木工旋盤 専科・Woodturning・ウッドターニング・EBONY BLOG

   ‥‥ Woodturning三昧・木工旋盤専科・ウッドターニング・季節の中で ‥‥

小田原の木工展 その2

2008年10月27日 | イベント・行事
 小田原漆器の伝統工芸士 池谷元弘さんの汁椀。Φ115mm H73mm 生地は欅

 池谷さんは友人のYさんの漆塗りの先生で根来風塗りを得意としているらしくてブースは根来風塗り一色で 入りきれないほどのお客さんで いっぱいでした。

 ちょっと奮発して購入したお椀で味噌汁が格段に美味しく感じられます。

  
 年季の入った池谷さんの漆桶。
 「売りますか?」のYさんの問いに「う~~ん。値段は有ってないようなものだけど~~」とあまり売りたくはなさそうでした。 

小田原の木工展

2008年10月26日 | イベント・行事
 金指工芸ブースの寄木端切れコーナー。どれでも一個100円。
 もう少し厚みがあると良いのですが4mm程の厚さの物がほとんどです。
 1cm角のもありました。

 小田原・箱根の木工芸を一堂に集めた木工展が23~25日に小田原アリーナで開催されましたので見学に行ってきました。
 メーンの「名物木工屋さん50通り」では小田原・箱根周辺の50工房がそれぞれのブースで小田原・箱根を代表する漆製品・器類・寄木製品等が特別価格で展示販売されていました。

購入しました寄木の一部です。見ているだけでも楽しいものです。



欅丸太の解体

2008年10月23日 | 木工旋盤
 津久井湖西側の欅山工房の資材置き場でケヤキ丸太の解体をしました。
昨日のお隣りの庭木とは打って変わっての太丸太です
 「薪にするのは勿体無いので使えるなら使って下さい。好きなだけ持っていって下さい」のありがたい お言葉にウッドターナー3人が集結。チェンソーの轟音を響かせました。
 白太の少ない目の詰んだ赤身の濃いケヤキ丸太です。

 STIHL 76.5cc MS460 75cmバー は流石に力強い。60cm程の丸太をスパスパと小間切れにしてゆきます。剣道で鍛えた30代もやっぱり力強いです。
    
   
 軽トラ2台とファンカーゴ1台ではとても運びきれないので 残りは解体だけしておいて もう一度行くことにしました。

庭木

2008年10月22日 | 木工旋盤
 隣のお宅での庭の植え込みの手入れで伐採された樹木をいただきました。
 6cm程のツバキや山茶花、10cm位のサルスベリその他6本ほどです。
 残念ながらサルスベリは芯が抜けていて蟻の棲家になっていました。
こんな木は欲しいと思っても簡単に手に入るものではありませんので貴重品です。
 2年ほど乾かして一輪挿しを作ろうかと考えています。

ゴーヤ

2008年10月19日 | 季節
 フェンスに絡ませて栽培しているゴーヤ。約5cmほどです。
最盛期は もう過ぎてしまい根元のほうから葉が枯れ始めましたがまだ がんばっています。
 ゴーヤにも種類があって これは小ぶりで色白のゴーヤです。
 せぜい8~10cm位にしかなりません。苦味が少なくて柔らかでサラダにしても良いのですが苦いのが好きな人には物足りないかもしれません。

 こちらは1cmほどの生まれたての赤ちゃんゴーヤ。霜が降る季節がせまっていますので大きくなれるでしょうか心配です。
  

You Tubeのターニング入門

2008年10月16日 | 木工旋盤
 You Tubeに ターニング入門編がアップされています。
 1~2分前後の小間切れですが40編もあって まだ全部見切れませんが入門編としては難しいのもあります。 自分の覚えたやり方と違うところもあって結構 役に立ちますが まだあまり知られていないようでアクセス回数が少ないです。
 
 


寄木模様

2008年10月13日 | 木工旋盤
 寄木模様の駒木作り。
 寄張りした種木を駒木リングの厚さで45°にぶつ切りで32個+αを切り出します。

 更に切ったラインに直角に真四角に切ってから分割数に応じて角度に切ります。
 2個分が駒木1個分なので2個張り合わせてから両側で角度切りをしても良いと思います。
  
 前回は左の図で作りましたが今回は右側の図でやってみます。この程度の図ならCADを使うまでもありませんが あらかじめ駒木1個の寸法を決めておきます。
 大分精度が出せるようになりましたが多少のづれは仕方が無いことにします。
 切り落としが勿体無いようで何かに使えないかと未練がましく寄せてみました。(^_^;)
 

連続模様

2008年10月11日 | 木工旋盤
 先月下旬から進めていた寄木連続模様入りの球形BOXがやっとできあがりました。
  Φ150mm H185mm 
 この間にイベントがあったり作業小屋の周りを片付けたり(見かけ上は全然片付いていない(^_^;) )でのろのろの作業でした。
 連続模様と言っても単一模様を逆にしただけです。
 まだプレポリマーを1回目を施して耐水ペーパー掛けをしたところなので艶がありません。ここのところ気温が下がって塗りやすくなりました。 

 今回は寄木模様以外はケヤキだけを使いましたが 特にこだわったわけではありません。
 寄木部分もエンジュ・タモ・ナラの国産材で落ち着いた色になったようです。
 前回の球形BOXは地球型でしたが今回は割付図になるべく忠実に作るようにしましたので真円に近くなりました。

 セグメントを始めるときに径を15~18cmぐらいの場合の分割数を幾つにするかテストをして見ました。
 12・16・18・20分割でやってみましたが個人的な好みでは16分割の22.5度(片面では11.25度)が良いように思えましたので以来全部16分割で作っています。(今回の寄木部分は倍の32分割です) 
 12分割では荒っぽい感じで20分割では細かすぎるように感じます。
径が20cmを超える物は18や20分割が良いと思えます。
 (あくまでも個人的な感じの好みです)

コスモス

2008年10月09日 | 季節
 立川市の国立昭和記念公園のコスモス祭り。
 411万本(公園側の発表)のコスモスが咲き始めました。
 みんなの広場東側花畑は清々しい白いコスモスだけですが ところどころにピンクのコスモスが混じっていてアクセントになっています。
朝一番のりでしたので人影がありません。
       

桐の生丸太

2008年10月06日 | 木工旋盤
 伐りたての桐の生丸太。太いのは直径80cmほどで長さが2mぐらい あります。
 桐は軽いと思っていたのですが生木は普通の木のように重いです。
「欲しかったら全部持って行っていいよ」と言われたけど‥‥‥‥。  

 桐材は雨ざらしにしてアクを抜かないと使えないと聞いていますが実際はどうなんでしょう。近くに製材所がありますけど板に挽いてもらったら挽き賃はどのくらいかかるのでしょうか。
 家具屋さんの庭先に板にした桐材が雨ざらしになっているのを見かけたことがありますが そうゆう家具屋さん最近少なくなってしまいました。
 
 下駄なら随分つくれるでしょうね。

 端っこの方を少しだけ頂いて試しに旋盤で挽いてみようかと考えています。

 

双婦連

2008年10月01日 | 季節
 双婦連とは 蝶々結びを二つ重ねたような可愛らしい帯の結び方の一つで二匹の蝶々が中睦まじく重なっている様子をイメージしています。
 此方は本物のマダラチョウの双婦連。しっかり結び合っています。

   
 此方はバッタの双婦連? 最初見つけたとき親バッタが子バッタをおんぶしているのかと思いましたが 画面では良くわかりませんが身体の一部分が繋がっています。
 こういう場面は春のイメージかと思っていましたが秋のイメージなんですね。