toboketaG の春夏秋冬 

雑文、雑感、懐古話そして少しだけ自己主張。
土曜日をベースに週1~2回の更新が続けられればと思っています。

486-020125からくりが理解できなかったが、難しいことはなかった

2020年01月25日 | もろもろ

我が家の電気の供給会社は東京電力。東北大震災の前年にいわゆるオール電化システムにした。震災時には苦労した。オール電化は間違いだったと深刻になりもしたが、現在は問題なく稼動している。

ご承知のように24時間を深夜早朝、朝夕そして昼間の三つに分けて課金される。安い深夜電力は湯を沸かして貯湯タンクに貯めておくのに使用する。通年でそれぞれ深夜電力52%、朝夕電力35%そして昼間電力13%辺りに落ち着いており、常識的な使い方かとうけとめている。

先日、使用量メーターの交換作業があった。聞いてみるとこのメータは人が読み取る必要がなく、毎月決められた日にメータ自身が自動的に使用量を読み取り、料金計算部署にデータを送る機能があるという。こんな時代だから当然の対応だと思いながら作業を見ていた。作業員に「どのタイミングで停電になるの?」 と質問したら、「いや停電はありませんよ。」という返事。私「???」

黄色のかなり厚手の絶縁手袋をはめていたので、そんなもんかと思う。しかし、一瞬も電気を切らずにメータの交換なんてできるはずがないじゃないの? パソコンは常時通電しているので、たとえ1分でも停電になるとデフォルト状態になってしまうのが心配だった。

要は、交換作業に先だって、電気のバイパス回路を設けておいてから旧メータの配線を外し、新メータに繋ぎ変えたということらしい。一時的にメータを通らない電気が供給されていたということ。

電気の流れは水の流れによく例えられる。水は目に見えるから理解しやすいが、電気は見えないがゆえに素人にはよく分からない。でも理屈は同じだよ、とはお隣の現役時代に電気技術者だった旦那さんの話。

 

今日はこれから卒業した高校の年に一度の同期会に出席する。偉くなったのもそうでなかった者もみんな同じ80才を目前にした爺さんばかり(男子高なので残念ながら失礼ながら婆さん? はいない)で、ここ数年参加者が減っている。今日は果たして何人が集まるか? 地域では実績ある普通科の進学高だったので、卒業生は関東中心に全国に拡がる。同期卒業の約1割、30数名といったところか。毎年幹事がきめ細かく段取りをしてくれるので、この参加者数でもかなりの好成績か。

 

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485-020118朝食はごはんか、パンか

2020年01月18日 | もろもろ

我が家はご飯党。

 

全部の仕事から退き、文字通りの年金生活に移行して早や5年が過ぎる。

その際の約束だった夕食の後片付けは俺がやるよと格好よく宣言し、実行して今に至る。エプロン姿の爺さんがせっせと食器洗いをしている姿が日常化した。当たり前になるとなんら苦痛を感じないから不思議なものだ。

片づけの後半に翌朝のご飯のセットとぬか漬けへの仕込みも、一連の流れと考えてこれもすっかり日常化した。

爺さんは朝が早い。ご飯はセットされた時間に炊き上がる。新しいお湯を沸かし、神棚のお水を取り換え、ご先祖様に柏手を打ち、家の周辺を散歩して戻れば朝食ができているのが時刻表だった。ところが1年前にふとしたことで味噌汁を興味半分に作ったら意外にも旨かった。これをキッカケにこの作業と納豆、漬物出し、ということは生卵でも追加すれば、ごはん派にとっての朝食の準備が完了する。そしてやがて爺さんが作ることが当たり前になってしまった。

習慣とは恐ろしいものだ。男子厨房に入らずどころではない。しかしつれあいの矜持と1日の終わりの晩酌は最大の楽しみなので夕飯つくりには手を出さない。双方が努力しないと良き関係が続かない黄昏夫婦。あるかもしれないおひとりさまになってしまった時のことを考えれば、包丁さばきをはじめ手に暮らしの技を身につけておくことも意味あることと前向きにとらえている。

 

経済評論家寺島実郎氏の講演会に誘われたので聴いてきた。テレビや新聞の評論で名前と顔は存じ上げていた。氏の専門分野だった中東の油、この地帯が年明け早々にきな臭くなっている。タイムリーな話が聞けた。

残念だったのは、聴衆の大半が我ら生産年齢を越えた年金世代と思われる方々だったこと。こんな話こそ現役世代の諸君に聴いてほしかったのだが、それらしき姿はちらほらら程度。

平成の30年間で時代は大きく変わった。強者と弱者が入れ替わりつつある。氏が作成した資料集の数値をあげて説明されると頷かざるを得ない。

 

