同級生の数人が生まれた街を流れる長野堰の研究をしている。

もう何度かその成果を市民に公開した。文献やら手作りのジオラマ模型を用意して見せ

る工夫を凝らしている。通りかかりにその製作工房に寄る。同級生達なので気楽な会話

が飛び交う。60年前には予想もしなかった才能を持っているなと感心する。今回は少

し目先を変え、我が住む街の地形を空中から見降ろしたようなタタミ2畳ほどの地形模

型を作っている。榛名山の南斜面の起伏をどう表現するかがポイントだ。

現役時代の職場だった病院の6階食堂から榛名山が遮るものなしで一望できる。その写

真を持ってきてくれないかと頼まれる。二つ返事で受けてしまった。ところが日中に撮

影してみると、なんとも平凡なものしか撮れない。ならば明け方はどうかと挑戦してみ

る。それが下の写真。

詰まらない写真だ。どうしたものかと思い悩んでいたら、先日の季節外れの降雪。そ

の翌朝起きたら空は晴れている。少しはましなのが撮れるかと思い、病院ではなくも

っと高い郊外の観音山丘陵に登ってみた。狙いは当たった。800mあたりから上の

部分は真っ白とはいかないが積雪があり、普段見られない陰影がアクセントになって

いる。

市街地から150mほど高いだけだが、榛名山の向き合うと山が徐々に盛り上がって

いく様子を撮ることができた。しかも満開の桜もバッチリと写る。

家にいったん戻り、朝食を済ませてからもっと近づいてみる。前の写真の桜の花の

し上辺り、標高で300mくらいの場所か。榛名白川という暴れ川の土手から、榛名

山群の主峰とも言っていいだろう相馬山。

相馬山を更にズームアップ。この山頂には何度か登った。普通は左の尾根を榛名湖側

から登る。昔は南面(写真正面)からの登山道があったが、東尾根と同様に閉鎖され

ている。その廃道を利用して登る者には当然自己責任が課せられる。

私も3年前にこの東尾根を登ってみた。地形的にはカルデラ湖の榛名湖を取り巻く

山の一つであり、写真の反対側すなわち北面は頂上直下から300m近く切れ落

た崩壊地になっている。規模はともかく山陰の大山のように南面と北面の様子がガラ

リと変わる。それなりの技術と装備が必要で、登りは問題ないが降りは十分な注意が

必要な山だ。標高はずっと低いが山の形が安曇野から見る常念岳、甲府盆地の釜無川

の河原から斐駒ヶ岳に似ていると思っている。

最後に回ったのが陸上自衛隊相馬ケ原演習場。ここも桜の名所。5分咲きか。13日

の土曜日に60周年記念の催しがあるらしく、多くの車両と隊員が忙しく動き回って

いた。この日は指定地以外は侵入禁止なのにその流れに乗って奥まで入ってしまった。

そこで威圧的とは程遠い若い女性隊員に警告された。いかめしい迷彩色の戦闘服とヘ

ルメットに身を包んだ彼女の笑顔と白い歯が新鮮だった。見まわしたら他にも数人の

女性隊員が式典の準備に従事していた。釣り合いと意外性が反って若さを際立たせ

る。そう感じたということは私も老いたということだろう。

他国から侮られないために膨大な国費で維持されているのが自衛隊だが、こうした催

しや災害時の出動と紛争地での武器に頼らない監視業務だけでその任務が終わって欲

しいといつにも増して願う気持ちになってしまった。

 

 

コメント

433-310406今週も花巡り

2019年04月06日 | 花・樹木

 

 

 農家の庭に咲きほこるモクレン

 

この春は心ゆくまで花見をしようと思っている。毎年そう思っているが、

何かと用事できたり、体調不良でシーズンを終了してみると物足らなさ

が残る。

幸い今年は東京で開花した後、季節外れの寒波の襲来で当地の桜の開花

は遅れている。これから見て回れば十分間に合いそうだ。冒頭の3枚の

モクレンの大木に咲く花。榛名山麓の生原地区のとある農家の庭先に咲

きほこる。私が角度を変えて撮っている間、連れ合いは畑を耕すこの家

の女性だろうか、お話に夢中だった。一期一会を有意義に使って話がで

きるだけの話題を持っている女性であって良かった。もっとも花の話題

だけだったろうが・・・

 

 

寒波が過ぎた木曜日、どうかなと思って近くの桜の名所を訪ねてみる。

少し早かった。2分咲きといった程度。本稿が公開される土・日曜

日辺りが満開になりそうだ。週末で天気も良さそうなので各名所にひと

が繰りだして賑わうだろう。

 

榛名山が活動していた時期の火砕流の先端に位置する国分寺跡を訪ねる。

各地の同種遺跡のなかでは最も当時をしのばせる遺構が残されていると

いう。偶々「最澄」と題する本を読んでいて、最澄が最初の修行の場と

した滋賀の国分寺が出てくる。そのことを頭に浮かべながら資料館を観

て回った。製作者の名が刻まれた屋根瓦の破片がたくさん出土した。そ

れらを見ながら1500年の昔の修行僧の日常に思いを馳せる。

 

更に遺構を一回りする。 

大木に可愛い実がたくさんぶら下がり風に揺れていた。

 

 

樹肌から推測するにこれはプラタナス、和名すずかけの樹だ。街路樹と

して植えられたものしか見てなかった。秋の終わると枝を剪定され電柱

状になったものしか知らない。条件が良ければこんな立派な大木に成長

することを初めて知った。可愛い実はこの樹の実だった。 

 

場面は変わるが

 

先週、墓参りを兼ねて訪ねた息子が近くに住む東京砧公園の賑わいは凄

かった。田舎者は圧れっぱなしだった。満開の桜は素晴らしかった

が正直疲れる。

週末には樹勢の良さで花付も非常に良い烏川右岸の桜を見、その後は天

良ければ山間部に入り込もう。人知れずの片隅に咲く桜も風情

があて私には好ましい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント