toboketaG の春夏秋冬 

雑文、雑感、懐古話そして少しだけ自己主張。
土曜日をベースに週1~2回の更新が続けられればと思っています。

675-20240713さすがに年取ったなと思うとき

2024年07月13日 | もろもろ

           国道で日本一高い地点から眺める白根山と芳ケ平方面を眺める

 

閑にあかしてネットを探れば、世界中の絶景を目にすることができる。その多くは確かにすごい景色だが、

砂漠ないしはその周辺や岩山。そうしたところと違ってなんと緑豊かな国土に住んでいるなと感謝したく

なる。

 

はるか昔からこの時期は梅雨末期の豪雨災害に見舞われる国土でもある。今年まで災害に縁のなかったと

安心していると、来年は酷い目にあってしまうかもしれない。今日にニュースで知った松山城東側の土砂

崩れの現場をGoogle map のストリートビューで災害前の情景と較べてみる。こんな急傾斜の崖下ならなに

かあってもおかしくないと思う。

 

毎週月曜日の午後8時から日本テレビ系列で放映される歌番組に引き付けられている。歌うのはフォーレス

タという男女7人ずつの混声合唱団で音楽大学卒業生で固められている。歌声もさることながら、特に女性

メンバーとピアノ伴奏者のおとなの女性が発する歌声や伴奏に魅了されている。誤解を恐れずに言えば、彼

女等の肩から上腕部にかけての部分に大人の女性の色気さえ感じてしまう。カラオケ慣れして必ずしも楽譜

とは一致していない歌い方や過剰な感情移入をして満足している自分が恥ずかしくなる。歌唱学(という専

門学があるかは知らぬが)を基礎から学んだ人たちの歌とはこんなにも素晴らしいものなのだ。

 

ダークダックス、デューエイセスさらにポニージャックス等若いころから耳にすることの多かったグループ

がメンバーが亡くなったり高齢になったりで活動を停止もしくは縮小した今、演歌でさえ楽譜に忠実に歌う

グループであるフォーレスタは貴重な存在だと思っているので週一度のこの時間を楽しみにしている。間違

いなく年をとったなと感じる時間でもある。わが町にも来てくれないかな。一度生で聴いてみたい。

 

今週は明治から大正にかけての文部省唱歌と呼ばれている歌が中心だった。みんな知っている歌だが、改め

てグループが歌うのを聞いてみると、特に歌詞がいいなと思う。侍の時代から3,40年しか経っていない

のに、こんなに素直に西洋音楽を取り入れ、それが100年後に聞いてもその新鮮な輝きを失っていない。

 

 

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664-060504東吾妻町甘酒原と中之条町嵩山に遊ぶ

2024年05月04日 | もろもろ

気持ちよい五月の空の下、東吾妻町の薬師温泉郷の手前に開園した甘酒原に遊ぶ。新聞でその開園を知った

ので行ってみた。まだまだ整備途上にある花園だが、地元の有志の皆さんが手弁当でやっているので、素朴

そのものの花園が拡がっていた。標高750mの高原は人気の八ッ場ダムや薬師温泉にも近く、数年後に今

は幼木の花の樹が育つとなかなか見応えのある場所に変わる予感がする。

 

赤城山に中腹にある赤城自然園は西武グループの潤沢な資金で素晴らしい花園が拡がる。ここには到底及ば

ないが、素朴さを前面に押し出していけば10年先立派な花園に変わるのではないか。

 

現在は見られる花はミツバツツジとこの町を代表するスイセンくらいだが、数百本のシラネアオイが育ち花

をつけ始めるとグッと人気が出るのではないか。それまで準備資金が続けばいいがと願いながら、募金箱に

ささやかな金額を納めてここを後にした。

 

中之条町は1万人程度の人口を持つ山間部のごく平凡な街だが、文化的レベルはかなり高い。その昔蘭学者

高野長英が脱獄して日本中を逃避行していた際に立ち寄り、地元の知識人に暫くの間匿われていたこともあ

る街。当時人材は政治の中心江戸よりも地方の藩が優れた人材を輩出したとは司馬遼太郎氏が著書「街道を

ゆく」でしばしば指摘されている。この街もその一つであり今もその伝統が息づいている。

 

