不適切な表現に該当する恐れがある内容を一部非表示にしています

toboketaG の春夏秋冬 

雑文、雑感、懐古話そして少しだけ自己主張。
土曜日をベースに週1~2回の更新が続けられればと思っています。

112-250427曳き屋の現場を通りかかる

2013年04月27日 | 街歩き

P4154555 P4154553 樹木や草花の春の生命力には毎年心を打つものがある。 左はブナの豪快にして繊細な芽吹きと今年も楽しませてくれた藤の花。

倉賀野宿は中山道50数宿の中でも、かなり繁栄した宿場。 30年前には旧家がいくつも残っていて、往時の雰囲気を残していた。今は数えるほどしか残っていない。 その中に本陣(脇本陣か)の一部が昔の姿を残している。建物と往還をはさんで反対側の石碑。

Img_0651 Img_0652

先日所用で通りかかったら、この歴史的建物に工事の手が入っていた。 ついに解体かと思いきや、これが珍しい曳き屋。正確にいうと建物全体を材木、鉄骨と油圧ジャッキを使って家全体を均一に持ち上げ、土台を作り変えている。

Img_0656 Img_0649

途中までの工法は曳き屋と同じ。 曳き屋ならば持ち上げてその下にレールとコロを置き、ワイヤを使って引く(曳き屋の名の由来か)。 

高崎神社前の浄土真宗「覚法寺」は道路拡張のために、本堂を曳き屋をし、移動しかつ向きを正反対にした。 何事もなかったように納まっているが、この本堂にはそんな歴史がある。

Img_0681_10

 

 

歴史的価値のあるものでないと曳き屋はまではしないと思う。 宿場町倉賀野の象徴的な家屋であるがゆえに、こうした工法で更に後世に残そうということなのだ。 この費用はどこから出ているのか? 所有者個人の財布からではないだろうと、余計な心配をしながら一回りして写真に記録した。

 

 

安倍政権と黒田日銀が協調して打ち出した景気刺激対策。一口に言ってしまえば世の中に異次元のお金を放出すれば、国民の気持ちが明るくなり、それが経済を活性化させ、適度なインフレ感は景気上昇につながる。その目安が2%といったところか。

といわれても心配は尽きない。 本当かいな? 社会現象は筋書き通りにはいかないものだぜ。

バブル崩壊やリーマンショックで痛い目をみたことを反面教師にし、賢者たちがうまく舵取りをするだろう。

片や歴史は繰り返す。 必要以上の金融緩和は必ずやしっぺ返しに見舞われる。 過ぎたるは及ばざるがごとし。そのとき人間はそんなに賢明には振舞えまい。 今回の措置で手段は皆使ってしまった。 とっておきの手段はもう殆どない。 そして借金大国日本はギリシャの運命をたどる。 膨大な借金は今の若者たちにしわ寄せされる。 なんとしても前者であって欲しいが・・・

円安は進み、株価は上昇してきた。兵力の逐次投入は稚拙な戦術といわれる。小出しの政策ではいつまでたっても閉塞感から脱却できない。 これもまた正論。

アベノミクスの政策の方向性は正しかったか否か?  その回答が出るのは1年後だ。 正しければ総理は歴史に名を残す名宰相となる。

 

 

 

 

コメント

111-250420甘楽亭のとんかつ

2013年04月20日 | 食べ物・酒

 

 

 

P3284432 P3284434_3 職員の資質が勝負の我が社。 職員の働きやすさを目指して努力してきた。その努力が認められて二つの県知事表彰を受ける。 今後もそれに恥じないような会社に成長してもらいたいとOBは願う。 

 

 

ヒレかつとロースかつ、どちらがお好きでしょうか?

私は後者を注文する。  揚げたての脂身がジューと音を立てているのに、レモン汁をかけ濃厚なソース、口に運ぶ前に辛子をつけて、コシヒカリのご飯と一緒に口にはこぶ。 ゆっくりとかみ締めて味わう。 新鮮なキャベツの千切り。 最高の贅沢。 

先日墓参の帰りに、藤岡の甘楽亭に寄る。 名前は知っていたが入るのは初めて。店の入り口に飾ってある創業時の写真をパチリ。  創業100年を超えているんですね。 暫く写真に見入る。

Img_0608 Img_0607_2

高崎にも老舗の食堂といえば、知る限り現存している戦前からのお店は二つある。 「一二三食堂」 と 「栄寿亭」 どちらも昔のままの味にこだわりを持ちファンが多い。 実はもう一つ「西洋亭」というのが通町にあったが、区画整理でなくなってしまった。

特に栄寿亭は昼飯を食べによく利用した。 また西洋亭の「ころどん」は絶品だった。 あの「ころどん」はできるものならもう一度口にしたい。シェフの梅田氏は今どうしているだろうか。

内臓諸器官が健常なので、食べる量はかなり加減しているつもりだが、体重が増えてしまって困っている。 医学的に適正とされている体重を8kgほどオーバー。 人間五欲の中で食欲が健全であることは何よりいいことだとは思うが。 

前回Blogから一週間が経ったが、お馬鹿さんな北朝鮮のロケット発射は実行に移されていない。 報道によれば米韓合同の軍事演習は今月一杯続く。 この間はまだ安心できないという。 軍の強硬派に担がれて偉そうに振舞う若者を指導者として仰がざるを得ない国民が気の毒だ。 国営ニュースに出てくる中年の女性アナウンサーの肩を怒らせた絶叫調の話し方は何とかならんのかね・・・・  その点ではNHKはじめ民放各社の女性ニュースアナは品位がある。昔に比べればおふざけな態度が目に付く時があるが、これは時代背景のなせるわざか?

