元総理の国葬や洋画劇場の休みなし2時間を見ていたり、このところ家で過ごす時間が
多かった。そこで体力維持のために近く里山に登る。
家から30分で登り口まで着く手頃な山歩きが楽しめる。名を八束山という。地理院地図
には城山とある。戦国時代以前に山城が築かれた山。標高453m、登山口からの標高差
が280mほど。
登り1時間、帰りが50分と足慣らしに丁度良い。 登山道わきにひと際異形を放つ巨木
と会い対峙する。命尽きてから10数年は経つかと思われる巨木の思はぬ形。
巨木探しを趣味とするほど入れ込んでいるわけだはない。しかし思わぬところで歴史を生
き抜いている、あるいはこのように生き抜いてきた古木に相対すると、普段断片としか見
ていない歴史が、奥深い時間の蓄積の結果として感じられて感動する。
下山後ネットで調べてみたら、天狗の松という名のあった樹のようである。山全体が赤松
やクヌギに包まれた自然林なので、かってはこの山の主のような存在だったのかもしれない。
余裕をもって下山できた。これからが好季節になるので今年もまだ里山歩きを楽しめそうです。
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