                 

町の郊外に嵩山という名山がある。この岩峰からはるか200m下まで人の親指ほどの太さのワイヤーロー

プ張られている。この季節ここに沢山のこいのぼりが吊るされる。壮観な光景が展開する。不要になったこ

いのぼりを集めてロープに吊るす、近年どこの地方でもやっている。昭和に時代までは杉の丸太を手に入れ

庭に立てそれに吊るしたものだが、昨今の住宅事情ではなかな出来ない。金をかけずに多くの人を喜ばせる

ことが出来る仕掛けだ。

嵩山のこいのぼりはこの形の原型かもしれない。清流の王者鯉に相応しい新緑を背景にした豪快な風景だ。

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660-060406まだまだ元気な仲間が多いな!

2024年04月06日 | もろもろ

                                               富岡市郊外崇台山の桜  2020.4

 

今年は桜の開花が遅れていたので富岡安中境の崇台山の見事な桜の景観は数日先だろう。

顕著な菜種梅雨模様の天気図になってきているので、この光景が見られるのは4月10日過ぎか?

 

うすら寒いく小雨模様の昨日、卒業した中学校有志の集まりがあり参加してきた。昭和16,7年生まれの幼か

った児童も70年のそれぞれの人生に揉みに揉まれ、みんないっぱしの爺さん婆さんになったが、近在に住む

参加者が20数名あり楽しいひと時だった。会場は郊外のカラオケ主体のスナックだった。この年代になると夜

の外出が不安なので集まりは決まってランチタイム。2000円会費で用意された簡単な弁当と飲みたい者は自腹

で好きな酒を飲むというスタイル。カラオケ好きが適宜自慢(?)の歌を披露しあった3時間だった。

 

戦争前夜に誕生した我々中学生同期の卒業生は600人もいる。公式(?)な同窓会となると幹事の準備も大変だ。

そんな大掛かりなものはもう無理なので、気軽に参加できるようなスタイルが最近の主流。

顔は知っているが名前が判らないという仲間が結構いる。小規模な集まりだったので今回は名前と顔を確認し

あった。こんな気軽な集まりならまだ10年は続けられるだろう。しかしここから一人抜けまた一人の考えたく

ない現実が展開されていくのだろうなと思いながら再会を約して散会した。

 

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655-051120カメラは高ければいいとも思えない

2023年11月20日 | もろもろ

収穫の終わった街中のたんぼ

 

一通りの関心そして知識はあるが、そこまでであまりのめり込まない程度の写真好きの一人。

手元にあるファインダー付きコンパクトデジカメに動きに異常がでたのが半年前のこと。近くのカメラのキタ

ムラに持ち込むも修理対応期間を過ぎていて修理できませんとのことで、本棚の上に置いたままになっていた。

その間は以前使っていた買値2万円程度の物とスマホの写真機能で我慢していた。こだわりがあり、カメラは

ファインダーがなければいけないと思っている。昼間の明るさで見にくい液晶画面を見ながら撮るのが気に入

らない。そうなるとミラーレスデジカメというレベルでないと商品がない。これが軒並みに10万円を超える。

 

息子が使っているアイフォンのスマホの写真がびっくりするほどきれいだ。スマホの取り換え時が来ているの

で画面を見ながらの撮影は気乗りしないが検討してみよう。ミラーレスと同じ程度の金額だ。

 

どちらにするか迷って1ヶ月が過ぎてしまった。いまだに結論が出ない。そんな最中に本棚の不調カメラを取

り出していじりまわしていたら、急に正常に戻ってしまった。電子基板のどこかに微小なごみでついていたゴ

ミが何かの拍子に除去されたのか原因不明だがとにかく昔通りに使える。

 

10年前ほどのOLYMPUS STYLUS1 というカメラ.6-64.3 ㎜ F値 2.8 という明るいレンズそして交換レンズ

なしで使えるのが手軽さが無精者には最適だ。

 

