toboketaG の春夏秋冬 

雑文、雑感、懐古話そして少しだけ自己主張。
土曜日をベースに週1~2回の更新が続けられればと思っています。

412-301124久しぶりの映画鑑賞、しかし・・

2018年11月24日 | 小説・映画・など

 

都市部周辺では滅多に見ることがなくなった素朴な焚火。 11.21 自転車秋間定例走行の休憩所にて 

平凡な地方都市だが本市には本格的な映画館がある。なかなか話題性の

高い映画を上映してくれる。今日はロシア映画と思われる「ヒトラーと

戦った22日間」というのを見に行った。

ユダヤ人の移送列車が多分今のポーランド領だと思われるとある駅に到

着するところから映画は始まる。機関車が吐き出す水蒸気、ダイナミッ

動輪と連結棒の動きが緩慢になり貯まった制動用の蒸気を一気に吐

き出すと止する列車から溢れ出るすユダヤ人の憔悴しきった表情・・

映画ならではの大型画面と立体音響で迫ってきて先を期待する。し

話が進むにつれ残酷な場面が頻出し、耐えられないので半分が過ぎた

ころで退館してしまった。リアルに拘るあまりここまで残酷さを出さな

くともう。半世紀も前に見て今でも時々TV放映されるS.Mcqueenほ

か往年気俳優が出る「大脱走」を連想していたのだが。

 

甘くはなかった。

ドイツ軍の捕虜収容所からの連合軍兵士集団脱走は実際にあったと聞く。

「大脱走」はそれを題材にしての映画だが内容はほぼフィクション。

マクイーン演じる陽気で大胆なアメリカ軍兵士がドイツ軍のオートバイ

を奪って牧場を逃げまわり最後に鉄条網にからめとれれるシーン、同

く脱走に成功したジェームスコバーンが街角のカフェでコーヒーを飲んでいる。

そこにドイツ軍の捜索車両が乗り付ける。隠れ対独レジスタンスの店員

がその場を繕う。街角の自転車の鎖をペンチで切断し荷物を荷台に括り

付けて何食わ顔でその場を立ち去る。名場面が頭に浮かび何度見ても

白い。

他にチャールスブロンソン、ロハートボーン、ジェームスガーナー等豪華キャストを英国俳優

リチャードアッテンボローが引き締める。珍しく女優が全く出てこない。


「ヒトラー・・・」はこれも史実らしいが、はるかにリアル、それが

史の真実により近いのかもしれないが、それゆえか残酷場面が多すぎる。

有名なアウグシュビッツのユダヤ人虐殺の惨劇があった収容所の近くで

も別の似たような事件が起きていた。違うのはその収容所のユダヤ人は

それに抵抗して脱走という行動に打って出たこと。成功したか悲劇に終

わったのかは最後まで見ていないのでわからない。成功したと信じたい。

 

本からだけの知識だが、旧日本軍も占領地で眉をひそめるような残虐行

為をやった聞く。それでもドイツ軍(というよりヒトラー軍)のやった

限界まで人間性を追い詰め最後には殺してしまう残虐な行為は草食系の

日本軍兵士にはできなかったのではないか。肉食系のゲルマン民族の狂

気としか言いようがない。実体験があるはずがない私の浅薄な知識では

判らない。戦後のドイツはそれを深く反省し、10年前くらいまでは収

容所に関係し指揮系統の上位にいた元兵士をどこまでも追い続け、死刑

を含むそれなりの処分をしていた。その執念はさすがドイツだなと思う

そして

 

私事だが、クロスビーなる車の契約を済ます。いろいろな駆け引きを

しませてもらった。長くなるので次回に回します

いずれ車が1台になる日がきて、その状態が数年間続きそして免許証

納の時が訪れる。その判断を自分で出来るか、つれあいからの懇願か、

はたまた子供たちからの有無を言わさぬ命令になるのか? そうした体

力、認知力の衰えさへ理解できない状にだけはなりたくないなと念じ、

その日が近づくまで車ならではの外出を楽しみたいと思う

 


 

 

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411-301117車選びでこんなに迷うとは

2018年11月17日 | 車・自転車・機械

群馬県高山村に設置されている天文台。高性能の反射望遠鏡を備える。 29.11.3

 

車のミッションの不具合で車を替える必要に迫られる。おそらく人生最

後の車選びと思うと迷うに迷う。多少車のメカニズムについて知ってい

ると己惚れている老人は派手な運転にこそ程遠いが、なまじ知識があ

のでは走行性能云々と言ってみたり、デザインがどうのとか玄人っぽい

要求を出したりしている。最終的には価格かと納得したり、なにやかや

この週は条件を満たすと思う車の試乗やカタログや見積書を行ったり

たりした。ネット上の試乗記、評判記事や車種別の値引き水準も参考も

読んでみた。

 

そこへ思わぬ伏兵が現れる。

 

