榛名神社のある宿坊の庭の満天星ツツジ。我が家にも樹形のよく似たものがあり
いましばらくすれば紅葉するがここまでの鮮やかさは里では期待できない。
家から一番近い紅葉の名所である榛名神社に出かける。車で40分位か。
丁度見ごろだった。午後3時過ぎだったので本殿に通じる渓谷に添った
参道に少し斜めに日が射しこんでなかなか味わいのある紅葉。
下手な鉄砲も・・ バチバチシャッターを押す。デジカメだからできる
芸当だが、こういう撮り方をしていると腕前は上がらないな。
帰宅してパソコンに落とし込んだ画像をみて愕然とする。全部ピンボケ。
前日、庭のフジバカマの花を接写モードで撮影したまま戻してなかった。
ファインダーにはAFが合っている緑の □ が表示されていたので気づか
なかったというお粗末。
仕方なく翌日も快晴だったので神社を再訪し、今度は慎重に確認して撮影。
神社参道の取りつきにある固い岩の下部が抜けてアーチ状になった鞍掛岩。
お昼頃で太陽光は正面から差し込んでくるので前日より趣に欠けるが仕
方ない。全体を撮ろうとするとたくさんの色づいた葉の一枚一枚に焦点
が合うわけではないので、なんとなくぼやーとする。
本殿の更に奥へ進むと不安定な岩の塔「ローソク岩」が姿をのぞかせる。
空の明るさに合わせると手前の紅葉の紅葉が暗くなってしまう。パソコン
で修正すると、幾分赤が強調される。
根が暗い性格なのか、どちらかいうと暗い色調のものが好き。紅葉の撮
影は難しい。
それはともかくとして、一番使う設定を自分なりのデフォルト状態と決
めておき、特殊な設定をしても、終わったらデフォルトする癖をつけて
おく。いまさら気付いての遅いかもしれないが、改めて初心に帰ろう。
この週は天候が安定していた。絶好の藪山歩きのシーズンなのだが、冴
えない日々が続いてまだ一度も榛名山の山懐に抱かれていない。原因は
不良睡眠。予定していても前夜の睡眠が悪いともうダメ。行こうという
気力が出ない。もう年寄りだから熟睡とはいかないのだろうが、普通の
眠りは欲しい。
振り返れば50代辺りから波はあったが不眠に悩まれ続けた。今は少な
くとも仕事上のストレスはないのに睡眠導入剤なしでは眠れない体質に
なってしまったようだ。医者はこの程度は軽度で症とは言えないと慰め
てくれる。普段服用する薬はこの他は軽い降圧剤アムロジピンと血栓予
防のバイアスピリン錠だけ。同年代では少ない方だとは聞くのだが・・
愚痴は終わりにします。
自民党が野に下って一番苦しい時だったと思うが、自民党総裁を務めた
谷垣禎一氏が自転車事故後初めて報道陣の前に姿を表した。スポーツ自
転車で走るのを趣味にする一人として、感慨をもってその姿を注視した。
私も9年前に土手上のサイクリング専用道路でちょっとよそ見していて
車侵入止めの鉄パイプに突っ込んだ。フレームや前輪ががぐにゃりと変
形するほどの衝撃だった。40日の入院とその後のきついリハビリを体
験しているので氏のその後が気になっていた。
私の場合は両手親指の付け根付近に違和感が残るがほぼ完治した。良い
睡眠が取れればだが40kmほどは走れるまでに回復した。幸運だったと
しか言いようがない。総理官邸に入る谷垣氏は笑顔で写真に収まってい
るが、電動車イスを使用しているので、あるいは下半身がマヒしてしま
っているのかもしれない。良識と知性を感じさせる政治家だったのに引
退を余儀なくされた。惜しい政治家を失い残念だ。
私の自転車仲間も皆さん15年以上走っているが骨折などは普通に体験
している。改めて危険と背中合わせの趣味だと思い知る。
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