いい写真だなと思われる一枚はカメラの性能以上に必要な要素がいくつもある。一通りのカメラの性能に対する

知識は当然として、被写体に接するに時間を惜しまないことが一番重要なこと。故人になってしまったが浅間山

を撮り続ける写真家がいた。その写真集も本として出ている。縁の一つで知り合いになった。氏の日常がその必

要性を物語っている。多くの作品が早朝、夕暮れそして深夜の時間帯。更に極寒に季節に撮影されている。

素晴らしい場面がたくさんあるが、それだけの犠牲を払わないといけないとは・・

 

この古いカメラでも時間を惜しまなければそれなりの物は撮れると思う。ならこのカメラで撮りまくることにし

ましょう。

 

 

 

 

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642-050812旧友の新盆

2023年08月11日 | もろもろ

中学校卒業以来続いている4人の交友がこの春途切れた。一人が長い間の療養生活を終了して鬼籍に入

った。昨日残った3人で新盆の焼香を済ませてきた。

 

スキーは指導員クラス。卓球は県代表そしてオートバイにパチンコにビリヤードや麻雀等々、何をやら

せても他を圧する能力の持ち主だった。ビールが好きで長期の入院生活に入るまでは私の常識では考え

られない程飲みまくっていた。

 

残った3人と彼(T君としておこう)の未亡人とで思い出話が続いた。こんな活動的にも思える男が発病

前にはいわゆる初老性うつ病ななり家に閉じ籠り本ばかり読んでいたらしい。

私の20代前半時間があれば彼と会っていた。彼から受けた影響はいいこと悪い事沢山ある。ある意味私

の人生を方向づけたといってもいいかもしれない。

 

未亡人が押入れから取り出したのがT君が書き留めた文章の数々。

 

             

今考えれば稚拙な部分もあるが、そのいくつかを借りてきて読んでみた。なかなか面白い。知らなかった彼

の一面が良く表れている。1997年と言えば、パソコンソフトWindowsが世にでたころか? この時期T君

がパソコンをいじっていればブログに気の利いた洒脱な短文を数多く掲載していただろ。だが彼は使ってい

なかった。もちろん私も使えなかった。その代わり沢山の原稿用紙に数々の文章が残っており、我々の目を楽

しませてくれている。

 

私が長く読み続けている諸兄のブログの作者はどう考えておられるか? 自分のブログは消去の操作をしない

かぎり、ネット上に私の死後も残る訳だが、誰か目にしてくれるだろうか? 

パソコンを操作もしくは指示できる状態で死期が迫りつつある状態であるとすれば、自分の記録を全部消去

して、人生にお別れするのがいいのかなと思ったりする。

 

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640-050805元気をくれる雲

2023年08月05日 | もろもろ

八ッ場ダムサイトから見た入道雲。

力強く盛り上がる夏の雲はショボンとした気分に力を与えてくれる。明日は広島に原爆が落とされ

多くの犠牲者が出てから78年。あの惨状を体験された方々にはあの爆雲のモクモク感を連想させら

れて愉快ではないと思われます。

そんな思いもありながらも発達途中の入道雲の雄大な光景にはひかれる。

 

当地は昔から雷の発生の多い所。北から寒気の塊が南下してくれば毎日のように雷雨の洗礼を受ける。

先日も珍しく大粒の雹が降り、露天駐車の多くの車の屋根がボコボコになってしまった。この雹被害

にあうのは線状の狭い地域であり、百メートル離れていれば全く雹は降らない場合もある。

我が家の車はその線状内に入っていたとみえ、3カ所ほどえくぼが出来てしまった。修理に出すほどで

もないので運が悪かったと諦めましょう。

 

先日訪れた中之条町の旧六合村にある「山の上花壇」の」様子。

夏の盛りで華やかさにはかけていたが、高原の花の色は鮮やか。ブルーベリーの樹が数十本植えられい

て、食べごろの実がたわわに実っていた。聞いたら自由にお食べくださいとのこと。連れ合い共々たく

さん食べて満足する。お腹を壊すかもしれないと心配したが何事もなかった。

 

ここ数年夏は厳しさを増している。来年は更に暑さが酷くなるのだろう。エアコン下の冷環境で暮らす

のは当たり前だが、午前中はエアコンなしにして扇風機のかき回す生ぬるい空気の中で吹き出る汗を拭

きふき過ごしている。やせ我慢ということではなく、このほうが体調がいいような気がしている。

あと10日も耐えれば、待望の秋の冷気団に触れられると期待している。

 

台風が引き込んでくれるのは冷気団か暖気団か?

