toboketaG の春夏秋冬 

雑文、雑感、懐古話そして少しだけ自己主張。
土曜日をベースに週1~2回の更新が続けられればと思っています。

321-290325今、代わりの政治家はいないよな・・・

2017年03月25日 | 最近さわがれること

 桜の開花が遅れている。待ちきれなくて去年の写真

 

安倍総理が追い詰められている。

現役時代に国レベルではないが、政治家や官僚と多少のお

合いがあっ経験者の目線でみると、森友学園を取り巻く騒ぎ

では治家の関与を期待した働きかけとそれに反応した動きが

あった見るのが妥当なんだろうなと思う。

総理夫人たるものもっと言動に気を配らないといけませんね。

ちょっと軽率でなかったか。当人にそのつもりがなくとも周り

はそうとは受け取らないだけにね。

世論調査の政党支持率が「他に比べれ良さそだから」とい

う理由が毎回かなりの%を占める。私もその一人。日本国のか

じ取りを託する政治家として安倍氏が総理の地位にあることを

認めている。彼をおいて他に人材が見当たらない。個別の政策

彼を凌駕する人材はあまたいるのだろうが、総合力で世界に

通用する政治家は見渡した限りではいない。こういった問題で

足元をすくわれるのは総理としてもつらいだう。なんせ疑惑の

対象が自分の妻なのだから・・・

 

いまだに一定の人気を保っている田中角栄元総理の妻は決して

治の舞台の表には関与しない方だった。(お嬢様はいささか

手な言動で世の中を沸かせたが)。その後の歴代の総理夫

あくまで内で総理を支える存在だった。

いさぎよく謝罪して出直すことが評価されない世界だけに、釈

明が中にならざるを得ない。そしてどこかで辻褄が合わなく

なって(既にそんな感じだが)政権を投げ出すことのないよう

に祈る。政権を戦い取ろうと待ち構えている者が今はいないの

 

今回もギリギリの更新になってしまいました。

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320-290318日々平穏が続いていると思っていたが・・・

2017年03月19日 | もろもろ

 春の到来が少し遅れているが

 

退職後2年が経過した。この間健康にも恵まれてやりたいこと

を気兼ねなくできる状態が実現し、第2の青春(?)を謳歌し

いると思っていた。だがしかし、

2月前に後期高齢者として半ば強引に、半ば自然の成り行きで

区分けされて以降、どうも体調が今一の状態になってしまった。

5年間継続できた本ブログの土曜日更新が途絶えてしまった。

そして気力を出して拙い内容だが1日遅れで更新する。

昨秋不整脈を感じたので専門医に受診する。検査の結果年齢相

のものが認められるので予防のためにバイアスピリンを服用

するようにと言われる。なかなか強い薬のようだ。どうもこ

作用が原因の一つのような気がしてならない。

安倍総理がオバマ前大統領だったかプーチン大統領かに振舞った

と報道され有名になった山口の酒「獺祭」を全国チェーンの木

路で少しだが飲む機会があった。かなり甘口でかなり濃厚な味。

普段飲んでいる新潟の地酒「朝日山」とは異なる飲み口。これに

によく似た酒が我が地元にあった。ラベルには熱燗をすすめて

が私は冷酒の方が酒の特徴がよくわかる気がする。

この辺りは飲む人の好みに問題。若い世代がよく朽ちにする「フ

ルーティー」とはこんな味なのか? 彼らに好まれるような気が

する。私は日本酒にフルーティーを求めないが。

取り留めもない内容で更新し、気力の充実を待とうと思う次第。

 

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319-290311安全と安心

2017年03月11日 | 最近さわがれること

 この季節の野草の「ほとけのざ」も集団で咲けば見事な花のじゅうたん

 

東京都の築地市場とその移転先にとしてほぼ決定していた豊洲新市場

問題がてんやわんやの騒ぎになってもう半年以上経過した。新聞で論者

がしきりに使う安全と安心について私もとっくりと考えてみた。

慎太郎氏がいわれるまでもなく、科学的知見では豊洲新市場は安全だと

私も思う。だから早く移転を決断しなさいと慎太郎氏は強調する。しか

し果たして安心なのかなと問われると考えてしまう。

比喩としては軽いが、順調に交際を続けてもう一歩というところで片方

の浮気心が浮上した若いカップル。その事実は100%ないと否定して

も相手ははいそうですか。了承しましたとはならないのと同じ。

安心とはとらえどころのないもの。100%安心ということはあり得な

い。日本の新幹線は安全であり、乗って安心が定着するのに半世紀かか

っている。安全は科学で証明されるが、安心は科学だけでなく心理学も

一役買わないと証明できない。今月末に公表される数値が穏やかなもの

ならば移転を決断し、安心が定着するまでの時間のスタートを切る。そ

うしておいて、しかし私は追及の手を緩めるつもりはありませんよ! 

と宣言したら小池都知事の評価は一段と上がると思うのだが・・

 

さて、今週の話題は私の認識では沖縄を除いて日本国内で初めてと思わ

れるオスプレイを使用しての日米共同の軍事訓練が相馬ケ原の陸上自衛

隊第12師団で始まった。30分も車で走れば演習場に着くので野次馬

根性丸出しで見に行ってきた。この演習場は旧陸軍時代からのもの。我

々世代には印象に残る事件があった。まだ米軍が使用していた演習場で

昭和32年に起きたジラード事件。薬莢拾いに演習場内に入った農家の

主婦を在日米軍の兵士ジラードが手招きしておいて射殺した。群馬にも

沖縄のような問題があった。

ヘリ専用の発着場が完備しており、普段からヘリの訓練は日常的に行

れている。

近くを通る県道から少し小高くなったヘリポートの上でオスプレイの

徴ある機体がホバリング状態で浮かんでいた。

別の場所に移動すると、地上から10mほどの高さでホバリングした機

体から垂れたロープを使い降下訓練の最中だった。

県内でも有名な桜並木がここにある。あと1カ月すれば満開の桜が楽

る。より近づきたいと思って中に入ろうとしても制止される。若い隊

員の制止の言い方がまことに丁寧で感動的ですらある。軍事組織にあり

がちな命令調とは正反対。今日は1機だけか?と聞いても分らないとの

返事。軍事機密だよね。といったらニヤと笑う。話や本で知る旧陸軍と

は全く趣をにする。こんなに写真を撮ったら昔なら憲兵にスパイ容疑で

捕されただろう。

災害復旧現場で見慣れたヘリも訓練に参加している。オスプレイはこの

このヘリよりも相当に大きい。航続距離も速度そして積載量も相当に上

回っていると聞く。騒音も大した差はない。オスプレイだとなんで騒ぐ

のか。科学的には安全な機体だろう。しかし安心かと問われて、安心

すと答えるにはまだ十分な飛行実績がないということなのだろう。

安心がほぼ証明されていたヘリでの墜落事故が長野県でつい最近あった。

日々安全が確認され、それが時間軸に沿って積み上がり安心に繋がる。

安全は2次元の世界だが、安心となるとそれに時間軸が加わった3次元

の世界なのだと思う。

 

例によって反対派の皆さんがプラカードを掲げて演習場入口に10数人

立っていたが、私を含めて殆どの車が無視して通り過ぎて行った。反対

運動もなにか形骸化しているなと感じる。賛成派も反対派も私のような

野次馬ものどかに演習を眺めている。とげとげした雰囲気は感じない。

パトカー1台を見かけただけ。個人的には沖縄の負担軽減に繋がるの

らこの程度の訓練を国内でやるのに反対する理由はないと思う。北朝

の暴発が心配される昨今、しっかりと訓練し練度を上げて有事に備え

欲しいと思いながら現場を離れた。 

演習場に入ってすぐの左側に続く桜の下を歩くのが例年の恒例行事。今

も何事もなく楽しめることを期待したい

余談だが、見物する人々の中にこんな簡易セグウェイを使う人を見かけ

声をかけてみる。そして試しに乗ってみなさいと言われ恐る恐る乗って

みる。前に重心をかければ前進、バックは逆に。スキーのボーゲンの要

領でカーブする。5分もあれば乗れますよと言われたが、止めておいた。

意外に有効な走具と感じた。

 

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318-290304変わりゆく吾妻渓谷

2017年03月04日 | もろもろ

 スキーウェアの下にカメラを隠し持ち、滑るのが半分、撮影が半分。

パルコールスキー場の最上部。ここは2000mの県境尾根。

 

このシーズンもスキーを楽しめた。都合4回のスキーだったが2月下旬

でお終いとする。腕は上がりもしなければ下がりもしない。年齢を考慮

すれば相対的には進歩しているのかと勝手に解釈したシーズンだった。

活動が活発化している浅間山。噴煙が普段よりも増えている。シーズン

ともなればキャベツの緑一色の畑が今はまだ冬眠中。その向こうにいつ

も変わらぬ姿で迎えてくれる。

スキーの帰途、八ッ場ダムの工事現場付近を歩いてみる。川原湯温泉の

源泉があった。盛んに湯気を上げ、側溝には湯が流れている。現時点で

はこの豊富な湯はどう使われているのか。この場所の標高からみてダム

湖に沈むことはなさそうだ。

 

源泉の少し下では旅館の解体工事が進行中。温泉街では高い位置にあっ

た旅館ということはダム湖ができると水面ギリギリの場所ゆえに取り壊

すのか? もっと下を見たかったが柵で関係者以外は立ち入り禁止にな

っていて確かめられない。多分壊されないままダムに沈むのだろう。 

 

旧温泉街から100mほどの高台に整備されつつある旅館街の一角。崖

からせり出したような水車の回る露天風呂が懐かしい木館さんは外部

から見るとこんな感じに装いを変えた。ホームページで見るとなかなか

情緒ある宿に生まれ変わっている。ダ ム完成後は湖畔の宿となるのだろ

う。しかし今の宿を取り巻く環境は新開地といった感じで温泉街特有の

風情には欠ける。年数を経て往時を凌ぐ温泉地に生まれ変わって欲しい。

一方でこれを機会に廃業する旅館も結構あるようで、まだ新しく建てら

れた旅館は少ない。 

 ダム本体の建設現場。完成すればかなり大きな重力式ダムになるらし

い。 半世紀を越えての論議の末に旧民主党政権の前原国交省大臣が中

止を言い出して一波乱あったが、それも政権と共に崩れ去り、急ピッチ

で工事が進む。

 

ダム工事現場を過ぎて吾妻渓谷の南側を長いトンネルで通過する。暗 

闇から明るい日差しの中に出てみるとここもあちこちで工事の真っ最

中。これもダム関連工事かなと思いながら走るとこんな看板に出逢う。

なるほど群馬と長野を結ぶ高速道路の工事が並行して行われているの

だ。今走り抜けてきた道がダムに沈む道路の代替としては立派過ぎる

と感じた疑いが解けた。 

そんなこんなで真田の軍勢が行き来した吾妻川に沿った渓谷は新しく

生まれ変わろうとしている。奇勝吾妻渓谷は核心部の上流にダムがで

きるので水没を免れて、今後も見ることができるのは良かった。

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