食後のひと時
東京は隙間なく建築物の覆われていて、元の地形がほとんどわからない。 国土地理院のサイトから面白い地図を見つけたので紹介します。
東京は台地と谷が複雑に入り組んだ地形であるとは承知していたが、構造物を取り去って無垢の地形を見てみるとなるほどと思う。 武蔵野台地が海際まで迫り、いくつかの顕著な谷間が存在する。 台地からの河川が浸食した谷間。 目に付く一番大きな谷は神田川(いわゆる外堀)が流れる谷間。 渋谷目黒あたりから品川に続く谷間、麻布から新橋あたりの低地、上野公園の北側根岸あたりの谷
これらの谷間から上の台地に続く道は大小の坂道となって今もその名を残す。
家康が江戸に入った時代はブルーの低地はかなり奥まで海が入り込んでいたようだ。利根川本流は今の江戸川であり、大雨のたびに洪水が繰り返されていたと思われる。
地質調査を生業としている次男によると、河川が浸食してできた崖は、数万年以上の時間が経過しており、崖とは言うものの安定したものなのだそうだ。 反面宅地造成に伴って人工的に作られた崖はいかに石垣やコンクリートで強化しても所詮人工的な構造物であり、大雨や地震といった大自然の力にはかなわない場合が多い。
国会のねじれは解消した。 政策は素直かつタイムリーに決まっていくと思われます。 企業に例えれば果断な経営判断が可能ということか。
しかし利害相反する場面が非常に多い国政の場においては、謙虚な姿勢も要求される。 政策が必ず成功するという保障はない。 それでも物事が決まらない状況がだらだらと続くのはやりきれない。 そこの舵取りは安倍さん、覚悟は出来ているでしょうね。 アベノミクスという挑戦は成功すれば名宰相として名を残す。 失敗すればどういうことになるか・・・・ 膨大な債務が次世代に繰り延べされ、日本は三流国に転落ですぞ。 失敗するわけにいかないですぞ。
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