toboketaG の春夏秋冬 

雑文、雑感、懐古話そして少しだけ自己主張。
土曜日をベースに週1~2回の更新が続けられればと思っています。

152-260125登山靴

2014年01月25日 | スポーツや趣味

 

 

 

Img_0957 Img_0954 安中市細野のろうばいの里と木材を一切使わずに竹だけで組み上げた休憩所

登山靴を新調した。 久しぶりで山登りをしたくなったのです。 年齢を考えれば無

は出来ない。でも行きたい気持ちを抑えられない。

 さてどうしようかといろいろ考える。 もともと山登りは好きだった。写真左が40代

ら保革油を塗りたくりながら使用していた登山靴。 この靴を履いて谷川岳西黒

尾根、吾新道や連峰の縦走もやった。その他、尾瀬、妙義山、巻機山、八ヶ岳と

歩いてきた。

総革製で重量は両足で1880g、結構重い。全くクッションがないので帰り道にアス

ファルト道があると疲れた足への衝撃が強く大変。新調した登山靴は革は一部分

しか使われていない。クッションも適度にあり重は1040g。 随分と軽くなったも

のだ。

P1205443 P1205445

 

 

 

登山再開については、以下の諸点を厳守しようと思っている。

① 時期は晩秋から新緑の時期まで、月に2回を限度とする。 その時期を過ぎる

自転車仲間との定例走行会が待っている。

② 携帯電話の通話可能な範囲とする。

③ 日帰りを原則とするが、食料は3食分用意する。 10mほどの補助ザイルを携

する。 岩場には近づかないつもりだが、低山といえども手入れがなされず荒れ

る。時には尾根から潅木を頼りに下る場合もあろう。ロープがあれば懸垂下降

を繰り返しながら安全に脱出できる。

④ タブレット端末を携行する。 往路を戻る場合に備えて赤テープ

⑤ 使い捨てかいろ、簡易アイゼン、LEKIの登山用杖。万一に備えてツエルト。

⑥ 登山口に駐車する車には、予定コース、予定帰着時間、連絡先を記した紙

外から見えるところに置いておこう。

全て安全のための配慮だが、一回でも怪我やその日に帰れなくなると2度と登る

ことを妻が許さないだろう。

 

P1205447  P1225449

 

 

 

地形図と磁石は必携だったが、現在はタブレット端末を携行すれば、GPS機能で

らの位置を赤い点でリアルタイムに表示してくれる(試すと誤差10m程度)から

安心だ。 大した荷物にはならないので電池切れを想定して地図と磁石は持って

いったほうが良いだろう。

さてこんな準備をして安全第一かつ多少の冒険心を満足できる山は近くでは吉井

富岡の南に横たわる標高500~900mの山々。殆ど人が入らず、低いが地形

雑で面白そう。登山道と言えるほど整備された道はない。 多くは獣道や落

葉に埋もれた林業関係者が使う道を見つけながら歩く。 この季節に限定するの

寒いが天候に恵まれること、バードウォッチングや静寂の中落ち葉が奏でるザク

ザク音が楽しい。

どんな山登りになるか、無事に降りてきたらブログで紹介しましょう。

80歳になっても現役の岳人Y氏の全くの後追いだが、氏の山行ブログは非常に参考

になる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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151-260118産業廃棄物の最終処分場でのひとこま

2014年01月18日 | もろもろ

Img_0931 無駄を一切取り除き走る機能にすると、こんな美しいフォルムとなる。後輪にはブレーキが装着されているので街中を走っても違反ではない。 たまたま見かけたので私の自転車ではありません。私のはもう少しごつい。

 

高崎の西方に観音山丘陵がある。 標高は高いところで250mほどの低丘陵である

が、意外に奥が深い。 近年随分と開発が進んだが、まだ手付かずの森が各所に残

る。 

丘陵を縫う道を自転車で走る。 結構アップダウンがきつく体力を消耗するコース。 

昔から廃棄物の埋立地があった。 そのいくつかは谷が完全に埋まりその上にゴル

フの練習場が作られている。 現在埋め立て中のところもある。

Pc175374

通りかかった谷はご覧のようにこれから埋め立てが始まる場所か? 珍しいので写

真に収める。

異変はその直後に起こった。 撮影場所から左へ100mほど過ぎたところにプレハブ

小屋がある。そこを通過しようとしたら、女性が二人現れて、行く手をさえぎる。 何事

かと思う。 

処分場反対の一人が証拠写真を撮ったのではないかと疑われたようだ。 珍しい光

景だから撮影しただけだと言って誤解を解いてもらう。 こんな山中には珍しい20代

後半と思われる女性だった。 

通常廃棄物は焼却処分される。 産業廃棄物処理法上、焼却灰はまだ中間処理物。

これを最終処分場で処分しないといけない。 医療廃棄物の管理を手がけていたこと

があり、廃棄物処理は非常に厳しい基準で監視されていることは知っている。 灰に

してしまえば最終的に土に返えり無害となる。 しかしどの自治体もその場所には苦

労しているようだ。 当地はその立地には恵まれていると言えるか?

