toboketaG の春夏秋冬 

雑文、雑感、懐古話そして少しだけ自己主張。
土曜日をベースに週1~2回の更新が続けられればと思っています。

191-261025ウォーミングアップが必要な季節がそこまで。

2014年10月25日 | 車・自転車・機械

 刈り取り間近の稲と典型的な前方後円墳の浅間山古墳(倉賀野町上正六)

適当な写真が無かったので、いずれも再掲です。google mapで上空から見ると

その形状が今もはっきりと残っているのが非常に良くわかる。 ↓

https://www.google.com/maps/@36.2985367,139.0339576,409m/data=!3m1!1e3

 

そろそろ寒さが近づいてくる。 成年男女のほとんどが車を所有する群馬県。暖機運転

という言葉がある。 寒さの厳しい時に車のためや乗り込んだ時に寒さに震えないように

エンジンを始動し、エンジンが滑らかに回るようにまた室内を暖めておくことを一般的に

は指す。

車は回転する部分が沢山ある。 金属と金属の接触して互いに動く部分には潤滑油が

必要となる。 エンジン、ミッション、デフレンシャル、ステアリングといった箇所。それぞ

れそこに適したオイルが潤滑を担っている。

    古くも新しくも回転

部分には潤滑油が不可欠です。 数年前、関越道嵐山PAにて出会った光景。これでも

公道を走る以上車検は通っているのだろう。

 

さて普通暖機運転といえばエンジンを温めることで良しと思っている人が多いのではない

でしょうか。潤滑油の流動性からいえばいちばんさらさらしているのはパワーステアリン

グオイル、ミッションオイル、エンジンオイル、ギヤオイルそしていちばん硬いのが車軸に

塗りこめたグリースこんな順番になるだろうか。

そこで考えておかねばいけないのが、車外にある特に車軸のグリースの状態。厳冬期の

それは走り始めはまだ相当に硬い状態と考えなければならない。この状態で普通のスピ

ードで走れば、車軸の潤滑が不十分になる恐れがある。

厳冬期の走り始めはこうです。 効果的な暖気運転は人間と同じ下半身を暖めることと思

っている。いわゆるエンジンの暖気はしない。ガソリンの無駄だから。すぐに発進させる。

変速ギヤはマニュアルLの状態で、幹線道路に出るまでの200mくらいはアクセルを踏ま

ずにそのままのろのろと走る。この間でエンジンは温まり、硬化していた車軸のグリスが軟

化しはじめ本来の潤滑を始める準備が整う。 幹線に出れば普通に走っても潤滑不足に

はならない。 毎日毎朝のことだがこんなことを守れば現代の車は10年、15万キロは快調

に走る。

 

  車体はおんぼろでもV8エンジンは磨き上

られている。 はっきりと読み取れないがオーヘンハウザと読める。ドイツ製か?

 

エンジンが十分に温まったとはいえ、いきなり40kmで走れば車軸部分の潤滑不足が起っても

不思議はない。 結果として車軸のベアリングの損耗につながる。朝の出勤時は誰でも時間と

の戦いだ。 200mが無理ならせめて100mでものろのろと走りましょう。 反面高速道を走る

機会があれば、一時的にシフトダウンし、エンジンを4000回転以上に回して、気筒内に溜まっ

ているであろうカーボンをその勢いで外に吐き出す。 また高回転にならないと機能しない機構

動作を確認する。 エンジンは穏やかに回していればそれで良しと言うものでもなさそうだ。 

大金をはたいて購入した愛車を長く乗りたいものです。

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190-261018赤城自然園散策

2014年10月18日 | 名所旧跡

 新幹線高架下で幼稚園児が簡単な組み立て体操の練習を繰り返していた。 

今まで使用していたOCNブログにアクセスした場合に、10月16日午後7時より5秒後、

自動的に引越し先のGOOブログに切り替わる設定になりました。いろいろと変な現象

出現し、何じゃこれはと思われたのではないかと危惧していました。多分もう大丈夫

思います。今後ともご高覧いただければ励みになります。

 

9月最終の日曜日に渋川市方面から赤城の斜面を標高650mほどのとこ

にある『赤城自然園』に行ってきた。

セゾングループが運営している園だが、自然に対して最小限の整備しかな

されておらず、ほぼあるがままの姿が保たれている。 ちょっとした広場はあ

るが遊具の類は殆ど設置されていない。 無垢に近い自然がそこにある。

こうした園の存在は貴重だ。 そこには有名な渡りをするアサギマダラという

が群れていた。

子供たちは少々飽きるかもしれないが 子供連れでも子供は自由に行動さ

せれば何かしらの遊びを作り出すだろう。 私にそんな子があれば木登りで

もさせた有頂天になるだろう。

 

   

遊歩道はこんな感じ。 簡素な池が設けてあり、秋の花々が咲き乱れていた。 

奥に進むと赤松林に出る。 スッキリとした青空と赤松の赤のコントラストが

素晴しい。

 

    

