小山さんの裏の山から伐り出したミズキの保存処理をしています。
このミズキも短コロに伐った瞬間に芯に一文字のひび割れが入りましたので そのひび割れに沿って半割りにして四つ割りにしました。
あまり太い材を使う積りはありませんので更に細角材にします。なるべく無駄を出さなずに挽き割るには この作業が一番肝心です。
ミズキは 用途が少なくコケシなどに限られいてウッドターニングとしてはあまり使わない木ですが 欲しいと思うと近くで扱っている材木店が見つかりません。
産地に注文は出来ますが ちょっと面倒で希望の太さがなかなか入手し難いのです。
なので結構貴重なのですが生木の場合は 直ぐには使えませんし丸太のままおいて置きますと ひび割れやシミ・虫食いで使えなくなってしまいます。
大変ですが 早いところ出きるだけ細かくして乾燥させる必要があります。
当然ですが細いほど早く乾燥できてひび割れも入りにくいです。
今回のミズキは太いので大きな角材が取れます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/ea/a13fef312d824207bad37ae4e3674785.jpg)
ここまでの挽き割りはチェンソーでやらないと重くてバンドソーのテーブルに乗せられません。
90~100角になると自然乾燥では1年近く置かないと完全には乾きません。
人工乾燥機が欲しい!