toboketaG の春夏秋冬 

雑文、雑感、懐古話そして少しだけ自己主張。
土曜日をベースに週1~2回の更新が続けられればと思っています。

663-060427身体を守る

2024年04月26日 | 介護・医療・健康

医療業界では病診連携という言葉がずいぶん前から普通に使われている。軽度の症状の患者までが争って大病院に

集中する弊害を除くため、先ずはかかりつけの開業医に受診し詳しい検査が必要な場合に紹介状を持って病院を受

診するというもの。現在だいぶ浸透してきた感がある。

 

私自身現役時代の最後のほぼ30年間医療福祉関係にいたので積極的に活用している。内科一般はM内科医院(主

に高血圧医療)、年齢からくる手足や腰の痛みはK整形外科医院、長年悩んでいる不眠症にはG心療内科クリニック

耳や喉アレルギーはT耳鼻咽喉科、その他歯のメンテナンスと目の疾病は古巣の病院系列のHクリニックと使い分け

ている。最近利用するようになったものもあるが、長いのは20年にもなる。

 

こうして開業医の諸先生を選ぶにあたって重視するのが、普通の世間話もできるお医者さんであること。これは私

には譲れない一線。一例として先月末からの不具合の経過について書いてみたい。

 

80歳を越えた年にも拘らず幸い命がどうのという病にはかからないで済んでいた。3月末に右肩の違和感が気に

なっていた。状況がかって治すのに時間のかかった五十肩の再来ではないかと思いK整形外科医院を受診する。

型通り胸部上部のレントゲン写真を撮り診断が始まる。この冬アレルギー症状からくる激しい咳き込みが続いてい

た。整形医の診断は鎖骨の疲労骨折ではないか? レントゲンにはまだ写ることはないが繰り返しの衝撃で傷んで

いる可能性あり、他にも疑われるので血液監査します。検査の結果CRP反応の数値が平常時の20倍にも上昇して

いることが解った。先生は他の原因も疑ったようだ(具体的には多発筋痛症)。病院で更に検査するようにと古巣

のH病院総合診療科宛ての紹介状を渡してくれた。

 

週が変わり早速病院を訪れた。例により患者さんが多く少し待たされたが診察が始まった。血液検査するとCRP値

が更に1上昇している。他の数値はほぼ正常、発熱もない。その時は鎮痛剤を処方されて1週間後に来てくれ言わ

れる。

 

そして再受診する。右肩の痛みは鎮痛剤も効かずに痛みは増している。特に起床時の痛みが激しく布団から出るの

に苦労した。多発筋痛症という言葉を聞いていたので、ネット検索していろいろ調べてみた。日本リウマチ学会が

公開している記事なら信用できるだろう。そこに膠原病に一つになるようだがリウマチ性多発筋痛症というのがあ

り、その症状が私の痛みと非常に似ている。ただし発熱や食欲不振はない。このことを頭に入れて受診に臨んだ。

 

担当医はMRIを撮るという。だいぶ重病人扱いになってきた。血液検査も実施。CRP値は更に上昇し5.9となってい

る。CRP値は正常ならコンマ以下の数値で体内のどこかで炎症が起きている場合に急増する数値。院内感染でもす

れば20近くまでいくことがある。MRI画像は専門医の読影が必要なので5日後に再々受診扱いとなる。ネットで

得た情報を先生に対しては大変僭越ですがと一言断った上で、ネット情報をお話し、この痛みから救って欲しいと

お願いする。彼もそう診断するにはも一つためらう理由もあったようだ。が取りあえずリウマチ性多発筋痛症の診

断でステロイド治療を5日間やってみることになった。

 

その日から指示された薬を忠実に飲み始める。翌日朝痛みは劇的になくなりこわ張りだけ。布団の上げ下ろしも問

題なくできた。3日目の昨日、起床時の痛みは少しあった。布団も何とかしまって家庭での私の役割である朝食の

準備に入る。痛みが次第に増加する。顔をしかめたくなる。ステロイド薬は朝食後服用だ。するとお昼ごろにはす

っーと痛みが消えそのまま夜まで。今週末が再受診の日どんな診断が出るか?

