昨日は午前中は良く晴れて日差しが気持ちが良かったです。 午後に曇ってきましたが気温は暖かいので屋外で 小口にひび割れが入り始めた生木桜の半割を細切りにする作業をしました。 使用したのは 購入して半年ほど経ったマキタのチェンソー。既存の壊れそうなチェンソーが 何時壊れても良いようにと準備したものですが なかなか壊れないので 試し切りとして欅のナチュラルエッジボールの粗木取りに使ったぐらいで まだあまり使っていませんでした。 今回 初めての目立てをして使ってみました。 前の型に比べるとあっちこっちが改良されて使い易くなっていますが 立て切りの時の切り屑詰りは良くなっていません。かえって悪くなっているようです。 長いこと電動工具には大変お世話になっていますが 電動工具メーカーの設計者は 設計するだけで 「実際に使ってみたことがないのかなー」と思うことが多々ありますが このチェンソーの切り屑詰りでも そう思ってしまいます。 縦方向の繊維と平行に切ると長い切り屑が出て すぐに詰まってしまいます。 チェンソーは普通 横切りに使うことが多いようですが 私は立て切りでもよく使います。
ひっくり返して見ますと切り屑排出口のチェーンに 沿っているカバーの出っ張りが原因のように見えます。 そこでカバーをはずして出っぱりを削り取ってしまうことにしました。 5分ほどで簡単に削り取れました。
早速に試してみますと かなり改善しました。 完全に繊維に平行にして長い切り屑を出すと 詰り易くなりますが 平行でなく前を少し下げるか 上げるようにして切り屑が短くなるようにすると詰まることはありません。 このチェンソーは横切り専用として作られているのかもしれません。