周囲をバンドソーで虫食いやひび割れ部分を適当に切り取ってサンドペーパーを掛けてカッティングボードです。作るのは見かけほど簡単ではないけど・・・・簡単なのかな?
欅・桜・カヤの粗板 15~30×105~200×200~300mm フォトフレームを作ろうと切り出した板ですが あまりの硬さにウッドカバーが壊れそうなので取りやめた欅板に桜やカヤの端板などです。 端板切れならまだたくさんありますが最初なのでこのくらいにしておきます。
自動鉋で 出来なりの厚みに削ります。
生木丸太をチェンソーで挽き割ったので反りやねじれや凸凹があります。これを自動鉋だけで平らに削るのは少しテクニックが要ります。 あまり気の進まないカッティングボード作りです。
フォトフレームの組み立てです。
紐金具を付けたりガラスの縁で怪我をしないようにダイヤヤスリで擦ったり 押さえ板を作ったり 押さえ板を 押さえる板を溝に合わせて削ったり 支え棒を切ったりと こまごました仕事があります。一つ一つは簡単な作業ですが数が まとまると結構大変です。150×200×25mmの板を刳り抜いて作りますが 作り始めてから15年以上作り続けているロングセラー作品(数はそれほど出ていません(-_-;))です。ナイフマークの縁飾り彫りには工夫をしていますが結構な体力が要ります。
一位の木での刳り抜きフォトフレーム12枚のうち5枚だけ先行完成です。 今週末の土曜日10日に冨士森公園浅間神社境内での開催の「八王子手仕事アートマッケット」に何とか間に合わせました。 アンティーク調の色合いになりました。12年以上変わらずの定番になっていますがプロセスは少しずつ進歩?しています。 作るのがちょっと面倒なので在庫補充を怠けていましたら見本用の一個になってしまいました ところに作り易そうな一位の木を戴きましたのでやっと在庫補充作業に腰を挙げました。あれやこれやの作業をすすめながらの ノロノロ作業で床柱の解体木取りから3週間も掛かってしまいました。
ここ 二週間で二回クラフトフェアーに出店して その他に楽しい行事などいろいろあって 放ってあった 取り掛りのフォトフレーム作り12枚の縁飾り彫りが やっと終わり 内外のサンダー掛けや裏板抑えの作業に進めます。
今日は朝から本降りの雨 気温ンも15度以下で寒いので薪ストーブの本気焚きです。 刳り抜き L版 フォトフレーム作りのため 古い毛引きを取り出してきました。ずいぶん昔に作った手道具で あまり大事に取って置いたわけではありませんがまだ使っています。8mmの穴をあけて鉛筆線も引けます。たぶん締め楔は何度か作り直しました。
クローズアップすると およそ60年前の1956年1月8日と日付けが彫り込んであります。手入れがあまり良くないので 引き刃が錆びています。一度 外して錆びを落して研ぎ直しします。
38年前に私が担当して建てた住宅を15年前に家族構成が変わったのを期に居間の収納スペースをコンパクトの書斎風にと依頼されてリフォームしてコーナーにデスクを作り付けしました。今回区画整理事業で建替えることになり 「使い慣れたデスクですので建物と一緒に壊してしまうのは勿体ないので独立したデスクに作り替えてほしい」 と頼まれてのリニューアル作業です。左側と後ろが壁に取り付いていて 右の側板の下はビスケットジョイナーで床に固定されていました。自分で作って取り付けたので取り外しは簡単で長めのビスを7本ほど抜けば10分位で外せました。カウンター板・右側板・引き出しユニットを丸ごと取り外して再生利用します。壁に固定されて強度はすべて壁面が頼りの構造でしたので左側に側板を追加しただけではOKとはいきません。
横のぐらつきを防ぐ後ろ板を入れて 補修オイル塗布磨きをして完成です。 右の引き出しは使用しないときのノートPCの収納スペースです。引き出しは右でも左でも都合のよい方で使えますが 写真の様に使いますと引き出しの前板にアンドロメダ星雲風の木目が現れます。心配なのは奥行きが少ないのに上部の重さが大きく重心が高いので重い物を載せていない このままでも不安定を感じています。壁などにしっかりと固定して使用する必要があります。
H540mm W550mm D 310mm(棚板をたたむと220mm) ダークオイル塗布 残念ながらオール桐とは いかなくて後ろ板は有り合わせの化粧合板張り。