普段はつれあいの軽自動車が家の駐車スペースを専有し、自分の車は近

くの駐車場に借りて置いている。遠くない将来1台の車を二人で融通

あうか、どちらかが運転不可になる況がいやでもやってくるだろう。

すると今まで無関心だった家の駐車場の狭さやつれあいも不安なく運転

可能かといったことが否応なく選択肢を狭める。具体的には全長が4m

を越える車はどれほど魅了されても断念せざるを得ない。

それほど古びた車とも思えない実用的なフルタイム4駆三菱エアトレック車だが忍

寄る不具合細かな所に発生。全長4.55mでは家の駐車スペースに収まらない。

 

この条件でも軽自動車なら勿論問題ない。しかしその性能昔とは比べ

物にならないとは言っても軽自動車規格は厳しい。連れ合いの軽自動車

を運転してみるとエンジン性能は素晴らしいが性感の欠如はいかんと

もしがたい。それなりのしかり感ある車となると5ンバー車となる。

トヨタならヴィッツおよびその派生車、日産ならマーチ。残念だがホン

ダ、スバルそしてマツダ車は好き者には魅力的だが該当サイズ車がない

スズキには昨出たクロスビーという車がある。前2車ならモデル末期

で実績充分だし成熟したモデルで価格も問題ない。ただ試乗した印象は

とはいえ車好きを認じている身には当たり前ぎてワクワク感が湧

いてない。の感覚を重視するとクロスビーにはそれがる。

アクセサリー カタログ

5ナンバー小の1000CCエンジンがターボ付き、6段AT変速との

組み合わせで走りっぷりはなかなかもの。このパワートレインはVW

ポロに匹敵する。外観も嫌いではない。だがススキ自慢の軽自動車ハス

ラーにあまりにそっくりの印象を考えると価格設定が高すぎる。スズキ

のこの車への自信の表れかと良い方に解釈したりするが、結論に達しな

いまま、契約するまでが花だよなと嘆息して週を越しそうだ。

 

今週、北方領土問題が脚光を浴びる。戦後未解決のまま70年余が経過し

た。これの新展開がありそうな雰囲気。大きなニュースなので今朝の全

国紙5社(東京新聞の掲載はなかったので除く)の社説が読めるサイト

を見る。

産経以外の論調は各社なりの条件を付してはいるが概ね現実的な解決に

理解を示していると感じた。産経は4島一括返還は譲れないと主張する。

どうなんでしょうかね? 次世代に繰り越してはいけない、との総理の

決意は判るが、この世にはどうにもならない問題ってありますよね・・

                         11.16記

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410-301110おそらく人生最後の車選び。

2018年11月10日 | 車・自転車・機械

 

碓氷湖畔にて。

 

食傷気味ですがまた紅葉の写真。長寿会の催しに参加して碓氷湖へ出か

ける。こうした催しはどこの地区でも低調気味と聞く。バスに乗って初

めて判ったが、住む町内だけでは人数不足なのでお隣の町内と合同で

実施。我が方は圧倒的に女性でお隣は見知らぬ男性が多い。総勢25名

ほどで男性は8名ほどか。 ここでも女性優位。

 

妙義山群の白雲山の大の字。近くで見れば一辺6mほどの大きさ。

 

市内に戻り長寿センターで昼食。自然と男女が別のテーブルに分か

ので当然に男性グループに入る。初対面の皆さんだったので判らなか

お隣り町内は男性ばかりの参加だった。

こんな楽しい時間が待っているとは思わなかった。皆さん他町内の私を

気持ち良く向かえ入れてくれた。少しお酒も入り会話が弾む。結構どこ

かで共有する体験があるものだ。小学校が同じ、高校の先輩、子供が同

級生などなど。笑ってしまったのは同じ泌尿器の医者に診てもらってい

るということ。あっという間に解散時間がきてしまった。初めこそ多少

の緊張感があったが、解散時には20年来の友人になってしまったよう

だ。機会がなければ挨拶も交わさない全くの他人が、いっきに知り合い

になってしまう面白さ。こういうずうずうしさは我々世代ならではの特

権か? お一人を除いて年上の皆さんだったので、若者扱いされたが、

普段あまりないことでまこと快い。人さまざまで、価値観は多様だが、

私自身はこんな話好きな老人になれたことに感謝。

 

15年乗り続けた車が不調になってきた。修理不可能ではないが、変速

というエンジンと車輪をつなぐ重要部品の交換になりそうなので費

考えると取替るという選択肢はありだ。ゆとりがあるわけではない。

つつましく暮らしている老人の一人。それゆえに他を犠牲にければ

ならないこともわかっている。それでも車の運転という楽みと利便性

を優先させるかどうか。そんなことも考えながら最後の車まろ

うとしてる。手にするまでが花だとも思いながら・・

ろそろ運転免許証返納が始まる年代だが、良い意味での刺激を求

だまだ現役のドライバーを続けたい気持ちが強いのは事実。振り返れ

ばいろいろな車を乗り継いできた。

  ルノー(廃車寸前のぼろ車) 

  日産初代ブルーバード(同じく)

  スバル360(初めての新車)

  スバル1100(同じく)

  日産スカイライン(中古車)

  トヨタカリーナ(新車)

  トヨタソアラ(新車)

  三菱ディアマンテ(中古)

  三菱エアトレック(新車)

