木工旋盤 専科・Woodturning・ウッドターニング・EBONY BLOG

   ‥‥ Woodturning三昧・木工旋盤専科・ウッドターニング・季節の中で ‥‥

木製のお箸

2015年09月29日 | 木工

   プラスチック製品や東南アジア製品の席巻で苦戦を強いられている木製カトラリーですが そのなかで善戦しているのが お箸。といっても使い捨ての割り箸が主ですが漆塗り(漆塗り以外の塗り箸も)のお箸も健闘しているようです。    
    上野村の「ウッデー上野村」の銘木工芸館で購入した 木製お箸 五膳セットです。  今年になってからのクラフトフェアーで「 お箸はつくらないのですか?」と お客さんからき聞かれたことがありました。「あんなの作っても面白くもなんともありませんから・・・・・・」とお答えはしましたが    この際 お箸事情を知っておこうと思ったので 参考品として購入しました。  樹木名は花梨と杉は合っているようですが一位と欅は明らかに違っています。たまたまこのセットが間違っているのかな? と他の袋を見たら全部同じでした。鉄木(フリガナは「てつぼく」となっています)となってるのは鉄刀木(タガヤサン)のことかな?  でも私には鉄刀木に見えません。びっくりするのはその価格です。なんと五膳セットで600円。作る気をなくす充分な価格です。裏を見ますとベトナム製でしたが見かけでは丁寧に作られているようです。こんなのを「ウッデー上野村」で販売しているのにもびっくりでした。たぶん 上野村の木工家は お箸作りなんかしないのでしょう。
  ここのところ銘木の端材が増えていますので 「銘木で勝負」で  お箸作りを試してみようと思案中です。まずは最近では粗面取りぐらいしか使っていない手鉋の調整から始めるようですね。

 追記 (10月5日) 10月2日 午後9時台テレビ東京(7チャンネル)の「タケシの日本のミタカ」で木製お箸作りが放映されていました。年配の職人さんが健闘していました。アートを超える?職人技。手鉋が使えない木工は日本の木工とは言わない。
 
   


ミクロ独楽作り

2015年09月26日 | 木工旋盤

    径12~15mmのミクロ独楽。先日の上野村で すっかり出払ってしまい 補充作業です。1時間もすると厭きてしまって なかなか長時間の作業は出来ません。(-_-;)

  ミクロ独楽の彩色は主に100均の水性ペンです。30色で100円ですから 嘘みたいに安いです。他の水性ぺんとも組み合わせて使っています。今まで いろいろのペンを試したり友人からのアドバイスをいただいたりしましたが こんな感じに 落ち着いています。
  道具とか材料で良い物の条件として 性能が良いことは当然ですが  何時でもどこでも簡単に入手出来て使い方が簡単で価格が安い事がとても大切だと思っています。入手するのに 特別な手続きとか 特定のルートとかでないと入手出来なかったり 使うのに手間や時間が大変かかったりでは いくら性能が良くても使えないのと同じですね。


パドークの端材

2015年09月23日 | 材料

   上野村フェスティバルでパドークの端材を購入しました。  奥から500×85×37    515×85×37  490×85×28 2枚  490×60×22  いずれもプレーナー仕上げ。それぞれ欠陥があり良材ではありませんが寄木の種木には充分使えます。
     最初に手前の3枚で1,000円のを購入    1枚1,000円の奥の2枚は見送ったのですが 終了間際に見たら2枚で1,000円になっていたので購入しました。  色々の種類(銘木はありませんでした)の端材を山積みにして売っていましたが終了近くでは残り少なくなっていました。

    秋分の日  庭の花は秋の風情。

   コスモスが本格的に咲き出しました。

 

 


上野村フェステバル その二

2015年09月22日 | クラフトフェアー

   開店間もない会場です。去年の場所の隣で中央会場からは大部離れた奥まった一角です。画面の左側は崖になっていてとても 落ち着いたところです。(笑)   広くて私は とても気に入っています。

   ボチボチ  お客さんのご来店です。

   賑わっています(笑)アトリエ・エボンのコーナです。去年に比べますと大部お客さんの出が少ないように感じましたが  それでも絶え間なくお客様のご来店がありました。


  木工専科のクラフトフェアーで 出展者の皆さんのほとんどの方が木工家という 非常にすっきりとした木工愛好家にはたまらない全国的に見ても大変珍しいクラフトフェアーです。

