2週間ほど前に桜のミニボール用の粗挽きを点検しましたらひび割れが入りかけていました。 慌ててひび割れが広がらないうちに仕上げ挽きをしてしまいました。ただいま変形進行中です。このまま大人しく乾いてくれたらよいのですが。
赤身の少ないシラタの多い桜は変形率が大きくてひび割れし易いようです。
2週間ほど前に桜のミニボール用の粗挽きを点検しましたらひび割れが入りかけていました。 慌ててひび割れが広がらないうちに仕上げ挽きをしてしまいました。ただいま変形進行中です。このまま大人しく乾いてくれたらよいのですが。
赤身の少ないシラタの多い桜は変形率が大きくてひび割れし易いようです。
9月21日の15号台風で倒されてしまった杏の木を戴いてきました。根元での径が25cmぐらいで 地面から1・5mのところで径が12cmほどの枝が三つ又に枝分かれしていました。 伐って一ヶ月ほど経っていますので小口にヒビが入り始めています。白太が少なく赤身の濃い,木で 削り易そうです。
ここのところ生木が入手できます。処理能力からすると丁度良い量ずつです。サラダボール以外に作るものが思い浮かびませんので 20cm以上の丸太は半割りにしてサラダボールに粗木取り。 ボールが作れるような径のある材は貴重です。
余った端切れはミニスプーン用材に小間切れにします。
粗挽き開始です。とても削り易い木です。折角なので二個だけでも生仕上げ挽きをやってみようかな。
最近、近所でもアッチコッチで見られる皇帝ダリア。ホームセンターの塀際にあるのは軒よりも高いので7mぐらいはありそう。根元は大人の腕ぐらいの太さで竹と同じような形をした節状になっています。 綺麗だとは思いますが これが草花かと なんとなく不気味さを感じてしまう花です。
昨日は2週間ほど前に桜の生木を戴いた欅山工房に 行って欅の生木とプラムの小径丸太(径5~10㎝)を戴いてきました。
欅は前回の桜と同じように佐藤さんが長さを切って半割りや三つ割りにしてくださいました。
残念ですが径45cm程の太い半割り欅には芯割れや腐れが入っていますので今日は それを更に小割りにする作業です。 ポカポカ陽気で室外作業が気持ちよく捗ります。
プラムの細丸太。 割れずに虫もつかないで乾燥できれば 一輪挿しが作れるかもしれません。
先日の10日に入手しました ベベル部分も含めて刃物全体が金色で ハンドルが新しいグレイザーのハンドルにそっくり(笑)のスピンドルガウジの初削りをしました。
最初に見た時は びっくりしたけど面白いので 衝動買いしてしまいました。 実はこのハンドルは無垢の木製です。当然鉛粒などは入っていませんので軽量で立ての溝が滑り止になっていて握り易くコントロールしやすく感じられます。 使用に先立って刃先をホーニングしましたら おもった通りで たたまちメッキが剥がれました。
オーストリアMAGMAのスピンドルガウジ フルート幅12mm(全福は約14.8mm )
丸棒から削り出したのではなく平べったい形です。軽削りに適するようです。
材質はHSSと2060の中間だそうですので2030程度なのかも知れません。
12・13日のアートムーチョは好天に恵まれまして気持ちのよい両日でした。
師走までにあと2週間あまりですが 道行く人々は 比較的のんびりとしているように見えました。
人通りの多い割には ときどき退屈する間もありましたが・・・・・・ まぁー こんなもんでしょう。
顔なじみのお客さんも いらしていただき ありがたいことでした。
来月の10日(第二土曜日)は ひさしぶりに富士森公園の浅間神社の「手づくりアートマーケット」に出店させていただこうと思っております。
一昨日の粗木取りに続いて粗挽きです。生木削りでは削り屑が長い紐のよう出ますのでホースの中で絡まって直ぐに詰まってしまうので集塵ガウジが使えません。小屋の中が削り屑だらけに成ってしまい掃除が大変です。 生木の場合は空中に漂う細かい粉塵は少ないようです。
コアーリング作業です。伐り倒して日にちが経ったのか削っても水しぶきが飛び散るほどではありませんが 水気はたっぷりです。今日は気温が低くて水蒸気が煙の様に盛んに発生して刃先が見えなくなるほどでした。
ベルトを低速側に架け替えて やっていますが 一番小さい刃でも1.5馬力では無理のようで休み休みです。最低でも2馬力は欲しい所ですね。
先週の水曜日(2日) 津久井湖の欅山工房さんから「欅やサクラの生木が入ったので要るならどうぞ」との とても ありがたいお知らせを戴いて翌日にサクラの生木をいただいてきました。 電動チェンソーを持って行きましたが 工房主の佐藤さんが強力なエンジンチェンソーで長さを切って更に半割りにし 直ぐにサラダボールの粗削りに取り掛かれるようにしてくださいました。が いろいろと予定が詰まっていて今日になってやっと5ヶ月ぶりにサラダボール・捏鉢の粗木取りをしました。ひび割れないうちに 急いで粗挽きをしなければなりません。そろそろ粗挽きボールを補充しなければと考えていましたので絶好のタイミングです。
径が20cmのは表皮付きのナチュラルエッジ用も4個ほど 40cmのはボール用に 芯割れ部分を3cm引き落としてました。これもいろいろに使えます。
粗木取りをしながら 先日のトークイベントで聞いたばかりの 「オブジェは一品物なので価格を作者自身が自由に決めることが出来るが サラダボールは そうは いかないで せいぜい 3,000円前後でしょう」との とても納得できる お話が頭の中を駆け巡ります。 売れる確率が高くて 作ることを楽しんだことをプラスすれば仮想価格は実質価格の何倍にもなるかもしれないと ノーテンキな負け惜しみの言い訳を考えてしまいます。
昨日は木旋美術倶楽部の「1リットル展」に行ってきました。
神楽坂のギャラリー「坂」 のオーナー の中川英之さんによるトークショーは期待を裏切らないとてもよい お話でした。広いジャンルの作品を扱っているギャラリーのオーナーならではの内容の濃いものでした。
展示作品を見ますと木旋美術倶楽部の目指す方向が良く判ります。
オブジェ→美術品(アート)→生活道具で無い物
技術力があって創造性が豊かで生活に差し支えのない人は ぜひ目指していただきたい(他人ごとのようですね(笑))ジャンルだと思っています。
使い勝手や耐久性に気を使って どんな物が売れるのか?ばかり考えて作っている私の場合は 今のところ 時の流れや宇宙空間にまで なかなか気が回りません。
でも そのうちに アートの作品造りを出来たらいいなーとは思っているのです。
その前にバーニングテクニックをマスターしておかないといけないのかも。