折りたたみ部分の強度が弱そうなのが心配です。
仮組み立て中の展示棚 高さ540mm 幅は手前のが650mm 奥が550mm 奥行きは210mmですが100mmほど増やして300mmにするつもりです。なるべく軽いのがよいので桐材を使います。10年ほど前に粗大ごみに出すという かなり傷んでいた古い桐のタンスを戴いてバラして取っておいた材料の再生利用です。上下逆さにして裏側になる面です。引手金具を取り外した穴はそのままです。鍵金具は外すとダメージが大きくて修復が大変なので付けたままにします。
引手金具を外した穴は裏側になって見えないのでそのままで鍵金具は外さずそのまま使います。展示効果が上がるとよいのですが。
プラスチック製品や東南アジア製品の席巻で苦戦を強いられている木製カトラリーですが そのなかで善戦しているのが お箸。といっても使い捨ての割り箸が主ですが漆塗り(漆塗り以外の塗り箸も)のお箸も健闘しているようです。
上野村の「ウッデー上野村」の銘木工芸館で購入した 木製お箸 五膳セットです。 今年になってからのクラフトフェアーで「 お箸はつくらないのですか?」と お客さんからき聞かれたことがありました。「あんなの作っても面白くもなんともありませんから・・・・・・」とお答えはしましたが この際 お箸事情を知っておこうと思ったので 参考品として購入しました。 樹木名は花梨と杉は合っているようですが一位と欅は明らかに違っています。たまたまこのセットが間違っているのかな? と他の袋を見たら全部同じでした。鉄木(フリガナは「てつぼく」となっています)となってるのは鉄刀木(タガヤサン)のことかな? でも私には鉄刀木に見えません。びっくりするのはその価格です。なんと五膳セットで600円。作る気をなくす充分な価格です。裏を見ますとベトナム製でしたが見かけでは丁寧に作られているようです。こんなのを「ウッデー上野村」で販売しているのにもびっくりでした。たぶん 上野村の木工家は お箸作りなんかしないのでしょう。
ここのところ銘木の端材が増えていますので 「銘木で勝負」で お箸作りを試してみようと思案中です。まずは最近では粗面取りぐらいしか使っていない手鉋の調整から始めるようですね。
追記 (10月5日) 10月2日 午後9時台テレビ東京(7チャンネル)の「タケシの日本のミタカ」で木製お箸作りが放映されていました。年配の職人さんが健闘していました。アートを超える?職人技。手鉋が使えない木工は日本の木工とは言わない。
98cm角の独楽台です。今まで使っていた台は縁材を15mmの楢の乱尺フローリング材で底板は12.5mmの構造用合板で補強材も使って頑丈ですが重いのが欠点でした。新台は縁材を廃材の桐材で底板は9mmにして補強材はなしで 軽さ重視です。一回塗ったところです。桐材はとても軽いのですが壊れやすいので心配ではあります。
絵画の収納庫の仕切り柵をリクエストをいただいて旋盤を離れての木工作業です。しばらくぶりで使う下積みになっている道具を引っ張り出して埃や錆びを落として作業準備をします。簡単な仕切りで作るのは簡単ですが斜めの天井にスペースを狭めないで どうやって取り付けるのかが問題です。
クラフトフェアー展示棚の棚板作りです。 20cm位の幅の薄板が必要なのですが そのために購入するのも勿体ないので 使う当てのない在庫残材の檜の貫材を接ぎ合わせることにしました。ジョインタービスケットが種切れでしたので近くのホームセンターに行ってきました。
本物のテクナツールのラメロが出ていました。 ラメロと言えば ビスケットジョインターの代名詞で ずいぶん昔々 とても欲しかったのですが あまりにも高価で何度も諦めたことがありました。 最近は品揃え数があまり多くない近くのホームセンター にでもラメロビスケットがあるんですね・・・・・・・・・。
担当者に聞いたら ずいぶん前から出ているんだそうです。知らなかった!(笑) マキタのでもピッタリで使えますが ラメロは かなり高いのは しかたがないか。
汗だくで加工終了。防腐塗料を塗りたくって乾きを待ちます。乾いたら設置します。
現場で2本合わせにします。1本でも持ち上げるのがやっとで 2本合わせでは 情けないことに持ち上がりません。(^_^;)