安中富岡境の崇台山。初冬のこの時期竹の葉の緑がいやに鮮やか。
普段の日の夕方の街中散歩は欠かせない日課だが、時に少しきつめの散歩をしたくなる。こんな時は郊外の観音山
丘陵にある清水寺の石段を登る。週に一度くらいは心拍数が100くらいになるように心臓に負荷をかけるのも老
化防止になるかと思っている。心拍数があがってきたら、吐く吐く吸うのリズムに合わせて階段を登るのが一番楽
な歩き方のようだ。
昨日は階段に飽きたので、車で30分ほどの崇台山を歩いてきた。歩いて稼がなければならない標高は120m
程なので心拍数も100以下に抑えられる。今回は北側から登る。こじんまりした山だが頂上からの見晴らしが
素晴らしくこの辺りでは人気の山だ。敢えて山支度ではない散歩用のスニーカーとボトルに水だけ。食料はなし。
間違っても道に迷うこともない。
桜の名所の尾根に出ると見慣れない建物が目に入る。完成まじかだがまだ工事中。工事の方に確認したらバイオ
トイレだという。富岡市も味なことをやるなと思ったら、そうではなく茅野市の会社から寄贈され地元の方々が
協力して建築中なのだという。それにしても立派なトイレ。
汚物処理に微生物を使うので時々攪拌が必要なようで、その動力に太陽光を使うらしい。手洗い用に水タンクも
備え付けられている。男どもはともかくご婦人にはたいそう喜ばれるのではないだろうか。春の桜の季節になる
とこの山の評判をまた高めるだろう。
会社名を聞きたかったが、教えてはくれなかった。茅野市には多少の縁がある。精密機械製造のチノンではない
か? 寄贈したのはここだけではないようだ。寄贈した個人や団体会社名くらい掲示すればと思うが銘板等はな
かった。この企業に栄光あれと祈りながら通り過ぎた。
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