コメント

110-250413おきな草

2013年04月13日 | 花・樹木

P4094522 妙義山系金鶏山の取り付きに聳える筆頭岩。若い頃右の尾根から二度登ったが、岩がもろいために今は登山禁止になっている。 日本アルプスを紹介した明治の英国人ウィンストンもここに登った。 はるかに小さいがマッターホルンによく似る。

知人のブログで知り、翌日朝日新聞群馬版でも紹介された上信電鉄南蛇井駅のおきな草の群落をこの目で見に行く。 本来ならば上信電鉄を使うのが筋だが、その後の行動の関係もあり車で目的の駅まで行く。

思っていた以上の大群落で、へえー、 こんなところにと思うほどの規模だった。

P4094504 P4094498

さすがに、電車が通過する本線には生えておらず、廃線になった貨物の引込み線に長さ100mに渡って群生していた。 花は名前の示すとおり至って地味なものだが、なぜこんな肥料分もありそうもないところに群生するのか?

P4094505 貨物の引込み線は完全に廃線化している。この枕木の朽ちようでは40年は経つか?

P4094509 下仁田の道の駅で早くも巣をつくり子育てを開始しつつあるツバメのつがい。

P4094527 P4094531 妙義神社参堂は、名物のしだれ桜は時期を過ぎ、樹々の芽吹きとミツバツツジの花が彩りを添えはじめた。

北朝鮮がロケットを発射するかもしれない。単なる虚勢だろうという見方もある。いずれにしても人騒がせなことを懲りずにやっている。 2月ほど前に北朝鮮の兵士が20人で福岡市を乗っ取るという小説を読んだ(著者は村上龍)。兵器の水準は別にして、兵士個人のフィジカルな強さは自衛隊員を上回るものがあるようだ。

コメント

109-250406さくらざんまい

2013年04月06日 | 花・樹木

 

P4014466_2 桜満開。 サイクリングコースは桜の花に事欠かないので今日は桜鑑賞が主、走りが従で一回りする。(4月1日)

 

 

 

 

 

 

 

 

P4014440_4 P4014442_3 自宅を出て1km走れば一貫堀川に出る。 この堀にはカワセミが住み着いている。時々見かけるがきれいな鳥です。川沿いの桜もグランドパティオの結婚式用教会の尖塔と桜のコラボレイションも見事。

P4014446_3 P4014449_3  すぐに井野川サイクリング道路(以下CRと書く)に出る。 群栄化学の工場、高崎東高校横を過ぎると、将軍塚古墳。 古墳をどの位置から見てもそれなりの構図になりこれまた見事。

P4014455_3 P4014457_3  関越道の下をくぐり、少し走れば北関東道の横手大橋に出る。ここから利根川CRに入る。 途中の休憩所で一休み。 福島橋を通過し、五料橋へ。 橋の手前が玉村町運動公園。 昨日の日曜日は込み合っていたことだろう。 今日は閑散としている。CRに沿った桜並木。 言うことなし。

P4014458_3 P4014460_4 Dsc03349_2 五料橋を渡らずにそのまま直進するとCRは急角度に曲がり、県営玉村ゴルフ場の中を走る。月曜日でゴルファはほとんどいない。旧玉村と新玉村GCの境界から烏川を見下ろす。この時期では水量はわずかなもの。 H19年の台風では大増水となり、アマゾン川のように姿が変わる。

P4014462_3 P4014465_4 ゴルフ場を抜けて岩倉橋を渡り、左折し陸上自衛隊第12師団新町駐屯地に続く道を快適に走る。 駐屯地の桜が見えてきた。ここも昔からの桜の名所。 通過しながら振り返ると菜の花と桜の花の対比が美しい。

P4014468_3 P4014469_3  群馬埼玉県境の神流川橋に到着。最近人気のガトウハラダの工場を右に見てR17号を横断する。神流川左岸の土手が整備され、自転車道になっている。JR高崎線、関越道そして上越新幹線を順にくぐりR254の藤武橋に着く。国道を横切り、藤岡市東部の集落の中を走り抜ける。埴輪を焼いたという窯跡に枝ぶりの良い桜と花桃だろうか濃いピンクとの対比が春爛漫を感じさせる。

P4014471_3 P4014476_3  この辺りの集落は古墳時代から続くと聞く。 八高線を渡る。 珍しく2両連結の気動車が独特のエンジン音を響かせ通過。 のんびり走って鬼石街道に出る。 藤岡市の運動公園までは少々登り。ちょっとしたヒルクライム気分。 東平井の集落を抜けると再びR254に出る。 上を上信越道が横切る。 ここからが一番期待していた鮎川CRの桜。 約2kmに渡りCRに覆いかぶさるような花のトンネル。 目一杯踏み込みスピードを上げる。 鮎川橋を渡り左折して七輿山古墳に到着。 満開には少し早いようだ。 畑の中の適度に盛り上がった古墳と桜はとても調和が取れ、格好な被写体。

P4014479_3 P4014480_3  鏑川を渡ると山名町。 鏑川左岸の土手がCRになっており、阿久津町の市民ゴルフ場の中を通る。 冬は北風に苦労するところ。独立した桜の木が均整の取れた姿であったのでパチリ。 倉賀野の裏道を抜けて下之城町を経て帰宅。

撮影のために止まり止りの60kmの桜鑑賞サイクリング。 先々週はクラブの皆さんと箕郷、里見、秋間の梅鑑賞ツーリングを無事完走できた。今年も問題なく走れそうだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント