toboketaG の春夏秋冬 

雑文、雑感、懐古話そして少しだけ自己主張。
土曜日をベースに週1~2回の更新が続けられればと思っています。

609-040806夏の花の定番を一度に見る

2022年08月06日 | 花・樹木

富岡市蚊沼地区の皆さんが丹精込めたヒマワリ畑。  「キリツ! チュウモク! レイ!」

今週後半は北陸や飯豊山塊辺りに線状降水帯が発生して河川の氾濫が頻発した。夏の入口ではどこに

発生するか予想もつかない。しかし毎年必ずどこかが被害にあう。厄介な気象現象だ。

そんな騒ぎをよそに、当地は天然のクーラーが作用し過ごしやすい日が続く。

 

週初め猛暑がつづいていた日、暑さを避けて6時半ごろ家を出て下仁田方面に出かける。目的は下仁田

町馬山地区の百日紅の花。ここはつい2か月前にはアジサイの花が咲き乱れていた公園。別に公園とし

ての設備がある訳ではないが、ここも地元の皆さんが台地の北斜面を上手に使って花好きを魅了る一帯

として管理している。

 

鏑川が作り出した小平野からいきなり30mほどの台地になる。地質的には河岸段丘だろう。今百日紅

の花が満開で楽しませてくれた。背景は2年前に登った大桁山や鍬柄山。右手は上信越道が西から北に

向きを変えながら軽井沢に向かって走っている。

段丘北側の斜面の杉の人工林の中に遊歩道が作られ、道に沿っていろいろな花樹が植えられている。

今は百日紅の花が満開。樹々の下草にはキツネのカミソリやらちょっとした沼にはハスが咲く。杉の

緑とのコントラストが見るものに落ち着き気を与えてくれる。昨夜は夕立があったようだが、木材チ

ップが厚く敷き詰められた道はぬかるみになることもなく、適度なクッションがあって歩くのが楽しい。

下仁田といえば特産のこんにゃく栽培。段丘の上の平地は一面のこんにゃく畑が拡がる。栽培に結構

手間のかかる作物らしいが、上州の大半を覆う火山灰地に適しているらしい。

 

またまたコロナ感染者の激増もあり、また年齢を考えて遠くへの外出は避けて近場を丹念に見歩いて

いる。

 

そんな世相に逆らうように高校同期のY君が車でもう半月以上北海道の各地を旅している。毎日Face

bookにその様子を投稿しているのを見るのを楽しみにしている。奥尻、天売、利尻、礼文などの離

島まで足を伸ばし、宗谷、納沙布、襟裳、積丹岬といった北海道のほとんど全ての顕著な突端を回

る大旅行だ。ツアー会社が企画したものとはスケールが違う。ツーリング好きな若者でもここまで

はやるまい。すごいエネルギーを持つ80老人だ。体力も気力も充実し、老人特権の自由な時間を

思うように使えないとできないな・・

 

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