蟻地獄って見たことありますか?
えっ!ありますって いいえ ちがいますよ!
ハマってしまうと もがけばもがくほど深みに沈んで抜け出せなくなるウッドターニングのことではありません。(笑)
サラサラに乾いた砂や土にすり鉢状の穴を作り穴の底に潜んでいて入ってしまった虫を餌にして暮らしている薄羽陽炎(ウスバカゲロウ)の幼虫の棲家のことで本当の蟻地獄のことです。
そろそろ羽化が始まります。
我が作業小屋には この蟻地獄が何時の頃からかアリます。
羽化してふわふわ飛ぶ この虫を材木から出てきた憎きキクイムシと間違えて目の敵にしていましたが 最近間違いだと気がつきました。薄羽陽炎さんには気の毒なことをしてしまった。
子供の頃はこの穴を ほじくって中の幼虫をいじめたことがあった。
この辛抱強いというか のんびりしているというかのこの虫が羨ましいと思うときがある。ときどき餌をあげて 遊んでいる。
えっ!ありますって いいえ ちがいますよ!
ハマってしまうと もがけばもがくほど深みに沈んで抜け出せなくなるウッドターニングのことではありません。(笑)
サラサラに乾いた砂や土にすり鉢状の穴を作り穴の底に潜んでいて入ってしまった虫を餌にして暮らしている薄羽陽炎(ウスバカゲロウ)の幼虫の棲家のことで本当の蟻地獄のことです。
そろそろ羽化が始まります。
我が作業小屋には この蟻地獄が何時の頃からかアリます。
羽化してふわふわ飛ぶ この虫を材木から出てきた憎きキクイムシと間違えて目の敵にしていましたが 最近間違いだと気がつきました。薄羽陽炎さんには気の毒なことをしてしまった。
子供の頃はこの穴を ほじくって中の幼虫をいじめたことがあった。
この辛抱強いというか のんびりしているというかのこの虫が羨ましいと思うときがある。ときどき餌をあげて 遊んでいる。
作業小屋の近くの山で皆伐が行われている。長さ90cmに切り揃え積み込む準備をしていた。細い枝も残らず搬出するようだ。
生木をゲットする法第一条は「樹木伐採現場を通りかかったら躊躇無く 貰えるかどうか聞いて見ること」なので 車をとめて作業員に聞いてみた「何にするのか?」と聞き返されたので たまたま車に積んでいた白樫のミニボールや桜のマグカップを見せながら「こんな物を作ります」「種々の木があるけど どれがいい?」「こんなのが5~6本欲しいです」と径12~15センチのエゴの木を指差した。
「ああ、いいよ」と言いながら 山の上から転がり落とされて折り重なっている中から拾い出しきて車に積んでくれた。「金なんか いいから持って行きな 白樫や山桜も太いのがあるよ」
乱暴に扱われたらしく表皮が摺り剥けていて白い樹肌がだいぶ露出している。
お礼に白樫のミニボールと桜のマグカップを渡した。
樹木を山ごと買って伐りだして静岡の清水にある燻製工場の薪として持っていくのだそうだ。太いのは山の上に据えた裂き割り機で割って上から転げ落としている。
伐採作業をしばらく見ていたが かなりの急斜面での作業だ。
山の上部の両サイドの太目の木にワイアーロープを渡しエンジン搭載のリモコン綱渡り型自走式ウインチが往復できるようになっている。
山の下の方の樹木はウインチから垂らした2本のワイアーを木の上のほうと根元で吊って伐採しても滑り落ちないようにして 伐採したら根元側のワイヤーを引っぱって根元を上にして引きずりあげて 山の下の集積所の真上に引きずってくる。
チェンソーを背に這い上がってきた作業員2名が「アンコウの吊るし切り」のように吊るされた樹木の枝や幹を90cm長さに切り取って下に向かって転がり落とす。
樹木の伐採はウッドターナー仲間の伐るのを何度も見せていただいているが樹木を いとおしむ感じのターナー仲間の ひんのある伐採作業とは全く異質の容赦のない緊張の連続の殺伐としていた現場だった。
「根は残っているのでコナラや櫟は10年もすれば元のようになるよ。それにしても全く手入れをしていない山だねー すっかり藪になってるよ 最近の山は皆こんなになってしまっている 山の裏側もこれから伐るのであと1ヶ月以上は かかるなー。これからは晴れると暑いし大変だよ。」「燻製用の薪は夏に伐るのが良いのですか?」「関係ないね。一年中何時でも伐っているよ ここは搬出が楽だけど木目が粗くて引き取り単価が低いんだ」そうだ。
地元の人間としては何だか申し訳が無いような気がしてしまった。
生木をゲットする法第一条は「樹木伐採現場を通りかかったら躊躇無く 貰えるかどうか聞いて見ること」なので 車をとめて作業員に聞いてみた「何にするのか?」と聞き返されたので たまたま車に積んでいた白樫のミニボールや桜のマグカップを見せながら「こんな物を作ります」「種々の木があるけど どれがいい?」「こんなのが5~6本欲しいです」と径12~15センチのエゴの木を指差した。
「ああ、いいよ」と言いながら 山の上から転がり落とされて折り重なっている中から拾い出しきて車に積んでくれた。「金なんか いいから持って行きな 白樫や山桜も太いのがあるよ」
乱暴に扱われたらしく表皮が摺り剥けていて白い樹肌がだいぶ露出している。