遊歩道脇には季節の花々が競い合うように咲いている。 左からフジバカマ、

オミエシ、シモツケソウ、シラネセンキュウ。どちらかと言えば地味な花々。

 

 

  

左から、マムシ草と赤く熟れた実、ぶなの木の根本に母親に寄り添う子供、

ノハラザミと蝶(アギマダラではない)。 

 

日曜日だというのに入園者は少なく、経営は大丈夫かなと心配になる。 

一度閉園たことがある聞く。入口の脇の建物に季節の写真が展示して

あった。 最も華やになるのは5月、ついで10末の紅葉の季節。 

今はいちばん地味な季節だったも知れない。

 

 

 

 

 

 

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189-261011こけしに隠された悲話

2014年10月11日 | もろもろ

  電線は邪魔、しかし無いところまで移動するのも面倒。 翌日快晴の空

背景に栗の実が熟す。 

今まで使用していたOCNブログにアクセスした場合に、10月16日午後7時より5秒後

に自動的に新しいGOOブログに切り替わる設定になりました。いろいろと変な現象が

出現し、何じゃこれはと思われたのではないかと危惧していました。多分もう大丈夫だと

思います。今後ともご高覧いただければ励みになります。

    

あまりに普遍的な名前だったので、いままでその語源に関心を持ったことが

なかった。東北地方を代表する民芸品 「こけし」。

 

ケアマネジャーの更新研修での講義でその名の由来を聞いた。 研修の講

義とは眠りとの戦いであるのが普通なのだが、この講師の話は全く眠くなら

なかった。「こけし」とは「子消し」がその名の由来であるという説を披露され

る。この瞬間、東北地方、やませ、冷害、飢饉、娘の身売り、間引きこん

言葉が頭に浮かぶ。

 

講師は社会福祉制度の研究を専門にしている大学教授である。 江戸、明

治の時代から、現在の国民皆保険に至るまでの歴史を要領よく話してくれ

た。外国の制度にも触れながら、われわれは当然のこととして受け止めて

いる国民皆保険の制度が日本独自に進化し、優れた制度であることを強

調する江戸時代に財政的な裏づけを伴った制度としての窮民救済法が完

備していたら「こけし」はなかったであろうと結ぶ。

 

生まれた赤子を生活上の事情から始末しなければならなかった当時の貧困。

生んだ親は良心の呵責に苦しむ心のよりどころとして「子消し」すなわち「こけ

し」をそばに置き日夜手を合わせ消してしまった子の菩提をともらったという。

考えさせられる。

 

   都会に住む孫たちは栗の実のなりようをじかに見る

機会があまり無いようだ。

 

ところで、苦労して手にしたケアマネ資格。 この資格はほぼ5年ごとに更新研

修を受けないと失効してしまう。 国家資格にはたくさんの種類があるが、更新

研修が義務付けられている物がいくつあるのだろうか? 教員は近年更新研修

とは言わないが類似したものはあると聞く。 医師免許、弁護士、会計士、税理

士等々メジャーな資格にも現役でなかった期間が10年とかあったら、更新研修

義務付けるべきと思うのはひがみか? 

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188-2601004いつも診てもらう内科クリニックより立派だ

2014年10月04日 | 街歩き

  黄色と黒のコントラストは一番目立つ

 

仕事場からの帰り道、一ヶ月ほど前から工事が始まっていた。 個人の住まいに

ては大きいな、と思っていたら、動物病院が開業した。

 

普段お世話になっている内科医院よりも建物は立派です。 

ほんの少しの間子供にせがまれて犬を飼ったことがある。 40年も前か。 残り

に味噌汁をかけて犬の食事とした。 何度かは肉か残った魚をやった覚えが

ある。あの当時それが犬を飼う人の常識だった。 現代のペットはそんな食事に

は見向きもしないという。 栄養たっぷりの専用食が用意されている。 注意して

見ればメタボの犬も多い。

 

お犬様も具合が悪くなれば病院(?)を受診する。 聞い話だがペット専用の透

析治療まであると言うではないか。 ついにここまできたか・・・

 

さてこの動物病院の先生は獣医師だと思う。 彼は馬や牛は診察しないのだろ

うか? この瀟洒な建物に馬、牛や豚が連れてこられても診られないよね。

将来においても、馬・牛科、豚科、鳥科なんてことにはならないだろう。 なぜな

ら彼らは家畜であり、治療の受け方は在宅診療(?)が基本です。 病が重くな

れば獣医さんが向うから厩舎まで来てくれます。 訪問診療です。

 

私は特に犬が苦手です。 ほんのチンコロでも吼えられると逃げ腰になる。 

今年も熊が里に出没する。 2mほどの丈夫な樫の棒を手にしていれば一人で

熊に対峙できるか? 襲いかかる熊の喉辺りを冷静に突きまくれば退治できる

かも。 ところがこんなときは冷静にいられるはずがない。時代小説の決闘の

場面、切り倒す側はなんと冷静に相手をみていることか。

 

 

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