BLOGがまともに使えなくなってしまっています。有料への移行のお誘いに乗らないので たぶんいやがらせでしょう(笑) この嫌がらせが時々あります。 

 

 

 

 

 

 


第17回 創造の森「上野村フェスティバル」 in マホーバの森

2015年09月22日 | クラフトフェアー

 天空の森の 出店ブースの後ろから見た上野村メーンストリート。 手前辺りに道の駅・奥の中央が上野小学校  小学校の前に「マホーバの森」の入り口があります。  18日~21日   第17回 創造の森「上野村フェスティバル」 に出店してきました。18日は前日搬入で途中の世界遺産の「富岡製糸工場」の見学もしてきました。天気に恵まれまして とても快的なフェアーでした。

 

 

 

 

 

 

 


花梨の床柱

2015年09月15日 | 木工旋盤

   125mm正角×L500mm  花梨の床柱 背割り有り 
  先月26日に 戴いた花梨の床柱の解体挽き割り作業です。側面の真ん中辺に入皮が背割り面にかけて入っています。挽ける最大正角は65mmで円柱にするならΦ70mmは取れそうです。 「花梨のコブ」でない ただの「花梨」をウッドターナーは見向きもしないようですが銘木には違いがなく高級家具に よく使われています。硬くて木目が交差していて加工し難い木ですが磨くと綺麗な木肌になります。

 いろいろと材の状態と用途を考え合わせた末に背割り側を50mm厚で挽き割って60×50mm2本と  大面側125×72mm1本(5mmほど背割り入り)に挽き割りました。 背割り部分で 挽き割って125×60mm2本にとも考えましたが  そうすると2本とも入皮入りになってしまい使えない部分が多くなってしまうところでした。皮算用が正解でした。(あれ!意味が違うのかな・・・)  折角の材料なので有効に使いたいものです


第54回 八王子アートマーケット

2015年09月13日 | クラフトフェアー

  8日~9日の大雨で表土が流されて砂利だらけの浅間神社境内です。   クラフトフェアー会場の中心辺りに白いキノコが生えていました。

   昨日の早朝のクラフトフェアー展示準備が始まった浅間神社境内です。奥の院の鳥居が朝日を浴びて輝いていました。

   隣の「 Zi-Zi 」工房   可動玩具の「遊園地風景」  「いくらで売るのですか?」「・・・1500円以上なら売ってもいいかな・・・」と びっくりするような まさかのお答えが返ってきました。

   さらにそのお隣の「森のスパイス」さんのブースです。
  相変わらずの 素敵なデザインの  お洒落な家具です。価格も超リーズナブル。注文も受け付けていて親切に相談にのってくれます。

   開店準備が整いました各ブースです。手前から私の「アトリエ・エボン」  佐藤さんの「Zi-Zi工房」 阿部さんの「森のスパイス」 

  カラっとした晴天が続き木漏れ日の展示ブースは  一日中 快適でした。お客さんの出が少なめでしたが 成績は ま~こんなもんでしょう。(笑)

 

 

 

 


紫檀かな?

2015年09月11日 | 木工旋盤

   まことにラッキーなことに先月26日の床柱の短切りの入手に続き8日に また「きへん工房」さん から紫檀と花梨の床柱を各一本を戴いてしまいました。長さが1.5m 背面に多少の欠陥はありますが両方とも背割りがありませんので使い道が広がります。  入手に当たっての 私の功績が認められての分け前です。(笑)

   この床柱を放出した材木屋さんは紫檀ではないと言っているそうですが  どうも紫檀 のように思えますので紫檀の見本と比べてみました。どうやら紫檀のようです。もっとも紫檀の見本と同じらしいということで見本が本当に紫檀であることを信じたいです。これだけ紫檀紫檀と繰り返せば紫檀でしょう たぶん・・・(笑)   紫壇と言っても種々あって縞模様のココロボも紫壇の一種類みたいです。たいていの紫壇と呼ばれる木は焦げ茶色ですが 紫色がかっているのが本紫壇だと私は勝手に思っています。