 

さて、元総理の言を聞くまでもなく、原発から生じる廃棄物は難問。 あの少量のウラ

ンから莫大なエネルギーを取り出すことに成功した人類は、今その使用済み核燃料

の処理に頭を抱えている。 遠い将来だがこの厄介者を無害にする技術が開発さ

れ、開発者はノーベル賞を受ける時代が来ることを期待する。 それまでは地中深く

閉じ込めるしか方法はないのだろう。

 

 

 

 

 

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150-260111家庭菜園のばけもの

2014年01月11日 | もろもろ

Img_0914 期待していたアイソン彗星も太陽に接近しすぎて分解しなければこんな風に見えたのだろうか?

 

野菜農家のプロが老いて市場に出荷できるほどには頑張れない。 しかし何もしない

と畑が荒れる。 自分の家で消費するだけの野菜を作っている。 そこは元プロ、少し

ばかりの野菜では満足せず、結局自家消費分をはるかに越える収穫がある。 親戚

やご近所にもらっていただくことが生きがいにもなる様子。 それでも処分しきれない

ものが、たまたま訪ねた私のところに回ってくることが時にある。 もちろん辞退はす

るのだが、折角の好意を無にしてがっかりさせてもいけない。 いただくのも孝行

か? 職員に分けたり、我が家に持ち帰ってご近所に分けたりしたところで夫婦二人

ではとても食べきれず、多くは廃棄処分にせざるを得ないことが多い。

Pc115356 アマチュアの自動車屋さんが作ってもてあましたサツマイモ

 

数年前から野菜くずをゴミ回収に出すのではなく、ゴミポットで堆肥化している。

これがなかなか面白い。 いい堆肥を作るには経験上いくつかのポイントがある。

① 水分を良く切ってからポットに投入する。 雨水が入り込まない工夫が必要。

② あまり大きなものは腐るのに時間がかかるので適当な大きさにみじん切りにす

  る。晩秋にはケヤキの落ち葉を数センチ敷き詰める。

③ 釣りえさ用のみみずを購入して放り込む。 2箱も投入すれば後は勝手に増える

④ こうしておくと春先から夏にかけてミミズがどんどんと野菜くずを食べその糞が堆

  積していい腐植土に変化する。ミミズの力は偉大です。

⑤ ポットのふたを開けて匂いを嗅ぐ。 少しすっぱい匂いがしていれば成功。 逆に

  どぶの匂いだと腐食には違いないが、堆肥にはならない。 腐食の進む夏場の管

  理が重要。

Pc115361 ポットの中。ブルーの色は釣り具店で購入した際に箱に入っていたミミズの餌さ。

 

うまくいくと投入した量の20分の1くらいに体積が少なくなり、いい堆肥になる。 問

題はこの堆肥の最終処分場(使用済み核燃料みたい) 我が家の狭い庭ではもう埋

めるスペースがない。どなたかもらってくれないものでしょうか。

 

 

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149-260101平成26年は日本再生の2年目ですが・・

2014年01月01日 | ブログ

Pc215380 晴れていれば毎日仰ぐ榛名山群の中心部。 左から三ツ峰、榛名冨士、相馬岳

日頃、拙文に目を通していただいている皆様、明けましておめでとうございます。 

題材を探しながら続けてきたこのブログも閲覧数1万回が見えてきました。

だんだんと生きがいを失う年齢に入ってきていることを感じているだけに感謝で一

杯。 

決められる政治を目指して船出した安倍総理も無難に一年を過ごした。 

賛否両論は世の常。 そこで結論を出すのは総理しかいない。 結論を急ぎすぎる

のは問題ですが、結論が出ないで時間ばかりが過ぎていくのも、変化の激しい現今

の状況から見れば由々しきこと。 そんな見方で振り返れば私は75点はつけても良

いのではないかと思う。 ただ総理の靖国神社公式参拝は今後の波紋が心配。

7人のA級戦犯の合祀は誰の発案で行ったのか? 今になって分祀するわけにもい

かないでしょう。 この件さえなければ政治問題化することもなかったのにと悔やまれ

。  

 

さて暮れのある日、里は終日雨の1日。明ければ抜けるような晴天。 西および北を

む山々は雪景色に装いを変えていた。 

旭川は大雪山、松本は北アルプス常念岳、前橋には赤城山、安中には妙義山それ

ぞれに市民が愛してやまない象徴的な山がある。 遠く離れてたまにしかふるさとに

戻れない人をいつも変わらぬ姿で待っていてくれる山々。 高崎市民にはやはり榛名

山でしょう。 

いつもは目に入るのは端から端までの山群ですが、この朝は会社の屋上から望遠で

撮影してみた。 

Pc215378_2 Pc215379

いつもとはかなり違った印象。 特に榛名冨士の右に絶妙なバランスの三角錐を見

せる相馬岳は山容を一段と引き締めている。

この裾野に展開する広大な原野、相馬ケ原。 自衛隊第12師団が位置する。ここに間もなく話

題になったオスプレイが配属されるという。 沖縄に過重な基地負担を押しつけている現状を緩

和するためというが、受け入れざるを得ないでしょう。 オスプレイとは日本語でミサゴという鷹の

一種。空中の1点でホバリングしながら時を待つ。 獲物を見つけると急降下して捕まえる特技

の持ち主。

         web siteより

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

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