木工旋盤 専科・Woodturning・ウッドターニング・EBONY BLOG

   ‥‥ Woodturning三昧・木工旋盤専科・ウッドターニング・季節の中で ‥‥

乾燥材の再処理

2007年02月22日 | 木工旋盤
 今年になってから 専用ジグのリニューアルや角物つくり・乾燥丸太の再処理を何回かに分けてやったり 生木の受け入れ処理などをしていて ろくに旋盤を回していない。
 特に材木の再処理に気合いを入れてやっていた。早く片付けないと新たにいただいた生木の置く場所がなくなってしまう。 
 1年半ほど経ったケヤキやコナラや榎などトタンを掛けて野外に置いてあった短コロ。
 これ以上放置して置くとひび割れや虫食いが進んで使えなくなってしまうので、面倒でも再処理をしてしまわなければならない。
 これが終わると再処理は一段落する。
 生木の時より3分の1ぐらいの重さで うそのように軽くなっている。
 ケヤキは皮を剥いてひび割れを見ながら引き割る。白太部分が多いけど木口割れも少なくてよい状態だ。
 榎の木口割れも見掛けほど深くないっていなくて歩留まりがよさそう。
 綺麗(?)にカビ模様が入った材料に変身していたので挽くのが楽しみ。


右のミズキの小径木(Φ3~7cm×55cm)も乾燥してきて使える。これだけあれば 捻り独楽が沢山出来そう。
 径が10cm位のコナラは見かけはよいのだが輪切りにしてみたら皮には虫が入っている。皮付きのナチュラルエッジは無理そうなので皮無しのナチュラルエッジを作ろうか。これは早く使わないと駄目になってしまいそうだ。

森林育成

2007年02月19日 | 木工旋盤
 寒かった昨日とは うって変わってポカポカ陽気 日差しが明るい冬の雑木林。
 森林育成ボランテァが3人と ただ木が欲しいだけの人が2人の計5人。
 日光を遮って森林育成に障害になる樹木と危険な樹木の伐採。
 目通り32センチ位の白樫が伐採されると急に空が明るくなる。
  
 倒れ掛かって危険(?)な20cm位のリョウブも伐採処理。
 枯れて 何時倒れてもおかしくない危険な赤松も。
 この赤松の内部はヤニだらけの肥え松で使えるかも知れないと連れ帰ることにした。帰り道の車内が松脂の臭いで閉口。
 
 道路際の太いクヌギは装備不足で次回の予定。

 伐りたての樹木は重い。帰りの高速道路のことを考えて 我慢して少なめに積んでいただいたが、それでもタイヤが大分つぶれていた。
 このスタッドレスタイヤは柔らかいのかな(笑)
 
 いろいろとNさんにはお世話になりまして ありがとうございました。
 Nさんの新工房は まだ出来上がっていませんでした。^_^;

太い鉛筆

2007年02月16日 | 木工旋盤
 木工家の注文で挽物の下請けをした。
 径30mm位の六角の着色した鉛筆状の材料を持ってきて鉛筆のように先を削って欲しい との注文。
 引き受けた時は先だけ削るという話だったが、後ろ側をΦ20mmの穴に差し込めるようにすることが追加注文になった。
 「コマの塗りが上手に出来ていた。こんなのは簡単でしょう。芯部分の塗りもやってほしい」と注文がだんだん増える。

 垂直に立てて枝を付けてキーホルダー・ピアス・リングなどを掛けるアクセサリースタンドになるのだそうだ。

 初めの5本位は面白かったけど すぐに厭きてしまった。
出来上がったのを見て「いい仕事をするね」と言っていただいたが、仕事としてする内職作業は全然面白くない。

五竜スキー場

2007年02月13日 | 旅行・レジャー
 1年ぶりのスキーに行ってきた。
 30年来毎年何回か出かけていた五竜スキー場近くの民宿がやめてしまったけど その民宿に紹介していただいたペンションを利用することができた。
 赤ん坊連れの一行に気を使っていただいて親切に対応してくださったペンションのみなさんに感謝。


  孫の子守役のつもりだったのにゲレンデには託児所が完備されていて「どんどん滑ってちょうだい」と言われてしまったけど なんとも身体が言うことを聞いてくれない。
 ペンションからスキー場まで10分足らずの坂道がとてもきつく担いだ板と履いているスキーブーツが やけに重く感じられた。(ハァーハァーハァー)
 近くの高尾山ハイク・トレーニングをして行くのが今までの常だったけど今回は何にもしないで行ったので ひどい目にあってしまった。まぁ年のせいや その他もあるけどね(-_-;)

夢工房月例会

2007年02月07日 | 木工旋盤
 夢工房2007年第1回目月例会は1部が岩下さんの「極微細コマ作りとそれを入れる瓢箪型箸置き」と2部の山下さんの「お好み寄木作り」
 遅く来た人と早く帰った人を含めて総勢17人参加

 岩下さんの極微細挽き実演中では ちょっとした物音に全員が「びくっ!」とした息を呑み緊張する場面もあって スリルがありました。
 


ペン作りの仕上げ塗装に瞬間接着剤コーテング手法を発明した山下さんによる寄木作りもマジックを見るような鮮やかな手さばきに感嘆の声があがりました。
 「角度は何度ですか?」「角度は各自のお好みでどうぞ」

 山下さんが用意して下さったお好み寄木のサンプル。


鉄鋼旋盤

2007年02月02日 | 木工旋盤
 富士山が真正面に見えるMさんのひろ~い工房は以前機織り工場だった建物。
 天気は良いけど気温は低い。工房の中は新しいストーブがあって暖かい。 
 鉄鋼旋盤でウッドターニングを楽しんでいたMさんが本格的木工旋盤を導入して鉄鋼旋盤を復活させたと言うのでウッドターナー3人+クラフトマン1人でガウジ用インターチェンジァブル ハンドルを作ろうと材料を持って 押しかけた。

  「鉄鋼旋盤なら負かしておけ」というウッドターナーYさん。
 見事な機械操作で鋼材を削り出す。

 「写真を撮ってBLOGに載せろ」と師匠に命令されて撮った旋盤の写真。(笑)
 型は古いけど風格のある池貝の鉄鋼旋盤。


 旋盤用ツールが少し足りず完成することは出来なかったが、持ち帰ってから出来ることなのでよかった よかった。(^.^)

 
 少し専用ツールを補充すれば 何だって作れてしまうマシンだ。
 これから しょっちゅう通うことになるかもしれないけど Mさんよろしく御願いいたします。m(__)m(お邪魔した一同より)