お礼に白樫のミニボールと桜のマグカップを渡した。
樹木を山ごと買って伐りだして静岡の清水にある燻製工場の薪として持っていくのだそうだ。太いのは山の上に据えた裂き割り機で割って上から転げ落としている。
伐採作業をしばらく見ていたが かなりの急斜面での作業だ。
山の上部の両サイドの太目の木にワイアーロープを渡しエンジン搭載のリモコン綱渡り型自走式ウインチが往復できるようになっている。
山の下の方の樹木はウインチから垂らした2本のワイアーを木の上のほうと根元で吊って伐採しても滑り落ちないようにして 伐採したら根元側のワイヤーを引っぱって根元を上にして引きずりあげて 山の下の集積所の真上に引きずってくる。
チェンソーを背に這い上がってきた作業員2名が「アンコウの吊るし切り」のように吊るされた樹木の枝や幹を90cm長さに切り取って下に向かって転がり落とす。
樹木の伐採はウッドターナー仲間の伐るのを何度も見せていただいているが樹木を いとおしむ感じのターナー仲間の ひんのある伐採作業とは全く異質の容赦のない緊張の連続の殺伐としていた現場だった。
「根は残っているのでコナラや櫟は10年もすれば元のようになるよ。それにしても全く手入れをしていない山だねー すっかり藪になってるよ 最近の山は皆こんなになってしまっている 山の裏側もこれから伐るのであと1ヶ月以上は かかるなー。これからは晴れると暑いし大変だよ。」「燻製用の薪は夏に伐るのが良いのですか?」「関係ないね。一年中何時でも伐っているよ ここは搬出が楽だけど木目が粗くて引き取り単価が低いんだ」そうだ。
地元の人間としては何だか申し訳が無いような気がしてしまった。
「ホコリだらけの木工やウッドターニングなんか止めたほうがいい」と しょっちゅう言われている
私の身体が構造上 汚れた空気に弱いのを知っていて心配してくれるのだ
「木屑まみれで死ねたら本望だ」とは 言ってみたものの やっぱり気をつけなければと思っているのだが 作業に集中すると つい忘れてしまうこともある
FEWS の掲示板で防塵衣服(スモック)について情報が交わされていましたが 好き勝手に飛び散る切り屑・粉塵対策には頭を悩まします
1㏋の集塵機と1.5㏋の集塵機を併用していて 勢いよく飛散する大きな削り屑は難しいが 細かい粉塵はほとんど捕捉できる
ラフィングではロボコン型集塵機1・5㏋につないでのプロバッキュが効率よく集塵してくれる この場合3台を同時使用時は合計で4㏋になる
集塵機本体は小屋の外に置いていても 吸塵力のある1.5馬力の方は ブラシモーターなのでその騒音が ものすごい 本体の騒音の他に吸い込み口の吸気音が大きいのだ
もう少しなんとかならないかなーと 思っているが 価格も安いし近隣のクレームの心配もないので イヤーマフを使って我慢している
1㏋の方はダストバッグ付きのものだが吸塵力が弱い上に中間集塵容器を繋いでいるので更に弱くなっている
これも室外に置いているが本体の周りに細かい粉塵がたっまって来るので室内には置かない方が良いようだ
集塵が考慮されていないか 集塵機能が役に立っていないかの木工旋盤作業室には近ずきにくい
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/24/1948ab2712678b4b6b137f34a3e4546f.jpg)
1200~1300回転なのに 止まって見える ストロボの発光時間は すごく短いようだ
淡墨柿に摺り漆塗りをした と言ってもまだ作業途中で3回目が終わったところ。
右が一個目 左が二個目
黒っぽくなるように狙ったが 狙いすぎて真っ黒になってしまったので 2個目は 少し加減をしてみた。
二個目ぐらいの濃さが黒すぎないで木地の汚さが目立たなくなって良い感じだ。
ナチュラルエッジミニボール 柿 摺り漆(未完製)
左 Φ170×H70 右 Φ135×H85
一ヶ月ほど前に月例会に参加した皆さんとターニング仲間の作品を展示しているお店に行った。
漆塗りの器を手にとって見ていたら「手の跡がシミになってしまうので触らない方がよい」と注意されてしまった。確かに私も そう思うので以後は手を触れなかったが その時とても不思議に思った。
本来 器は手に持って使うものなので品定めは手にとって見るのが当たり前。
「漆は酸やアルカリに強く熱にも強い強靭な塗幕を形成する」と漆について理解していたが 本当は手で持ったくらいで傷んでしまう とても実用にはならない脆弱な塗装なのだろうか。
確かに 高価で使いにくいのか庶民の日常生活では身の回りには本物の漆器はあまり見当たらない。
右が一個目 左が二個目
黒っぽくなるように狙ったが 狙いすぎて真っ黒になってしまったので 2個目は 少し加減をしてみた。
二個目ぐらいの濃さが黒すぎないで木地の汚さが目立たなくなって良い感じだ。
ナチュラルエッジミニボール 柿 摺り漆(未完製)
左 Φ170×H70 右 Φ135×H85
