toboketaG の春夏秋冬 

雑文、雑感、懐古話そして少しだけ自己主張。
土曜日をベースに週1~2回の更新が続けられればと思っています。

253-271226伝説の喫茶店「あすなろ」の復活

2015年12月26日 | 車・自転車・機械

 ブログを始めたころに手にしたカメラ。コンパクトデジカ

分類されるか。携帯性が良く、かつ非常に明るいレンズで夜間

の屋内でも殆どフラッシュを要しない。4年間使い、カメラ撮影

の初歩学んだ。手垢がつき十分になじんだカメラでした。次のス

テップをびたくなり、少し上級機にレベルアップしてOlympus 

STYLUS 1s を購入した。それでなじんだカメラを撮影。

 

持てる時間がタップリとあるので、努めて歩くように心がけていま

す。今日は市内中心にある図書館まで片道25分歩いて行ってきまし

た。帰りは街中をのんびりとぶらつき、鞘町に復活したことは聞い

ていた「あすなろ」でコーヒーをのみながら昔を懐かしむ。

高校生の頃に街の北部にあった前身の「あすなろ」で珈琲を飲んで

名曲を聴くひと時が大人になったような気分になり何度も通ったも

のでした。群馬交響楽団との関係も深く、当時の高崎の文化の一つ

の拠点でした。しかし時代の変遷で閉店に追い込まれてしまい、若

者の関心は他に移っていきました。しばらく市民からも忘れらてい

ましたが、2年ほど前に地元の大学生が中心になりリニューアルオ

ープンしました。

街の喫茶店がなくなり、代わって郊外や駅中にスタバコーヒーが気

軽にコーヒーを飲める所となり、街中には個性的な喫茶店は無くな

りました。ここの運営は学生さんたちがやっているようです。何と

か維持できる売り上げがあることを祈る。

店内に入るとその雰囲気は本物。床や壁は本物の木。少し暗めの店

内は本物でしか味わえない落ち着いたたたずまいです。静かにクラ

シックが流れていました。お客さんがいなくなるのを待って写真を

撮らせてもらいました。 

2階はスクリーンが正面に備えられ、2~30人の会議や催し物が

できるスペースになっています。 

人の流れが駅を中心とした地域に偏り、40年前とは盛り場が移動し

てしまいました。ここも少しばかり人の流れの中心から外れています。

 

新しく手にしたOlympus STYLUS1sになじむために条件を変えて

バチバチ撮っています。今日は居間のこたつの上に簡易三脚で固定し、

庭に飛する小鳥を撮影。いずれも10倍ズームです。一枚は庭の餌台

に飛んでくるシジュウカラ。この時期飛来する鳥はこのほかメジロ、

ムクドリ、ヒヨドリ、ウグイスなど。駅に15分の住宅地ですが結構野

生の小鳥が訪れてくれる。餌台には牛脂、みかん、ヒマワリの種を用

意する。

そして飛来する小鳥を狙う野良猫も。しかし餌食になるようなのろ

まな鳥はいない。犬も猫も飼うつもりはないが、どちらが好きかと

いえば猫。

まだまだ高級カメラはあまたありますが、私の腕前ではこのあたり

でもう十分。携帯性の良さと基本性能を満たしていれば、あとはい

かに使いこなすか。性能に振り回されないでじっくりと使い込んで

いきます。

 

本年最後の投稿になりました。1年間拙文に触れていただき感謝、感

謝です。良いお年をお迎えください。

 

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252-271219冬将軍どうした?

2015年12月19日 | 花・樹木

 安中市郊外細野地区で妙義山を背景に見事な樹。27.12.13

 

この冬はどうした気候の変動なのでしょうか。この記事がお目に触れ

る日も相変わらず暖かな日が続いているでしょうか?

師走も中旬を過ぎたのに、枯葉は散らずに未だ紅葉(黄葉)のままの

状態が続いています。空っ風が吹かないので散るに散れない状況か?

先日、烏川の奥深くにある角落山の東側からのルート(一般コースは

倉渕から西側を登る)を探しに、増田川に沿って林道を走るつもりで

家を出ましが林道は雨後の泥濘であきらめました。しかし途中の九十

九川沿いの丘で、見事な独立樹とロウバイの花を見ましたので、ご紹

介します。

今年の収穫をすべて終えて、来春のためにきれいに耕された畑の中に、

一本の見事な樹形が目につきました。雑木盆栽を少々育てていますの

でこんな樹に会うとしばし見とれます。もう師走も真ん中にきたのに

こんなに見事に枯葉をまとっていました。

細野小学校を過ぎて目的の林道に行く途中に「ろうばいの郷」があり

ます。例年はもっと遅いはずですが今年はごらんのとおり。

さらにカメラを近づけてパチリ。

淡い黄色なので、カメラの性能一杯に近づけても、輪郭が少々甘くな

ります。この界隈に春になるとカメラ愛好家には垂涎の桜の銘木があ

ります。季節ともなると荒々しい妙義の山稜を背景に入れ、その櫻を

カメラに収めるべくたいそうな重装備の人たちが集まります。上の2

枚の独立樹の褐色の枯葉を薄桃色の桜花に置き換えると雰囲気がでま

す。田舎の片隅に凛として群れず孤高に咲く様は感動ものです。

 

昨年はこの時期玉原スキー場の積雪は1m、今年はやっと30cm、

冬の楽しみスキーはまだまだできません。準備万端整えましたが、

雪がないことにはどうにもならない。スキー場関係者は毎日祈るよう

な気持ちで天気図をにらんでいることと思います。さすがに新聞もこ

の異状気象を報じ始めました。このまま新年を迎える事態となると景

気にも影響が出てくることが懸念されます。

夏はあくまで暑く、冬は寒い メリハリの効いた季節の変化が経済の

上でも重要なことと改めて思います。

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251-271212生ごみ処理機も冬眠に入る

2015年12月12日 | もろもろ

  この冬は降雪が遅く、谷川連峰もようやくに白くお化粧

を始めました。右端の耳二つのわずか左に肩の小屋が小さく見えています。

関越道の赤城高原SAから10倍ズームで撮影しました。 27.12.7撮影

 

退職して半年、家での役割が固まってきました。その役割は食事の後

片付けです。いやおうなく排出される生ごみの処理に向き合います。

水を切って週2回のゴミ収集日に所定の場所に出していますが焼却場

では燃焼効率を悪くする厄介なゴミでしょう。少しでも量を減らした

いと2年ほど前から私なりに研究してきました。

写真のようなゴミポットを庭の片隅に置きました。最初は微生物の力

を信じてはじめましたが、うまくいきません。

特に夏場にポットの中では分解ではなく腐敗が始まり、ドブの臭いに

なってしまいます。雨水は入らないはずですが蓋をとると明らかに水

分過多で、これでは微生物も死んでしまいます。微生物には嫌気性と

好気性とがあり、ゴミ処理には嫌気性微生物、ぬか床には好気性の微

生物がいいとNETで見ました。嫌気性とあるのでむやみに蓋を開ける

ことができず。いろいろ試行錯誤しましたが結局うまくいきませんで

した。

 

今はミミズ君に頑張ってもらっています。最初に釣り餌用のミミズを

2パック投入しました。春先には順調に増えていきましたが、これも

夏の高温でかなり弱ってしまい、とても生ごみを分解するまでには至

りませんでした。

しかし9月以降また徐々に増えてきて、その日出る生ごみが翌日には

かなり分解されるまでになりました。その数、数百匹から千匹は生息

している感じです。

表面を剥ぐとその下にびっしりと肥えたミミズ君がうごめいています。

だいぶ寒くなったので、ポットに落ち葉を20cmほど敷き詰めて越

冬の準備をしてやりました。冬は活動が不活発になり、ゴミ分解性能

は低下するので、来春まで冬眠してもらい、来春また活躍してくれる

と大成功なのですが・・・ 

団子状になってうごめくミミズの写真は気持ち悪いという方も多いと

思いますので掲載は避けますが、我が家の宝物になってきました。

さらに能力を発揮してもらうために研究を重ねる必要があるようです。

 

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250-271205森林公園とゴルフ場

2015年12月05日 | もろもろ

  家の近くの浄土真宗のお寺のアカマツ。何とも艶めいた樹形

こんな樹形を盆栽では文人仕立てといいます。

 

師走が迫った11月下旬に、埼玉県滑川町にある国設武蔵丘陵森林公園

を散策しました。思っていた以上に広大な敷地で中央入り口から北の

端へ歩き、折り返した南の端まで小径をたどって歩くとゆうに3時間半

かかりました。

帰宅して、google earth で上空から眺めてみました。上の写真は上空

8000m、下は同じく1500mからの光景です。

赤ので囲んだ部分が公園の全体像です。関東山地が関東平野に向か

って標高を下げたあたりの丘陵地を上空から見るとゴルフ場が沢山作

られています。この地域の1割はゴルフ場のように見えます。こんな

ゴルフ場銀座に残された手つかずの丘陵が森林公園になったのです。

荒川に流れ込む中小河川が丘を侵食した部分は田や畑として利用され、

侵食を免れた丘陵の大部分はゴルフ場開発の手が入り、残された丘陵

の一部が森林公園として利用されている状況が鮮明にわかります。丘

陵は複雑な地形で公園はその地形を巧みに生かし、主に尾根筋にメイ

ンの散策路が通じており、そこを起点に枝葉のように森の中を縦横に

小径が走っています。

森林公園ですので自然をできるだけ手つかずに残した工夫が随所に見

られます。周囲のゴルフ場はコース設定のために削ったり埋めたりし

ているのと好対照です。

この日晩秋の晴天に恵まれて、老夫婦は410円の入場料を払って半

日森が発するかぐわしい香りを胸いっぱいに吸って歩く醍醐味を堪能

してきました。公園の北半分は珍しい樹木やテーマごとに作られた庭

園が並んでいましたが、南半分はほぼ開発前の武蔵野も面影が色濃く

残されています。

ゴルフ場の二つもあればこんな自然を生かした誰もが手軽に楽しめる

公園が作れるのです。ゴルフは楽しいスポーツですが、ゴルフ場は作

られ過ぎたような気がします。広大な敷地を一部の人のためにだけ使

うのはどうなんだろうか? 費用は負担しているのだからいいじゃな

い・・との声も聞こえますが、狭い国土は国民みんなのものですもの

ね。

中央入り口を入ってすぐのところであった南米チリに自生する松の一種。

主幹や枝を問わずこんなトゲトゲした葉に覆われています。多分原始の時

代からの生き残りの植物ではないでしょうか・・ 

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