 

ダラダラ書いてしまった。

 

睡眠導入剤が終わりそうなのでG心療内科クリニックを受診。先生にこのひと月こんな経過でしたと上記を話す。

興味深そうに話を聞いてくれ、ポイントを電子カルテに打ち込んだ。ステロイド剤が有効な病状ってたくさんある

んですね。殆ど万能薬ではないですか、と話しかけた。その通りなんだが、薬の量と終わり方が非常に重要だと話

される。これで症状が改善すればいいが長引くようなら膠原病専門医のいる病院を受診した方がいいとありがたい

忠告を受ける。今日は一番長い付き合いのM内科医院で高血圧の薬をもらいがてら同じように話してみようと思っ

ている。問題なく聴いてくれると思う。そして彼なりにカルテに書き込むことだろう。

 

私の身体の状況をそれぞれの先生方がカルテを通して情報共有してくれるのはホントにありがたいことです。これ

も普通に話ができる診療所の先生との関係を維持しているからだな、と改めて感じた。

 

 

 

 

 

 

 

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662-060420道路管理者の悩みが消えるかも

2024年04月19日 | 花・樹木

新しい道路には必ず並木が彩を添える。

道路の管理をする行政マンはこの並木の管理に毎年頭を悩ませる。街路樹に多いのはプラタナス、ケヤキ、シ

イ、クスノキ更にカエデやハナミズキと多彩。殆どの落葉樹は念に一度剪定する。特にプラタナスの剪定後の

姿には哀れを感じる。樹勢が強いので丸刈りにしても翌年には新芽が芽吹く。これを繰り返すので剪定後の姿

はコブだらけの醜態をさらしている。

 

近年増えてきたハナミズキは花の季節は見事だし、秋の剪定を済ませえるとなかなか見応えのある姿に変わる。

近場では安中駅から新島学園方向に素晴らしいこの花の街路樹がある。わが市にもハナミズキ通りというのも

あり、周辺住民の目を楽しませている。

 

さてケヤキ並木についてだが、日本古来からいくつものケヤキの名木が全国に残る。街路樹にも盛んに使われ

てきた。私が知るのは関越道所沢インターから所沢市に向かう街道の街路樹。戦後植えられたようだが、なか

なか管理が大変なようだ。夏はうっとしにいほどに繁茂する。樹勢が強いので木が暴れて街路樹としての美観

を維持するところまでいかない。

 

20年程前に枝が暴れずに上方向に素直に成長する改良されたケヤキが埼玉県児玉町を通過する国道254に

街路樹として採用された。大きく成長し今はまるでポプラ並木のように整然とした街路樹になった。

そして数年前に高崎駅から真東に延びる幹線道路(国道354のバイパスか)の街路樹として採用されたのが

この改良されたケヤキ。先日車で通ったら若木から新芽が出始め、春の風に気持ちよく揺れている。スッキリ

した心地よい街路樹に成長することを期待したい。

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661-060413珍鳥が我が家の庭に現れた

2024年04月13日 | バードウォッチング

              我が家の庭に飛来したカオシロガビチョウ

 

この時期、近くの里山を歩くと、素晴らしいホウジロの鳴き声を聞くことは珍しい事ではない。枝の先にとま

って囀る姿は野鳥好きにはたまらない。近年の里山はこの囀りによく似ているが鳴き声がはるかに大きく、大

きさもツグミやヒヨドリほどの小鳥の声が他を圧倒している。ガビチョウという中国からの外来種とのこと。

在来の野鳥の生息領域を奪い始めていると野鳥の会の方に教えてもらった。

 

先月末あたりから、朝になると大きな声で鳴き交わす野鳥の囀りが頻繁だ。ガビチョウほどの節回しではない

が声はなかなかきれいだ。だが声量が大きくこの声で目が覚めることもある。今朝庭でしきりに2羽が鳴き交

わしている。手振れになってしまったがうまく撮れた。これぞ話に聞いているカオジロガビチョウに間違いな

い。冬の間楽しませてもらったシジュウカラに比べるとずっと大きい野鳥だ。

 

ネットで調べたら、ガビチョウの一種で最近やってきた外来種だと書いてある。更に現時点では我が町を含む

北関東一帯が生息地域に限定されていて、全国的に見れば珍鳥の類であるらしい。

 

さてもうひとつ。

水曜日のこと、参加した高崎高校59期埼玉会が散開した直後、浦和駅前で名残惜しく皆で雑談していた。

そこに40代と思われる女性が近づいてきた。曰く息子の通っている県立浦和高校の男女共学化反対の署名に

賛同してくれませんかという。幹事が手にする高々の青の小旗と何人かがかぶっていた2本の白線入りの学帽

に惹き付けられたようだ。我々もバリバリの男子校出なのと母親が署名運動をするということに面白がって皆

が署名した。

私が貴女は女子高校の出かと尋ねたら、私は共学の高校の卒業生との返事に皆で大笑い! 