以上が私のマイカー遍歴の記録。車の構造には詳しいので最初の

ポンコツ寸前の車だったが自分で修理しながら乗った。金もないのに、

自分の車を持ちたかった。あの頃の給与の額ではこんなおんぼろ車で我

するしかなかった。それでもーを手にしたのは同期でもかなり

い方だった。昭和39年のことと記憶している。

 

            最初のマイカーのルノーと同型車

ソアラとディアマンテは会社名義の車だったが、自家用車と同じように

乗り回す自由を与えられていた。ソアラは30万km以上乗り続けた。

現在乗っている三菱車も15万kmを越えた。年々車の耐久性は伸びてい

ると感じる。車庫の床が油で汚れい。この一言で車の進歩の様子が判

る。なまじ車を知るだけにリッド車や電気モーター車を毛嫌いし

いたが、そういう時代でないと判ってきた。

孫世代の若い営業マンを相手に、選択の自由は俺が持っているとばかり

意地悪な交渉を楽しんでいる。いやなじじいだと思われても構わない。

何の生産性を持たない身には、少しでも安く手にすることで相対的な生

産性を生み出さなければならない。

 

 

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409-301103デジカメ、特殊な設定で撮影したらすぐに戻しておかないと・・

2018年11月03日 | 季節の変化

 

榛名神社のある宿坊の庭の満天星ツツジ。我が家にも樹形のよく似たものがあり

いましばらくすれば紅葉するがここまでの鮮やかさは里では期待できない。

 

家から一番近い紅葉の名所である榛名神社に出かける。車で40分位か。

丁度見ごろだった。午後3時過ぎだったので本殿に通じる渓谷に添った

参道に少し斜めに日が射しこんでなかなか味わいのある紅葉。

下手な鉄砲も・・ バチバチシャッターを押す。デジカメだからできる

芸当だが、こういう撮り方をしていると腕前は上がらないな。

帰宅してパソコンに落とし込んだ画像をみて愕然とする。全部ピンボケ。

前日、庭のフジバカマの花を接写モードで撮影したまま戻してなかった。

ファインダーにはAFが合っている緑の が表示されていたので気づ

なかったというお粗末。

仕方なく翌日も快晴だったので神社を再訪し、今度は慎重に確認して撮影。 

神社参道の取りつきにある固い岩の下部が抜けてアーチ状になった鞍掛岩。

 

お昼頃で太陽光は正面から差し込んでくるので前日より趣に欠けるが仕

ない。全体を撮ろうとするとたくさんの色づいた葉の一枚一枚に焦点

合うわけではないので、なんとなくぼやーとする。 

本殿の更に奥へ進むと不安定な岩の塔「ローソク岩」が姿をのぞかせる。

空の明るさに合わせると手前の紅葉の紅葉が暗くなってしまう。パソコン

で修正すると、幾分赤が強調される。

根が暗い性格なのか、どちらかいうと暗い色調のものが好き。紅葉の撮

は難しい。

それはともかくとして、一番使う設定を自分なりのデフォルト状態と決

めておき、特殊な設定をしても、終わったらデフォルトする癖をつけて

おく。いまさら気付いての遅いかもしれないが、改めて初心に帰ろう。

 

この週は天候が安定していた。絶好の藪山歩きのシーズンなのだが、

えない日々が続いてまだ一度も榛名山の山懐に抱かれていない。原因は

不良睡眠。予定していても前夜の睡眠が悪いともうダメ。行こうという

気力が出ない。もう年寄りだから熟睡とはいかないのだろうが、普通の

眠りは欲しい。

振り返れば50代辺りから波はあったが不眠に悩まれ続けた。今は少な

くとも仕事上のストレスはないのに睡眠導入剤なしでは眠れない体質に

なってしまったようだ。医者はこの程度は軽度で症とは言えないと慰め

くれる。普段服用する薬はこの他は軽い降圧剤アムロジピンと血栓予

防のバイアスピリ錠だけ。同年代では少ない方だとは聞くのだが・・

愚痴は終わりにします。

 

自民党が野に下って一番苦しい時だったと思うが、自民党総裁を務め

谷垣禎一氏が自転車事故後初めて報道陣の前に姿を表した。スポーツ自

車で走るのを趣味にする一人として、感慨をもってその姿を注視した。

私も9前に土手上のサイクリング専用道路でちょっとよそ見していて

車侵入止めの鉄パイプに突っ込んだ。フレームや前輪ががぐにゃりと変

形するほどの衝撃だった。40日の入院とその後きついリハビリを体

験しているので氏のその後が気になっていた。

私の場合は両手親指の付け根付近に違和感が残るがほぼ完治した。良い

眠が取れればだが40kmほどは走れまでに回復した。幸運だったと

しか言いようがない。総理官邸入る谷垣氏は笑顔で写真に収まっ

が、イスを使用していので、あるいは下半身がマヒして

ていのかもしれない。良識知性を感じさせる政治家だったのに引

退を余儀なくされた。惜しい政家を失い残念だ。

私の自転車仲間も皆さん15年以上走っているが骨折などは普通に体験

してる。改めて危険と背中合わせの趣味だと思い知る。 

 

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