木工旋盤 専科・Woodturning・ウッドターニング・EBONY BLOG

   ‥‥ Woodturning三昧・木工旋盤専科・ウッドターニング・季節の中で ‥‥

スタンバイ

2011年12月31日 | 季節

  新年を迎える用意が整った諏訪神社の境内。 作業員の方に「くぐってもいいですか?」と聞きましたら「どうぞ どうぞ」で 一番にくぐらせていただきました。今年最後の願い事と無事に生きながらえたことに感謝をしてお賽銭を投げ入れてきました。


ミニスプーン

2011年12月28日 | 木工旋盤

  ミニスプーン Φ30㎜前後(柄を除く すくい部分) 桜 レモンオイル

 ぼちぼち出て行きまして 在庫が減ってきましたので補充として 久しぶりに50個ほど 作りました。  
 底の部分が厚くならないように気をつけて削ります。もちろんですが底が薄すぎても駄目です。 径が30mm以上のは 楽に出来るのですが 30mm未満のはちょっとやり難い。
 

 真球ジグは真球を作るためにだけ使うとは限らないと言うことを知らない木工旋盤にとても詳しい人がいるようで 面白いです。

 


表皮付きナチュラルエッジ その三

2011年12月25日 | 木工旋盤

 5個だけ先行して仕上げ挽きをしましたが 残りの三つ割り材を全部で12個の粗木取りにしました。 伐採して日にちが経っていますので樹液が飛び散るようなことはありません。伐り立ての本当の生木とは言えないのかも知れませんが ひび割れの起きる可能性は少なさそうです。ぼちぼち挽いていきます。

  手前のはミニスプーンの材料で 同じ物をずーっと作っていますと厭きてしまうので少しずつ あっちを作ったり こっちを作ったりして能率的ではありませんが幾つかのプロジェクトを平行して進めています。


樹皮付きナチュラルエッジボール その二

2011年12月22日 | 木工旋盤


 欅 Φ180~270mm 未塗装

 この形は木工旋盤を始めると大抵の方が一度は作ってみるようです。逆目削りや空中を切るところがあって慣れてきてからも結構苦労します。ウッドターナが思っているほど一般の方には知られていないようで 展示イベントでは珍しがられて人気があるのです。
 先日のイベントでも 「こんな形って初めて見る形ね。どうやって作るのですか?」と三人連れの熟年女性に聞かれました。業とする挽物師は あまり手を出しませんから一般的に流通していませんので珍しいのでしょう。

 

 

 

 

 


樹皮付きナチュラルエッジボール

2011年12月19日 | 木工旋盤

  二週間ほど前に粗木取りしたナチュラルエッジボール用の欅材。 とりあえず外側だけ挽くことが出来ました。目は詰んでいますが 糠目っぽい樹でサクサクと挽けます。伐採してから大分日が経っているようで樹液の飛沫きに見舞われるようなことはありませんでした。

  五個挽いたら続いて内側を挽いて仕上げます。ガラパゴス島の象亀の甲羅のような形になりました。

 ヒビ割れ処置に追い回されてしまった桜に比べると こちらは上手く行くような予感がしますが 結果はやってみないと判りません。


フォトフレーム

2011年12月15日 | 木工

  旋盤から離れて旋盤以外の木工で一枚板を刳りぬいて作るL版フォトフレームの製作です。乾燥させていた生木丸太の平板割りを乾燥棚から下ろしました。 チェンソーで挽き割ったので反りや捻じれ 不陸があるのを電動カンナで ざっと均して自動カンナで厚みを揃えて手押しカンナで木端を決めて幅を決め長さを切り出します。乾燥した平板を購入した場合は簡単なのですが・・・・・・・・・。

  24mmに削った桜と桑板を 仕上がり寸法の150mm×200mmに カットしました。 今年最後の露天販売イベントが終わって来年に向けての準備に入ります。
 結構 手間が掛かるフォトフレーム。もう作るのやめようかと思っていましたが リクエストをいただきましたこともありますし せっかく乾燥したフォトフレーム用の板がありますので 材料のある分だけでも作ろうか と 取りかかることにしました。