北太平洋に去れば前者、日本海を北上すれば後者となるのは気象学の常識らしい。台風6号は北上予報。

次の7号も本州を南から北に串刺ししそうだ。どちらも引き込むのは暖気のようだ。

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639-050804南欧の行ったこともない古代遺跡のようだ

2023年08月04日 | もろもろ

JR東日本長野原線の旧終着駅太子駅構内の鉄鉱石積だしホッパーの廃墟(8月3日)

 

戦時中から昭和45年まで活動していた設備との説明板に書いてあった。私が野反湖へ初めて行った

のが、東京オリンピックの頃だからその時は現役だった施設。高崎からこの駅まで電車で乗ってきて

ここから野反湖まで行ったのだが、まだ20km以上ある。バスの便があったのか、徒歩だったのか

確たる記憶がないが、今は廃墟になった設備の下に無蓋貨車が停まっていて上から鉱石が音を立てて

積み込まれていたのを記憶している。

 

それが日本産業遺産に登録される時代なのだ。自分自身も年をとったなと実感する。200円の入場

料が必要だが中の鉄筋がむき出しになり、その鉄筋にコンクリート塊が崩壊してぶら下がっている。

それをそのままの状態での保全するというのも面白い着想だ。

駅構内には他にも今は全く現役からは引退した国鉄時代の車種記号の入った貨車が保存されていた。台車

部分は真っ赤に錆びついているがこれがまた郷愁を誘う。

 

このあと暮坂峠を越えて沢渡温泉に至る。温泉街に入ってすぐに目に入った共同浴場で汗を流す。姫路か

ら群馬の温泉巡りを楽しんでいるという方と一緒になり話が弾む。昨夜の宿法師温泉長寿館には気に入っ

たようで、群馬の温泉を誉めていた。知事に成り代わりお礼を言う。今日は草津泊だというので、草津か

らなら3,40分の距離の万座温泉日進館のお風呂を勧めたら是非行ってみたいという。

 

問題山積と言われているマイナンバーカードと各種行政手続きの紐づけの問題。今日は総理の記者会見が

あるようだ。健康保険証等の資格証明書を発行して急場をしのぎ、マイナンバーカードのシステムは継続

しその間で不備を手直しする。妥当な判断だと私は思う。

 

暫くお休みしていました。ついてしまったサボリ癖からの脱出にけっこうな気力を要しました。

 

 

 

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633-050422写真クラブから指摘される

2023年04月22日 | もろもろ

昨年思い切って改造したケヤキの盆栽。あの時はどうなるかと思って心配したが新しい季節が到来

すると、なかなかの箒仕立ての一物に様変わりした。

このまま樹形からはみ出た枝を切りそろえ、6月も中旬になれば葉刈りと称する作業を行う。春の

芽吹き、新緑から深緑に変わった葉を弱い枝を除いて全部刈り取ってしまう。樹には相当なストレ

スがかかるだろうが、梅雨明けがくれば再度いっせいに新芽が出そろい、雑木盆栽の醍醐味である

繊細な枝振りを秋には期待できる。

 

昨年の改造後の状況は ↓ をご覧ください。

さて、         

若い頃から単なる記録としての写真は撮っていたが、それ以上のものを目指す姿勢はなかった。

3年程前に隣の町内のS氏から好きなものが集まって写真のレベルを高めませんか、との誘いを受

けてそのクラブに加わった。

皆さんの素晴らしい作品に接して、わが技量の拙さを思い知るに至った。デジカメになってからと

いうのもフィルム代や現像焼き付けの費用が不要になったので、膨大な写真を撮影することが可能

になった。結果として写真は全てパソコン上に記録するだけで印刷するということをしなかった。

月一度の例会には適当に自分ではいいなと思うものUSBメモリーに落として持ち込み、席上でパ

ソコン画面に映して評価してもらっていた。

先日の例会でS氏から指摘された。次回からいいと思った写真は印刷してきてよ。今のやり方では腕

は上がらないよ、印刷する前に特にどこを切り取るかを吟味すれば自分でも驚くような作品に仕上が

りますよ、試してみなさいよ!

