木工旋盤 専科・Woodturning・ウッドターニング・EBONY BLOG

   ‥‥ Woodturning三昧・木工旋盤専科・ウッドターニング・季節の中で ‥‥

紅葉

2010年11月28日 | 季節

 町内の諏訪神社の色鮮やかな紅葉。



この諏訪神社の運営をめぐって 宮司さんと氏子さんの3年越しの争いが今日のTVのTBS「東京マガジン噂の現場」に取り上げられていました。

ボールペンブランク

2010年11月26日 | 木工旋盤

 黒檀ばかりでは つまらないのでその他の木でもペンブランクを作りました。
 金具なしの場合でも使えるような充分の長さがありますが アクセントに別の木を入れるかどうか思案しています。 
 先日、新木場の近くに行った時に ついでに「もくもく」に寄って仕入れた銘木端材です。メジャーを片手に無駄の少なそうなものを選びました。
 インドローズウッドは47×30×232で1100円 立米単価@336万円
 ブランクが9本分 取れましたので一本当り 123円 
 パドークは30×35×250が420円 立米単価@160万円
  6本取りで一本当り 70円 
 チュ-リップウッドは15×30×314で730円 立米単価@515万円
 4本取りで一本当り 183円
 その他 シルクオーク・ホンシタン・ココボロ・ブラッドウッドなどです。
 立米(㎥)単価にすると超高価材木ですがペンブランク用の場合は材積が少ないので単価を気にしないでも平気なのが良いです。
長年の間に銘木と言われる材料を戴いたり購入したりで結構な量が貯まっています。端材のようなものは気楽に細切れにしてしまいますが 大きな塊状の材料(ウッドターナ視点で)は あまり細かに引き裂くには抵抗を感じてしまいます。
 もっと上手になってから使おうと思っているうちに月日だけがどんどん経ってしまいます。
 

独楽テクスチャー

2010年11月21日 | 木工旋盤

 径30~40mmの捻り独楽
 
 伐採してから10ヶ月あまり経ったミズキを初めて使って捻り独楽を作りました。
 真っ白な木なので予想通り色が鮮やかに感じられます。
彩色のセンスを磨かねばと思うのですが 諦め気分です。

どんな模様になるのかは どうしても出たとこ勝負になってしまいますが模様は大体 予想できるようになってきました。ツールをぶれないように保持出来れば良いようです。
 チャタリング模様との併用も出来そうですのでパターンが広がって面白くなってきました。
 

独楽用の丸棒削り

2010年11月18日 | 木工旋盤

 独楽用の丸棒の適当な太さのものが無くなってきましたので まとめて24~25本の丸棒挽きをしました。
 今年の初めに毛呂山の小山さんの裏山で伐採していただいて乾燥を待っていたミズキの内の比較的細い30~50mm角材です。
 曲がりの大きい物は半分の長さに切って挽きます。
 
 
 細いのは表皮近く ぎりぎりの辺材の木取りなので いくぶん柔らか目ですが真っ白でシミも入っておらず 綺麗な発色が期待できます。
 これだけあれば当分は間に合います。

ボールペン作り

2010年11月16日 | 木工旋盤

 混み合っていましたイベントが一段落しましたので 手がつけられなかった11本口の残りの6本を完成しました。
 大分慣れてきましたのでスムーズにできるようになりましたがメカの挿入時に先端部分が潰れそうになり慌てました。何事もいい加減は駄目ですね。
 
 違いの判る方が少数派なのが残念です。

砥ぎ機

2010年11月13日 | 旋盤ツール

 素人には使いこなしが難しくて敬遠される水平回転研磨機。
 初代のは使い潰してこれは6年ほど前に買い替えた2代目です。
 私は旋盤用刃物のスキューや穴掘り刃物などはずーっとこれを使って砥いでいます。

 一昨日、須田師匠から「丸型スプーンを作っているので見にこないか?」と連絡を戴いて駆けつけました。 フリーハンドで幅広のパーテングツールを使い かなりの速さで真球を削り出すのを見学させていただきました。ダンボール箱に何百個も出来上がっています。
 以前は普通のグラインダーでのフリーハンド砥ぎを勉強させていただきましたが 今回は なんと水平回転砥機が三台も並んで設置されていました。それぞれ荒砥ぎ用・中砥ぎ用・仕上げ砥ぎ用です。仕上げ砥ぎの後パフ磨きをしてピカピカです。