 形にしても作り方にしてもオリジナルなのはとても少ないのですが その少ないオリジナルの内の一つがこのフォトフレームなので大事にしようとも思っています。


手つくりアートマーケットin浅間神社

2011年12月10日 | イベント・行事

  今日の手作りアートマーケットの浅間神社境内 開店準備に忙しい早朝一番乗りの出店者の皆さん。銀杏の落ち葉が絨毯のようでした。このあと直ぐに この広場は満杯の60ブースで埋まってしまいましたが  出店ブースの数に来客数は比例しないようで 会場全体がのんびりムードでした。

  早朝はこの冬一番の冷え込みでので寒かったのですが日が昇るにつれて寒さも緩んで風も無く晴天の おだやかな 一日でした。


ボール粗挽きのひび割れ

2011年12月09日 | 木工旋盤

  粗挽きしてから1ヶ月ほど経った径が35cmの桜のボール粗挽き 時々様子を見ていたのですが・・・・・・・・ 5個の内2個にひび割れが入ってしまいました。ちょっと油断したせいで1個は重症のようです。

  縁から5cmほど内側まで達する割れが入っていますので挽き落す事にしました。下からも割れが入っていますの かなりの薄皿になりそうです。

  下からの割れも削ったので薄皿になってしまいました。 生木状態なので もう少し乾燥させてから仕上げます。二筋割れが入っている左の粗挽きは まだ浅い割れのようですが広がらない内に急いで削らないといけません。 


ナチュラルエッジ・ミニボール

2011年12月07日 | 木工旋盤

  先月 半ば過ぎに欅山工房さんで戴いた欅。 径が40cmチョットほどの半割りにすればボールか捏ね鉢にと考えている私の希望にぴったりの欅丸太でしたが タンコロに切って見ますと残念なことに星割れが入っていました。このような星割れは丸太全体に入っているものなので半割りにすると使い物にならなくなってしまいます。ちょうどベンツのマーク型でしたので 割れをなぞるように三つ割にしていただきました。BMW型なら四つ割りにするところでした。丸太半割りの場合は芯側を上にして表皮側を底にしてのボール挽きがロスが少ないのですが、三つ割・四つ割りの みかん割の場合は芯側を底にして表皮側を上にして表皮付きナチュラルエッジ挽きにするとロスが少なくなりますが 収縮率の大きい表皮側が縁になりますので乾燥するにしたがって縁部分の歪が大きくなり表皮が剥がれやすくなってきます。 
 当然に生木挽きになりますが 一気に仕上げ挽きをするか 粗挽きで ある程度乾燥してから仕上げるか判断が必要です。一気仕上げは後の割れ剥がれのトラブル発生率が多くなります。
 表皮付きのナチュラルエッジは木の伐採時期や挽くまでの日にち 挽いた後の乾燥等のタイミングが悪いと挽いている最中や完成後に表皮が剥がれてくることがあります。剥がれた時は全部剥がしてしまえば皮なしのナチュラルエッジになります。 剥れないように気をつけて ちゃんとやれば 滅多に剥がれる事はありませんが 贈呈や 販売などで他人に渡った後で表皮が剥がれたり割れたりしてきますと事件か事故になるのかもしれませんので注意が必要でしょう。苦労の割りにリスクが大きいのでスリルを楽しむ趣味の範疇でやっているのが無難のようです。

  1ロットは せいぜい5個までです。それ以上ですと 厭きてしまいます。(笑)


小春日和

2011年12月04日 | 季節

  一昨日・昨日と氷雨の降る寒い日が続きましたが 今日は一転して小春日和で暖かでした。 諏訪神社の参道脇の町会会館でお餅つき大会です。お一人につき2パック 一度には食べ切れないほど振舞われました。

 

  お諏訪様の境内のそろそろ終りかけている紅葉もピーカンの陽に映えて綺麗です。 寒霞渓も綺麗でした。


東海道新幹線

2011年12月01日 | 旅行・レジャー

  富士川鉄橋からの富士山  生憎の曇り空でガスも かかっていてスッキリとは写りませんでした。 
  29日に岡山まで「のぞみ」で行きました。開業後しばらくしてから乗って以来の超久しぶりの東海道新幹線の乗車でした。

  朝の7時頃 小豆島土庄のホテルからの日の出と エンジェルロード。 ちょうど干潮時で大小の四つの島をつなぐ砂浜が現れてきて徒歩で渡ることができるそうです。 薄雲を透うして真っ赤な太陽が昇ってきました。画像では何故か白く写っていますが見た目には真っ赤でした。