なるほどと思う。

早速2L版の写真用紙を購入してきた。自宅の安物のプリンターでも結構な画質で印刷できるんだ。

さらにサイズに合わせた写真整理用ファイルを求めてきた。印刷コストを考えれば数枚が限度。良い

と思った写真を更に絞りこんで印刷する。

 

次回5月の例会で皆さんにどう評価されるか?  期待感が高まってきた。

 

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630-050305頭が混乱したら歩くに限る

2023年03月05日 | もろもろ

烏川の河川敷公園にもやや春の香りが漂う。

 

スマホの格安契約に挑戦し苦労しながらもなんとか終わった。OCN mobile one NTT系列が提供するプラン

で特段の問題もなく半分の利用料金になったのは有難い。

料金の支払いも一緒にしたほうが良かろうと思い、光回線もドコモからOCNに変えることにして懲りもせず

挑戦した。こんども苦労している。すべてネット経由というのはホントに大変。

 

何かを確認したくて電話するも、どこにかけても例の「ただいま大変電話が混みあっています。恐れ入りま

すが暫くお待ちいただくか、時間をおいてかけ直してください・・」という録音された声が返ってくる。

要件番号を選択してプッシュするのも面倒。かけ直しても同じ状況が再現するだけなので、そのままスマホ

を脇に置いて別の作業をする。保留音が鳴りっぱなし。通話料金は0120が頭の相手持ちだからできるが

そうでなければ膨大な通話料金を負担しなければならない。

 

保留音を小さくしてそのままにしておいたら30分も経ってようやく繋がった。電話に出たお嬢さんに困っ

ている状況を話すもなかなか理解してもらえずに電話が長引く。

ホントに老人には辛い。今後更に安いコースが出てもスルーしよう。頭が混乱するばかり。

 

頭を切り替えようと散歩に出る。近所散歩は飽きたので車で河川敷まで行きそこから拡がる河川敷公園を歩

く。台風時に大雨で数年に一度は完全に水をかぶってしまう川原だが、野芝が一面に拡がり適度に管理され

ているので気持ちがいい。公園と言っても最低限の水場とトイレがあるだけであることが逆に人を引き付け

る。芝の上を歩くのは快適。混乱してヒートアップしてた頭が落ち着いていた。ヤレヤレ!

 

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629-050225あっという間に一ヶ月

2023年02月24日 | もろもろ

あっという間に一ヶ月が過ぎてしまった。この間で季節は蝋梅から梅に変わっていた。

何の一ヶ月?

拙ブログの更新をサボった期間です。

 

私なりの事情はあった。スマホの接続をいわゆる格安スマホに変えるのになんだかんだで一ヶ月があっと

いう間に過ぎていった。挑戦した格安契約は同じドコモ系列のOCN Mobile One.

携帯電話がまだメガネケースくらいの大きさだった25年程前からNTT一筋だった。携帯電話の歴史の体

験を経てドコモが提供するahamoを契約していた。その接続能力に疑問があった訳ではない。

 

かけ放題とウイルス対策を追加しての月額4700円は機能から見れば当然かなと思っていた。20GBと

いう老人には無縁のデータ容量はその1割も使っていない。勿体ない!

さらに最近電池の持ち時間が減ってはいた。電池交換には2週間以上かかり、その間代替え機の貸し出し

があるとはいうものの。およそに費用が18000円ほどかかることが解った。

 

思い切って機種交換してしまうか、電池交換で済ませるかで2週間ほど迷った。この検討のおまけとして

いわゆる格安スマホとかMNP、SIM交換という知らなくとも済んでいた言葉を知ってしまった。その中に前掲

のOCNが提供する格安契約mobile one があった。ドコモ系列であることも意識を前に押した。

 

格安なる所以は提供側が人件費がかかる対面での対応をしないということも知った。契約に至る細々した手

続きは全てネット経由でしなければならない。それ以降頭の大部分を格安スマホが占めてしまった。ブロ

グの更新は頭から離れてしまった。

 

