木工旋盤 専科・Woodturning・ウッドターニング・EBONY BLOG

   ‥‥ Woodturning三昧・木工旋盤専科・ウッドターニング・季節の中で ‥‥

紅梅

2006年10月31日 | 木工旋盤
 家元から楊枝入れ用材としていただいた紅梅の枝。
 タイコ挽きにしてブランク材に挽き割る準備をする。


 10本以上作った携帯用楊枝入れが全部捌けてしまい追加注文まできたので又作ることにした。
 よく乾いてるが、枝なので小割にひいている内に反ってくる。 どのくらい放置しておけば狂いが取れるかな。
 以前に家元から戴いた紅梅ブランク材1本はたちまち成功の素になってしまったので今回は慎重に進めたい。
 これだけあれば、歩留まりが悪くても沢山出来そう。
 心材の紅色が夕日に映えて更に綺麗
 実際は画像のようには紅くない。

 

江戸独楽講習会

2006年10月23日 | 木工旋盤
 22日~23日に代々木のオリンピック記念青少年センターで伝統的な江戸独楽作りの講習会が行われた。
 22日のデモンストレーターは広井政昭さんのお弟子さんの伊藤さん。
 鮮やかなカンナ捌きで次々と江戸独楽を作りを見せていただく。
 目の覚めるような彩色が綺麗。

二日目の23日は鳴りゴマを作って彩色するのを楽しみにしていたが、なぜか彩色体験は出来なかった。
 私としてはこの講習会の最大の目的が彩色体験だったので、がっかりだったけど
絵の具や地金の入手方法などが解ってよかった。
 11月1日の「夢工房」月例会で もしかして、彩色体験が出来るかもしれない。

箱根・小田原・木工フェアー

2006年10月20日 | イベント・行事
今日20日から22日まで小田原アリーナーで開催される箱根・小田原・木工フェアーに行ってきた。

 開会式セレモニーの古式轆轤挽きでは 案内して下さったYさんの師匠や先輩の方々が神妙なお顔で演じていました。

 伝統的な熟達な技に裏打ちされた木工製品が お土産品的なものから、日常使いのもの、高度の技術を駆使した工芸品まで幅広く多数展示されていた。

 
 地味な感じの木工品の中で ひときは鮮やかな色彩の江戸独楽の一部。
 動きがとてもユーモラスでおもわずニコニコ顔になってしまう独楽もあります。
 一度品定めして一回りしてきたら1個になっていた「追い掛け独楽」を慌てて購入。(左側のきゅうりの左の赤いもの)

実演を見せてくださいました製作者の広井政昭さん。


広井さんは22日23日に代々木でのFEWS講習会の講師をされる伊藤さんの先生だそうです。

過剰象嵌ミニボール

2006年10月15日 | 木工旋盤
エリさん式象嵌を施した枇杷の木のミニボール。
1年ほど前にいただいた径13cmほどの枇杷の木が割れずに乾いてきたのでそろそろ いいかなーと使ってみた。
調子に乗って、ここまでやると過剰気味でごちゃごちゃ感がする。
 ●点が意外とやっかい。丸棒作りはなんとかできるが、曲面に対して直角の穴を開けないとまん丸にならず楕円になってしまう。楕円も狙いの一つにはなるが。

Φ108mm h70mm 枇杷 その他種々

篠原の里

2006年10月10日 | 木工旋盤
2日続いて晴れたのは10年来初めてなんだそうだ。それも準備の日から3日間も上天気。
快晴の篠原の里の朝 巣の修復に一生懸命の蜘蛛


土曜日に中央会場の設営を手伝った後、帰ってから、やっと仕上げることが出来た「山下式携帯楊枝入れ」を展示した。まだ試作段階で完成度は今一だったが、反応はよかった。
 山下さんのは角度が30度ぐらいだったが、幾つかの角度で試した結果は「見た目・作り易さ・収まり具合」で45度位が良いのではと判断した。
  「いいドライブだった」と遠いところをわざわざ 楊枝入れ用の梅枝材をお土産に持って ご来展下さった家元の山下さんと作り方の情報交換をしている目の前で1個お買い上げいただきました。
 「えーっ 安い!」と山下さん。
「家元の前で値段は言い難いよー」と接客してくれた山口さんがぼやく。
 ニセブランド品は安いんです(笑)
 山下さんが持って来てくださった綺麗なムラサキピンクのベニ梅材で作った物は安くは売りませんよ。


篠原展 (再掲載)

2006年10月03日 | イベント・行事
10月8~9日
あと5日にせまった「ぐるっと おさんぽ 篠原展」

前回・前々回と悪天候に参った参ったの篠原展。
めげずに今秋も参加します。
ぜひとも上天気でありますように(祈)繁盛も。
今回は友人の山口さんが木工教室に張り切っています。

山深い津久井郡藤野町牧野3007(篠原地区)
伊藤泰紀さんの「妙心窯」
地図
 俗世界を離れて身も心も洗われる気分のところです。

 今年の5月の篠原展