径250mm 浅ボール 桜 未塗装 厚みを持たせたかったのですが ひび割れが深くて底の厚さが5mm以下になってしまいました。
緊急作業と言いながら1日半も引き伸ばしてしまい やっと今日になって挽くことができました。 掴み代を作り直してひび割れを追いかけて大分削り取った結果は浅鉢になってしまいました。 全体に薄くすれば安全なのでしょうが あまり薄いのよりは持ち重りのする厚みのある方が好きなので なるべく厚めに仕上げるようにします。
2週間ほど前にボール用に粗挽きした径27センチの桜。 順調に乾燥していたようなので ちょっと油断していたら 大ひびが入っていました。 やりかけ作業を放り出して緊急作業です。こんなことがあろうかと厚めに挽いておいてよかった! でも厚みがあると割れ易いので残す厚みを決めるのが難しい。 やっぱり この桜は割れ易いのかもしれません。
夏至を過ぎてから まだ三日目だと言うのに 早々と もうコスモスが咲き出しました。 昨日は物凄い暑さでしたが今朝は涼しい風が気持ちよかったです。
去年のコスモスと箒草が種を撒き散らし びっしりと芽を出し生えています。 背丈が10㎝ぐらいで まだ枝分かれしていないコスモスですが先端につけていた蕾が開きました。
日中は 結構 暑かったのですが夕方に雷雨が一時激しく降り 涼しくなりました。 雨上がりの1cm位のイナゴの子です。
昭和20年代の小学生の頃 水田と桑畑だけの農村で過ごしましたので桑の実が実るこの頃が待ち遠しかったのを思い出します。
采園の垣根になっている桑の木に実が沢山生っています。ブルーベリージャムの端境期用に 摘んでジャムにします。付き軸を取るのが一苦労だった(ようです)。 種が多くて舌にさわりますが自家製なら まぁー 美味しい!です。(笑) 今年は桑の実が豊作のお陰だったのか毎年 小鳥達に食べ尽くされる庭のグミが大分食べ残されました。
露天イベントで並べても希望小売り価格が高くて なかなか出て行かないマグカプ。日焼けしてしまいましたので半値近くにしましたら たちまち在庫が底を尽いてしまいましたので 埃だらけの粗挽き乾燥済み材(カイズカイブキ・桜・梨・)を棚から下ろしたり 粗木取り(エゴ)したりの補充作業です。
旋盤挽き作業は 僅かで ほとんどが根気のいる手作業で手間がかかりますので ついつい先延ばしにしてしまいます。 お買い上げのお客様は少ないのですが手にとって ご覧になるお客様は多くて人気だけはありますので 何個かは並べておきたいアイテムの一つなのです。
粗挽き材を中仕上げに 粗木取り材を粗挽きしました。緑色は口当たりの疵予防の養生テープです。桜やクヌギは粗挽き乾燥中にひび割れが出る確立が多くて特にクヌギは完成後にも故障が起きやすいので素性の良い木を選ぶことが肝心のようです。好き嫌いはあるのでしょうがカイズカイブキや欅や楠などは独特の匂いが強い木で 飲み物の味や香りに影響してしまい使うのに注意が要ります。
北欧ラップランド地方のククサを参考にしていますが そっくり真似してしまうとカッコウは良いのですが実際に使ってみるとかなり使い難いくいのです。 それに 少しでもオリジナルっぽく したいし・・・・・・。(笑)
大粒の俵グミが色付いてきました。 まだちょっと早いようですが 10粒ほど 採って見ました。少し渋みが舌に残ります。例年ですと30mm以上あるのですが今年は30mm以下で 小さめです。
こちらのグミは一回り小粒です。目通り10㎝位で2階の窓の西日避けになるほどの高さです。今年は小鳥の餌が豊富なのかまだ食べられずに沢山残っています。
昨日は予定していましたアートマーケットが雨天中止になりましたので これ幸い(?)と粗木取り7個の粗挽きをしました。桜の半割りをサラダボール用に粗木取りをして置いといたら木口側にひび割れが出始めていました。白太の多い桜ですので ひび割れが入りやすそうです。
なんとかひび割れは削り取れて一安心です。危ない所で手遅れにならないで良かったです。
2個だけ一気に仕上げ挽きまでやってみました。
生木の仕上げ挽きはひび割れてしまう失敗が多くて 「もうやらない」と決めているはずなのですが スリルがあって魅力があり ついつい手が出てしまいます。 でも心配なので2個だけにしておきます。うまく仕上ったら リクエストしていただいてお待たせしている分に回します。
径が20cm前後のサラダボール。 けっして 何も考えずにやっているわけではありませんが どうしても 掛けうどんの「どんぶり」やラーメンの「どんぶり」の形になってしまいます。見た目も安定して使い良いからなのでしょう。極端に高台が小さいのや分厚い形は見た目には変わっていて面白そうですが使い難そうで あまり作りたくない形です。
どうぞ ひび割れが入らずに乾きますように。
乾燥棚に乗せて1年9ヶ月間も 過ぎた欅サラダボールの粗挽き。 乾いてカチンカチンに硬くなっています。ガウジを よく研いでも すぐ切れなくなって はじかれしまいます。
大分短くなったのを含めますと10本以上は持っています 13~16mmのボールガウジ。 HSSや2030や2060やV15 中でもヴィンテージアイテムになりつつあるグレーザー黒ハンドル V15は さすが格段に良く切れます。ハンドルに詰めてある鉛粒が振動を抑えてしっかりコントロールできます。高価なので勿体無くてあまり使わないようにしています(笑)が 今回のように硬い材料の時には本領を発揮してとても役に立ちます。嬉しいことに復活するそうですが 高価でそう簡単には買えないのが残念です。 以前はどれも同じように感じて違いがよく判りませんでしたが 最近は やっと この違いが判るように なってきました。
「生木に始まり生木で終わるウッドターニング」(と勝手に言っております)に欠かせないのがチェンソー。長年の酷使であっちこっちに不具合が出てきましたので機械屋さんに見てもらいましたら「あっちこっちが磨り減っている 直すより使えるだけ使って 新品を買った方が良いと思う」と言われて砥ぎ機も一緒に後継機を購入しました。これで古いのが何時駄目になっても安心です。
手前がMUC401 301も351も401も本体は同じでブレードの長さが違うだけです。旧型に比べると一回り大きくなっていますが グリップが握り易くて使いよいです。
今日の 神奈川県の中津川沿いの水田風景。 ほとんどの水田は田植えが終えています。 農道が舗装されて水路や畦がコンクリートなので 私が子供の頃の風景とはちょっと違っています。
一昨日 夕方 小間切れにした 生木の桜の一部です。このくらいまで細かくすれば早く乾いてカビの予防になります。
先月の20日に平塚から戴いてきた桜材。半割りになっているのは積み下ろしがきついので現場で半割にした物です。木口(コグチ)にひびが入り始めてきました。気にはなっていましたが天気が悪く屋外作業が出来ませんでした。
梅雨の中休みの今日の午前中に 残り全部を半割りにして直径長さに伐りました。ひび割れしないうちにボール粗挽きにするつもりですが40個ほどあり こんなに沢山は出来そうもないのでさらに細かく挽き割るつもりです。生挽き仕上げも幾つかはやってみようかなー と思案中です。