あっという間の一ヶ月が経過して、ようやく目的を達した。回線の遅さや繋がりずらさとか、ある程度は

覚悟していたが、いまのところ契約変更前と変わりなく使うことができている。

皆様も関心のあるところだと思うので月額費用がどうなったかを記す。

 

回線容量    20GB で   2970円     →  1GBで770円

通話時間    無制限かけ放題 1100円  →  10分間かけ放題  935円

付加サービス  ウイルスチェック、遠隔サポート、は変わらず

月額使用料   4700円  →   2300円

 

劇的に安くなりました。

 

家にいる限り光回線モデムからのWiFi電波が無制限に使えるし、外で動画を見る場面は殆どない老人には

月2GBの容量があれば間に合う。未使用分の繰越もできるので1GBというケチった契約で始めてみる。

開通後1週間経過したがまだその1割しか使ってない。

 

ほぼ半額になった。実のところこの程度の金額はコンビニに寄る回数を少し減らせば直ちに実現できる。

やり遂げた(?)という達成感を感じているこの頃です。

 

反面複雑な契約をすると、ボケたり亡くなった後の始末で次世代に負担をかけるといけないな、どこかの

年になったら通話機能を除いてみんな解除してしまおうとも思う。

 

 

 

 

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622-041211節約、せつやく

2022年12月11日 | もろもろ

ウクライナ戦争勃発以降各種エネルギーの高騰が続いている。政府もいろいろと手を打っているよう

だが食料品はじめ諸物価の値上がりがきつくなってきた。私の命の水のお酒も2割近く値段が上がった。

酒なんて一般には必需品ではないが、これが楽しみに生きている者にとっては辛い。

自分の書斎は我が家の一階の一区画に設けてあるが、都市住民の悲哀でこの時期から春先まで前の家

の影になって日が差さずにストーブなしでは寒くて仕方ない。倹約倹約と言われると何か考えないと

いけない。

 

昔子供たちが育った2階部屋は日当たりは良いが、連れ合いの趣味の品々で殆ど物置と化してしまった。

改めてそこの一部畳2畳ほどを整理してもらい、簡単な机を設置して私の占有スペースとした。

幸い当地群馬県南部は冬の晴天率が全国有数。晴れていればこの部屋の温度は11時ころには19℃。

午後3時頃までは22℃を越える。冬季限定の格好の書斎ができた。このスペースには最低限の物し

か置かずに、必要なものは持って上がる。

 

写真左のかごには読書に必要なタブレットの他雑記帳のノート、世界及び日本の地図帳、スマホ、ちょ

っとしたおつまみなどが入る。これを持ってその日の天候に合わせて炬燵や一階の書斎、場合によって

は寝室まで持ち運ぶ。

 

今日もこのブログはぬくぬくとした温室のような2階の部屋で書いている。記事が完成したので投稿ボ

タンをクリックした。さあこれからお昼寝時間まで読書だ。

 

今読むのは電子本Kindle の半藤一利著「それからの海舟」。 先祖が新潟県出身の勝海舟の維新後の生

活の様子を雑談風に記述した内容。著者も長岡出身。江戸っ子の主人公をこれまた事実上の江戸っ子の

著者という組み合わせ。海舟を嫌う人例えば福沢諭吉や政治観の異なる小栗上野介らやこれまた意見の

合わない大久保利通とのやり取り、生涯の理解者だった西郷隆盛とのやり取りが面白く書かれている。

偉大な評論家、皮肉屋といった維新後の海舟の生涯だった。

 

日差しがたっぷりと差し込む部屋での湯呑に入った日本酒をちびりとやりながらの好きな読書は楽しい

ものなり。

 

 

 

 

 

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621-041204納めの月

2022年12月04日 | もろもろ

令和4年も最後の月となる。

時間が自由になる身なので、年末の掃除に早めに着手する。時間がかかるし多少の技術が必要な

ガラス拭き、我が家は普通サイズの窓の上に採光を考慮した結構でかい上の窓がある。その窓の

上端部は4mほどの高さになろうか。清掃のプロが使うワイパー型の窓ふきを使用してやるのだ

が、拭くには脚立が必要となる。当然この役割は長年私の役割。連れ合いからは頼むから脚立か

ら落ちないでとくどく言われる。

 

