木工旋盤 専科・Woodturning・ウッドターニング・EBONY BLOG

   ‥‥ Woodturning三昧・木工旋盤専科・ウッドターニング・季節の中で ‥‥

姫沙羅

2017年07月30日 | 木工旋盤

 昨年の5月と7月に「工房・木多の家」の増田順一さんから戴いたΦ50~135mmの姫沙羅の短切りの一部で伐採してから1年半ちょっと  戴いてから1年ちょっとになります。戴いてすぐに太いところはサラダっボールに細いところの一部は脚付きミニボールに使いましたが 半分ぐらいの残りは乾燥させてから使うつもりで「真冬の新月の日に伐採したので根元側を上にして立てかけて置けばひび割れはしない」との増田さんの教えに従って立て掛けて乾燥させておきました。戴いた当初から 小さいひび割れが入っていましたので念のため小口にボンドを塗っておきました。  今のところ虫食いも無さそうですし乾燥中のひび割れも全く入ってないようです。 そろそろ使ってみようかなと 細目の二本を長さ半分に切ってみましたが まだ大分水分が残っているようです。

  Φ50~80mm 長さ90~120mmの姫沙羅と椿の短切り。一輪挿しの在庫補充作りをします。姫沙羅がまだ湿気っぽいのがちょっと心配。


初めてのテーブルカッティングボード作り

2017年07月28日 | 木工

 欅・桜・カヤの粗板 15~30×105~200×200~300mm   フォトフレームを作ろうと切り出した板ですが あまりの硬さにウッドカバーが壊れそうなので取りやめた欅板に桜やカヤの端板などです。  端板切れならまだたくさんありますが最初なのでこのくらいにしておきます。

 自動鉋で 出来なりの厚みに削ります。
 生木丸太をチェンソーで挽き割ったので反りやねじれや凸凹があります。これを自動鉋だけで平らに削るのは少しテクニックが要ります。
 あまり気の進まないカッティングボード作りです。


ティースプーン量産 その五

2017年07月25日 | 木工旋盤

 2回目のオイル塗りたくって#1000でオイル磨きをして拭き取ります。いろいろあったり 怠けていたりで材料を引っ張り出して切り出してから2週間も経ってしまいました。

 艶が出てオイル塗り特有のしっとりとした肌触
りになりました。

 左がポリウレタン塗りで  右がオイルフィニッシュしたものです。汚れ防止効果の他に艶が増して手触りや見栄えがよくなりますのでワックス掛けをします。 


ミニ独楽用の丸棒挽き

2017年07月24日 | 木工旋盤

 ミズキの生丸太を挽き割って角材を木取った時の甲板(コウライタ)。厚みと同じくらいに挽き割って長さ200mmほどに切ってミクロ独楽の種材挽きをします。良く乾いています。

 長さ200mm位でΦ15~30mmの丸棒が22本挽けました。表皮際ですので白太なのです。 ミズキの場合は辺材(白太)と芯材(赤身)の両方とも白いので見分けがつきませんが挽いてみればすぐ違いが判ります。辺材はガサついて柔らかくてこのままでは磨いても艶が出ませんし 着色しても色が冴えまん。
 


ティースプーン量産 その四

2017年07月22日 | 木工旋盤

 アップなので大きく見えますが長さ 120~130mmで 小ぶりのティースプーンです。 やっと塗装ブースの作業になりました。
 30本ほどの半分の一回目のオイル塗りです。塗るというよりドブ漬けに近く垂れるオイルが落ち着いたところで拭き取り乾かします。二日ほど乾かしてもう一度塗り 乾き際で800~1000番のペパーでオイル磨きをします。残りの半分はポリウレタン塗りにします。

  今日も真夏日で相変わらずの暑い一日でした。
 正午過ぎ 奥多摩上空で積乱雲が盛んに盛り上がっていて雷の音が鳴っています。この辺は夕立にはなりそうではありません。

 


ティースプーン量産 その三

2017年07月21日 | 木工旋盤

  作業を中止していたティースプーン作りを再開。
 左側が中磨きが済んだもの。右は中磨き前のもの。中磨きが終ったら掬い部分を彫ってから仕上げ磨きをします。
 掬いの堀りは浅くて良いので簡単なのですが・・・・・。

 梅雨が明けて茗荷が沢山出てきました。夏の味覚の代表です❓ 紫葉漬けが美味です。


夏生り無花果の収穫

2017年07月17日 | 季節

 一個丁度100gの無花果。
 2月頃の寒気の影響で蕾の大分が被害を受け大きく生ったのは たったの10個でしたが最初に熟した4個は気が付くのが遅く小鳥と蟻さんの餌食になって皮だけがぶらさっがっていました。これは少し早いけど人間用に採りました。
 この後の秋成の実は9月中旬ごろに熟しますが こんなに大きくはならずせいぜい50g位です。(摘果すれば大きく生るかもしれませんね)


ティースプーン量産 その二

2017年07月15日 | 木工旋盤

 12本位い取れるかと思ったら やっと10本が何とか使えるかな? ヒビ割れや虫食い穴があるので一本当たり三個(本)も木取れればいいかな。


  粗切り出した30本ほどの平面形を整形したところです。これから厚み方向の整形をします。今日も一日中 暑い!暑い!の一日でした。


ティースプーン量産

2017年07月10日 | 木工旋盤

 小さ目のティースプンが在庫切れでしばらく経ってしまい そのうちそのうちと思っているうちに半年がすぎてしまいました。
 桜生木を半割にしてサラダボールなどに粗挽きした残りの 端落としを小口にボンドを塗って何かに使えるだろうと乾燥させて置いた というか 何年も放って置いた物を引っ張り出してきました。
 放って置いたのでシミの他に細かいのや大きいな小口ヒビ割れが大分入っています。使う予定の長さは15~16センチなのでヒビは避けられそうですが 避けられないのは即諦めます。

 チェンそーで約60mm角に引き落とします。この後 手押し鉋と自動鉋で 40~50mm角に分決めします。


擬態

2017年07月07日 | 季節

 枇杷の枯葉の中に蛾が混じっていますが 判り難いです。 敵の攻撃から身を隠すために周辺の色や形に似せてカムフラージュする擬態。梅雨の晴れ間に発見しました

 


スープスプーン作り 1707

2017年07月04日 | 木工旋盤

  掬い部分を丸くしたニューバージョン。
 いろいろあって やっと一回目の塗装をして水磨きをしたところです。掬い部分を旋盤で彫れるので作業能率は上がります。「柄が太い方が使い易い」とのご意見をいただいて太目にしてみました。さて使い心地はどうでしょうか?
 ちょうどこのUPをしているとき7チャンネルの「ガイヤの夜明け」で黒檀で1万5千円のお箸やデザートスプーンを製作するところを放映をしていました。黒檀は硬くて丈夫と言っていましたが 黒檀は硬いけど薄板や細い形状では結構 脆いみたいです。御箸はやっぱり木製でしょうが 「スプーンは丈夫で衛生的なステンレス製があるのに なんでわざわざ木で作るのか?」と思うのですが ステンレスでは作ることはできませんし 木で作るしか能がないし 木で作るのが好きなんです。