 刃先に返りが出たかどうかで砥ぎついたかどうかが判るものなのですが この返りを取らないと本当の切れ味は出ないのです。 どうやら須田師匠も刃物の砥ぎとは どういうことなのか判ってきたようです。\(^o^)/
 
 
 

独楽模様

2010年11月12日 | 旋盤ツール


 軸の太い糸挽き独楽で 径55mm~48㎜。 
 
少しづつ慣れてきましたが 思ったようにはまだまだ出きません。
 ツールが同じなのですから誰がやっても同じような模様になってしまいますが 組み合わせによっていろいろなパターンが出来そうです。
 どうしても濃い派手派手彩色になってしまうのは 好みなので仕方がないようです。

ペンブランク

2010年11月08日 | 木工旋盤

 須田師匠から長さ290mmで75㎜角の黒檀を戴きました。
 「もくもくなら5000円はするかな?」とありがたく頂戴いたしました。
 木場の若旦那から戴いた端材の一つだそうです。
 作業場で よくよく見ましたら小口に細かいひびが沢山入っていて毛ほどのひびは中心辺りに全長に入っています。
 黒檀や紫檀は小口割れ防止対策をしていない場合 細かい小口割れが かなり深くまで起きる確立が高い木です。木を粗末にしている証拠になってしまいます。

 もったいない気がしましたが ボールペンブランク用に細切れにしてしまいました。 


 25本のボールペンブランク太さに細切れにしてしまいましたが ひび入りもありますので全部は使えません。
 ちょうど二つ切でよい長さなので50本分取れるはずですが小口割れがどこまで入っているかわかりませんので欲張らずに両端を3~4cmほどちょんぎって1本半取ることにして半分のものは どう使うか あとで考えます。

キゥイーフルーツの収穫

2010年11月05日 | 季節

先延ばしにしていたキゥイフルーツの収穫です。
 適果をせずに生り放題にしていますので数は多いですが実が小さめです。
 一枝に二個までと言われていますが4~5個も生ってしまい そのうちの1~2個は極小です。小さいのは あまり美味しくはありませんが一つ残らず食べてしまいます。


 伸び過ぎた枝は伐りますが 後は放ったらかしです。来年はちゃんとやろうと収穫時期には思うのですが・・・・・・・・。

テクスチャーツール

2010年11月02日 | 旋盤ツール

 土・日と2日間のイベントの準備が片付いた先月27日に注文しましたワグナーテクスチャーツール3本組が届きました。ゆっくりで良いと思っていましたが注文日も入れて7日目です。早い!!

 先月の22日 小田原の木製品フェアーの帰りに平塚の山口さんの工房でワグナーのテクスチャーツールの試し削りさせていただきました。
 山口さんも購入してから少ししか使ってなくて2本は封も切らずにビニール袋に入ったままでした。
 二人で「あーでもない」 「こうでもない」と交代でtake@mieさんのような網目模様に挑戦してみましたが思ったような模様がなかなか出来ません。
 30分ほどでなんとか それらしくなってきましたが色塗りの段階で塗り潰れてしまい模様がきれいに浮き出てきません。
 最近になって独楽作りに熱が入ってきた さすがの山口さんです。 ちょっと考えて塗り方を工夫して網目模様の完成です。
 「そうか!こんな風になるんだ。ま~ま~だな」
 山口さんが使わなければ「貰っちゃおうかなー」との思いはもろくも崩れて(笑) 注文することに相成りました。

 昼過ぎに用事があって行った須田師匠に封を切らないままで持って行き お披露目。
 師匠はあまり興味はなさそうでした。
 作業小屋で はやる心を抑えながら やり掛け作業を終えたら もう5時でした。
 いそいで 径が48mmの薄茶色のシミだらけの樅の木をセットしてワーグナーツールの試し使いです。

 平塚での修行が効いて網目模様が 直ぐにできました。


 材料が悪いので(言い訳です)彩色が綺麗でないのはご愛嬌です。(^_^;)