木工旋盤 専科・Woodturning・ウッドターニング・EBONY BLOG

   ‥‥ Woodturning三昧・木工旋盤専科・ウッドターニング・季節の中で ‥‥

駒草

2008年07月26日 | 季節
 草津 本白根山の駒草群生地を見てきました。
 駒草はいままでに各地の山で見た事がありましたが早かったり遅かったりで今回ほどタイミングが良いのは初めてでした。
 ここは30年ほど前には盗掘により ほとんど全滅状態になってしまったそうですが現在も続く篤志家の皆さんの大変な努力によって見事に蘇えったそうです。
 現地到着と同時に本降りの雨がやんで陽もさして来てラッキーでした。



 駒草は随分と我儘な植物のようで他の植物の嫌う土のないようなガラ場だけを選んで生えるようです。

インレイシステム

2008年07月22日 | 木工旋盤
 テックさんに刺激を受けて新しいインレイシステムの構築(大分 大げさです(^_^;))に踏み切りました。
 いままでのは木製箱型の簡単治具でしたが精度が物足らないとは思っていました。
 新しいシステムと言っても もらい物の寄せ集めです。
 大きくて立派な2軸スライドテーブルを導入したので不要になっていただいた小型2軸スライドバイス。
 トリマー支持金具は貰った方が使わないでめぐりめぐって私のところにやってきていた物でその後同じ方から余っているトリマーもいただきました。
 主役の この三つを くっ付けて位置調整ができる板に載せただけの超簡単なものです。 
 
 思いついた始めは20年も前に購入して大事にとってあったマキタの簡易旋盤に送りシレー機構を付けて作ろうと考えていましたが面倒臭そうなので いずれその内にとこれは 先送りにしました。
  

 トリマー固定金具はこのままでは旋盤の高さが足りず使えませんので、分解してクランプ部分を外してバイスに直に咥えられるよう少しだけ加工しました。
 システムとは言い難い とても簡単な装置です。
 ボルトナットで固定するつもりですが とりあえずクランプ固定で試し削りです。 
ルーターに比べると随分非力ですが 少しずつ削れば良いのではないでしょうか。
集塵対策をこれから考えます。
  

有機農業

2008年07月17日 | 木工旋盤
 昨日の午後3時過ぎ 有機農業の要の肥料の調達の手伝いをさせられました。
 気温34度を超えるクソ暑い日です。
 熟成した牛糞の山。 正直言って臭いです。


 

 いくら詰めても詰めなくても一袋の値段は同じなので欲張って ぎゅうぎゅう 詰めるだけ詰めたら重くてすっかり腰を痛めるし 車の中で袋がはじけるしで フンだりけったりでした。
 車の中の臭いがしばらくは取れそうもありません。(>_<)
 あーあっ 「暑気払い」したかったです。


寄木BOX

2008年07月15日 | 木工旋盤
 H75mm Φ120mm 使った木はいろいろ 無塗装

 かねてより 作り方を暖めていた寄木模様を作ってみましたが出来は今一でした。
 折角作ったので上 中 下に適当な板材を張り付けてBOXに仕上げることにしました。
 山下式バヨネットロック機構の蓋付きです。

 これから蓋を作ります。

 背景に使ったような寄木をいずれは作ります。(冗談です(笑))
 
 現在 自宅の外構工事をしていますが工事に伴って 軒下にあったD600×W1800の物置3台を移設中で 中にぎっしり入っているガラクタの整理と処分を命じられ金曜日から昨日まで悪戦苦闘してました。「もう 要らないんでしょう」と言われても未練があって不用品がなかなか捨てられません。

「早く片付けて」とじゃまにされていた ドライバーも打てる練習用ネットも とうとう貰われて行きました。


種木の素

2008年07月12日 | 木工旋盤
 寄せ集めた端材をとりあえず16mmの厚さの板にしました。
 これはその内の半分ぐらいのものです。
 ついでなので ついつい沢山作ってしまいましたが たぶん使い切れないでしょう。
 どんなものを作るかと言うより どんなものが作れるかが問題です。
 上を見るとやる気が萎えてしまうので技量の範囲で少しづつやってみます。

種木準備

2008年07月10日 | 木工旋盤
 寄木の種木を作るために端材を掻き集めました。
 捨てられずに溜めてある端材片付けになります。
木材は一生かかっても使いきれないほどありますが(笑)種木用はどうせ細切れにしてしまうのですから なるべくなら端材を使いたいものです。
 端材と言っても30cm以上の長さがないと分決めの自動かんなで削れませんし矩決めの手押し鉋では危険です。
ある程度硬くて目が通っていてひび割れ節が無くて良く乾いて削りやすいことなど 注文は結構贅沢なのです。

 赤っぽい木はパドウク・カリン・ブビンガなどで白っぽい木はエゴ・シオジ・モチの木。 黄色は針槐や桑 サーモンピンクは山桜や梅 茶色はチークやケヤキや梨などです。同じ樹種でも薄い色から濃いいろまでさまざまです。
長年の間に戴いたり 交換したり いくらかはお金を払ったりして いろいろの木が溜まっています。
 一生どころか半日で使い切ってしまうほど少ししかない黒檀や紫檀や鉄刃木はもっと上手になってから使いたいと思っています。飽きなければですが‥‥

コンニャク芋

2008年07月06日 | 季節
 梅ノ木の下にコンニャク芋が沢山芽を出していました。
 梅の実の収穫の時に踏みつけないように気をつけましたが ここの所の暑さでグーンと伸びてきました。
 6月始めに不気味な花を咲かせた奥の葉の広がった大き目のもので両こぶし位の芋が出来ています。両こぶしぐらいあると洗面器に2杯ほどのコンニャクが出来ます。
 秋に堀上げて春に植えると良いのだそうですがほったらかしにしているので 数は増えますが なかなか大きくなりません。


寄木 Ⅲ

2008年07月03日 | 木工旋盤
 初めての一号試作寄木は のんびりゆったりであっても それなりに集中していましたので 途中のプロセス写真を撮っている余裕がありませんでした。(^_^;)

 昨日 夢工房のDVD 撮影現場(高画質でどうぞ 7月末発売のDVDにご期待下さい)を見学させていただい時に 「BLOGの寄木は 種木から いきなり完成してしまっているが途中はどうなっているのですか?」と聞かれました。
   

 画像は一昨日の7月1日に糊付けして置いて今日仕上げた試作二号の寄木部材です。
 試作一号では半円ずつ張り付けてから微調整して張り合わせて円にしましたが、二号は小ぶりなので一度で円にしてみました。

  
 複雑な模様に比べれば これは全く初歩的なものなのですが 思っていたようには簡単に行きませんでした。 簡単ではないほうが面白いわけなのですから とても喜ぶべきことなのでしょう。

  

寄木 Ⅱ

2008年07月01日 | 木工旋盤
 ただ張り合わせただけの簡単セグメントですが 種木を作るのに結構な材料と手間がかかります。
 この種木作りが複雑になればなるほどワクワクとした面白さ楽しさが増大するのでしょう。

 芸術的な(?)壷か花瓶のようなものを作ってみようと準備していましたが 「せっかく作るのだから実際に使える役に立つ物を作ったら」と注文をつけられて何でも入れられる浅鉢に急遽変更。 径が大きめになったので準備した種木が足りそうもなくて慌てて追加で作ることになってしまいました。
 簡単張り合わせですので追加も簡単です。
 在り合わせの材料なのであまりパッとしません。
 材料を節約しましたので 余裕があまりなくてその分 精度が必要でした。
 
 写真で見る限りでは良くできているように見えますが自己満足はしていません(笑)