脚立から落ちれば大変な事になるので言われるまでもなく慎重に作業する。こんな時若き頃のめ

りこんだ岩登りの基本中の基本の3点確保の経験が役に立つ。すなわち手足4本のうち、三本は

岩に捉まる、残った1本が次の支点を探して岩角を探る。脚立に登るとき下るとき、道具を受け

渡す際もいずれか3本を支点とする。脚立はしっかりと据え付けて揺るがないかも確かめる。

こんな注意をしながら今年も問題なく我が家の高所作業が終了してガラス窓がピカピカになる。

部屋に差し込む太陽光がまぶしい。

あと何年この作業ができるだろうか? いいとこ5年かな。

 

 

 

 

 

 

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617-04110510回目の傘寿になった同窓会

2022年11月04日 | もろもろ

80爺の車での奥飛騨の旅は少々きつかったが、たくさんの素晴らしい景色や歴史的建造物にリア

ルに接することができた。合掌作りの家、高山や飛騨古川の伝統的な家並、上高地の紅葉真っ盛り

の明神池までの少々きつい散策等など、天候に恵まれての旅行だった。

 

家にいてもgoogle mapのstreet view を使えばヴァーチャル観光で日本中を見て回れる。

しかし2次元の観光はできても、そこに現地ならではの空気を吸うことができる4次元とでもいえ

るリアルな景色や現地の人たちとの会話は2次元とは比較にならない。時間も金も体力も使うが、

今後どこまでできるでしょうか?

 

旅の最後に立ち寄ったのは松本市郊外、安曇野最大のワサビ田、大王わさび農場だった。

何度か立ち寄ったところだが、いずれも季節は初夏。日除けの黒い寒冷紗がかけられて、風景とし

てはいまいちだった。今回季節は秋、日焼けの心配もなくなり寒冷紗は巻き上げられワサビ田は素

の姿を見せてくれた。何度来ても安曇野は良いところだ。 住みたい市を自由に選んでよいと言わ

れれば私は松本市を挙げる。

 

旅が終わってすぐに中学校の同窓会が開かれた。1学級55人ほど、それが11クラスもあった今

では考えられない学年構成だった。卒業した人数も600人を越える。このマンモス集団の逝去者

は凡そ2割強、今回の参加者が70人強、過去30年間に今回を含め10回開いてきた。さまざま

な卒後65年を過ごしてきた爺さん婆さんとのひと時は実に楽しかった。何人かは少し認知症?と

思われるが、皆童心を取り戻した時間だったようだ。既に老後に入って久しい皆さん、その元気を

さらに10年、20年持ち続けて欲しい。

 

こんなマンモス同窓会が長い期間継続できたのはN嶋君の存在が大きい。何の利害もない、同じ時

期に学び卒業しただけが共通の集団をまとめ挙げるのは容易なことではなかったと思う。

N嶋君はじめ幹事の皆さんに感謝、感謝。

 

 

 

 

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616-041028白川郷と五箇山

2022年10月29日 | もろもろ

                 五箇山の岩瀬家の全景

 

80爺には少し強行軍だったかもしれないが、念願の奥飛騨の合掌作りの家が集まる集落に旅する。

高山市に一泊して白川郷に向かって宿を出る。一部高速道路があることは事前に調べておいたが、

この奥飛騨の山中にここまでハイウエイが伸びていたのは意外だった。最長10キロの二つのトンネ

ルとその半分程度の長さのトンネルが連続する。闇を抜けると一瞬渓の上を通りまた対岸の山腹に激

突するように吸い込まれるの連続。白川郷で一般道に降りるつもりが勢いに任せて県境を越えて五箇

山まで足を伸ばしてしまう。いつの間にか県境を越えてしまう。

 

降りたところは富山県。菅沼という集落全体が世界遺産に指定されている。ここは五箇山の合掌作り

集落の南からきて最初の集落。国道左側の谷間に地味な感じで在る。この落差を岩盤を穿ったエレベ

ータで降りるのに驚く。

遠慮したように土産店はあるものの、山村の特有の生活の匂いが濃厚な非観光的な光景が拡がる。谷

から引くのだろう、豊富清冽な水が部落中を流れる。この流れと家の裏の池がないと2mも積もる雪

の始末ができないのだそうだ。一回りしてから今度は一般道を戻る。

 

菅沼集落から少し南に下り、県境まじかの赤尾という集落の岩瀬家に寄り、合掌作りの家をじっくり

と見学する。私らだけだったのでこの家のお嫁さんが丁寧に説明してくれた。民謡こきりこ節までご

自身で披露してくれた。

規模からいうとこの地方で最も大きいという。一般的合掌作りの家の内部は3層だが。この家は4層

になっている。。最上層まで急な梯子段で登ってみた。木と縄で家の骨組みが出来上がったいるのが

良く判る。

これが最上層。

かっては活躍した農機具の数々。

 

庄川の流れが左右にうねり、川の中に岐阜・富山の県境が設定されている。国道はそこに串を刺すよう

に通り抜ける。すると急に岐阜県になり、少し走るとまた富山県と目まぐるしく変化する。渓谷の紅葉

が素晴らしい。この区間並行する高速道路は10km余のトンネルの中。

小さな集落をいくつも過ぎて1時間余で白川郷に到着する。菅沼集落に比べると圧倒的に観光地化され

ている。やたらに外国語が飛び交う。一大観光地だ。

観光写真で何度もみた光景があちこちに点在する。さっき見てきた岩瀬家の作りに比べると少し小ぶり。

 

観光ということなら白川郷に軍配は上がるだろう。事前に司馬遼太郎「街道をゆく」の奥飛騨の道を読

んでおいた。司馬氏が感じた雰囲気に浸りたければ軍配は菅沼もその一部の五箇山に上がるだろう。

予想以上に現役の家庭生活が営まれている家が多い。世界遺産に推薦された理由かもしれない。

今では考えられない黒光りした贅沢な太い柱と分厚い梁で作られた家はまだまだ100年現役を続ける

ことが可能なようだ。しかしここでも少子化が避けられず子供たちは街に出てゆく。断熱構造が当たり

前になった現代の住宅を体験した者が多くなっていくと、これから先新築は考えられない。どうしたら

この雰囲気を維持していくのかも大きな課題になっていくのだろうなと感じ入った次第。

 

 

 

 

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613-041008年金生活者の雑感

2022年10月08日 | もろもろ

7年前まで働いていた職場の裏はJR東日本上越、両毛線が頻繁に行き交う。社屋と線路の距離

は最も狭い所で4mほど。線路敷地との間の椿の垣根が設けられていた。 出社の必要がなくな

り早や8年目に入った。先輩ずらして現役世代と会うのは余程もことがないとやらないしやりた

くない。

 

40年を越える期間払い続けたので、受領する年金で老夫婦二人が普通に暮らせる額であること

は幸いなこと。世情を反映して年々減額されていくのは仕方ない。この7年間の減額幅は目くじ

ら立てるほどではなかった。生ある限り支給が継続されるだけに今後も健康に留意して頑張ろう

との意欲にも繋がる。

 

参議院議員鈴木宗男氏のブログ「宗男日記」を楽しみに読んでいる。3か月ほど読んでみている。

blogは毎日更新される。長年北方領土問題で活躍されてきた政治家はウクライナ紛争ではど

ちらか言うとロシアに同調的。氏が強調するのは「双方打ち方止めよ! 両国を問わず人の命を

なんと心得る? ロシア側兵士の損傷が激しい事ばかり報道されるが、ウクライナ兵士だって相

当数の死傷者が出ているに違いない。更にウクライナ民間人の死傷が止まらない。」

 

ウクライナ兵は剽悍で聞こえたあのコサック騎兵だろうか? 日露戦争で日本兵と戦った兵士だ。

もともと士気溢れる兵、まして自国領土防衛のためという大義名分がある分ロシア兵に優ってい

るのだろう。

 

 

 

 

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