 

 

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484-020111見事なろうばいを見た後は映画「ここに泉あり」観賞

2020年01月11日 | もろもろ

安中市郊外細野の蝋梅を見てきた。何人かの方がブログ上で指摘しておられたが、例年より遅い。温暖化が顕著なのになぜ? と不思議に思う。

 

地元のテレビ局から、芸術劇場完成の記念して群馬交響楽団と切り離すことができない映画「ここに泉あり」が放映された。この映画の背景は私の少年時代と重なっており、あちこちの場面に記憶ある昔の街並み、駅の風景が表れた。昭和29年といえば私は小学校6年生。

映画のオープニングの画面。建て替えられる前の当時の駅舎。

以下登場する懐かしい俳優の画面が続く。少しくどくなってしまうが紹介する。

 

 

その後映画やテレビで活躍し有名になった俳優がならんでいる。主演者の一人岸恵子が抜けてしまった。彼女と草笛光子は今も現役で活躍する女優。他の皆さんのほとんどは鬼籍に入ってしまった。半世紀以上の映画なので仕方ない。

男優は岡田英次を除くと、美男はいない。その分演技に磨きがかかり、生活実感がすごい。何人かは黒沢映画「七人の侍」にも登場する。

この映画のいくつかの場面に出てくる小学生を対象にした移動音楽教室。くりくり坊主だった私もオーケストラを初めて知った一人。映画の場面と同じ雰囲気だった。

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483-020104正月二日目には平常に戻る

2020年01月04日 | もろもろ

人並みに二人の息子たちが家族と犬を引き連れて帰省した。一時的に11人という大家族が出現した。こんなことならもっと部屋数のある家にしておけば良かったな、と後悔する。狭い部屋にみんながごろ寝。それが妙に昭和の親密感があって息子たちには好評。年に一度の同じ年頃の従兄弟(従姉妹)と交流できる孫たちは嬉しそう。舞台裏を準備する爺婆はそこそこに大変だったが、孫に会える喜びが帳消しにしてくれる。どこの家庭にもある束の間の平和を味わう。

皆で4人用炬燵を囲むと3人はみ出す。普段炬燵生活をしていない孫たちは見えない布団の中で誰の足か当てっこして面白がっている。これも昭和の雰囲気濃厚。お寿司をつまみながらイクラの赤い部分は何だ?と言い合った。サケの卵が孵化する際、最初に細胞分裂が始まるところだろうと一致する。誰かが妙なことに気が付く。どの粒もこの部分が上を向いているのはなぜ? 気にも留めてなかった。下向きにしておいても、10秒もすると元に戻る。科学的探究心の芽生えか・・

 

お正月恒例の箱根駅伝の往路テレビ中継のある二日には早くも平常の静けさに戻ってしまった。孫来て良し帰って良し そのとおり。午後には観音様への初詣を終えて、今年のお正月は矢のように過ぎていった。

 

そんなこんなで中断していた司馬氏の案内によるぜいたくな旅に出る。和歌山県南部を西から東に流れる古座川の旅は年末に終わっていたので、そこから十津川に沿って吉野に出る。吉野山の西に源を発する丹生川が新年早々の旅。丹生とは朱の採れる地だったようだ。各地にこの地名は残っている。

有名な吉野杉の産地。1/50000地形図とGoogle mapにて現地の風景を見れば、山中を縦横に走る渓谷はよく管理された杉の人工林が続く。似たような景観はわが住む土地でも少し山に分け入れば目にするが、しっかりと枝打ちされた林は美しい。これがブランドという目には見えない商品価値なんだろう。

地形図が表現する地形の様子をgooglemapの実映像と比較したり、紹介されている古民家の場所を探したりして、2台のパソコンを行った来たりしながらの読書なので一向に進まない。しかし丹念に探した場所ほど記憶に残る。こんな時間がたっぷり取れる境遇が嬉しい。

 

こうして私も新しい年の代わり映えしない日常に戻った。昨年は近くのジムのプールで150m(6回ターン)泳げるようになった。本年は何とか400m完泳したい。これが目標。この年になって進歩があるというのは嬉しいものだ。この距離を完泳するには力で泳ごうとしないこと、ゆったりと泳ぐことが必要。頭では判っているがなかなか。そのコツさえ身に付けば、85才(?)まで泳ぐことが可能かな、そんなことを考えていたら、ゼロ戦操縦の経験もあるという96才のスイマーがこのジムを利用していると聞いて衝撃を受けた。利用時間帯が異なるのでお会いしたことはない。目標をはるかに越えた別世界の方だ。

 

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482-020101明けましておめでとうございます

2020年01月01日 | もろもろ

 

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