一ヶ月ほど前に月例会に参加した皆さんとターニング仲間の作品を展示しているお店に行った。
漆塗りの器を手にとって見ていたら「手の跡がシミになってしまうので触らない方がよい」と注意されてしまった。確かに私も そう思うので以後は手を触れなかったが その時とても不思議に思った。
本来 器は手に持って使うものなので品定めは手にとって見るのが当たり前。
「漆は酸やアルカリに強く熱にも強い強靭な塗幕を形成する」と漆について理解していたが 本当は手で持ったくらいで傷んでしまう とても実用にはならない脆弱な塗装なのだろうか。
確かに 高価で使いにくいのか庶民の日常生活では身の回りには本物の漆器はあまり見当たらない。
粗挽きして5週間ほどたった生の柿の木のナチュラルエッジ。
生木挽きのナチュラルエッジは一度に仕上げてしまわないとならないと考えているが 今回 粗挽きして乾燥してから仕上げようと試してみた。
様子を見たら 風通しが悪かったせいか カビが生えている。
乾燥歪みが予想以上に出ていて これ以上変形すると厚みが確保できそうに無い。
もう少し乾燥させたかったのだが 急遽仕上げ挽きをすることにした。
粗挽きの時は 綺麗な淡黄色だったのに 淡墨色というか墨絵ぼかしというか あまり綺麗でない色になってしまっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/d5/2af13e76661586afde72b069c0587ac0.jpg)
きっと黒柿になる途中なのだろう もう少し置けば黒柿になったのかもしれない。 これは嘘!(笑)
それにしても 薄汚い色だ。柿って こんなものなのかなー。
摺り漆塗りにすれば ごまかせるかもしれない。
この時期は気温も高く湿度もあるので 少し おまじないをすれば真っ黒近くになるはずなので しばらくぶりに摺り漆をやってみようかな。
生木挽きのナチュラルエッジは一度に仕上げてしまわないとならないと考えているが 今回 粗挽きして乾燥してから仕上げようと試してみた。
様子を見たら 風通しが悪かったせいか カビが生えている。
乾燥歪みが予想以上に出ていて これ以上変形すると厚みが確保できそうに無い。
もう少し乾燥させたかったのだが 急遽仕上げ挽きをすることにした。
粗挽きの時は 綺麗な淡黄色だったのに 淡墨色というか墨絵ぼかしというか あまり綺麗でない色になってしまっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/d5/2af13e76661586afde72b069c0587ac0.jpg)
きっと黒柿になる途中なのだろう もう少し置けば黒柿になったのかもしれない。 これは嘘!(笑)
それにしても 薄汚い色だ。柿って こんなものなのかなー。
摺り漆塗りにすれば ごまかせるかもしれない。
この時期は気温も高く湿度もあるので 少し おまじないをすれば真っ黒近くになるはずなので しばらくぶりに摺り漆をやってみようかな。
作業小屋裏の山際の「桑の葉イチゴ」が色着いて 甘くなってきた
桑の葉に似てはいるが桑ではないらしい 実のつき方が少し違うし ドドメ(桑の実)に比べて形が丸くてオレンジ色に熟す ドドメよりは美味しい かな?
桑にも種々の種類があるので ドドメにも美味しいのもあるかもしれない
ドドメ色って濃い紫色なんだけどピンク色のもあったような気がする
ろくな食べ物がない終戦後の間もない頃 ドドメが色着くのが待ち遠しかった思い出がある あの頃のドドメは美味しかった
沢山採って手ぬぐいに包んで持って帰り 幼かった妹達に食べさせた
手ぬぐいが紫色に染まり いくら洗っても落ちないと母親に怒られたのを覚えている
「桑の葉イチゴ」の木に絡んでいるアケビの実も親指ほどの大きさになってきた
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/a6/449ccb3cab6c603578d5378a3872e1de.jpg)
ここは お猿軍団の縄張り じゃましないようにしよう
桑の葉に似てはいるが桑ではないらしい 実のつき方が少し違うし ドドメ(桑の実)に比べて形が丸くてオレンジ色に熟す ドドメよりは美味しい かな?
桑にも種々の種類があるので ドドメにも美味しいのもあるかもしれない
ドドメ色って濃い紫色なんだけどピンク色のもあったような気がする
ろくな食べ物がない終戦後の間もない頃 ドドメが色着くのが待ち遠しかった思い出がある あの頃のドドメは美味しかった
沢山採って手ぬぐいに包んで持って帰り 幼かった妹達に食べさせた
手ぬぐいが紫色に染まり いくら洗っても落ちないと母親に怒られたのを覚えている
「桑の葉イチゴ」の木に絡んでいるアケビの実も親指ほどの大きさになってきた
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/a6/449ccb3cab6c603578d5378a3872e1de.jpg)
ここは お猿軍団の縄張り じゃましないようにしよう