ちなみに浦和髙現役生徒もOBも殆どが共学化には反対だそうだ、そして保護者も同様という。

 


私ら母校も現役、OB共に男女共学化には反対と推測する。共学化推進の県教委の方針は今は顕在化していな

い。が新学期から沼田地区は共学化になった。外堀からジワリと埋められている感じ。いつか来るその時母校

の生徒の母親も反対運動の先頭に立つのだろうか?

LGBTの流れと母親たちが前に出ての反対の署名活動する姿勢は矛盾する。生物多様性を意識すれば、男子

校や女子高の存在も多様性の一つだよなと思いながら帰りの電車の飛び乗った。

 

 

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660-060406まだまだ元気な仲間が多いな!

2024年04月06日 | もろもろ

                                               富岡市郊外崇台山の桜  2020.4

 

今年は桜の開花が遅れていたので富岡安中境の崇台山の見事な桜の景観は数日先だろう。

顕著な菜種梅雨模様の天気図になってきているので、この光景が見られるのは4月10日過ぎか?

 

うすら寒いく小雨模様の昨日、卒業した中学校有志の集まりがあり参加してきた。昭和16,7年生まれの幼か

った児童も70年のそれぞれの人生に揉みに揉まれ、みんないっぱしの爺さん婆さんになったが、近在に住む

参加者が20数名あり楽しいひと時だった。会場は郊外のカラオケ主体のスナックだった。この年代になると夜

の外出が不安なので集まりは決まってランチタイム。2000円会費で用意された簡単な弁当と飲みたい者は自腹

で好きな酒を飲むというスタイル。カラオケ好きが適宜自慢(?)の歌を披露しあった3時間だった。

 

戦争前夜に誕生した我々中学生同期の卒業生は600人もいる。公式(?)な同窓会となると幹事の準備も大変だ。

そんな大掛かりなものはもう無理なので、気軽に参加できるようなスタイルが最近の主流。

顔は知っているが名前が判らないという仲間が結構いる。小規模な集まりだったので今回は名前と顔を確認し

あった。こんな気軽な集まりならまだ10年は続けられるだろう。しかしここから一人抜けまた一人の考えたく

ない現実が展開されていくのだろうなと思いながら再会を約して散会した。

 

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659-060401遅れている花の開花

2024年04月01日 | 花・樹木

            高崎市生原の二の沢病院向かいのモクレン 3.31撮影

遅れている花の開花も年度末の昨日以降、急激な気温の上昇と共に一斉にその時期を迎えた。寒冷地であれば

あるほど。春の花の開花のずれは縮まり、梅も桜もモクレンや杏も相次いで咲いてくる。それだけ見応えのあ

る花の饗宴を迎えられるのだから、春の到来が遅いのも悪くない。

 

昨年12月15日を最後に3カ月半新しい投稿を怠っていた。生涯1000回投稿を目指しているにこれでは達成不可

能だ。もっともそれだけの理由はあった。80歳は特に問題なく越えられて安堵していたが、その2年後の今年、

身体のあちこちから不調が生じ始めてその対応に追われていた。未だ調子が良いとは言えない。

 

気分が変わったのは地元代表の健康福祉大学付属高校の野球部が春の選抜大会で並み居る難敵を屠ってついに優

勝を勝ち取ったこと。彼らの練習場が私の使うサイクリングコースの脇にあり、よく休憩を兼ねて練習試合を見

ることが多かった。当然彼らに愛着が湧く。もっとも私立校なので地元の選手は2割ほど。勝ち抜くためには仕

方がない事なのだろう。学校名の4文字は私の母校県立高崎高校と同じ。悪い気はしない。今日の午後には高崎

に凱旋する。駅は大変な騒ぎになるのだろうが、500m離れた我が家にまではその喧噪は伝わってこない。

 

そんなこんなでこのブログの週1度の更新を再開したいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

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