  今日はこれから 冨士森公園浅間神社境内で明日12日に開催される「八王子 手仕事アートマーケット」の出店準備の積み込みをします。秋のクラフトシーズンの幕開けです。 台風の影響での天気が心配でしたが どうやら大丈夫のようで いつものように まったりした一日がすごせそうです。


イチジクの収穫

2015年09月10日 | 季節・食

   ここの所 毎朝の日課はイチジクの収穫。 今朝も時折激しく降る雨の合間に 急いで もぎとりをしました。もう少し実の先が割れて緑色が薄茶色に変わると ねっとりして甘くなって美味しいのですが それを待っていると 蟻が入り込むし 小鳥に突っつかれたりしてしまいますので 蟻が開き始めた穴の外で様子を伺っていて入り込まないうちに早めに採ってしまいます。


オーバル挽き専用旋盤

2015年09月08日 | 木工旋盤

 台風18号の影響で今日は朝から雨降りです。 素敵な材料をいただきに 平塚の「きへん工房」に行ってきました。
 工房主の山口さんは最近 オーバル挽きを極めつつあって 大量注文もこなして 可成り完成度の高い作品を挽いています。
 オーバルアタッチメント をスタビー1000に載せて使っていますがこれだと不便なので  最近あまり使わなくなった和轆轤を改造してオーバルアタッチメント専用の旋盤を作ってしまいました。すご~~いっ!   アタッチメントを外せばフェースワークの旋盤として使えますしテイルストックをつければ  VL300のショートベット型として遜色ない旋盤として使えます。
  よくある 玩具みたいな自作旋盤とは根本的に違う本物の旋盤です。

   スタビー1000にはツールレストが二組付属していますので一組をオーバル専用機で使っています。 

    側面後方から  

   試し挽きした 欅の径270・200  H35  オーバル型のパスタ&カレー皿     試し挽きなので ざっとペーパー掛けしただけの未仕上げです。   欠陥のある材料ですが 見事に挽けています。戴いてきました。


黒檀の解体?

2015年09月07日 | 材料

  黒檀の床柱の短切り。L480×135正角   手前の上の角面のところにひび割れが入っていて全長にわたり木目に沿って円弧状に4cm位の深さに入っています。古材でなく新品です。売値は35万円だったそうです。
 3mで35万円ですから48cm分で約56,000円   10cmだけ切り分けました。10cmで約11,700円につきます。
 廃業する材木屋さんの格安放出品だそうです。 お裾分けで戴きましたので少しばかりの入手経費を除けば 材料費はただということになります。


積乱雲の卵 発生

2015年09月05日 | 木工旋盤

  昨日昼前。高尾山から小仏峠にかけての山脈上空で積乱雲が発生し我が家の上を通ってパラパラと少しだけ大粒の雨をこぼして発達しながら都心方向に進んで行きました。通り過ぎるとすぐ晴れてきましたが都心方向は真っ黒な雲に覆われていました。世田谷では小さな竜巻が発生したようです。


檜のぐい吞み用 粗挽き

2015年09月04日 | 木工旋盤

    先日大磯の先の二宮で入手しました檜の枝材の粗挽きです。
   去年から今年にかけて何回か檜の枝材を入手しましたがいずれも虫食いが 酷かったりあてが強くて割れ易かったりの「はずれ」で 200個以上の粗挽き材を廃棄してしまいました。
   今回の檜の枝材は梅雨や8月に入っての雨を たっぷり吸って 伐りたての木より水分が多い檜の枝です。虫食いも結構進んでいて上手く使えるか心配です。普通はゆっくり乾かすのですが あまりの多い水分なので風通しの良いところであるていど乾燥させてみます。来週末のクラフトフェアーに間に合わせようと思っているのですが無理かなー。


早くも もう秋

2015年09月03日 | 季節

  お昼ごろのまでは久しぶりの晴天れでしたがその後は曇って時々小雨が降りましたが湿度は高く蒸し暑い一日でした。扇状の雲は飛行機雲のばらけた雲です。画面のず~っと左のほうからこのままの形で流れてきました。
 遠近法の消失点のようになって 下の作物の畝と雲の消失点が一致しているように見えます。とても奇跡的なすごい写真ではないかと思っているのですが・・・・・。

 

  アメリカ芙蓉の最後の蕾が咲きました。去年より2週間ほど早いです。