木工旋盤 専科・Woodturning・ウッドターニング・EBONY BLOG

   ‥‥ Woodturning三昧・木工旋盤専科・ウッドターニング・季節の中で ‥‥

ロック機能

2006年07月28日 | 木工旋盤
 蓋にロック機能をつけた菓子鉢の試作品。
 岐阜羽島の永田さん放出のブラックウォールナッツの蓋と栃のツマミ。
 身は豊橋のgenさんこと伊藤さんからいただいた三重の塔のケヤキの端切れ。
 横浜の山下さんに教わったロック機能。
 それぞれの思い出が詰まってる。

 径175mm 高さ85mm ケヤキ ブラックウォールナッツ 栃

梅雨明け間近?

2006年07月27日 | 季節
 昨日は久しぶりに太陽が出た。真夏の太陽が湿った地面から水分を蒸発させて湿度が100%近くまであがった。今日は又曇りで涼しいぐずつきそうな天気。
 湿った空気が吹き込む北向きの玄関の下駄箱に白いカビが発生してしまった。
 安全性優先で純植物性の乾性オイルを塗ったのだがカビにも好まれてしまったらしい。青カビでなくてよかった。
 並んでいるもう一つの下駄箱はワトコオイル塗りで こちらは無事。
ワトコオイルの方が防カビ性があるのかもしれないが安全度はどうなのかなー。

虫穴埋め

2006年07月23日 | 木工旋盤
昨年の1月に「たなつる工房」で戴いた桧木の枝。
「ホウズキもどき」を沢山作ったが まだ少し残っている。
 相変わらず虫食いが進んで使い物にならなくなりそうなので短く切って 「ぐい飲み」をつくることにした。35個分の粗挽きができたが、虫食い穴の無いのは3個だけ。捨ててしまうのは勿体無いので接着材と木粉の充填で穴塞ぎ。
OKボンドの20g入りが1個空になってしまった。

 こんな「穴埋めぐい飲み」を使ってくれる人が いるのかなー。

 

銘木買出しツアー

2006年07月21日 | 木工旋盤
 FWESメンバーの岐阜銘木買出しツアーへ連れて行ってもらいました。
心配された天気も 大したことも無くの永田さんの工房では晴天になって同行の皆さんの普段の心がけのよさが証明されました。
 永田さんが惜しげもなく格安でストックの銘木を放出にて下さり それぞれ御目当ての材木をゲットされ満足の様子でした。
 案内していただいた広大な材木市場では目を見張る沢山の銘木材に溜息ばかり。


 
 続いて「手作り木工事典」№46にも紹介されている桜井銘木店に。


 ここも ものすごい量の銘木のストック。やっぱり溜息ばかり。
 2m×1m×7cmの栃のチジミ杢甲板 ずいぶん高そう。

 ボールペンなら何本できるかなー(笑)

 6人乗せて材木ぎっしり積んで まだ余裕のエステマリミッテードは すごい!
 お世話になった永田さん および同行のみなさん ありがとうございました。
 永田さんのお父さんからの船盛と生ビールはとても美味しかった!

 

HUMMER

2006年07月17日 | 一息
山懐の我が作業小屋の周辺では珍しいHUMMERのリムジン。
 思わずカメラでパチリ。長さが10m近くありそう。
 しばらく空き家だった機械工場の跡に変わった車(改造車)ばかり扱う自動車修理屋が出来た。
 低い車高の車やすごく車高の高いのに混じってすごく目立っている。


干割れ

2006年07月12日 | 木工旋盤
11個の粗挽きボールは挽いてから4週間ほど経った。桜5個の内 2個にひび割れが発生。表面のひび割れは多めに削って取れたが縁の芯部のは取れるまで削るとボールではなく お皿になってしまう。とりあえずは 接着剤を充填して様子を見ることにする。
 割れを見せて仕上げるか ひび部をえぐって片口をくっ付けてしまうか どっちがよいか考えてみよう。それとも お皿かな。
 桜の3個とケヤキは無事だけど 乾いた表面を削り取った方が安全かもしれない。
 ここのところ本業(?)のターニングを離れて元本業のアルバイトで荒稼ぎ(笑)
 いろいろの都合で参加できなかったFEWSの講習会の模様がスチュワートさんのHPで沢山の画像で紹介されています。画像だけでは詳しい内容は知ることは出来ませんが 最近この種のイベントの内容はウェブサイトでほとんど公開されないのでスチュワートさんのHPはありがたいです。
 

草木染め

2006年07月04日 | 木工旋盤
 前々から気になっていた野草・草木染め。
 3年ほど前に本は買っていたがそのまま積読になっていた。
 樫に似た木を削っていたら放射髄線が綺麗に出ていたので この木目を生かした塗装は何かないかなーと考えていたところタイミングよくまなさんのBLOGに出ていたので、本のことを思い出して早速に東急ハンズに行って材料を購入してきた。
 まずは作業小屋の敷地内にあるドクダミの煮出し。
 はびこって始末が悪いドクダミ退治と一石二鳥。
 名前の知らない 樫に似た木の端切れで試す。

 下左の黄色はキハダと明礬 黒っぽいのはキハダと硫酸第一鉄。
 下右の赤色はスオウと明礬 
 上左は黒っぽいのがドクダミと硫酸第一鉄で 薄茶色のがドクダミと明礬。
 上右のは素地。
 それぞれ3回繰り返しているが、回を重ねるとだんだん濃くなってくる。

この「野草染め入門」によれば 軟木より堅木の方が染めやすいとあるが染め分けをしないのなら どんな木でもいいようだ。
  
 ウォーターダイでも鮮やかな色を含め たいていの色の染色は出来るけど野草染めとか草木染めの方が自然に近いような気がして魅力を感じてしまうが媒染剤に薬品類を使うので本当の自然(ナチュラル)とは少し違うのかなとも思う。